川島隆太のレビュー一覧
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樺沢紫苑先生の推薦図書で、読んでみた。
スマートフォン、特にラインは子供の脳の働きをいかに悪くしているかがよくわかった。
勉強時間に関わらず、スマホ使用時間が長い子供ほど、成績が下がる事実は驚きだった。特にライン使用が学力低下に強い影響があることも驚いた。
ラインを頻繁に使う息子と早急に話し合い今後の使い方を改めたいと思う。
子供の成績を上げるには内発的動機付けを高めることが必要。決して押し付け、やらせるのではなく、子供自らが進んで取り組むようにサポートすることが大事。それにより、子供は自信を付け有能感を得てさらに内発的動機付けが高まる。すごく腹落ちした。
そして、親は物理的報酬を与えるのではなく、社会的報酬、具体的には笑顔で褒めることが望ましい。自立性を高め有能感を与えることが大切である。
早速、上記点を意識し、子供が自分を肯定的に考え自分を好きになり自信が持てるよう日々接していきたいと思う。
子供はもちろん、私自身も内発的動機付けをし何事にも主体的に取り組みたいと思う。 -
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長時間SNS(ラインやフェイスブック)をした後に、学習をすると集中できない。
というのは、以前から感じていました。
なので、できる限りチャット目的のSNSはしないように心がけてきました。
私の場合はゲームは、全くしません。友人がハマり破産しかけたからです。
長時間のSNS使用、ゲームが、学習に与える影響は深刻です。
その手法は、統計調査とMRIによる脳画像解析によるもので、
もちろん100%そうだとは、言い切れないレポートです。
ただ相関関係が強い(因果関係ではない)というのは、はっきりしています。
SNSの1時間以上使用で、2時間の学習効果が消えるとは、
なるほどなと、思いました。
また、幼少期の使用が言語発達にも影響を与える可能性が、
非常に強いという指摘にも、頷けます。
SNS、ゲームだけを悪者扱いする気はありませんが、
それらは、テクノロジーの集結で、確かに、恩恵はたくさんありますが、
やはり負の面を考慮する必要があります。
できたら、スマホ画面でSNS、ゲームを使うと、カウントダウン式の画面が、
60分スタートで、時間が来たら、問答無用で接続が切れるアプリサービスなどが、
必要だと思います。
また個人的には、SNS、ゲームは「依存症」とも、
切っても切れない関係だと思います。
つまり、精神的依存に陥りやすいシロモノだと思います。
それらを超時間使用することによって、
脳のある機能を低下させ(可能性がある)、
生活全般にも多大な負の影響を与える可能性があります。
今の時代は、簡単に「慰められるもの」で溢れています。
選択肢は無限にあります。健全なものから、
悪意に満ちたものまで、野放しで放置されています。
そして、今は、完全な自己責任社会です。
便利なモノを使用して、どうなるかは、個人の資質の問題で、
今の状態は、個人の判断によるものだというふうに判断される、
残酷な社会に私達はいます。
車社会になると、歩行機能が失われるように、
スマホ社会になると、思考能力が失われる(のかもしれません)。
私の友人は、アプリ製作会社を運営していますが、普段は、ほとんど、
スマホを使いません。本人曰く、使い続けると考える習慣を失うのと、
ネットの情報は2次、3次情報を個人が匿名で加工して、情報発信しているので、
まったくあてにならないとのことです。
便利なものは、あっという間に普及して、生活をますます便利にさせます。
一方で、利便性が自分達に与える身体的・精神的な依存性も見逃してならないと感じます。
