望月麻衣のレビュー一覧

  • 京都寺町三条のホームズ : 22 美術補佐人の誕生

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    思わぬ展開にびっくりしたけど、幸せそうな雰囲気がページが溢れていた。人にはそれぞれ生きる場所、フィールドがある。壊れてしまったものは元には戻らないけど、新しい形で寄り添うこともできる。著者が大切だと思ういろんことがギュッと作品に込められていた。そして、今回も美術館や博物館、作中に出てきた作品を見てみたいと思った。

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    2025年10月08日
  • 京都寺町三条のホームズ : 9 恋と花と想いの裏側

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    清貴×葵×円生の三角関係にハラハラしっぱなし!
    清貴は修行先で、葵は鑑定や陶芸に、葵は恋に、秋人は仕事に…みんなそれぞれの畑で頑張っている姿に勇気がもらえた回だった。
    清貴と葵の今後の進展に目が離せない1冊。

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    2025年10月03日
  • 満月珈琲店の星詠み

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    心がふんわりと温かくなるような読後感を味わいました。
    西洋占星術の世界観と、桜田千尋さんの幻想的なイラストで描かれる満月珈琲店がひとつに溶け合った小説で、まるで夢の中に迷い込んだような気持ちで読み進めることができました。

    特に印象的だったのは、珈琲店の猫が占星術を使って、悩みを抱えていた人々を導いていく場面です。
    猫という存在のやわらかさと、不思議な知恵を持った導き手のような役割が重なり合い、物語に独特の安心感を与えていました。
    登場人物たちは偶然この珈琲店にたどり着いたのではなく、過去に猫を助けたことへの「お礼」として招かれていたという展開も素敵でした。
    小さな善意が巡り巡って自分に返って

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    2025年10月01日
  • 京都寺町三条のホームズ : 15 劇中劇の悲劇

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    円正の今後が気になるとともに、そんな彼の展望が見えてきて嬉しい本作だった。
    そして今回は『Yの悲劇』のパスティーシュということで、清貴と秋人コンビが作品のなかで大暴れしていて、とても豪華な回だった!!


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    2025年09月28日
  • 満月珈琲店の星詠み

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    星⭐️詠み、占いは色々あるけど、占星術は、学問的なので、真実味がある。 たまには夜空を見上げてみるのも良いものですね。 勉強してみようかな。☺

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    2025年09月26日
  • 京都寺町三条のホームズ : 22 美術補佐人の誕生

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    感染症の蔓延で留学が流れ「家族」と「恋人」の違いに思い至り清貴と葵は結婚へ。二人の気持ちはわかるけど親の気持ちもわかる。葵の就職活動と就職は経験しないと分からないこともあるから、でもその後新しいチャレンジの場で会うことになるとわね。葵の清貴に見守られながらの美術補佐人デビュー、そして次はロンドンへ。清貴が終始「葵ラブ」で葵と結婚できてなかったら結構ヤバい人だったのでは、とも思った。円生と清貴はなんだかんだ言いながら繋がってるのね。

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    2025年09月23日
  • 満月珈琲店の星詠み

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    この本は、ふと迷い込んだ先で出会う「満月珈琲店」を舞台に、心に悩みや迷いを抱えた人々が、星や占いをきっかけに少しずつ前向きになっていく物語です。短編集のように一話一話が独立していて、気軽に読めるのに、読後はじんわりと温かさが残ります。

    星座や星のイメージがストーリーに優しく織り込まれており、占いやスピリチュアルに詳しくなくても楽しめる内容です。文章はとても柔らかく、疲れたときや寝る前の読書にもぴったり。挿絵や雰囲気づくりも素敵で、まるで本当にその喫茶店にいるような気持ちになれます。

    ややゆったりしたテンポなので、サクサク進む物語よりも、癒される雰囲気を味わいたい人におすすめ。読後はちょっと

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    2025年09月15日
  • 二宮ナズナの花嵐な事件簿 京の都で秘密探偵始めました

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    望月先生作品が好きで、この本を読みましたが、この本は今まで読んだ作品と違って、暴力シーンが多くて、ハラハラすることが多かったですが、面白かったです✨✨

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    2025年09月15日
  • 満月珈琲店の星詠み~月と太陽の小夜曲~

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    今回も心が優しくなるお話
    家族との絆を取り戻すお話が1番良かったかなぁ
    しかも伏線回収
    あれ?シリーズこれで終わり?って思ったけど
    あとがき読むとそうでは無いようなのでホッとしてます。。
    自分を蔑ろにしない
    人に合わせてしまう自分に疲れていたので
    自分自身を大切にする事
    忘れがちな自分の心に正直に
    マスターのアドバイス大切に胸に刻みました♡

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    2025年09月12日
  • 満月珈琲店の星詠み~本当の願いごと~

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    各章で出てくる人それぞれに繋がりがあり全体を通して作者が伝えたいことが同じで良い。前回の作品の人たちも登場してその後を知れるとこが良い

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    2025年09月11日
  • ひみつの相関図ノート

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    題名に惹かれて読んでみました。
    いろいろな作家さんの話を読めて良かったです。
    どの話も登場人物の気持ちが鮮明に描かれていて面白かったです。
    一話5~10分ほどで読めるので、読みやすい本でした。

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    2025年09月10日
  • 京都寺町三条のホームズ : 14 摩天楼の誘惑

