川島隆太のレビュー一覧

  • 最新脳科学でついに出た結論 「本の読み方」で学力は決まる

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    MRIの中で読書をしてもらったのだという。普段通りの速さで読む条件と、できるだけ早く読む条件。できるだけ早く読むと言語に関わる脳領域ブローカ野・ウェルニッケ野などの活動が低下し、逆に空間認知に関する脳領域の活動が高まっていることが判明した。読書は、脳活動に影響を及ぼす。それはそうだろう。読書以外も脳の活性部位は違えど、脳が使われる。

    面白いのは、その場所の違いで、興味深いのは、活性化により能力が向上するのかという点だ。

    意味のない文字記号を見せると、脳の後頭葉が働く。意味のある文字の場合は、後頭葉に加えて頭の横側にあるウェルニッケ野が活動する。ウェルニッケ野は、言葉の意味を理解するときに使

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    2023年10月10日
  • スマホ依存が脳を傷つける デジタルドラッグの罠

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    本を読んでいる時の集中力が続かなくなったこと、食事中先に食べ終わった夫が食卓でずっとスマホを見ていることが気になって、手に取りました。
    とりあえず、入浴後はスマホを触らないことから始めてみました。

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    2023年09月05日
  • スマホ依存が脳を傷つける デジタルドラッグの罠

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    DSの脳トレで一世風靡した川島先生の著書。
    本文でも触れている通り、かなり強い言葉でスマホ依存に対する警鐘を鳴らしている。
    序盤からフルスイングでスマホの危険性について取り上げられているが、後半に進むにつれて対処方法や上手な付き合い方について触れてくださっていた。
    各調査の参照元を掲載していただけたら、もっと読みやすかったな~と思った。

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    2023年05月02日
  • スマホ依存が脳を傷つける デジタルドラッグの罠

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    スマホの依存性、発達への影響、認知機能への影響、脳への器質的影響など問題提起としては重要なトピックスが並んでいるが、残念ながらエビデンスに乏しく、印象論に過ぎない主張が多い。

    しかし、スマホ依存は人間の文明文化の将来を大きく左右するほどの重要性を帯びた問題である。
    もっとしっかりした論客の登場が、切に待たれる。

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    2023年04月18日
  • スマホが学力を破壊する

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    衝撃だったのは、スマホを使い始めた途端に成績がガクッと落ちていくこと、逆に使うのをやめると成績が上がっていること。そして、ITを使うと前頭前野(情報処理や思考の中枢)が働かなくなるという研究結果である。文章を書くときに、手書きで書くのと、PCやスマホで文字を打つのとでは、PCやスマホの方が楽できるから、脳は働かないというのはイメージできていたけど、対話する時に、直接顔を合わせて話すのと、テレビ電話で顔を見て話すのとでも、テレビ電話の方が脳が働かないのは意外で、驚いた。
    とはいえ、育児をする時にスマホが便利なのは事実。だって、家にいながら、病院の予約ができて、待合室で長時間待たなくて済む。出かけ

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    2023年03月25日
  • 最新脳科学でついに出た結論 「本の読み方」で学力は決まる

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    読書が学力を左右する
    言語機能の発達は8〜10歳
    小学生のうちはたくさん勉強するより、読書をして幅広い知識や視野を身につけたり、豊かな感受性を養うほうが学力にも結びつく
    読み聞かせは親子の良好なコミュニケーション。心が安定し、信頼と愛着が増す。

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    2022年11月19日
  • オンライン脳 東北大学の緊急実験からわかった危険な大問題

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    ネットの過剰依存の弊害が語られています。しかしその対策にはそれほど紙面を割かれてません。ともかくデジタルデトックスをテーマにするしかないな、と思いました

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    2022年09月15日
  • 子どものデジタル脳 完全回復プログラム

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    デジタルスクリーン(とくにスマホやゲームの画面)の害について述べた本。
    子どもに対する害と、デジタルスクリーン依存症に対するデジタルデトックスが話題の中心。

    おそらく、そんなに間違ったことは書いていないと思うのですが、定性的な話に終始していて、数値的、客観的、科学的な根拠が希薄な印象でした。
    また、全体的に冗長な印象を受けました。

    そして、おそらくは、翻訳があまりうまくないと思われ、論理的によくわからないところがちょいちょいありました。

    300ページを超える本ですが、ケーススタディやまとめのところだけ読めばポイントは十分わかると思います。

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    2022年07月22日
  • 最新脳科学でついに出た結論 「本の読み方」で学力は決まる

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    読書と学習はやはり関係があるようだ。
    とは言っても何事も「〜し過ぎ」はよくない。
    1日30分ほどの読書を私も習慣にしてみようと思う。

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    2021年07月31日
  • 最新脳科学でついに出た結論 「本の読み方」で学力は決まる

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    初版2018/9

    読み聞かせは、
    子どもの感情や情動の脳が動く+大人のコミュニケーションの脳が動く。
    ◉読み聞かせってだいじ・・・子どもにしよう。

    読書し過ぎはダメ。しないのもダメ。1日30分!1時間!!
    ◉本読むって大切・・・

    睡眠時間を増やすことで、レム睡眠を増やし記憶の定着機会を増やす
    海馬の成長も睡眠時間から
    ◉寝よう

    細切れで読む方が定着する
    ◉ツァイガルニク効果??(中途半端の方が記憶に定着しやすい。)

    音読>黙読
    ◉音読します!

