京都寺町三条のホームズ ： 21 メランコリックな異邦人

望月麻衣

夏の暑さも和らぎ出した9月1日。夏休み中の葵が、いつものように清貴と二人で『蔵』の店番をしていると、ジウ・イーリンが訪ねてきた。10月から京都の大学院の修士課程に通うというイーリンは、“葵のことをもっと知る”ために、『蔵』でバイトをすることになった。父・イーフェイからある“宿題”を出されていたイーリンだが、『蔵』でのバイトの日々を通して、自らの出生の秘密にたどり着くことになる――人気シリーズ、第21弾！

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 女性向けライトノベル
• 出版社: 双葉社
• 掲載誌・レーベル: 双葉文庫
• シリーズ: 京都寺町三条のホームズシリーズ
• 電子版発売日: 2024年06月12日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 5MB

[ブクログ · ★★★★★]

やはり安定のホームズさん。そして成長した葵さんとのやりとり。結婚後も続いて欲しい会話の数々と葵の成長。京都の魅力をホームズさんを通して沢山紹介して欲しい。

[ブクログ · ★★★★★]

今回は「蔵」でアルバイトをする事になったイーリンの1か月間(^^)この巻でイーリンの事が好きになっちゃった(*^^*)そして「あとがき」で著者の罠(？)にまんまとはまっていたと知る(^o^;)ホームズさんと葵ちゃんの出番は少なかったけれど、こういうのもいいねぇ～(*´∀｀*)円生は髪の有無に関わらずカッコイイと思う(ﾉ´∀｀*)

[たまちゃん · ★★★★★]

久々に逢う友達

いゃ〜久しぶりだけど元気そうで。と話しかけたくなるぐらいに嬉しく読み終えてシマッタ。イケズとお母さん化してきた葵さんと仲間たちなんてホノボノ！また、一話から読み返し始めてしまった。。。。。なども読みたくなる、などよんでも飽きませんし発見があり、とても楽しいです。また続いて下さい。いつまでも待っていますので。

＃ほのぼの ＃タメになる ＃癒やされる

[ブクログ · ★★★★☆]

京都、蔵を舞台に、父娘で円生に惹かれているジウ家のイーリンが留学目的でやってくる。そして、学びのために蔵でアルバイトを始める。清貴からの学びが目的であったイーリンだが、次第に葵の魅力にも目覚めていく様が面白い。一冊通してイーリンの出生の秘密を追うような展開となっており、もちろん、円生や小松さんも出てきます。今回は美術品のなかでも、根付けが結構出てきたり、着物や宝石なども触れられ、なかよしメンバーのほっこり、でも特別な日常を味わいながら文化的な知識も楽しめました。結構楽しめたけど、イーリン目線多くて葵・ホームズ好きには物足りないかも?

[ブクログ · ★★★★☆]

今回はサブキャラと呼ばれるような人たちにスポットライトがあたっており、それぞれの視点から変わっていく様子を描写しているのでいつもとまた違った面白さがあった。

[ブクログ · ★★★★☆]

ジウ・イーリンが今回の主人公。お金持ちのお嬢様だと思っていたイーリンに、そんな過去があるとはね。まぁ、若干のこじつけは感じざるを得ないモノの、小説としてはあり得る範囲かな。

ところで、ホームズと葵は、着実に進んでいるんですね。っていうか、この物語、一体どこで終わるんだ？

[ブクログ · ★★★★☆]

イーリンが京都の大学院に留学しに来る。蔵でのバイトをしている１ヶ月のお話。
イーリンさんの家族のお話がメイン。円生さんといつか幸せになれたらいいな。

[ブクログ · ★★★★☆]

内容（ブックデータベースより）

夏の暑さも和らぎ出した9月1日。夏休み中の葵が、いつものように清貴と二人で『蔵』の店番をしていると、ジウ・イーリンが訪ねてきた。10月から京都にある大学の大学院の修士課程に通うというイーリンは、”葵のことをもっと知る”ために、『蔵』でバイトをすることになった。
父・イーフェイからある”宿題”を出されていいたイーリンだが、『蔵』での日々を通して、自らの秘密にたどり着くことになる――人気シリーズ、第21弾！

令和6年8月30日～9月1日

[ブクログ · ★★★★☆]

シリーズ21巻にして手を替え品を替えまだ飽きさせないのがすごい。ここに来てイーリンの視点で物語を展開させるなど、アイディアが尽きることはないんじゃないかと思う。
円生のキャラクターも掘り下げられているし、このシリーズ、続きが気になって仕方ないのだ。

[ブクログ · ★★★★☆]

一年間京都の大学に通うことになり一ヶ月蔵でバイトするジウ・イーリン。父親からの密命のため高宮氏に近づく。珍しい宝石と言っても色々あるよね。稀少な宝石、曰く付きの宝石。呪いの宝石を贈らせようとしたイーリンの親戚、陰湿だよ。イーリンと円生の関係も決着というかイーリンの気持ちに区切りが着いたのね。
清貴は葵との結婚に向けて静かに爆走中なのね。結婚情報誌を読み漁る清貴を利休はどんな気持ちで見てるのかしら。