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    ネタバレ

    葵は鑑定に対する実力をつけるうちにいつしか清貴の鑑定眼・観察眼に、嫉妬をするようになり苦しむようになる。

    そしてその最中葵は世界的女性キュレーター、サリーのもとでキュレーター育成の場に参加するためニューヨークに旅立つことに…
    その中で葵はサリーが長年煩ってきた確執を解消したり、キュレーターの特待生と協力して見事な展示を完成させたり、利休の恋を応援したり…ニューヨークの舞台が葵を見事に成長させていく。

    最後には清貴がニューヨークに駆けつけ、葵の展示に胸を打たれ、「サリーのもとで勉強してはどうか?」と提案する。しかし葵は清貴のもとで、まだまだ勉強したい、そして私の目標であり続けてほしいと気持ち

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    2025年09月10日
  • わが家は祇園の拝み屋さんEX 愛しき回顧録

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    本編から5年後を、ОGМに憧れて2代目になりたい寿々の視点から描く番外編。小春たちがどうなったかワクワクしながら読んだ。心から小春と零人の結婚を祝う人々(と神々)の姿に心が明るく温かくなった。前世で心がすれ違い、お互いを傷つけてしまった2人が、しっかり思い合い、縁を結ぶことができて良かった。
    今回ハッとしたのは、″この世の理は鏡″。人がどんなことをしようと、森羅万象は咎めない。ただ自分に返ってくるだけ。ということと、伝達が速く、良いことも悪いことも、頭に思い浮かべたことが実現しやすい「風の時代」は、思考が健全であるよう情報の取捨選択に努める必要があるということ。

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    2025年09月09日
  • わが家は祇園の拝み屋さん15 それぞれの未来と変わらぬ想い

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    零人がさくら庵を出て上賀茂の家へ。色々我慢も大変そうだったのでその方が二人の仲も落ち着くかな。
    心霊スポットでの動画配信騒ぎの裏にあった思惑が明らかになり、千歳がピンチになるが、小春たちの祈りで無事に。千歳も零人の器の大きさを認めたりめでたしめでたし。
    ОGМのメンバーも悩みつつ進路が見えてきて、将来どんな大人になるのか楽しみ!
    「すべてのスタートは「心」だ。もし、自分の今置かれている環境(外側)を良くしたいのであれば、心(内側)を整えること。」環境のせいにして文句を言うのではなく、自分の心をしっかり鍛えたい。

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    2025年09月09日
  • わが家は祇園の拝み屋さん14 渓谷に散る紅葉と陰陽師の憂鬱

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    安倍晴明の生まれ変わりの少年·千歳が小春にプロポーズ!動揺する零人がが意外だった。この巻は、心霊スポットでの実況動画配信など霊が多めでちょっとザワザワした。動画配信者が明らかになり問題は落ち着くかに見えたがまだ何かありそうで…
    今回は、運気は常に上昇しているもので、感情の中で、運気と一番シンクロするのが「楽しい」という気持ち。特に「わくわく」という気持ちが勢いよく上昇していくものと学んだ。「わくわく」を忘れないようにしたい!

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    2025年09月08日
  • わが家は祇園の拝み屋さん13 秋の祭りと白狐の依頼

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    吉乃と小春が二人で暮らしているさくら庵に泥棒が!?若宮のおかげで無事だったが、心配した零人が再び同居することに。しかし、かえって仲が深まらなくてちょっとモヤモヤ…
    一方、小春たちは、狐神コウメと友達の白狐シロからの依頼で「やんごとなきお方」を楽しませる祭りを企画することになり賑やかでウキウキした雰囲気も。
    将来を考える零人と朔也の会話に出てきた「今」を大切に丁寧に、そして楽しむのが一番なのだと言う言葉が、毎日が雑になりがちな自分に響いた。

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    2025年09月08日
  • 京都寺町三条のホームズ : 22 美術補佐人の誕生

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    ここにきてコロナ初期の緊急事態宣言!
    卒業後の輝かしい未来に想いを馳せていたことが上手くいかず。当たり前のような日常が戻ってきていても、あの頃の学生さんたちはかなり大変だったんだろうな、と思います。
    美術に関わりたい、という気持ち。どんな仕事でも向き不向きがあるということ。恵まれている環境の中で、どれだけ努力できているかなど、一つ一つ何でも吸収していく葵とサポートする清貴がとても良かったです。新章のスタートといった感じでした。
    葵ちゃんの鑑定眼だけでなく、どんな作品に対しても敬意を払い相手に寄り添い癒すという何という包容力。次はヨーロッパ編かな。

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    2025年09月07日
  • 満月珈琲店の星詠み

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    短編連作で、ページ数も少ないからテンポよく読めた。満月の夜にだけ現れる満月珈琲店に悩みを抱えた登場人物たちが訪れ、猫のマスターと店員が星詠みで導いてくれる。最初は連続して女性がメインの話だったため、悩んでいる女性がターゲットなのかと思ったが、別の共通点がわかり、そうなると猫が登場しないといけないし、紳士も出てくるわなぁと納得した。深く考えずにサラッと読めて、ほっこりする物語を求める人にはおすすめできそう。

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    2025年09月06日
  • 満月珈琲店の星詠み~秋の夜長と月夜のお茶会~

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    シリーズ5作目。今回は読書の秋って事もありかな?、恋とあらゆる小説が紹介されて読書体験が出来る小説内容になっていた。
    ちょっと切ない恋も相まって暖かなお話でした♪

    今回も楽しめました。

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    2025年09月03日
  • 満月珈琲店の星詠み~本当の願いごと~

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    心温まる素敵なお話。1作目とちょっと繋がりがあったりして楽しめた。とにかく泣いた。心がすさんでる時とか幸せな気持ちになりたいときに読む本。

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    2025年09月01日