平田竹男のレビュー一覧

  • 世界資源エネルギー入門―主要国の基本戦略と未来地図

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    世界各国のエネルギー事情を丁寧に解説している。高校地理の授業を思い出しながら読んだが、化石燃料や再生可能エネルギーの生産事情が大きく変化していて驚かされた。
    特に、この20年間でロシアが巨大なエネルギー大国になっていたことは衝撃だった。ひたすら国内の資源開発を行ったプーチン大統領の成果でもある。巨額の戦争資金になったわけだ。
    また、エネルギー資源について考えると、産油国のように「採れる場所」に注目しがち。次に、欧米諸国のような「消費地」のイメージである。今回はこれらの内容よりも、エネルギーの運搬経路という新たな視点を学ぶことができた。例えばパイプラインのハブみたいな場所や、チョークポイントであ

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    2023年09月26日
  • スポーツビジネス 最強の教科書【第2版】

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    早稲田大学スポーツ科学学術院のスポーツ研究科教授である平田先生は間違いなくこの分野の第一人者です。スポーツビジネスの成功には「トリプル・ミッション」すなわち、①勝利、②普及、③資金の3つを好循環させることが不可欠であるということを提唱されています。(確かにその通り)この本では欧米のスポーツビジネスの成功例を具体例に上げて解説していますので、スポーツビジネスに興味がある人はまず読んでみることをお勧めします。第2版が出ているくらいですから、それなりに売れている本だと思います。

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    2022年06月21日
  • スポーツビジネス 最強の教科書【第2版】

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    MLB、NBA、ヨーロッパの各国のサッカーリーグを始め、国内のプロ野球、Jリーグ、BJリーグなどリーグの成り立ちや収入構造などをかなり詳細に分析している。
    そのほかテニスや卓球などの個人競技のプロの世界についても紹介している。
    ただ概要の説明が基本だったので、この本の厚さだったらもっと、今後のリーグについてのマーケティングの方向性なども書いてほしかったと思った。

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    2018年09月16日
  • 高校生と考える日本の問題点 桐光学園大学訪問授業

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    読書途中。20人の講師による。一人90分の講演会の収録である。一気に読めるはずもなく、じわじわと読んだ。
    姜尚中の講演のなかで、夏目漱石が奥さんをなぐっていたエピソードがあった。ノイローゼであったらしい。私は夏目漱石になれないけど、夏目漱石よりましだなと少し思った。考えかたとしてまちがっているのかな?どんな偉い人もほんとうにいろいろな苦しみにもがいていきているのだと思い直した。
    20名全て役に立つわけでないが、中には、気に入る人もいるかもしれないとのことだろうか?3.11後の話など考えさせられたり。光触媒の話は興味を覚えた。文学、美術に関心を持った。宇宙論や素粒子の話は、わからないので、もうい

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    2017年01月01日
  • サッカーという名の戦争―日本代表、外交交渉の裏舞台―

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    ネタバレ

    ためになる本。

    ……W杯や五輪、アジアカップ、ACLなどの裏側で繰り広げられる情報戦やフィールド外の闘いについて知ることで、代表チームを応援する熱が高まることは、間違いない。
    ……スポーツビジネスという面以外で、国際政治にサッカーが深くかかわってくる場面があることに驚いた。
    ……実は日本サッカーの成長に大きく貢献してきて、かつ協会を離れた今もその未来へ熱い情熱を注いでいる筆者に感動。
    →彼のような人間が、今後の日本に再び現れてくれることを願う。


    ……全体的に、筆者の“人脈の豊かさ”“自分が成し遂げた仕事”に対する自慢話的な匂いがしまくっていた点にのみ、やや鼻白んだが……。


    2012.

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    2015年08月21日
  • サッカーという名の戦争―日本代表、外交交渉の裏舞台―

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    通産省から日本サッカー協会という経歴、さまざまな交渉をまとめるネットワーク・行動力、どれをとっても想像を超える内容で退屈せず興味深く読めた。

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    2015年01月01日
  • サッカーという名の戦争―日本代表、外交交渉の裏舞台―

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    2011/9/28 札幌のジュンク堂丸善にて購入。
    2011/10/29〜11/4
    通産省から日本サッカー協会に転身した平田氏の協会時代の仕事をまとめた本。とても優秀な人だったとは聞いていたが、噂にたがわぬ人物のようだ。某チェアマンに嫌われて職を追われたときいているが、勿体無いなあ。

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    2011年11月04日
  • サッカーという名の戦争―日本代表、外交交渉の裏舞台―

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    サッカーの運営側の裏面の一部を垣間見ることができた。
    これから、試合を見る視点がより重層化できそう。

    ただ、著者個人の経験談に、所々実績のアピールのようなものが含まれているのが読みにくかった。

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    2011年09月11日
  • サクッとわかる ビジネス教養 サッカーの経済学

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    イラストが多く非常に読みやすかった。サッカーの経営とは?という一つ一つの疑問を詳しく解説してくれている点が良かったと思いました。、

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    2025年05月10日
  • サクッとわかる ビジネス教養 サッカーの経済学

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    中身に対する期待はそんなになかったが、とっかかりとしてはちょうど良かった。

