望月麻衣のレビュー一覧
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ネタバレアンソロジーだと、一つのテーマで作品をそれぞれが書いているという印象がありました。
しかし本作は、一つの大きな大陸の、
それぞれの国の後宮の物語であり私は他に読んだことがなく面白い…!と思いました。
また、私の後宮イメージがどうしても男女の恋愛、女同士の戦いバチバチ(もしくは下っ端が仲良し)か、後宮で巻き起こる事件を謎解くミステリーのような印象があります。
しかし本作はそれだけではない。「白月の誓い」は特に印象に残りました。BLということば一言で済ませたくない、すごく哀しいけれど煮えたぎるような愛だとわたしは感じました。
最後の「弦韋の冷たい唇からは、仄かに血の味がした。」もうここに、清亮の想 -
Posted by ブクログ
菖蒲は時雨書院という伝説の斎王と呼ばれた桔梗が社長をしている出版社でアルバイトを頑張っていた。編集長は草壁。それからボンボンの竹山と好青年の松田が働いている。ある時少し遅くなり、婚約者の立夏が迎えにきたのだが、家の側でちょっと目を離した隙に菖蒲は行方不明となった。
町では他にも複数の若い男女が行方不明となっており、また、土蜘蛛の出現が見られたりと怪異を使った悪意が漂っていた。
菖蒲と立夏は無事、再開できるのか?ほかの行方不明者は誰が何のために拐ったのか?
この巻がシリーズ最終巻ということで、表紙のような幸せな結末を迎えられるのか?今回も陰謀を乗り越えるお話となっております。立夏が想いを寄せてい -
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久しぶりの満月珈琲店シリーズ。
相変わらずロマンティックで綺麗で美味しそうで優しい。
一つ残念だったのは、本作品が過去作の集大成で、過去作に登場した人物が再登場している、にもかかわらず、私が全く覚えていない(T^T)
聞いた事があるようなないような?くらいにしか記憶がありませんでした…。
情けなや…。
第三章の桜のスムージーのお話が一番共感できました。
私自身、他人と自分を比較することをなかなか止められません。
比較して、悲しくなったり羨んだり。
もっと自分を認めてあげないといけないんだろうなぁ、ということを感じました。
次作品も楽しみです!
今度は忘れないうちに読まなくちゃです。