緑川聖司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いろんな作家の作品が一冊になっている本の良いところは作家との出会いがあること、悪い点は短編ごとに気分が途切れてしまうことでしょうか。
どれも良作なので興味のあるタイトルから読むのもいいかも。血とか髪の毛とか白い影とか、そういう分かりやすいホラーは一切ないので、タイトル通りのぞくぞくがわかるかどうかは読解力と繊細さ次第かも。笑
本の小ささと文章量に物おじしないのなら小学4年生ぐらいから読めるんじゃないかな。
イラスト:表紙とタイトルロゴで損をしているなあと感じる。確かに内容とリンクしたものになっているが、内容をまだ知らない人間からするとごちゃごちゃして見にくいだけだし、内容が分かってから見ても -
購入済み
かわいい物語だなと思いました。本にまつわることが詰め込まれた物語なので、本という本が好きな人にこそおすすめです。
ただ主人公が小学5年生ということは本の対象年齢も小学校高学年だと思うのですが、些か漢字が多いのでは、とは思いました。自分が大人だから感じるだけでこんなものかな。 -
Posted by ブクログ
緑川聖司作家と言えば現在中学生の姪っ子が小学生の頃に憧れてた作家さんだーと思いながら読んだ。
関西のはなしが多く、なんとなく土地勘みたいなものがあると余計面白かったりする。
心霊相談されている大阪の北部にある私立大学の学生街で占い師してるLさんとか、めっちゃ気になるし見に行きたいとか笑
面白かったはなし。
『笑顔』
『あれはあかん』
『ひっぱられる』
『こっくりさん』
『待合室』
『人形』
『Hさんの話』
『しおり』
『肝試し』
『ほんとはいる』
『こっくりさん』の訳のわからない言葉をKさんとHさんがわかるところは怖すぎると思った。取り憑かれていたんですかね。
『待合室』の二度と見つからな -
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