川島隆太のレビュー一覧

  • スマホはどこまで脳を壊すか

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    スマートフォンに代表されるオンラインの使用が創造力やコミュニケーション能力を司る前頭前野にいかに悪影響を及ぼすかを、実験データを踏まえて論じた本。
    漠然とスマホは脳に悪いと知っているよりも、より意識的にデジタルデトックスに取り組めるようになると感じた。特に、子どものオンライン習慣には気を付けたい。

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    2023年11月14日
  • スマホが学力を破壊する

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    LINEは時間に関わらずもれなく学力を低下させる

    怖いなぁー
    著者のように声を上げてくれる識者が増えてほしい

    こんなデータはたくさんあるのに
    学校ではタブレットが配られたりデジタルデバイスを使いこなそうと言う風潮になっていることがすごくいやです

    調べ物ひとつとっても、辞書で調べるのと、デジタルで調べるのとでは、脳の使われ方が違うと言うことが書かれていてびっくりしました

    大人でも当てはまるだろうなと思います

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    2023年10月05日
  • スマホはどこまで脳を壊すか

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    ■知能は二種類に分けられる。処理速度や作業記憶など前頭前野の機能として知られる知能を「流動性知能」といい、加齢とともに前頭前野の機能が低下してくると、流動性知能もどんどん下がってくる。
     一方で知識や経験のような年を重ねると積み上がっていくような知能を「結晶性知能」といい、加齢とともに上がっていく。大人になってからも記憶を蓄える海馬では神経新生がみられるように、知識や経験はいくつになっても増やすことができる。
    ■スマホで調べた情報は次の日には覚えていなかったり、以前にも同じことを調べていたりしたことがあるが、脳が働いていないから覚えていなくて当然。この現象は「Google効果」や「デジタル性健

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    2023年09月24日
  • スマホが学力を破壊する

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    なんとなく、スマホは教育に悪いかも…を仙台市の子供を対象とした研究で、スマホ・ゲーム・テレビと学力との相関をデータで示した本。子育て世代は必読。

    ・基本的な生活習慣を家族で一緒に過ごすのが一番学習意欲を向上させて、結果学力も向上。
    ・話を聞いてくれる家族がいる子供達の方が学習意欲が高い。
    ・スマホを使えば使うほど学力が下がる
    ・1時間以内のスマホ利用の子供が一番学力が高い
    ・睡眠時間6時間未満は、スマホ利用に関わらず全体的に学力が低い
    ・睡眠時間とは関係なくゲームをする時間が長いほど学力が低い
    ・テレビ視聴時間が長い方が学力が低い(全くしないは学力が低い。1時間未満が最高。)
    ・人間は一つの

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    2023年07月20日
  • オンライン脳 東北大学の緊急実験からわかった危険な大問題

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    エビデンスとともに非常に考えさせられる内容だった。
    親として子供にどう扱わせるのかも考えないといけないし、仕事面でもオンラインの利便性を意識しつつ、オフラインというか、コロナ以前のやり方に戻すところはしっかり戻さないと勝ち残れないなと感じる1冊でした。

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    2023年03月29日
  • スマホが学力を破壊する

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    中学生にもなると子は親の言う事よりも「同世代がどうか」にフューチャーしてくから、「スマホ禁止」の中学生があればそのに入学させたい…。
    一方で、コントロールしながら上手く付合う術も訓練させる必要がある。

    ■学習時間や睡眠時間が長かろうが短かろうが、スマホの使用時間が長ければ成績は悪い。(前頭前野の抑制)

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    2023年03月06日
  • オンライン脳 東北大学の緊急実験からわかった危険な大問題

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    オンラインをどんどん進めている人に読んでほしい一冊。

    確かに、オンラインでセミナーや研修など、その場に行かなくてもいい世の中になった。しかし、オンラインの後には、なぜか物足りなさを感じていた。同期していないことが、さらに孤立感を高めるという。
    また、スマホやテレビなど、我々の脳にどのような影響を与えているのかが理解できる。これを読んだ後には、誰かにこの内容を伝えたくなるだろう。学力低下、発達の遅れ、うつなど、明らかな原因がたくさん挙げられている。
    1時間が限度。これは、自分自身もそうだが、子どもにも伝えたい。

    ぜひ、皆さんに読んでほしい。

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    2022年08月20日
  • スマホが学力を破壊する

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    あまりの衝撃に言葉を失います。1つ目のデータからインパクト大です。だって、毎日2時間以上勉強していてもスマホを4時間以上利用しているだけで、学校の成績は勉強しない人よりも劣る…。この本の魅力は、その表が何を表しているのか、とても丁寧にわかりやすく、様々な視点から要因を解説してくれているところです。グラフはインパクト大でも、すなわちそれが「スマホ=悪」とは言い切れないという視点を捨てず、さらなる調査の結果を開示していきます。これをスマホを手放せない少年少女にどう伝えるか。ここからは自分の頭を使ってみます。

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    2021年10月03日
  • スマホが学力を破壊する

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    スマホがいかに子どもの学習に害になるか述べてあります。仙台市の中学生に対して行ったアンケートを分析した結果に基づいて論じてあるので客観的で説得力があります。また筆者は、脳科学の第一人者であることも説得力を増すと思いました。

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    2021年03月18日
  • スマホが学力を破壊する

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    とても興味深い内容がずっと書かれていました。
    スマホ等を使用していると前頭前野(こころ)が抑制されるなどこれは特けスマホに心当たりがあります。それはネットでの誹謗中傷ですこれはこころの機能にまで影響が出ている例だと考えます。
    What is the elephant in the room

