川島隆太のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
アンチ・エイジングでなく、スマート・エイジング。
エイジング(歳を取ること)は、単なる老化(あらゆる機能が劣化していくこと)でなく、知的な成熟と捉える。これを成就させることがスマート・エイジング。
で、そうするための
1.7つの秘訣
2.具体的な取り組み
3.豊かな朝食
4.脳トレーニング
(項目ナンバーは、実際の章立てとは異なる)
と話が続いたんだが・・・
1.で、
(秘訣その1)有酸素運動をする
(秘訣その2)筋力トレーニングを行う
(秘訣その3)脳のトレーニングを行う
(秘訣その4)年金以外の収入を得る
(秘訣その5)他人の役に立つことをする
(秘訣その6)明確な目標を持つ
(秘 -
-
Posted by ブクログ
・特に私の信頼感が上がったのは、社員の方々から「子ども達がさまざまな知識や技術を学ぶのはあくまでも学校という場である。公文式は、子ども達が学校での学習をより容易にこなせるようにするための道具作りの場でしかない」という言葉を聞いたからであった。乳児の早期教育をする団体や、受験の技術を詰め込む「塾」と一緒に産学連携の仕事をするのは、とても抵抗があるが、自分たちの足元をそう社員たちが分析できているなら、とりあえずはお付き合いしても安心だと感じた。
・現在では、この会社は学者以上に保守的で慎重すぎるくらい慎重、真面目すぎるくらい真面目な組織だと感じている。我々を食い物にして金儲けをするどころか、我々が -
ネタバレ
統計的(科学的)にはNGの内容
スマホ等使用中止による学力向上(グラフ3-1)は偏差値換算で1以下(0.1σ)で有意差検定もありません。この本の内容を気にしてお子さんにスマホをやめさせるのは僕にはお勧めできません。学術論文なら査読で×の内容。また、この調査では「勉強意欲が高まってスマホをやめた層と勉強が嫌になってスマホの時間が増えた層の比較になってしまっているのでは?」という異議(スマホの使用不使用が原因じゃないのでは?)に反証できません(対照群のコントロールが不十分)。また、100歩譲ってこれが全部統計的に有意であるとしても偏差値が1も上がらないのにスマホをやめさせるか、という問題もあります。スマホの使用中止には負の効果(