川島隆太のレビュー一覧
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スマホを何のために使うか?
その目的と理由を「しっかり」考えて、スマホを使うのが、
より良い人生を実現する上で大切なことだと思いました。
少し、大げさな表現ですが。。。。
なぜなら、私は今、スマホを大した目的もなく、
使っていて、視点を変えれば、「使わせられている」からです。
この著作では、スマホの使用時間と学力高低には、明確な相関関係が認められていると指摘しています。
つまり、スマホを使用すれば、すればするほど(使用する時間が長ければ、長いほど)、
学力を測る指標の一つである数学や国語の成績が下がるということです。
もちろん、この結果知っても、「そんなの当たり前だろ」です。
興味深いの -
Posted by ブクログ
本書では,東北大学の教授である著者が,仙台市の小中学生7万人を5年間追跡調査した結果をもとに,スマホを利用することによる学力への影響や,健常児の言語知能や脳発達への悪影響について論じています。
スマホ使用時間,使用するアプリの種類や数,睡眠時間や家庭学習時間との関係…様々な角度から,スマホ使用のデメリットが整理されています。
私自身,毎日かなりの時間スマホをいじっています。
ですので,この本で語られていることは正直あまり知りたくないことである反面,もうすぐ1歳になる息子のことを思うと,事実を認識して付き合い方を考え直さねばならないのだろうな,と思わされました。
「それでも、あなたはスマホ等 -
Posted by ブクログ
樺沢紫苑先生の推薦図書で、読んでみた。
スマートフォン、特にラインは子供の脳の働きをいかに悪くしているかがよくわかった。
勉強時間に関わらず、スマホ使用時間が長い子供ほど、成績が下がる事実は驚きだった。特にライン使用が学力低下に強い影響があることも驚いた。
ラインを頻繁に使う息子と早急に話し合い今後の使い方を改めたいと思う。
子供の成績を上げるには内発的動機付けを高めることが必要。決して押し付け、やらせるのではなく、子供自らが進んで取り組むようにサポートすることが大事。それにより、子供は自信を付け有能感を得てさらに内発的動機付けが高まる。すごく腹落ちした。
そして、親は物理的報酬を与えるので -
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長時間SNS(ラインやフェイスブック)をした後に、学習をすると集中できない。
というのは、以前から感じていました。
なので、できる限りチャット目的のSNSはしないように心がけてきました。
私の場合はゲームは、全くしません。友人がハマり破産しかけたからです。
長時間のSNS使用、ゲームが、学習に与える影響は深刻です。
その手法は、統計調査とMRIによる脳画像解析によるもので、
もちろん100%そうだとは、言い切れないレポートです。
ただ相関関係が強い(因果関係ではない)というのは、はっきりしています。
SNSの1時間以上使用で、2時間の学習効果が消えるとは、
なるほどなと、思いました。
また -
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多くの調査データや脳画像の解析などから導き出された、衝撃の事実。
スマホ、特にLINEなどを使っていると、長時間勉強しても、まったく勉強していない子と同じ成績になるというが、どうしてそうなるのかが今一つわからなかった。
スマホやタブレットを使っていると、前頭葉の活動が低下するとのこと。また、着信音で勉強中の集中力が邪魔されたり、どんな会話がされているのだろう、返信しないと悪く思われるのでは、という社会不安が勉強効率を下げる。
それだけでなく、スマホやパソコンをよく使っていると、脳の前帯状回という部分が小さくなっているという。ここは、集中力の切り替えや、行動の抑制にかかわる部分らしい。
とはいっ -
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半年ぶりに本と向き合う時間を確保。手にしたのはずっと読みたかったこの本。
急速に発達したメディアが脳に及ぼす影響を、仙台の小中高生7万人×7年間のデータをもとに明らかにした現実。
衝撃・・の一言。
スマホの利用は1時間未満に抑える。それ以上の使用は前頭葉の活動低下を招き学習効果が「消える」。LINEの使用は注意の集中や切替、衝撃的な行動を抑えるといった機能に関わる領域である前帯状回へ働きかけ、学力低下にさらに強い影響力が。
勉強する時間を盗られる、時間泥棒というレベルの話しではなかった!脳の各部位への悪影響が確実に出ているんだ!
ゲームも然り。脳内に興奮性の神経伝達物質ドー -
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ネタバレスマートエイジングの本。アンチエイジングではなく、スマートエイジングという概念と始めの風姿花伝などとのたとえ話がおもしろかった。
<メモ>
・風姿花伝でいう若さゆえの美しさである「時分の花」は自然に失われていく。初心を忘れず努力をして「まことの花」を咲かせる。「時分の花」にすがりつくことがアンチエイジング、加齢や老化と正面から向き合い「まことの花」をさかせることがスマートエイジング
■スマートエイジングの秘訣
1.有酸素運動をする 2.筋トレをする 3.脳トレをする ほめてあげて、まだ自分でもできると自信をつけてもらうことが大事。嬉しい気持ちのキャッチボールで認知機能は改善する 4.年金以外 -
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いわゆる”脳トレ”で有名になった川島教授が自分のこれまでの研究歴を記した一冊。というより、自分を批判する人々への反論、正当化と愚痴・悪口の一冊といった方が良さそう。その批判などはそのとおりだと思うし、有名になることでいろいろ嫌なことがあったんだな、とは思うけど、ここまでズケズケと本名を出して人の悪口を言うのは少し大人気ない気もする。随所に出てくる大学や学者の世界の裏側とか、大学で研究するということに対する信念などは面白く、有意義な内容。正直、この人が本書で書かれているような批判を受けていたこと自体を知らなかった。良きにつけ悪しきにつけ、本人が気にしているほどには世間は関心持っていないということ
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酒飲みと飲まない2人の見方がとても面白かった。
エタノールはADH(アルコール脱水素酵素)によりアセトアルデヒドに分解される。昔はお酒の強さはADHを持っているか否かといわれていたがこれは間違いで、ALDH(アセトアルデヒド脱水素酵素)により決まる。民族差があり、ALDH活性型が欧米人は10%であるが日本人は85%と言われている。簡単にアセトアルデヒドに変わり、その反応が出やすいということだ。
酒酔い防止法という法律があることを初めて知った。「すべて国民は飲酒を強要する等の悪習を排除し、飲酒についての節度を保つように努めなければならない(昭和36年7月1日制定)」
脳は数パーセントしか使われて -
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個人的に、川島教授にはたいへん感謝している。
旦那が脳出血で倒れたあと、リハビリで使ったのが「脳を鍛える大人のドリル」だった。おかげさまで、完全失語で、一生車椅子と言われた旦那は、今自分で歩き、日常会話も支障なくできるようになった。
この本は、川島教授が「脳を鍛える大人のドリル」を出版するにいたった経過と、それに続くDSソフトの発売、そして起こった脳ブームのなかで、教授が感じたこと考えたことが赤裸々に書かれている。
とはいえ、とってもあっさり書かれているので、むしろそのあたりの教授の自制心の高さに感動するのであった。
研究者としての矜持と、プライド。
そして、全く土俵の違うと