青山十三のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1冊まるまる角の生えている『有角人』たちと人間の話。オムニバスではなく、時代も国も異なるけれど「人間と有角人が一緒に住んでる世界のお話」
どれも切なくて優しい物語。人と共存していても、少数種の有角人は珍しがられたり注目されたり、時には実験の対象にされたり…。結局のところマイノリティの生きづらさはどんな世界でもあるんだよね。人間は排他的過ぎる、それが現実…。
表題作だけが連載作品。表紙はここに出てくるイーライという天才数学者。イーライの秘密を暴きにきたのが記者のヒデ。この二人が惹かれ合うんだけど…うーん、なんだかあまり共感できず★ ヒデがイーライの事を懐柔して独占インタビューしようと企てるのがこの話の始まりなので、個人的に信用ならなくてヒデが好きになれなかったのが敗因かな…
あと、イーライがヒデを好きになる過程が微妙で納得できず残念( ・3・)
イーライは可愛いけど、他の作品の方が 好みだったかな。
鬼の話が一番切なくて、巻角の子の生え代わりの話が一番キュンキュンした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「恋の誘惑」から読み始め、「つま先」を読んで、最後にこちらを。
靴屋シリーズを期待して読んだら、靴屋さんの話は最初だけなのですね。
矢張り、最初の話が一番萌えました。
しかし、この靴屋さん、店員がほぼゲイって(笑)
住田さんは最後の砦的な感じだったのに、破られてしまった。
他は、鷹場さんの義理の弟さんの話と、新宿くんのホスト時代の同僚二人の話。二人のうち片方のヒカルさんは、本当同僚というだけで靴屋さんのお話とは全く被らないかも。もうひとかたは、新宿くんが飲んでたお店のママ(?)です。女装に目覚めちゃったって事??
で、ただ甘い話も乙女ゲー的なベタ惚れされる話も得意ではない筈なのに、何故靴屋さんシリーズがこんなに好きなのか考えてみたのですが、皆が靴を大好きだからでした。
何か物に対して、異常に愛情を注ぐ話が好きなのです。
まあ、だからオタクなんですけどね(笑)
あと、鷹場さんみたいな、不屈のセレブ攻めも好きです。
鷹場さんも妬くけれど、別れるとか全く考えてないので大好きです。
これはこれで面白かったけれど、靴屋シリーズを期待していたのとホストが不得手なので、☆一個マイナスで。
また続き、描いて下さらないだろうか。 -
Posted by ブクログ
青山さんのデビューコミックス。 描き慣れた感じで最初から安定感バツグンだったのね。
表題作は、実の叔父×甥っ子がチェスを通してくっつく話(身も蓋もない…) なんだろ、BLはファンタジーなので普段は近親モノもあまり気にならないんだけど、この話は妙にリアルで背徳感が怖かった(≧◇≦) 本人たちは開き直ったら平気そうでイチャイチャしてたけど(苦笑)
収録作の幼少期の思い出カップルの話と、ネコ耳高校生の話のが好みだったなぁ。 どうも青山さんのキャッキャしてる可愛いキャラ達の話が好きみたい。
擬人化の漫画も面白かった! 青山さんがキャッキャしてて(笑) -
Posted by ブクログ
個人的には全作品「何がダメなのか」分からないけど、商業的にダメな理由を読むとそれなりに理解できる。理解はできるけど、でもあまり納得はいかない。書きたいもの書きたいなら同人誌でやってね、ってことなんだろう。
商業作家は「書きたいもの」だけでなく「読まれるもの」もちゃんと追究しなければならないんだという面が垣間見える、そういう点でも面白いアンソロジー。
これを読むと、BLという世界は意外にも(それともやはり?)保守的なんだと思わされるけど、世の中そんなに王道好きな人が圧倒的多数なの?と私自身は思ってしまう。受は受らしく、攻受絶対固定、登場人物は共感しやすい日本人で、死にネタなんて言語道断!っていうのは、ともすればあまりにも定型化し過ぎていて、かえって創作の幅を極端に狭めているように思えてならないわけだけど、それでもそれが「商業」という枠だというなら、世の中それを求めている人が多くいる、ということなんだろうか。本当に?
たとえどんな設定でも、それが作品として、一つの読み物として完成していて面白ければ、読者は必ずいると思うんだけどなぁ。それに、そういった作品を書き上げてみせる作者の技量、みたいなのにも、今後のBL世界に期待してみたいところ。既に意欲的な作品を描く作家さんもみえるわけだし。