【感想・ネタバレ】サッカーという名の戦争―日本代表、外交交渉の裏舞台―のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

サッカーにおける交渉の話しは、当然面白い。
あの子供の頃に見た試合結果の裏には、こんなことがあったのかということがたくさん知れる。

このようにサッカーについてはもちろんだが、もっと広い意味でのスポーツとか世界の中で個人としてどのように渡り合ってきたかということが書かれている。

また、サッカーに関することだけではなく、現代を生きる上でも普遍的なことを学べる。

サッカーという枠を飛び越えて、
サッカーを内包しつつ、
戦争や外交、文化や歴史、哲学や理念など様々なことを学び考えるきっかけとなる本。

0
2021年10月20日

Posted by ブクログ

サッカーに関する仕事の本は沢山でてきているけど、
こういったサッカーの関わりを正直、はじめて知った。
とても興味深く、おもしろかった。

トレーナーの世界でも試合以外の所が戦いだったりするけど、
こだわりに限界はないなぁ。
もっともっと努力できる事が自分もあるな、と気づかされた。

これだからこそ、サッカーは世界なんだなあ。
スポーツで勝つ為には、
世界の事をもっとよく知らないと!

0
2012年03月26日

Posted by ブクログ

サッカーのマッチメイキングに対する舞台裏がものすごくよくわかる本。
ここまで書いちゃって良いのかな?と思うくらいに書いてあってビックリ。

マッチメイクの結果が大きく寄与して、オリンピックもワールドカップもなでしこも勝つことが出来た、というのが印象深かった。(もちろん、選手・監督・スタッフのがんばりもあったということは言うまでも無いですが)


あと、スタジアムの芝を拡張する話とか非常に面白い。
サッカーを取り巻く環境もいろんな事が水面下で進化しているんだなぁ、と改めて感じたりした。

出来うればこの方にサッカー協会に残っていただき、審判能力の向上等に寄与して欲しかったなーとか思った。

0
2012年03月22日

Posted by ブクログ

現在読んでいる最中ではあるが、サッカービジネスの裏側について知ることができる。
例えば、日本代表の試合がなぜ19時20分から始まっているのかなど平田教授がてこ入れをして改善された日本代表サッカーチームビジネスが綴られている。
サッカービジネスに興味がある人にはもってこいの本であり新たな将来の道が見えてくるであろう。

0
2012年03月03日

Posted by ブクログ

世界と戦うためには何が必要か、どれだけ準備する必要があるかが非常によくわかった
仕事に対する愛情が素晴らしい
人脈の重要さ
国と国との戦いに必要な事
国際サッカーの繋がりが外交に大きく役立つ
世界で活躍するとはこのことだ
官僚という仕事の面白さ。プライベートの時間はとれないな

0
2011年10月22日

Posted by ブクログ

サッカーの本質というか
こういう人たちの働きがあってサッカーは成り立ってて
そして日本のサッカーが強くなっていくんだと感じた。

そして谷間の世代がいかにオリンピックへ出場したかという話を知り
このような働きかけなく日本サッカーが
アジアの頂点を文句なく語れる様になる日を心待ちにしようと思う。

ッカー大好き!!

0
2011年10月21日

Posted by ブクログ

男子の日本代表、女子のなでしこジャパン、サッカーという世界中の国々の代表チームとマッチメークを組んだ担当者が語る舞台裏。
日本代表を強化したいという長期戦略のロードマップを常に頭に入れてできる限り相応しい国と親善試合を組む。
さらにW杯やオリンピックのアジア予選を、他のアジアの国々よりも有利な条件で進めるためのマッチメイク戦術がある事を知った。
これはかなり面白い。これはもしかすると代表チームの監督以上に重責を担う仕事かもしれない。
この著者が暗にジーコが代表監督として思慮が足りないことを批判しているし、結構言いたい事を書いているようで面白かった。

0
2011年10月17日

Posted by ブクログ

「マネーボール」と並ぶスポーツノンフィクションの名著。サッカーを語る前に読んでおかないと恥をかきまっせという一冊。

0
2011年09月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ためになる本。

……W杯や五輪、アジアカップ、ACLなどの裏側で繰り広げられる情報戦やフィールド外の闘いについて知ることで、代表チームを応援する熱が高まることは、間違いない。
……スポーツビジネスという面以外で、国際政治にサッカーが深くかかわってくる場面があることに驚いた。
……実は日本サッカーの成長に大きく貢献してきて、かつ協会を離れた今もその未来へ熱い情熱を注いでいる筆者に感動。
→彼のような人間が、今後の日本に再び現れてくれることを願う。


……全体的に、筆者の“人脈の豊かさ”“自分が成し遂げた仕事”に対する自慢話的な匂いがしまくっていた点にのみ、やや鼻白んだが……。


2012.03.06.了。

0
2015年08月21日

Posted by ブクログ

通産省から日本サッカー協会という経歴、さまざまな交渉をまとめるネットワーク・行動力、どれをとっても想像を超える内容で退屈せず興味深く読めた。

0
2015年01月01日

Posted by ブクログ

2011/9/28 札幌のジュンク堂丸善にて購入。
2011/10/29〜11/4
通産省から日本サッカー協会に転身した平田氏の協会時代の仕事をまとめた本。とても優秀な人だったとは聞いていたが、噂にたがわぬ人物のようだ。某チェアマンに嫌われて職を追われたときいているが、勿体無いなあ。

0
2011年11月04日

Posted by ブクログ

サッカーの運営側の裏面の一部を垣間見ることができた。
これから、試合を見る視点がより重層化できそう。

ただ、著者個人の経験談に、所々実績のアピールのようなものが含まれているのが読みにくかった。

0
2011年09月11日

Posted by ブクログ

日本代表が強くなった背景にマッチメイクという影の部分を担当する職員の役割が大きい。たとえW杯・五輪予選などで相手が決まっている際にも、ホーム&アウェイなのか、セントラルかダブルセントラルか、そして試合順は? 開催地は、これによって随分有利不利があるのは考えれば当然のことです。アテネ五輪へ向けた男女代表のマッチメイクなどは圧巻ですね。そして、イスラエルが欧州へ移ったことが、中東諸国のサッカー熱が高まったという歴史の紹介は本当に面白いですね。

0
2013年08月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

JFA元専務理事による、サッカー代表戦の運営の裏話。マッチメイクの話は興味深かった。内容盛り込みすぎて、やや散漫になってるところもあるのがすこうし残念。

0
2012年06月02日

Posted by ブクログ

ダブルプロダクション

ガルフ(湾岸諸国)

セントラル、ダブルセントラル開催
ホーム&アウェイ開催

0
2011年11月10日

Posted by ブクログ

著者がいかに日本サッカーの発展に寄与してきたのか、また彼がどれだけサッカーを愛しているかということがよく分かる文章である。しかし回顧録の要素が強すぎると感じた。僕は「スポーツビジネス・外交の裏側」に興味があってこの本を読んだのだが、普段サッカー観戦はしないので、分かりづらいと感じたところ、余計に感じた箇所がいくつかあった。要するにこれはサッカー愛好家のために書かれたのであろう。

0
2011年10月01日

「スポーツ・アウトドア」ランキング