供給者側も、そういうノウハウはふんだんに使いマーケティングを行っています。
「便利なもの」の長時間利用は避ける。
これは、便利なものを使えば使うほど、自分達の生活が良くなることへのアンチテーゼになります。
良く生きるためには、やはり、「便利なモノ」は、ほどほどな方が良いかもしれません。
実際問題、こういう研究結果が多く行きわたることはありません。
やはり、不都合に思う人が、たくさんいるからです。
こういう研究結果を、信じるのも信じないのも個人の自由です。
自分は、批判的に見つつ、利用しない手はないと思います。
ただ、声高に「スマホは危ない!」というつもりもありません、
それは、「自動車に乗るとカラダが悪くなるよ!」と全く同じ論理だからです。
ただ、便利なものを、自分や周囲が幸福になる上で、
どう利用するかという点で考えて、この調査結果は、
かなり価値があると思います。 -
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多くの調査データや脳画像の解析などから導き出された、衝撃の事実。
スマホ、特にLINEなどを使っていると、長時間勉強しても、まったく勉強していない子と同じ成績になるというが、どうしてそうなるのかが今一つわからなかった。
スマホやタブレットを使っていると、前頭葉の活動が低下するとのこと。また、着信音で勉強中の集中力が邪魔されたり、どんな会話がされているのだろう、返信しないと悪く思われるのでは、という社会不安が勉強効率を下げる。
それだけでなく、スマホやパソコンをよく使っていると、脳の前帯状回という部分が小さくなっているという。ここは、集中力の切り替えや、行動の抑制にかかわる部分らしい。
とはいっても、この時代、子供からスマホやタブレットを完全に取り上げるのは不可能。学校でも授業でパソコンやタブレットを多用しているし、宿題もオンライン教材が出る。
どうしたらいいのか、不安だけが残った。
そのほか、早寝早起き朝ごはん(睡眠の質、生活リズムを整える、朝食の効用)などの効用も、豊富なデータや脳画像の解析から証明されていた。
こちらは、我が家でもできるだけ実践しているので、科学的データで裏付けられて、「やはり」という気がしただけ。これからも自信を持って続けていこうと思う。 -
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半年ぶりに本と向き合う時間を確保。手にしたのはずっと読みたかったこの本。
急速に発達したメディアが脳に及ぼす影響を、仙台の小中高生7万人×7年間のデータをもとに明らかにした現実。
衝撃・・の一言。
スマホの利用は1時間未満に抑える。それ以上の使用は前頭葉の活動低下を招き学習効果が「消える」。LINEの使用は注意の集中や切替、衝撃的な行動を抑えるといった機能に関わる領域である前帯状回へ働きかけ、学力低下にさらに強い影響力が。
勉強する時間を盗られる、時間泥棒というレベルの話しではなかった!脳の各部位への悪影響が確実に出ているんだ!
ゲームも然り。脳内に興奮性の神経伝達物質ドーパミンが放出されるため中毒性が高く依存症を引き起こす。長時間の使用で過剰にドーパミンが放出され大脳基底核にダメージを与え健全な発達を阻害する。
ゲームはしない、スマホ歴3か月の私から見るとゲーム会社&LINEの会社は、この世から抹殺したいぐらい。もしくは国の法律で18歳以下は使用禁止にした欲しいと常々思っていたけれど、想像以上の悪影響に絶句・・。
気になるのは、この情報を広く伝えようと記者会見しても「その都度見事にメディアスクラムによって情報は封殺されてきた」とのこと。
「明るい未来を担保する子どもたちの健全育成よりも、大人の金儲けの方が大事な社会に生きています」その通り!
