緑川聖司のレビュー一覧

  • 晴れた日は図書館へいこう

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    軽やかで爽やかな気持ちになりました。本が好きな子って、いいね。愛らしく思いながら、ふんわりした気持ちで読めました。休日に読むのにぴったりだね。作中の言葉、
    『言葉はわたしたちの、剣であり、盾であり、食事であり、恋人である。
    言葉は時に、剣を防ぎ、盾を壊し、食事を隠し、恋人を奪う。
    あなたが言葉の海に漕ぎ出す時には、言葉は船にもなるだろう。
    あなたが言葉の空に飛び出す時には、言葉は羽にもなるだろう。
    そして、いつかあなたが新しい世界に旅立つなら、
    言葉の川を言葉の端で渡り、
    言葉でつくられた扉を、言葉の鍵で開けるだろう。』

    本は新たな世界への扉で、考えることがその扉を開ける鍵なんだろうな。いい

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    2015年11月08日
  • 福まねき寺にいらっしゃい 副住職見習いの謎解き縁起帖

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    お寺さんの仕事の一端が見えるのは面白いですね。物語のテンポもいいので、さくさく読めます。
    兄の失踪で急遽副住職を押しつけられる主人公ですが、そんな理不尽とも思える状況に腐ってないところがいいですね。そんな主人公の人柄も、この物語を支えてます。

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    2015年07月08日
  • 海をこえた怪談 銀の本

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    前に読んだ本なのでよく覚えていませんが、ある男の子が城に隠された『銀の本』を見つけて、守る話です。(もちろん怖い話も入ってます。)一番怖かった話は
    ある家族の赤ちゃんが悪魔の赤ちゃんがすり替えられる話です。普通の赤ちゃんはミルクを飲むのですが、悪魔の赤ちゃんは、酒を飲むのです。想像したらとても怖いです。

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    2015年05月04日
  • 追ってくる怪談 緑の本

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    この緑の本と青い本の主人公は双子の、姉弟で山岸良介という人物が登場します。この山岸良介さんが出てきて、とても気になっています。山岸良介さんはこの本になんの関係があるのでしょうか…。

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    2015年05月04日
  • 学校の怪談 黄色い本

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    学校にまつわる話がたくさん詰まっていました。自分の学校にもこんな話があるならちょっと怖いな。と思った。赤い本とこの黄色い本の主人公が同一人物だったのがビックリしました。

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    2015年05月04日
  • 呼んでいる怪談 青い本

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    赤い本などいろいろな種類がありましたが、青い本は弟(空生)と同じ名前の本だったので興味がありました。

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    2015年05月04日
  • 終わらない怪談 赤い本

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    ネタバレ

    これ小野不由美さんの怪談話と同時に読んだんだけど、自分がどうして怪談が好きなのか、あらためて気づかされた。よくできた怪談って、話の筋立てがちゃんとしてて、オチが間違いない。それに加えて怖さという娯楽を十分に提供できる上手い書き手による怪談だったら、そりゃ面白いよな、とつくづく思った。

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    2015年04月25日
  • ついてくる怪談 黒い本

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    ネタバレ

    いわゆる学校の怪談、という類の話だけど、怖い!児童書だからって関係ない。よくあるシチュエーションの怖い話でも、連打連打でくるとほんとに怖い。
    もってまわった書き方や余計な描写がなく、シンプルな文体が、かえってストレートに怖い話にしてる。これも児童書だからこそだろうけど、やはり話の構成といい、作者の上手さを感じる本だった。

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    2015年04月25日
  • 晴れた日は図書館へいこう ここから始まる物

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    1作目に続き、優しい気持ちになれる本。

    そして、最後の番外編を見て改めて思ったけど
    たくさんの本に出会うってことは
    たくさんの人に出会うってことなんだなぁ

    わたしも、たくさんの本と出会いたいし
    それでたくさんの人と出会えたらいいな♪

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    2014年10月23日
  • 晴れた日は図書館へいこう ここから始まる物

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    シリーズ2作目にして、ストーリーを支える小さな謎たちが、とても素敵になりました。ひとつひとつが…とにかく素敵です。

