緑川聖司のレビュー一覧
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ネタバレ子どもの頃読んでいた児童書を久々に調べたら完結していたので、子どもの頃読んだ続きを読み始めた、その1。
このシリーズは基本的に単行本ごとに主人公が異なるが、どれも色の名前の付いた怪談の本を拾い、読み進めるにつれ本と同じ怪談を体験する物語だったと記憶している。
けれど、今回は最初こそラジオで追体験のミスリードはあったものの、怪談として語られるのはお寺での百物語で、集まった人がそれぞれに金にまつわる怖い話をしていく物語だった。
怪談の話数がシリーズの他のものと比べても多く、メインストーリー自体は薄味だったものの、雨宿りに訪れた歳も性別もバラバラの人たちが幽霊寺で百物語をするという世界観には -
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ネタバレ従兄弟を事故で失い、失意に沈む楓。突然の別れを受け入れきれず、悲しみの日々を過ごしていた。その日も宛もなく校内を歩いていた楓は図書室で死者を呼び出すおまじないを見つけ、実行しようと試みる。それが全ての始まりだった。
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前回の巻から舞台と主人公を変えた図書室の怪談シリーズ第二段。
従兄の克己をひき逃げ事故という最悪の形で失った楓はいまだにそのショックから立ち直れず、鬱々とした日々を過ごしていた。
その日も何とか授業をこなしたものの、何をする気にもなれず、あてもなく図書室をぶらついていた。ふと、一番奥の本棚の前に水色のファイルが落ちていた。中には、昔作成された学級新聞がファイリングされて -
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本の怪談シリーズで1番怖くなくて、1番怖い本。
物語の最後に学校の怪談が大集結してドタバタする展開がすごく楽しいし、「迷子の金次郎」や「ろうかを走ってはいけません」など思わずクスッとしてしまう話が入っているため、シリーズの他の本と比べるとあまり怖くない。
だけど第十八話「黄色い本」は初めて読んだ時すごく衝撃的だったし、シリーズの中で1番ゾクッとした。
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「学校の怪談コンテスト」に応募する怪談をさがすため、学校に伝わる怖い話を検証することになったわたし。
怪談って、怖いだけじゃないのかも……?
摩訶不思議体験をお届けします。 -
Posted by ブクログ
寺の跡継ぎだった兄がいきなり失踪いたため、一時的に副住職にならざるを得なくなった大学生の寺にまつわる日常系ミステリ
お寺の住職って代々継ぐものと思いこんでたけど、そういえば総本山から派遣されるものだったなぁと思い出した
今の時代、檀家の数は減っているんだろうけど、お寺はまだまだ丈夫だよね
霊の存在については僕の解釈としても同感
霊魂の存在や幽霊の顕現については不明だけど、「幽霊を見た」「幽霊がいると信じてる」のはそれぞれ個人の問題
まぁ、それを解決してくれるんだったらスタンスはどうあれ、寺の価値はあるよね
ちなみに、解説でも指摘している通り、解決していない問題があるので続編があるとは思う