望月麻衣のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
満月と新月の夜に現れる『満月珈琲店』
ただ今はクリスマスシーズン。いつもと少し異なる場所で素敵なエピソードをご堪能あれ。
望月麻衣さん著『満月珈琲店』シリーズ2作目は、ある家族を中心にそれぞれの視点で抱える悩み事が描かれ、そこから「本当の願いごと」に気付くまでを綴った優しい物語でした。
前作を未読の方でも楽しめる連作短編集ですが、あの人だ!という繋がりもチラホラあり、『満月珈琲店』の世界観に浸りたい方はシリーズ順に読むことをオススメします(^o^)
今作も、ほっこりした気持ちにさせてくれるエピソードが多く、相変わらず美味しそうなスイーツやドリンクの数々は、もはや飯テロです(^_^;)
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ葵は鑑定に対する実力をつけるうちにいつしか清貴の鑑定眼・観察眼に、嫉妬をするようになり苦しむようになる。
そしてその最中葵は世界的女性キュレーター、サリーのもとでキュレーター育成の場に参加するためニューヨークに旅立つことに…
その中で葵はサリーが長年煩ってきた確執を解消したり、キュレーターの特待生と協力して見事な展示を完成させたり、利休の恋を応援したり…ニューヨークの舞台が葵を見事に成長させていく。
最後には清貴がニューヨークに駆けつけ、葵の展示に胸を打たれ、「サリーのもとで勉強してはどうか?」と提案する。しかし葵は清貴のもとで、まだまだ勉強したい、そして私の目標であり続けてほしいと気持ち -
Posted by ブクログ
本編から5年後を、ОGМに憧れて2代目になりたい寿々の視点から描く番外編。小春たちがどうなったかワクワクしながら読んだ。心から小春と零人の結婚を祝う人々(と神々)の姿に心が明るく温かくなった。前世で心がすれ違い、お互いを傷つけてしまった2人が、しっかり思い合い、縁を結ぶことができて良かった。
今回ハッとしたのは、″この世の理は鏡″。人がどんなことをしようと、森羅万象は咎めない。ただ自分に返ってくるだけ。ということと、伝達が速く、良いことも悪いことも、頭に思い浮かべたことが実現しやすい「風の時代」は、思考が健全であるよう情報の取捨選択に努める必要があるということ。