    短編の連作としての深みも、登場する人たちがそれぞれの短編の垣根を越えて繋がり始めたことで増してゆく感じがします。ひとりひとりのキャラクターや服装、話し方までくっきりと映えてきて、まるで長編ファンタジーのようにのめり込んでしまいます。

    今回のお勧めは「幻の本」。ぶわっとこみ上げてきました。

    そうそう、この本の副題にもひとつの物語が。これもじんわりと沁みました。

    本が好きであることって、幸せですね。半世紀を超えて生きてきましたが、こんな素敵な本を素敵だと思える自分が、自分の中

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    2014年06月05日
  • 晴れた日は図書館へいこう

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    特に伏線やトリックがすごいわけでも、劇的な展開があって盛り上がるわけでもないですが、こういう日常ほのぼのミステリ系で登場人物が素敵な本は読後感がすごくいいですね。

    この本もそういう読後感が味わえました。

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    2014年02月23日
  • 晴れた日は図書館へいこう

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    司書さんて、大変なんだなぁ。

    どんな仕事でも、苦労することや辛いことがあると思いますが、司書は本当に本が好きでないと出来ない仕事なんですね…。


    2014.02.12

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    2014年02月12日
  • 晴れた日は図書館へいこう ここから始まる物

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    日常の謎。でも、謎自体はたいしたことがなかったり、強引だったり。ミステリーとして読むのではなく、主人公の成長や周りの人々の暖かい言動でほっこりするのがこのお話の楽しみ方かな。

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    2013年12月05日
  • 晴れた日は図書館へいこう

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    こんなほのぼのとした話がちょうど読みたかったのかもしれない。とても読みやすかったせいもあり一日で読んだ。本をもっともっと読みたくなった。

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    2013年10月07日
  • 晴れた日は図書館へいこう ここから始まる物

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    安定しておもしろいです。本好きな方には是非。
    前作に引き続き、主人公を中心として人の輪が広がっていく感じがいいです。2冊で春夏秋冬、1年を描ききりましたが、これはこのまま続けていって欲しい。主人公の成長を見守っていきたい、と思えるシリーズです。

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    2013年09月11日
  • 晴れた日は図書館へいこう

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    タイトルに惹かれ、序章を読んで気に入りました。
    さっと読めて・・・読み終わったあと、さわやかな感じになりました。さすが児童書。
    続編が出ると噂で聞いたので、続編も買いたいですね~

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    2013年08月18日
  • 晴れた日は図書館へいこう

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    いい話でした。
    登場人物が少し優等生過ぎたかな
    主人公の家庭環境の設定が生きてない感じがした。
    もう少し、複雑な感情が表現されているともっと良かった。

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    2013年08月18日
  • 晴れた日は図書館へいこう

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    子供が主役の日常の謎系のお話なので、血なまぐさいこともなく、
    どんより重いところもなく、ほんわかしていてほっとするお話。
    9月には「2」も出るようで、とても楽しみ。

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    2013年07月24日
  • 時をこえた怪談 金の本

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    遊んでいて日が暮れて、慌てて従兄弟の運転で帰路についたは良いものの
    大雨に見舞われて、にっちもさっちもいかなくなってしまった車内。
    そして、カーナビで見つけた寺へと足を運んでみたら…。

    車内から、もうすでに怪しげです。
    ラジオからは、今の状態に似たような怪談話が流れてますし
    辿りついて平和になったかと思ったら、怖い話合戦。
    とはいえ、それほどおどろおどろしいものではないです。
    が、ほんの少しな長さではありますが、想像をかきたててくれます。

    百物語ではないので、そんな小話が百も載ってはいません。
    ちょこっとした所で話は終了。
    本筋? が進んで終了、となります。
    そして最後の選択…。
    より一層

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    2012年10月04日
  • 終わらない怪談 赤い本

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    子どもたちに「怖い本が読みたい」と言われることがよくあります。緑川聖司さんのこのシリーズ本は、どれもはずれがない。1ページ読み始めると止まらなくなってしまうのです。本を読むことの想像力をおおいに引き出してくれる本です。

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    2011年11月06日