永井紗耶子のレビュー一覧

  • 横濱王

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    青年実業家が出資を得る為に大富豪のスキャンダルを探して実在の人物らを訪ねて周り身辺を探る、と言う前半。主人公の幼少期からと戦後まで、富豪と関わる事での心の変化を描いた後半。横浜の三溪園を作った原三溪の物語。面白かった。

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    2023年08月26日
  • 華に影 令嬢は帝都に謎を追う

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    ネタバレ

    ひとの思惑をうまく拾う狸が裏で画策して、自分の手を汚さずにみんなを幸せに導く話ですが、読んでいて斗輝子や怜司とぐぬぬとなります。

    大狸が強すぎて、今のところ太刀打ちできない、ぎゃふんと言わせたい。いつか斗輝子が成長し、闘って勝つところが見たいです。狸のやり方よりもっと綺麗にまとめる方法を見つけてやってほしいです。
    怜司もころころと転がされ、またこのあと斗輝子と一緒になりそうなのでまた転がされますねきっと。

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    2023年08月12日
  • 横濱王

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    歴史的であり、ちょっとヤクザっぽくもある、実話とフィクションを混ぜた小説。

    横浜育ちの方からプレゼントして頂き積読になっていた本。
    なんとなく読む気になってあっという間に読んでしまった。

    原三溪という人にも、お蝶さんにも、瀬田にも、人間味を感じるものだった。

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    2023年07月31日
  • とわの文様

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    ネタバレ

    冒頭からわけありな始まりなのですが、連作短編集でもあるので、いろんな人々が出てくる事件を利一と十和が解決していくのはとても面白くて、楽しく読むことが出来ました♪
     私は第一話の『麻の葉の文様』と第三話の『更紗の文様』が好きです。

     『麻の葉の文様』は子供ができない武家の跡取り娘・奈緒が、夫と他の女性の間に子をなしてもらうのですが、それがこじれてしまいという物語です。
     当時の武家にとって、子供ができないというのは大問題でしたでしょうし、貧しい家に仕送りをするためにその役目を引き受けたお豊も貧しい家にいる兄弟たちのためにというのが切ないです……。
     その中で安産を祈願した肌着を奈緒が下手であり

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    2023年03月25日
  • 大奥づとめ―よろずおつとめ申し候―(新潮文庫)

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    朝井まかてさんの「残り者」から引き続き、大奥の王道をいかない女性たちの話。かなり面白い短編集。
    ちょぼくれの女が好き。お正さま優しい(⌒▽⌒)
    ねこめでる女も好き。猫好きにはたまらない(=^ェ^=)

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    2023年03月04日
  • どうした、家康

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    バラエティー豊かて楽しい一冊。
    新しい視点が良いと思うのは、「長久手の瓢」山本巧次である。
    上田秀人の「親なりし」はさすがの安定感。

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    2023年02月19日
  • 大奥づとめ―よろずおつとめ申し候―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    あとがきにもあった「己のことを、醜いし、御末だし、と卑下しているのは謙虚なようでいて、その実とても楽なのです。醜かろうと、身分が低かろうと、それでも己にできる精一杯をやると決めてみると、そのための道が見えてきます。(中略)恥をかくことは、さほどのことではありません。恥をかくやもしれぬと怯えていることこそ、苦しいのだと、私はそう思います。」

    この言葉は現代にも通じるし、自己肯定感が低い自分にはグッときて今後の指標にしたいぐらいだなと思いました。

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    2023年01月09日
  • 木挽町のあだ討ち 無料お試し版

    購入済み

    語り口がいい

    江戸下町のキップの良い語り口が。江戸下町の風俗を臨場感あふれる様子で描きだしている。一見 単純な仇討の話が、いろいろな語り手によって徐々に真相が明らかになってゆくという、芥川龍之介の藪の中を思い起こさせるような、巧みな展開になっている。

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    2023年01月01日
  • 木挽町のあだ討ち 無料お試し版

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    細かく詳しい描写

    少し昔の時代の香りがする場所を舞台として繰り広げられる、父の命を奪われた菊之助による逆襲のストーリーです。特徴的なのは、当時の芝居小屋運営に携わる各種専門職人たちの描写が、それぞれかなり緻密かつ個性的に表現されている点だと思います。衣装係など完全なる裏方で支える人にもスポットを当てています。