    スマホ・ゲームは前頭前野の活動を抑制する。
    前頭前野は人間を、知的・理性的な生物たらしめる、脳の司令塔
    ◉友達はゲームしている時、人格が変わ

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    2020年01月13日
  • 最新脳科学でついに出た結論 「本の読み方」で学力は決まる

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    学術調査が元になっている。

    ・読み聞かせは親しい大人からやらないと意味が無い。
    ・周に1,2回の読み聞かせでも、その後の学力に差が出る。
    ・ほめることで共感力、良識性と知的好奇心が育つ

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    2019年07月08日
  • 最新脳科学でついに出た結論 「本の読み方」で学力は決まる

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    ネタバレ

    本と学力の関係、本がもたらす脳や心への好影響をザックリと知ることが出来る。

    ▪️良い
    ・難しく書かれていないので、さらっと知る分にはいい
    ・読む(読み聞かせ)時間数が、学力向上に関係しているという事をデータで表示
    ・どんなジャンルの本(ミステリー、ファンタジー等々)が脳のどの部分に影響があるかの検討
    ・紙の本とスマホやタブレットで読むことの違い
    ・時々はさまれるコラムが雑学ネタで面白い

    ▪️惜しい
    ・後半は読み聞かせの内容が多いので、子供が読み聞かせ時代を過ぎていた場合、微妙
    ・読書と学力の関係は分かったが、本のタイトルほどはっきりとは言えないのでは?と読後に思ってしまった(つまり、説得

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    2019年05月08日
  • スマホが学力を破壊する

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    仙台市の中学生の調査で、成績とスマホ使用時間に逆相関関係があることがわかった。ゲーム・動画・インスタントメッセージ・音楽のながら使用で、勉強への集中度が減ることとの関係性が高い。

    そんなにスマホを悪にしたいんでしょうか。使い方への提案にしたらよいのに。

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    2019年04月14日
  • スマホが学力を破壊する

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    やや煽りぎみのタイトルではあるが、スマホ使用時間が長ければ学力が落ちる当然のことをデータを用いて説明している。
    昔の言葉「ゲームは1日1時間まで」という言葉が、案外正しかったという点は笑えてくる。

    残念な点は、全体を通してデータのみで話が展開して、中高生の実際の声が少ないという点だ。

    スマホ等の技術を使えることは、生活において非常に有用である。
    子どものうちから、ただスマホ禁止するだけでは時代に逆行してしまう。
    スマホ禁止・子どもにスマホ与えて放置では無く、以下の点に注意したい。

    1. スマホのメリットデメリットを教える
    2. 利用時間1時間以内とする

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    2019年03月05日
  • 最新脳科学でついに出た結論 「本の読み方」で学力は決まる

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    ネタバレ

    タイトルがちょっと煽動的過ぎな気がする。けど確かに小学から中学に上がるのを機に部活などで読書に割ける時間が減ってしまうのは自身の体験からもそうだなと思った。
    本のジャンルによって脳の活動が活性化する場所に違いがあるというのは面白い情報だった。

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    2019年01月22日
  • 最新脳科学でついに出た結論 「本の読み方」で学力は決まる

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    まぁ、読書のススメをMRIで見た脳みそへの影響を含めた根拠を示した本。P4 読み聞かせをすると、子どもの脳は単に声を聴く反応を示すだけではなく、感情や情動の脳が動く。読み聞かせをしている大人の脳は、単に本を読む反応を示すだけでは無くて、コミュニケーションの脳が働く。読み聞かせは、親子の極めて良質なコミュニケーションとなり、子供たちの心が安定し、親への信頼と愛着が増し、親の子育てストレスが減る。P21 読書をし過ぎること自体が何か脳に悪い影響を及ぼしている訳ではなく、読書時間を確保する為に勉強や睡眠の時間を削減していることが、成績低下に。P43 ハッピーエンドを迎えるような、でも、最初から最後ま

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    2018年12月05日
  • スマホが学力を破壊する

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    著者は「脳トレ」を監修した人らしい。中高生のテストの点数とスマホの利用時間因果関係を様々なデータを使い説明。1日の使用時間は1時間以内に抑えられる自制心を持った子供は点数もよいが、スマホ使用時間が長いほど点数も悪くなるというもの。そうは言っても今さらスマホ使うなというのも難しい。使用は最低限にするよう心がけることが大切だ。

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    2018年10月14日
  • 2時間の学習効果が消える! やってはいけない脳の習慣

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    スマホやゲーム機を子どもに与える前に読んでおきたい本。スマホやゲーム、テレビが学力や脳の発達にどのような影響を与えるのか(1,2章)。そして、やる気や自己肯定感を高めるためのポイント(3,4章)。生活習慣と脳の発達の関係(5章)などの内容が書かれている。

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    2017年05月15日
  • 2時間の学習効果が消える! やってはいけない脳の習慣

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    羅列的。それぞれのトピックごとに脳部位との関連に言及。
    ○○という生活習慣と△△に相関がある。△△は脳のここと関連する。
    お手伝いをすることと自己肯定感の関係は妙に納得。今までは自己肯定感を高めるためにお手伝いを薦めるコメントを見たことがない。

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    2017年05月03日
  • 2時間の学習効果が消える! やってはいけない脳の習慣

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    ネタバレ

    スマホが学業成績に影響すると言うのはそりゃそうだと思いますが
    ちゃんと脳の働きやなんやらを調べた上での議論となっており
    それなりに納得しやすいようになっています。
    ただスマホを触らずに勉強していない子とスマホしてるけど2時間勉強した子で
    ほとんど学業成績が変わらないからと言って2時間の学習効果が消える
    と結論付けるのは何となく乱暴だなぁと言う気もしました。

    有意差は見られたのでしょうけれど結局勉強の成績と言う定性的な尺度で
    分析してしまっている以上説得力が下がるのは仕方ないですね。

    それでもスマホのアプリの中でもLINEのようなアプリに注目して
    その影響を分析した実験は面白かったです。
    L

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    2017年02月02日