緑川聖司のレビュー一覧

  • あなたのとなりにある不思議 ぞくぞく編
    いろんな作家の作品が一冊になっている本の良いところは作家との出会いがあること、悪い点は短編ごとに気分が途切れてしまうことでしょうか。
    どれも良作なので興味のあるタイトルから読むのもいいかも。血とか髪の毛とか白い影とか、そういう分かりやすいホラーは一切ないので、タイトル通りのぞくぞくがわかるかどうかは...続きを読む
  • 晴れた日は図書館へいこう 物語は終わらない
    大好きなシリーズの完結編。
    寂しくもあるけど、きれいに着地も決まりましたね。誰も仲間外れにはしない、誰もが自分の距離感でかかわっていられる、そんな朗らかで優しい空気を感じた物語。

    作中の架空の物語、『しおりの物語集』?としていつか読めたりしないかな。
  • 晴れた日は図書館へいこう 物語は終わらない
    見事な大団円だった。
    しおりちゃん、大きな1歩だ!
    クラスメイトと一緒に友達の母親がお勧めしたかった本を探す話もすごくよかった。
    登場するたくさんの本がどれも面白そうに描かれていて、読んでみたくなる。残念なことに、大部分は架空のもののようだけど。(がっつり検索してみたw)
    シーズン2で、しおりちゃん...続きを読む
  • 晴れた日は図書館へいこう 物語は終わらない【試し読み】
    かわいい物語だなと思いました。本にまつわることが詰め込まれた物語なので、本という本が好きな人にこそおすすめです。
    ただ主人公が小学5年生ということは本の対象年齢も小学校高学年だと思うのですが、些か漢字が多いのでは、とは思いました。自分が大人だから感じるだけでこんなものかな。
  • てのひら怪談 ずっとトモダチ
    子供向けだけど容赦なく怖い。舞台が小学校になってたり主人公が小学生なだけで内容はガチなホラーだった。
    むしろ子供がひどい目に遭うのが苦手な人には大人向けホラーよりずっときついかも(基本的に想定読者と同年代の小学生が怖い目に遭うので)

    ホラー作家の皆さんは大人向けに書いてるときと同じくらいの出力出し...続きを読む
  • 萬屋怪談録 彼岸村
    緑川聖司作家と言えば現在中学生の姪っ子が小学生の頃に憧れてた作家さんだーと思いながら読んだ。
    関西のはなしが多く、なんとなく土地勘みたいなものがあると余計面白かったりする。
    心霊相談されている大阪の北部にある私立大学の学生街で占い師してるLさんとか、めっちゃ気になるし見に行きたいとか笑

    面白かった...続きを読む
  • 終わらない怪談 赤い本
    怖かったけど面白かった!
    主人公が死にそうになって危ないと思った。
    もしあのとき未来を見ていたらすごくヤバかったと思う
  • 図書室の怪談 魔女の七不思議【試し読み】

    どんどん先へ読みたくなる

    学校と怪談を組み合わせる定番の筋に沿っていますが、魔女の正体を暴こうとする守人たちは勇気があると思います。結論はネタバレ防止のためここでは伏せますが、七不思議の内容や、魔女の意外な正体など、見所は満載に用意されていて興味が湧く要素も多めに取り入れていると感じました。
  • 図書室の怪談 黄泉の本【試し読み】

    構成が上手

    さまざまな箇所にホラー感を増大させるような描写を巧みに配置しており、最後まで目が離せない内容の作品でした。子供が読む事を考えて比較的レトリックに拘らない簡潔な文とイラストが採用されていて、よく考えて構成されているなぁと感じました。主人公の勇気は大したものです。
  • 怪を語れば怪来たる 怪談師夜見の怪談蒐集録
    おもしろかったー!
    不動産屋ろくでもないなと思ってたけど、予想以上にろくでもなかった。
    続編出て欲しいなー
  • 晴れた日は図書館へいこう 夢のかたち
    とても読み心地の良い作品。
    3作目ですが、どんどん良くなってる感じ。
    4作目もありそうなので、気長に、楽しみに待っております。

    ところで本書に出てくる架空の本がまた面白そう。
    ぜひとも実際に創作してもらいたいなーと願わずにはいられません。
  • 晴れた日は図書館へいこう 夢のかたち
    大好きなシリーズ。本が心の拠り所になってる人間は案外多い。司書は接客業なんです!しおりちゃんの将来の夢が小学生の時の私と一緒で嬉しかった。
  • 笑い猫の5分間怪談(8) 悪夢の化け猫寿司
    一気に読んだ!おもしろかったーーー。
    ちょっと怖いけど、笑えるところもある。2歳なら多分泣く。
    好きなキャラクターは、鈴村ミサキや三池タクト、笑い猫、、、みんな!
  • あなたのとなりにある不思議 ぞくぞく編
    ぼくはこわい話が好きなのでこの本にしました。この本は、こわくてきょうみがでて、おもしろいです。こわい話がきらいな人でも、おもしろいのでぜひ見てください。
  • 終わらない怪談 赤い本
    ・この本には、主人公のストーリーがあります。少女が赤い本を手にして、赤い本を読み進めていくと、少女の周りでも赤い本と同じような恐怖が起こります。
  • ついてくる怪談 黒い本
    ある少年が黒い本という怪談を見つけ、読み進めるうちに少年のまわりでも本の内容と同じことがおこりはじめるという話なんだけど、次になにがおこるのかを考えるとゾクゾクしておもしろいので、オススメです。
  • 怪談収集家 山岸良介の帰還
    主人公の少年が、世の中の怪談が本物かどうか調べる話なので、怪談がたくさんでてきます。怪談やようかいがすきな人もきらいな人も、だれでもおもしろいと感じる作品です。
  • 番外編 つながっていく怪談 呪う本
    怪談の本。
    主人公たちが「呪う本」を読むと廻りで同じようなことが起こりはじまる。最後には物語がつながるところが面白いです。
  • 晴れた日は図書館へいこう
    本を愛するひとびとの、日常のなかの穏やかな交流を描いた作品。自然体で、奇を衒っていないところに、ほどよい温かさを感じた。

    主人公の女の子は小学生にしてはかなり大人びているなと思ったけど、ぼく自身、たまにこういう大人びた女の子の話を耳にするので、なんだかリアリティを感じたなあ。
  • 晴れた日は図書館へいこう ここから始まる物
    シリーズ2作目。
    主人公が小学生なので子供向きかと思いきや、なかなか、しっかりした日常ミステリーで、十分楽しめました。