川島隆太のレビュー一覧

  • オンライン脳 東北大学の緊急実験からわかった危険な大問題

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    偶然だが、斎藤環と佐藤優の『なぜ人に会うのはつらいのか』を読んだ後にこの本。斎藤環の対談本は、対面の暴力性を解説し、オンラインと対面の両立が良いという話だった。本著は、オンラインの危険性を説く本。両面から考える事で、より理解が深まった。ただ、結論としては、私はオンラインで十分だ。

    オンラインでは脳の刺激が少なくお互いの脳が同期して共感すると言うプロセスが損なわれている。OECDの学習到達度調査によると学校にコンピューターが配置されればされるほど数学や国語の成績が下がると言うデータがあるらしい。

    共感を齎す一つの因子が、視線。他者の視線が自分に当たったとき、脳の扁桃核が強く反応する。嫌なこと

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    2023年01月26日
  • スマホが学力を破壊する

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    ・LINEはスマホ仕様の経年変化データと比較して、使うのをやめたことによる成績向上よりも、使い始めたことによる成績低下の影響の方が強いようです。

    ・ゲームの影響と同じく、テレビを長時間視聴する児童・生徒の言語知能の発達に遅れが見られること、前頭葉を中心に大脳皮質の発達に遅れが見られることを明らかにしました。長時間のテレビ視聴には種々のリスクがあることは肝に銘じておかなくてはいけません。

    ・生徒たちの家庭での時間の使い方を想像してみましょう。部活を行い18〜19時に帰宅したとします。そうすると夜就寝するまでに、平均4〜5時間しかありません。
    LINEを使用する人はマルチタスク(テレビをみなが

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    2023年01月04日
  • 子どものデジタル脳 完全回復プログラム

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    ネタバレ

    ごもっともだなぁ、^^;
    ただ、このプログラムがきちんとできる家庭(保護者)は、そもそも子どもをネット依存状態にするかなぁ…。。。

    それくらい依存から、通常の状態に戻すにはエネルギーがいるんです。

    つくづく、一歳児健診とかのときにスマホを子どもに持たせるリスクとか、家庭内でのネット使用についての約束の決め方とかの話があるといい

    ただ、スマホに子守りを任せざるを得ないのは、往々にして子育てに対する支援が行き届いてないからでは、とも思う。大人に余裕がない。

    これほんと社会の問題。

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    2022年11月27日
  • 子どものデジタル脳 完全回復プログラム

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    デジタルスクリーンの弊害をまとめた本。普段当たり前に使っているデジタル機器が、こんなに悪影響を及ぼすとは思っていなかった。妻が子供に対してしつこいぐらいスマホの使用を注意していて、そこまでしなくてもと思っていたが、この本を読んで妻が正しい事が理解出来た。仕事柄デジタル機器を取り除く事は出来ないが、なるべく使わない様に気をつけよう。

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    2022年11月10日
  • オンライン脳 東北大学の緊急実験からわかった危険な大問題

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    通信回線を使ったオンラインコミュニケーションが人間の脳に与える悪影響をまとめた本。
    自分の仕事がほとんどオンライン化する中、なかなか厳しくごもっともなご指摘である。対面の重要性と経済的合理性を天秤にかけるのは難しいそうなので、やはり交渉、創造、営業などの業務と情報交換の業務などで面直、オンライン会議を切り替えていくのが妥当かなと感じた。
    何にせよ、暇つぶしで電子機器を触るのは辞めようと思う。

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    2022年10月14日
  • オンライン脳 東北大学の緊急実験からわかった危険な大問題

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    オンライン会議などに対して警鐘を鳴らしている。主張において著者の研究結果をエビデンスとしており納得感が高い。学力とスマホ使用時間で、スマホ時間も勉強時間も長い人より、両時間が短いほうが学力が良いという結果には驚いたが、スイッチングによる集中力維持ができていないとの内容には納得。おそらくsnsが気になって勉強時間がだらだら長くなっているのだろうと。

