青山十三のレビュー一覧

  • 恋の靴音

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    ▼あらすじ
    高級洋靴店に勤務する住田が出会ったのは、靴のかかとを踏んだ生意気な高校生・藤澤。
    高級靴を荒く扱う藤澤に怒る住田だったが、彼がかかとを踏む理由を知ってしまい──…。
    表題作の二人の話のほか、3カップルの話を収録。
    恋する靴屋シリーズ!

    ***

    待望の靴屋シリーズ第二弾!…な、筈なのに気が付いたらホストの話になってて読み終わってから「あれ?」って気が付きました(笑)
    靴と関係があるのは表題作のみで、あとはサブキャラ達の過去だったり未来だったり…とりあえず表題作以降は靴は全く関係無いお話だったのでちょっぴり残念。

    個人的にはやっぱり表題作が一番面白いと感じました。
    何より靴に

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    2020年03月08日
  • 逃げたヒツジの捕まえ方

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    角人種が生まれる架空の世界、現代の話だが、角はファンタジーさの象徴なだけで、シリアスに考えるとある意味怖い話だ。人と違う姿で生まれると言う事の「少数派」が感じる怖さ。「転校生のツノイ君には角が生えている」なんて…そこまでしないと怖い世界に彼らはあるんだ、と。この学生同士で知り合って…と言うツノイ君と緒方の話をがっつり読みたかった…緒方の前から突如姿を消したツノイ君が研究と評して如何なる目に遭っていたのか。失った腕の描写だけでもずーんと来るのだが、青山さんはその辺の「痛い」所を描く作家さんではないんだなぁ…それにしても絵が上手い方だ。

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    2014年08月15日
  • 逃げたヒツジの捕まえ方

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    表題作は、角のある覆面天才数学者(ゲイ)の話。
    スクープを狙う記者が、家に転がりこんで
    無理やり同居。草食獣なんてぺろりと食って
    堕としてやろうと思うが恋におちて…?

    数学の式を解くシーンがきれいで、素敵。
    世界観がしっかり作られていて、良かったなぁ。

    併録作品がちょっとしっくりこなかったのが
    残念。

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    2014年08月14日
  • 逃げたヒツジの捕まえ方

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    1冊まるまる角の生えている『有角人』たちと人間の話。オムニバスではなく、時代も国も異なるけれど「人間と有角人が一緒に住んでる世界のお話」
    どれも切なくて優しい物語。人と共存していても、少数種の有角人は珍しがられたり注目されたり、時には実験の対象にされたり…。結局のところマイノリティの生きづらさはどんな世界でもあるんだよね。人間は排他的過ぎる、それが現実…。

    表題作だけが連載作品。表紙はここに出てくるイーライという天才数学者。イーライの秘密を暴きにきたのが記者のヒデ。この二人が惹かれ合うんだけど…うーん、なんだかあまり共感できず★ ヒデがイーライの事を懐柔して独占インタビューしようと企てるのが

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    2014年07月30日
  • 逃げたヒツジの捕まえ方

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    ツノに惹かれて購入。有角人が存在する世界の話詰め合わせ。ツノ的には羊が好きだけど、話的には『転校生のツノイ君には角が生えている』が好きだった。ハッピーエンドだけど、切ない…。『キラキラのキミ』も好きだったな。かわいくて和んだ^^

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    2014年07月30日
  • 恋の靴音

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    ネタバレ

    「恋の誘惑」から読み始め、「つま先」を読んで、最後にこちらを。
    靴屋シリーズを期待して読んだら、靴屋さんの話は最初だけなのですね。
    矢張り、最初の話が一番萌えました。
    しかし、この靴屋さん、店員がほぼゲイって(笑)
    住田さんは最後の砦的な感じだったのに、破られてしまった。
    他は、鷹場さんの義理の弟さんの話と、新宿くんのホスト時代の同僚二人の話。二人のうち片方のヒカルさんは、本当同僚というだけで靴屋さんのお話とは全く被らないかも。もうひとかたは、新宿くんが飲んでたお店のママ(?)です。女装に目覚めちゃったって事??

    で、ただ甘い話も乙女ゲー的なベタ惚れされる話も得意ではない筈なのに、何故靴屋さ

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    2014年07月13日
  • ダメBL

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    ダメじゃない!ちっともダメじゃないです!! 
    じじぃBLなんてもうグッときちゃったじゃないですか!!ロボットBLだって萌えましたよ?ワタシ。  
    王道も大事だけれどちゃんとベースがある外道(ダメBL)もきちんと萌えられると実証されたんじゃないかしら?w

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    2013年09月17日
  • 恋の靴音

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    帯とタイトルにだまされた感。
    大好きな靴屋がシリーズになったか!と思ったのに……残念ですwww 
    ほかの収録作も靴屋と繋がってはいて(かな~り細い糸だけどw)それぞれよかったんですが、期待してたのはガッツリと靴屋なわけで……。
    や、うっすらと繋がってる以上はシリーズって言ってもいいのかもだけど……。

    靴屋が好きすぎて今はこんな感想しか上げられない。
    ちょっと落ち着いてからもう1回読みなおしてみるよ、うん。だって嫌いじゃないんだ。

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    2013年09月11日
  • ステイルメイト

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    本編も素敵だったんだけれど……あれさね、擬人化が全てを持って行っちゃったよねwww 数字とか…高レベルすぎるwwwww

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    2013年09月11日
  • 女装男子アンソロジー Syrup![bitter]