    #ドキドキハラハラ #カッコいい

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    2023年01月01日
  • 横濱王

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    原三渓と言う人物も、有名な庭園のことも全く知りませんでした。今はこれだけの資産家はなかなか現れないと思うし、ただの資産家だけではない、彼の人性がとても面白かった。

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    2022年07月21日
  • 大奥づとめ―よろずおつとめ申し候―(新潮文庫)

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    テレビドラマの大奥を見たことがあるので、情景が想像しやすかったし、求めていた大奥の雰囲気を味わうことができた。

    本書は、それぞれの登場人物の多種にわたる役職や立場に沿って、ひとつの物語が生まれているという感じで、実際に大奥で働いている様子の内容は少し薄めな気がする。でもストーリーはどれも濃く良かったので、大奥という舞台で読み応えのある登場人物に共感しながら物語を楽しめる、という点が個人的には本書の魅力であると思う。

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    2022年05月13日
  • 帝都東京華族少女

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    華族の世界の煌びやかでありながら息苦しい感じが描かれていると思う。斗輝子さんのキャラクターが好きなので続編とかあればいいな

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    2020年11月22日
  • 横濱王

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    ハマっ子は読むべし。

    横濱に生きた魅力的な人物を描いた歴史小説。

    曾祖父が横濱で生糸貿易をしていたので、私小説のように個人的にも当時に思いを馳せることができた。

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    2020年08月24日
  • 帝都東京華族少女

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    お嬢様と書生さんの探偵もどきの話と思ったら・・・。利権と私怨がいりくんで予想外の真相だった。面白かった。

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    2015年01月25日
  • 青青といく

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    晴れ晴れとした気持ちの良い本だった。青陵先生の見返りを求めない『敬う気持ちは自ずから出る』という言葉が好き。青陵先生の『自由自在』は江戸時代だけではなく、今でも通じる考えだと思う。

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    2026年07月17日
  • 青青といく

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    永井紗耶子さんの『青青といく』を読んだ。前著でも感じたのだけれど実在の人物や史実を扱うとどうしても無下にできない縛りが生じそれこそ永井さんの「自由自在」な筆致が窮屈に制限されてしまっている感がある。海保青陵のことを知れたし惣兵衛の想いや格好良さに涙したけれど純粋な創作が読みたい。

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    2026年07月12日
  • 木挽町のあだ討ち(新潮文庫)

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    【良かった点】
    木挽町の芝居小屋に集う人々の人生が丁寧に描かれ、真相以上に登場人物の温かさや絆が印象に残った。江戸の情景も美しく、小説としての完成度は高い。

    【気になった点】
    ミステリーを多く読む人なら、仕掛けや真相は途中で予想できるかもしれない。驚きやどんでん返しを期待すると少し物足りなさがある。

    【おすすめ度】
    ★★★★☆

    【ミステリーとしての意外性】
    ★★★☆☆

    謎解きの衝撃よりも、人間ドラマとして楽しむ作品。ミステリーとしては控えめだが、読み終えた後に温かな余韻が残る一冊だった。

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    2026年07月12日
  • 青青といく

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    ネタバレ

    第5章までは面白かった。海保青陵の自由闊達さや先見の明、愛され上手なところ(笑)、読んでいて楽しかったし、武家社会と商売の話もなるほど~と興味深かった。
    でも、第5章がどうしても蛇足に感じた。読んでいる途中で、あれ?もしかしたら弥兵衛は青陵の子ども?でもそんな浅い設定なわけないか…と思っていたら、まさかの子ども。その話がないほうがスッキリして終わった気がするんだけど、謎解きをどうしても入れたかったのか?なんでそんな設定にしたのか、理由が知りたいな。

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    2026年06月29日
  • 青青といく

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    良かった。

    これまであまり歴史小説を読んでこなかったが、最近気になる様になって来た。

    同じ作者の「木挽町のあだ討ち」が良かったので、この作品も読んでみることにした。

    今の様に自由に職業を選べなかった時代、家や身分に縛られていた時代に生きた青陵。
    今の日本に生きていたらどんな事を感じ、行動しただろう。

    前知識無しに読んだ為、小説の中の人物と思い読み始めた。
    まだまだ知らない歴史的人物が居る。
    もっと若い頃から歴史に目を向けるべきだった。

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    2026年06月29日
  • 木挽町のあだ討ち(新潮文庫)

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    映画版よりも小説の方が好みでした
    連ドラで丁寧に映像化して欲しいかも

    映画は映画、原作は原作!
    ではありますが…

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    2026年06月28日