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    2022年09月20日
  • 2時間の学習効果が消える! やってはいけない脳の習慣

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    スマホやゲーム等の電子機器と勉強時間に関する本。いくら長時間勉強しても、2時間以上スマホに触れていると、その効果は激減してしまう。
    我が子にもスマホの利用時間やルールなど、改めて見直すきっかけとなった。

    内発的動機付けと外発的動機付けという、勉強するキッカケ?モチベーション?がどこにあるかによって、勉強の効果が異なる。子供が良い点数を取ってきたからお小遣いをあげるのではなく、面と向かって誉めてあげることの方が為になる。

    全体的に目新しいことは少ないように思うが、具体的な数字などが表記されており、参考になりました。

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    2022年09月05日
  • 子どものデジタル脳 完全回復プログラム

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    身体に悪いのはわかった反面、インフラとしてデジタル機器が必要なのも事実。要はどういう影響があって、上手に付き合うかを大人が教えればよいのです。
    その影響を知るのにうってつけの本です。

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    2022年06月13日
  • スマホが学力を破壊する

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    スマホが脳に与える影響をもっと知りたい。睡眠の質や時間の低下について、学習に影響を与えることは理解した。

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    2022年05月10日
  • スマホが学力を破壊する

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    調査に基づき、色々な研究や論文も紹介してくれている一冊。私自身もスマホに支配されてる感じがするので、深く心に刺さりました。
    テレビもスマホと同じで、前頭前野が働かない。

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    2021年10月02日
  • 最新脳科学でついに出た結論 「本の読み方」で学力は決まる

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    読書と学力の関係など、時間や年齢その他、様々な角度から相関関係だけでなく、因果関係も明らかにしようとした研究を紹介した本。

    読書しない小中学生の偏差値は低い、逆に2時間以上、読書している人の偏差値が下がるのは、それ以上に睡眠を削ったりしている影響があるとのこと。

    良く寝て、良く本を読み、良く勉強する子は、成績がいい、という、超当たり前の結論。

    読書習慣をつける為に、親が読み聞かせをすることが良い、というのも当たり前で、やはりスマホに子守をさせてはいけないんですね。

    MRIや脳神経の話は興味ない人は飛ばして読んでも結論が書いてあるので大丈夫です。

    やはり読み聞かせしてきて良かったなと色

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    2021年04月17日
  • スマホが学力を破壊する

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    何でもそうだけれども、何となくで説明されると胡散臭さが抜けないが、しっかりデータで説明されると納得することができる。
    スマホが悪いではなく、スマホによるマルチタスクが原因だというのはとても興味深かった。
    けれども、逆に考えればスマホの技術発展にもつながるのではないか。マルチタスクをさせないスマホ。子供用の能力の開発に特化したスマホ。そんな未来も面白いかもしれない。

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    2021年02月22日
  • 2時間の学習効果が消える! やってはいけない脳の習慣

    mac

    ネタバレ 購入済み

    SNSはほどほどに

    一部ご紹介します。
    ・2時間以上勉強しても、スマホの使用時間が4時間/日以上なら、せっかくやった学習効果が消えてなくなる。
    LINEなら、その傾向はさらに顕著だ。つまりLINEを使えば必ず成績は下がるということだ。
    だからこそ、子供の場合、スマホやゲーム、パソコンは1日1時間以内に制限することが望ましい。
    ・社会不安の高さと、LINEでの集中力低下は相関する。
    使うべき注意力や集中力が、LINEのほうに向かってしまい、勉強に身が入らなくなる。
    ・授乳の際に、母親が子供ではなく、スマホを見ているということは、
    赤ちゃんにとって、母親とのコミュニケーションを取ることができなくなること

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    2022年09月30日
  • スマホが学力を破壊する