必要なのは、リスクを正しく知った上で使用すること。この事実を知った上で、我が子がLINEやゲームをするのを放置出来るのか・・・否。まだLINEを手にしていない第三子にはなるべくLINEから遠ざけて育るべし!!と心に誓う三児の母でした。 -
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ネタバレスマートエイジングの本。アンチエイジングではなく、スマートエイジングという概念と始めの風姿花伝などとのたとえ話がおもしろかった。
<メモ>
・風姿花伝でいう若さゆえの美しさである「時分の花」は自然に失われていく。初心を忘れず努力をして「まことの花」を咲かせる。「時分の花」にすがりつくことがアンチエイジング、加齢や老化と正面から向き合い「まことの花」をさかせることがスマートエイジング
■スマートエイジングの秘訣
1.有酸素運動をする 2.筋トレをする 3.脳トレをする ほめてあげて、まだ自分でもできると自信をつけてもらうことが大事。嬉しい気持ちのキャッチボールで認知機能は改善する 4.年金以外の収入をえる 仕事を通じて現役でいることが高齢になっても病気になりにくく、健康でいられるということ 5.他人の役にたつことをする 6.明確な目標を持つ 目標設定→達成感→さらなる意欲 7.好きなことに取り組む 女性はなかなか家でも誉められることがなく、賞状など何かモチベーションになるものがあればがんばる。
■人生の晩年まで健やかで穏やかでいるための4条件
「認知」「健康」「栄養」「社会性」社会性は人と関わる機会を持ち続けること。
・認知機能のいろいろな関係 標準~やや太り気味の人が一番機能高め。最終学歴と認知機能の間には強い相関関係。いきいききびきびと暮らしている人は脳がよく働いている。良質のたんぱく質をとることも認知によさそう。
■子供の心の健康度
・子供の頃に親とおやつを作った経験がある大学生ほど心の健康度が高かった。他人生について前向きで達成感や自信ももっていた
・食事の手伝いも全く同じ結果だった。
・親子で調理体験を行う事で子供のみならず親にも大きな好影響があった。
・子供の親を喜ばせる反応が増える、機嫌がよくなる、気の散りやすさがおさまるなど親も親としての有能さを自覚する、健康状態がよくなるなどの効果があった。
・働く時間を制限した方が効率が上がり、個人の業績が向上していた。
・朝ごはんを食べる習慣のある方が難関大学合格率が高かった。
・年収とも朝ごはん食べる習慣は相関があった。
・朝食のおかずが多ければ多いほど、全ての認知機能が高い。
・作動記憶力トレーニング これにより知能も強化可能。
まとめ
・人間が人間らしく暮らしていけるようにすることが一番。 -
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いわゆる”脳トレ”で有名になった川島教授が自分のこれまでの研究歴を記した一冊。というより、自分を批判する人々への反論、正当化と愚痴・悪口の一冊といった方が良さそう。その批判などはそのとおりだと思うし、有名になることでいろいろ嫌なことがあったんだな、とは思うけど、ここまでズケズケと本名を出して人の悪口を言うのは少し大人気ない気もする。随所に出てくる大学や学者の世界の裏側とか、大学で研究するということに対する信念などは面白く、有意義な内容。正直、この人が本書で書かれているような批判を受けていたこと自体を知らなかった。良きにつけ悪しきにつけ、本人が気にしているほどには世間は関心持っていないということか。
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酒飲みと飲まない2人の見方がとても面白かった。
エタノールはADH(アルコール脱水素酵素)によりアセトアルデヒドに分解される。昔はお酒の強さはADHを持っているか否かといわれていたがこれは間違いで、ALDH(アセトアルデヒド脱水素酵素)により決まる。民族差があり、ALDH活性型が欧米人は10%であるが日本人は85%と言われている。簡単にアセトアルデヒドに変わり、その反応が出やすいということだ。
酒酔い防止法という法律があることを初めて知った。「すべて国民は飲酒を強要する等の悪習を排除し、飲酒についての節度を保つように努めなければならない(昭和36年7月1日制定)」
脳は数パーセントしか使われてないという話には根拠がないということも初めて知った。きちんとそれを証明する研究がなされていないそうだ。もしかして思った以上に使われているのかもしれない・・・とちょっと嬉しくなった。脳を鍛える手段は読み書き、計算、料理が良いらしい。計算以外は日常やっていること。計算を取り入れて脳をより鍛えていこうかな。
WHOの警告:アルコールは60以上もの病気の原因になり、病気による社会的損失の第3位。ちなみに1位高血圧、2位喫煙である。1975年よりアルコール関連問題として、WHOの活動が始まったことも覚えておこう。 -