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    こちらはタイトル通りビターな感じ。
    一筋縄ではいかなさそうな女装男子がいっぱいでした。
    かわいいんだけどね。それだけじゃないぞ、とw

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    2013年09月09日
  • 蜜家族【電子限定SS付き】

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    苦労人でしっかり者だった優等生の受けがいきなり人格が変わる
    変貌したあとは最後までただやってるだけのお話
    なんかもう話しに無理がありすぎてエロ専好きにはおすすめかも
    ★3つけたけど本当は★2.5くらい

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    2013年09月02日
  • 眠り姫とチョコレート

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    好きなタイプの攻めでした♪ 実はもっと前から好きだった!っていう展開のがもっと好みだったけれど、めちゃめちゃ懐の深い攻でしたね。 だからなのか若干なかなか煮えきれない受けにイラっと来てしまいましたけれど・・・。

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    2013年06月01日
  • 恋のつま先

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    ネタバレ

    2組足して2で割って☆3.5みたいな。
    品川さん好きなんだけど新宿うるせーwwあと最初にちゅーされそうになったときもうちょっと抵抗…というか嫌がっても良かったんじゃないかな!と。ちょっと流されやすい子みたいに見えてしまいますよ品川さん…。

    四谷と鷹場さん好き~なんか四谷のキャラとノリがすごくいい。鷹場さんもくさいこと言うというか、四谷も言ってるけどそれが似合うけど、四谷も割とまっすぐ恥ずかしいこと言ってるよね///天然なの?///そんな2人が好きです。

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    2013年03月19日
  • 恋の靴音

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    ネタバレ

    靴屋さん続編(スピン)きたー!!!!!と思ったら最初だけ…だった…靴屋さんシリーズ好きなので残念…。でもあとがきにみんなの未来とか過去とか書いてあって「ある意味スピンなのかな?」とは思いましたが…

    靴屋さんに王子にホスト。ホストのみきひさのお話よかったなーくさかったけどw乙女ちっくな感じで若干恥ずかしかったけど、BLだから読める…!青山さんの作風だから受け入れられる…!まっすぐに気持ち向けてくる子は攻めでも受けでも可愛いなあって思います。

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    2013年03月03日
  • 恋の靴音

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    『恋のつま先』の靴屋シリーズ! と思ったら、最初の一話のみ…だよね(´・ω・`)? 靴屋さんの「イイ男がかしづく姿」が見たかったのでちょっと残念★

    青山さんの漫画は、台詞とかモノローグがちょっと乙女チックで読んでいてこっぱずかしい時があるんだけど(笑) 妙にキラキラしてるというか、こっちも頬染めちゃうよ?みたいな。
    でも、前向きな話が多くて優しい気持ちになれるのが良い。 今回の4カップルもイイ味出してた♪
    靴屋の住田×高校生の藤澤が一番好みかな〜。 過保護に甘やかしながらデレている住田が好き(笑)

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    2013年03月03日
  • 眠り姫とチョコレート

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    作家買いしたものの、な感じ。サブキャラに覚えがあった理由はあとがきで判明。朝南かつみさんの訃報を1年遅れで知ったきっかけにもなった。

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    2013年02月03日
  • ステイルメイト

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    青山さんのデビューコミックス。 描き慣れた感じで最初から安定感バツグンだったのね。
    表題作は、実の叔父×甥っ子がチェスを通してくっつく話(身も蓋もない…) なんだろ、BLはファンタジーなので普段は近親モノもあまり気にならないんだけど、この話は妙にリアルで背徳感が怖かった(≧◇≦) 本人たちは開き直ったら平気そうでイチャイチャしてたけど(苦笑)

    収録作の幼少期の思い出カップルの話と、ネコ耳高校生の話のが好みだったなぁ。 どうも青山さんのキャッキャしてる可愛いキャラ達の話が好きみたい。
    擬人化の漫画も面白かった! 青山さんがキャッキャしてて(笑)

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    2012年12月25日
  • みつきにいちど

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    どの話か一話を、じっくり描いてくれたなら中に入り込めそうだったけど
    短編集だからか、どうしても表面をなぞるだけって言う
    印象になってしまっていたような。残念。

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    2012年11月24日
  • 恋のつま先

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    初めて読んだ青山十三さん作品。 男性が男性の前に跪く職業…盲点だったけどイイ、すごくイイ(≧∇≦)
    高級洋靴店で繰り広げられる2つの恋模様。 二人一組で接客にあたる販売方法のサブをする主任が美しくて眩暈がした(*´Д`) 職業BL好きだけど、所作や様式美的に「デキる男」の佇まいが加わるとなんて色っぽいのかしら…。

    ストーリーは直球勝負で読みやすいし、キャラも個性的で楽しかった♪ スーツ姿で仕事をするストイックさと裏腹に、エロも結構ガッツリ入ってて読み応えのある一冊。

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    2012年11月02日
  • ダメBL

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    個人的には全作品「何がダメなのか」分からないけど、商業的にダメな理由を読むとそれなりに理解できる。理解はできるけど、でもあまり納得はいかない。書きたいもの書きたいなら同人誌でやってね、ってことなんだろう。
    商業作家は「書きたいもの」だけでなく「読まれるもの」もちゃんと追究しなければならないんだという面が垣間見える、そういう点でも面白いアンソロジー。
    これを読むと、BLという世界は意外にも(それともやはり?)保守的なんだと思わされるけど、世の中そんなに王道好きな人が圧倒的多数なの?と私自身は思ってしまう。受は受らしく、攻受絶対固定、登場人物は共感しやすい日本人で、死にネタなんて言語道断!っていう

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    2012年09月22日