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    スマホ、LINE等の利用が学力に与える影響について考察した一冊。研究方法の限界を考慮しつつ、睡眠時間、家庭学習時間などの影響を踏まえ、慎重に調査データが解釈されています。家で十分に学習しても、偏差値を10も下げてしまうリスクがあるというのは、受験生にはショッキングな話かもしれません。学校教育でのタブレット端末活用などは大丈夫なのか。スマホの利用で無自覚にマルチ・タスキングが増え、学習効率が低下する環境に悪整備されているように感じました。

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    2020年09月18日
  • 最新脳科学でついに出た結論 「本の読み方」で学力は決まる

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    脳トレの川島教授が監修した「読書」の本ということで、興味津々で購入。

    子供向けにも、同じような本を書いていたはず。
    以前読んだ記憶がある。
    内容は、以前読んだものの内容+理由や補足といったところがたくさん。復習と、より深い勉強ができた。
    気がする。

    読み聞かせをする大人側の脳の働きは、新しい発見。
    お姉ちゃんお兄ちゃんが、より小さい子に読み聞かせするのも、たぶん、同じように良いことなんだろうな。
    見ててかわいいし。

    これ系の本を読んでいつも思うのが、
    「信じたいけど本当かな」。
    同じ人間を二人にして実験することができない以上、「本を読んだらアタマ良くなりますよ」は、統計からしか語れないか

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    2020年04月05日
  • スマホが学力を破壊する

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    この本の特徴として、結果を先に示すのではなく実際に調査して手に入れたデータをもとに統計的な手法を使って考えを深めていくという構成になっている。
    この「データをグラフで可視化して可能性を絞り込んでいく」というやり方がとても上手いと思った。
    そのため、ただ「スマホのやりすぎはだめ!」と結論だけと言われるより身にしみて実感するものがあった。

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    2020年01月11日
  • スマホが学力を破壊する

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    スマホを何のために使うか?
    その目的と理由を「しっかり」考えて、スマホを使うのが、
    より良い人生を実現する上で大切なことだと思いました。
    少し、大げさな表現ですが。。。。

    なぜなら、私は今、スマホを大した目的もなく、
    使っていて、視点を変えれば、「使わせられている」からです。

    この著作では、スマホの使用時間と学力高低には、明確な相関関係が認められていると指摘しています。
    つまり、スマホを使用すれば、すればするほど(使用する時間が長ければ、長いほど)、
    学力を測る指標の一つである数学や国語の成績が下がるということです。
    もちろん、この結果知っても、「そんなの当たり前だろ」です。

    興味深いの

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    2019年12月02日
  • [図解] 頭がよくなる 朝、10分の習慣

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    川島隆太氏の本の復習になるような良書。星四つ。

    読み書き計算の脳に与える影響について、多くのデータをもとに説明している。要するに朝の音読や計算が、脳をどれほど鍛えるのかという説明。
    地も大きく絵やグラフも多い。老人向けだろうが、学生にも良いと思った。

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    2019年11月28日
  • スマホが学力を破壊する

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    次の結果が待ち遠しい。
    前頭前野の抑制現象
    脳に与える影響が解明されていないが、少なからず影響があるとするデータからすれば、スマホだけでなく、テレビやゲームも使い方を考えるべきだと思う。

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    2019年08月12日
  • スマホが学力を破壊する

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    本書では,東北大学の教授である著者が,仙台市の小中学生7万人を5年間追跡調査した結果をもとに,スマホを利用することによる学力への影響や,健常児の言語知能や脳発達への悪影響について論じています。
    スマホ使用時間,使用するアプリの種類や数,睡眠時間や家庭学習時間との関係…様々な角度から,スマホ使用のデメリットが整理されています。

    私自身,毎日かなりの時間スマホをいじっています。
    ですので,この本で語られていることは正直あまり知りたくないことである反面,もうすぐ1歳になる息子のことを思うと,事実を認識して付き合い方を考え直さねばならないのだろうな,と思わされました。

    「それでも、あなたはスマホ等

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    2019年05月22日