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個人的に、川島教授にはたいへん感謝している。
旦那が脳出血で倒れたあと、リハビリで使ったのが「脳を鍛える大人のドリル」だった。おかげさまで、完全失語で、一生車椅子と言われた旦那は、今自分で歩き、日常会話も支障なくできるようになった。
この本は、川島教授が「脳を鍛える大人のドリル」を出版するにいたった経過と、それに続くDSソフトの発売、そして起こった脳ブームのなかで、教授が感じたこと考えたことが赤裸々に書かれている。
とはいえ、とってもあっさり書かれているので、むしろそのあたりの教授の自制心の高さに感動するのであった。
研究者としての矜持と、プライド。
そして、全く土俵の違うところからの攻撃や、マスコミの歪曲に対しても、それはそれで仕方ないけど、と現象を受け入れつつ言うべきことは言っている強さ。
お茶目で、無邪気な川島教授の姿が、垣間見えて素敵でした。
実際、脳トレをしたことによって、運動機能が改善された症例もあったそうだ。実験データーとしてとってないからか、教授は脳トレで活気がでてきたからであろうと書いておられるが、脳トレで脳の血流量が増えることでの改善だと私は思います。
と、最初の医療現場の冷淡さも書かれていたが…。
ドリルのおかげで、びっくりするぐらい読む力がついた旦那で、担当の医師がびっくりして「なにかやってるか」と聞くので、これをやってるとドリルを見せた。
が、その後病院としてそれを取り入れた話はきかない。
まぁ、病院としては臨床実証ができてないことは取り入れられないのだろう。それは理解する。
なので、結局のところ自分を守るのは、自分自身なのである。自分の日頃の地道な学習意欲が、自分を助けるのだなぁと、改めて感じたのであった。
にしても、DSでの利益を受け取らないとしたとき、家族を含めて色々いわれたそうだ。
あのニュースを見たとき、家族の言い分があるだろうと思ったら、やっぱりそうだったんですねww -
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いやはや痛快! しかしこの本の感想は賛否両論だろう。私のように「痛快」か、それとも・・・。 DS脳トレで一躍有名になった川島教授。もてはやされれば当然それを快く思わない人々もいる。 その川島教授のやることを快く思わない人々が発信する、脳トレ批判を「今までは黙殺していた」そうだが、 今回のこの本では、もーバッサバッサ切りまくる。恩師といえども容赦ない。久保田競教授などもズタズタ(笑) 茂木健一氏もバッサリ。まぁこのあたりは一般人である私たちでも少々の胡散臭さを感じていたので、あぁやっぱりぃ〜?なんて思ったけど。いや茂木健一氏の人気は高いから、この私の感想も不快に思う方はいらっしゃるでしょう。(小心者なのでドキドキ・・・。不快になった方ゴメンナサイ)まぁそんな感じで様々な人々をバサバサ切りながら、ご自身の研究信念、裏話、結果を記されている。(切るのはご自身を守るためということよりも、研究成果を活用している“社会”に悪影響を及ぼしかねないから、という点で私は納得)脳のトレーニングがしっかりとした研究結果に基づいて提供されていることが良く分かる。そして脳トレの裏側が知れて楽しかった。
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小学生のスマホ使用時間と学力との関連についての研究や、LINEの通知音が集中力に与える影響の実験、オンラインコミュニケーションでの脳活動を検証した実験等、現代の生活になくてはならないスマホが脳に与える影響について、研究をまとめた一冊。
スマホ使用と学力の関係が数値として確認できる。
それだけでなく、スマホを使用しながらの勉強の効率の悪さもはっきりと示されていたのが分かりやすかった。
単に勉強するときはスマホをしまっておくように伝えるだけよりも、具体的に数値を提示してデメリットを伝えたほうが、コスパやタイパを重視する現代の若者たちには特に伝わりやすいのかもしれない。
また、オンラインでのコミュニケーションの脳活動がほとんどないという実験結果は驚きだった。
コロナ禍により一般的になったオンラインでのコミュニケーションであるが、それに頼りきるのではなく、対面でのコミュニケーションと上手く使い分けて行く必要があると感じた。
当書は研究結果がまとめられていて分かりやすかった一方で、研究報告がメインであるため、なぜゲームではなくスマホが特別脳に悪影響があるのか、オンラインと電話では違うのか、理由や原理についての考察は少なめに感じ、もう少し詳しく知りたくなった部分もあった。
しかし当書のタイトルが「どこまで」であることを考えると、「なぜ」の説明はメインではないという認識で読んでいれば気にならなかった点かもしれない。