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    2021年03月18日
  • スマホが学力を破壊する

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    スマホが学力に与える悪影響を実験結果に基づき淡々と説明している良書。

    驚いたのが、「それなりに勉強している+スマホを一日に何時間もいじる」生徒よりも「全く勉強しない+スマホを全くしない」生徒のほうが成績が良いということ。
    スマホをいじることで、脳に何らかの悪影響が生じている可能性は高いと思う。
    また、影響が大きいのは動画やゲームだと思っていたが、SNSも同等以上に影響が大きいことにも驚かされた。

    この本の内容をまとめると、「子供の成績を上げたければスマホを与えるな。子供の前でスマホをいじるな」「スマホをいじるとバカになるぞ」ということか。

    満員電車の中で周囲の迷惑を顧みずにスマホをいじる

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    2021年01月08日
  • スマホが学力を破壊する

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    予想通り、スマホは脳に本当によくない影響を与えてる。
    本を読んだり、スマホから離れることが大切だ。
    スマホ、テレビ、ゲーム等どれも気をつけて付き合っていかなければならない。
    家に置いておきたい本。

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    2020年09月24日
  • スマホが学力を破壊する

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    もっと早くに出会いたかった一冊。現代社会でもっと問題視されるべき児童・生徒の「スマホ依存症」の考察と研究結果が明瞭に叙述されている。

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    2020年06月10日
  • 最新脳科学でついに出た結論 「本の読み方」で学力は決まる

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    まとめ
    どんなに勉強しても読書習慣がないと平均以下の成績。
    →読書時間1日10〜30分のグループが偏差値が高い。
    →小学生は勉強2時間より、勉強1時間+読書1時間。
    読書離れはスマホと中学進学が原因か。
    小5〜中3対象の調査では、(偏差値平均で比較すると)
    睡眠5時間未満だと勉強・読書が多くても成績下位。
    読書しない層は勉強が2時間以上しないと成績下位。
    読書1時間未満だと勉強30分未満では成績上位行かず。

    読書→読解力がつく→脳神経回路が強化=頭の回転が速い
    就学後1年間の親の読み聞かせが週1〜2回以上だと15歳以上での学力が高い
    年齢にあった本での読み聞かせ→語彙力がつく→聴く力がつく→

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    2019年12月04日
  • 2時間の学習効果が消える! やってはいけない脳の習慣

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    ネタバレ

    最近興味深々の脳科学的な側面から見た子育て話。
    スティーブ・ジョブズも我が子にはスマホを与えなかったという。
    スマホが奪うのは時間だけではなかったのだなあ。
    興味深いのは1時間未満の使用者はむしろ成績上昇傾向にあるということ。
    なんだか、腹八分目がいい、というのと似ている。
    もうちょっと、というところで律することができるか、そういうことなんどろうな。
    うちの子はいつまでスマホを持たずに、ラインをせずに、成長できるのか…。
    前読んだ本と合わせても、やっぱりゲーム脳はあった、ということだね。
    トンデモ話と嗤っている場合ではなかった。

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    2017年09月28日
  • 2時間の学習効果が消える! やってはいけない脳の習慣

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    ■パソコンやスマートフォンの使用習慣の強さと前帯状回という部分の小ささが関係していることが分かっている。
    ・これらを日常的に長時間使用していると脳の形が変わってしまう可能性がある
    ・前帯状回は注意の集中・切り替え,衝動的な行動を抑えるといった機能に関わる重要な領域の一つ
    ■長時間ゲームを行う子供は言葉に関する能力が低く長期的にもその能力が発達しにくいこと,脳形態からは記憶や自己コントロール,やる気などをつかさどる脳の領域における細胞の密度が低く発達が阻害されていると考えることができる。
    ・ゲームをすることにより神経伝達物質(ドーパミン)が過剰に放出され
    ・ドーパミンが過剰に放出されるとドーパミ

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    2017年02月19日
  • 2時間の学習効果が消える! やってはいけない脳の習慣

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    スマホによって、生活はとっても便利になった。
    しかし、長時間使い続けると脳に悪影響をおよぼし、学力やコミュニケーション能力の低下を招いてしまう。
    だからといって、他人が強制的に使用の制限をするのはよくない。きちんとなぜスマホの長時間の使用がよくないかを自分自身で理解し、目的をはっきりさせることの重要性がわかった。

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    2016年08月21日
  • さらば脳ブーム

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    ニンテンドー3DS「鬼トレ」を日常的に行っているので購入。ちなみにこの本はそれ以前に書かれたもの。
    脳トレがどのような過程で効果があることが分かったのか、一時期流行った脳トレブームに関して作者の身の回りで起こった変化が本音で綴られている。
    老人ホームにて行われた計算の実験の様子を読むと確実に脳を健康にする効果があるものだと実感し、自分も日頃から脳のトレーニングをして物事を効率的に進めたりなどできればと思った。
    読み物としても面白い本です

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    2016年05月19日
  • さらば脳ブーム

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     脳トレDSのソフトを開発した川島さん自身の著書である。どのように批判され、どのような科学的根拠があったのか、さらに一般の脳科学者と自称する人々などいろいろと面白いことが書いてある。大学生が読むよりも、博士課程の院生や教員が読んで面白い本である。

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    2012年08月17日
  • スマホはどこまで脳を壊すか

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    脳も身体も使わないとダメになる。便利になると人間がダメになるという背反のバランスをどこでとっていくか自分なりに考えたいと思いました。

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    2025年11月05日