    巻末の参考文献からもっと広げていきたくなる、ちょうどいい感じ。

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    2025年03月22日
  • サクッとわかる ビジネス教養 サッカーの経済学

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    サッカーと野球。
    よく優劣つけたがるけど
    日本の二大スポーツのJリーグとプロ野球を足してもそもそも3000億の規模感。
    これを見ると争っている場合ではないなと。

    スマホでこと足りる時代なので
    色々協業しながらスポーツの価値高めんと
    見る人いなくて衰退していくんかなと。

    やっぱりなんでもスタジアム観戦が1番。

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    2024年03月21日
  • サクッとわかる ビジネス教養 サッカーの経済学

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    書店で見つけメルカリで購入。
    最近サッカー熱が高まっている自分にとっては興味深い内容だった。

    何をするにしても、お金が絡んでくるというリアルをまざまざと見せつけられた気がする。笑
    でもそんな仕組みだからこそ、もっと上へステップアップしようという選手やチームの熱さが生まれ、観ている側も熱狂できるので、決して悪くないと思う。むしろ分かりやすくて良い。

    ひとつ気になったことが。
    カタールW杯にて、カタールの設備投資が26.5兆円、経済効果は2兆円とあったが、これはつり合ってなさすぎるのでは…と思った。

    とりあえずJリーグ始まったので嬉しい。

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    2024年02月27日
  • スポーツビジネス 最強の教科書

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    スポーツビジネスの競技・国ごとの収入割合、リーグとクラブの役割分担などが、分かりやすい数字やグラフとともに、網羅的に理解できる。

    ヨーロッパ、アメリカ、日本という3つの軸でプロスポーツとしての枠組みの説明がされているが、日本のプロ野球は巨人中心の視聴率が下がり続ける中でも、各球団ごとの経営を続けていて、Jリーグは、J3を含めた地域密着の推進、セカンドステージ、チャンピオンシップなど再度、この本で言うアメリカ的ともとれるアプローチの取り入れている。比べることによって、ヨーロッパ型、アメリカ型のどちらかではなく、日本独自のかたちを作っていく過程であることが、改めて明確に感じられた。

    また、20

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    2015年12月28日
  • サッカーという名の戦争―日本代表、外交交渉の裏舞台―

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    日本代表が強くなった背景にマッチメイクという影の部分を担当する職員の役割が大きい。たとえW杯・五輪予選などで相手が決まっている際にも、ホーム&アウェイなのか、セントラルかダブルセントラルか、そして試合順は? 開催地は、これによって随分有利不利があるのは考えれば当然のことです。アテネ五輪へ向けた男女代表のマッチメイクなどは圧巻ですね。そして、イスラエルが欧州へ移ったことが、中東諸国のサッカー熱が高まったという歴史の紹介は本当に面白いですね。

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    2013年08月17日
  • スポーツビジネス 最強の教科書

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    ネタバレ

    スポーツビジネスの全体感を把握するために。

    The 教科書という感じ。
    統計データも多くて、調べ物をするのによさそう。

    思ったことめも
    欧州サッカートップクラス 4億ユーロぐらい=400億
    日本トップでも30億ぐらいの収入

    MLB トップは、4億ドル=400億円 2位以降は、200億程度
    巨人、ソフトバンク 200億程度
    チーム数は違うが、一チームの事業規模は近い。
    野球は、財務状況を明かしていないので、詳細は不明。

    普及、勝利、資金のバランス
    資金から杯って、循環をまわす方法と、
    普及から、回って循環をまわす方法などありうる。

    日本では、放映権が不十分なので、
    広告費、が大きな割合

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    2013年02月12日
  • スポーツビジネス 最強の教科書

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    「最強の」と流行りに乗って付けられてしまったのがまず気の毒です。豊富な事例やデータは素晴らしいけれど、教科書的な読み物ならばもう少し理論的なお話が欲しいところ。好きに情報並べて「これこれこうだからこういう戦略が必要だね(キリッ」って言われても、そういう戦略が構築される過程や理論がすっ飛んでいるので読み終わっても結局雑学で終わっちゃうんじゃないかと思います。

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    2012年12月10日
  • サッカーという名の戦争―日本代表、外交交渉の裏舞台―

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    JFA元専務理事による、サッカー代表戦の運営の裏話。マッチメイクの話は興味深かった。内容盛り込みすぎて、やや散漫になってるところもあるのがすこうし残念。

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    2012年06月02日
  • サッカーという名の戦争―日本代表、外交交渉の裏舞台―

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    ダブルプロダクション

    ガルフ(湾岸諸国)

    セントラル、ダブルセントラル開催
    ホーム&アウェイ開催

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    2011年11月10日
  • サッカーという名の戦争―日本代表、外交交渉の裏舞台―

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    著者がいかに日本サッカーの発展に寄与してきたのか、また彼がどれだけサッカーを愛しているかということがよく分かる文章である。しかし回顧録の要素が強すぎると感じた。僕は「スポーツビジネス・外交の裏側」に興味があってこの本を読んだのだが、普段サッカー観戦はしないので、分かりづらいと感じたところ、余計に感じた箇所がいくつかあった。要するにこれはサッカー愛好家のために書かれたのであろう。

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    2011年10月01日