川島隆太のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
私自身がスマホにより睡眠の質の低下を感じていること、子どもたちがスマホを持つようになり、長時間スマホを触っていることが気になり、この本を読みました。
どこかで聞いたことがある内容でしたが、実際にデータに基づいて説明されているので、納得できました。
最後の子どもたちに、スマホによる影響を説明した後に、自分たちでルールを決めさせるというのは、大変参考になりました。
是非、全国の学校で取り入れてほしいです。
また、オンライン会議に参加しているときは、ぼーっとしているのと同じような脳活動というのは衝撃でした。確かに、特定の人に質問しても、たいてい聞いてない……(^_^;) -
Posted by ブクログ
非常に面白かった。一気に読みきった。著者は大学教授でもあり、任天堂 DSソフト「脳トレ」監修でも知られた脳科学者。その著者が、読書と脳の関係、読書の方法論、読み聞かせ、スマートフォンやタブレットの学校教育への導入の是非を論じている。
読書は脳の全身運動である。
第1章のこのタイトルが、この本の肝だ。前半は読書が脳に与える影響を、様々な角度から分析を試みている。電子書籍より紙媒体の方が良いこと、音読をすることで更に脳が活性化すること、読書習慣のある子供は学力が高いこと、読み聞かせの効果などを、日頃の研究から得られた膨大なデータと分析で明らかにしている。
後半では、スマートフォンの恐怖という -
Posted by ブクログ
LINEを普段から使用していると、通知が来た時に、通知が気になって注意が散漫になり勉強に集中出来なくて、結果学力が下がる。
気が小さい人はLINEが来たら早く返信をしないと不安になるらしい。
他にもスマホをしながら勉強を行う人が多いらしく、それでは当然集中出来るはずもないので、身につかず成績が上がらない。
ながらを行うことでひとつの物事に上手く集中出来ない。このマルチタスクは、うつ病のリスクも高める。
結論として、学生は、普段の生活でスマホを眺めて過ごすのではなく、友達と遊んだり、本を読んだり、自分の趣味をしたり、(趣味がスマホのやつはなし)とにかくデジタルに触れないことが良い。
スマホが