グロービスのレビュー一覧
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骨太なビジネス書(著者の言葉では、とっくきにくいけど奥深い書籍)35冊を、使いこなすための読み方のヒントが詰まった1冊。
本の形も違うし、イラスト付きだから本格的じゃないかと思いきや、この本自体も骨太。
35冊のイラスト付きの解説も面白いが、それ以上に冒頭の著者荒木さん( @hiroyuki_araki )の読書術が面白い。これだけでも読む価値がある。
「本当の読書は読んだ後に始まる」
この本を3つのポイントで考えると、
・本を使いこなすためには?
・実際の使い方の例(35冊分!)
・このシリーズを上手く使ってね
かと。
次のシリーズも合わせて買ったけど、買ってよかった! -
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グロービス流 「あの人、頭がいい! 」と思われる「考え方」のコツ33
著:グロービス 執筆:嶋田毅
思考力を高めることで生産性を上げたいと考える人はますます増えている。本書は、「必ずしもきれいに構造化されていなくても、ビジネスパーソンが効果的に考えるうえでの代表的なティップスを提供できないだろうか」という発想のもとに記されている。
考え方のコツのうち、多くのビジネスパーソンにとっても有効と思われるものを33個ピックアップし以下の4編により紹介している。
①基礎編
②応用編
③発展編
④日常の習慣編
全てにおけるビジネススキルの土台でもある思考法。この土台がしっかりしているかどうかで、自分 -
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読んだら当たり前には思えるけど、意外と実行に移すのは難しいことばかり。
海外赴任時のバイブルとしてとてもよい。
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(メモ)
全てを異文化のせいにする前に、以下の3つの壁を整理するべし。
①発展段階の壁(日本とは、ビジネスの事業ステージが違う。日本は成熟市場であるケースがほとんどで、海外で発展の余地があるからこそ派遣される)
②ビジネス領域の壁(海外拠点ではビジネスの守備範囲が違う。)
③組織での役割の壁(日本での役職よりも上位になることが多い)
これらは、言語や文化関係ないので、全てをそ -
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1.ビジネスは提案の連続もしくは問題解決の連続だと思ってます。その中で、最高峰と呼ばれるMBAのスキルに触れてみたかった。
2.ビジネスは問題解決の連続であり、そのためにはあらゆる手段を尽くす必要があります。本書では、MBA問題解決術を参考にし、100のルールとして体系化してあります。各章ごとに分かれており、それぞれのシーンではどのような対処法があるのかを述べています。
3.ビジネスパーソンは目を通しておいて欲しい一冊だと思いました。一読しただけではなんとなくしかわかりませんが、いざ現場に立ってみると自分がいかに視野狭笮に陥っていたか、詰めが甘いことに気づいていないかがよくわかります。そう -
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ネタバレ生産性向上のためのソフトスキル(土台→実行→成長)の各視座におけるアドバイスを、MBA的な思考法、フレームワークや学術論を引用しながら紹介している。
・土台スキル(①マインドセット ②情報収集・データ分析 ③意思決定 ④伝える)
・実行スキル(⑤PDCAを回す ⑥やり抜く)
・成長スキル(⑦仕組み化 ⑧人に任せる ⑨アイデアを生み、ビジネスを作る )+ ⑩学び続ける
単にMBAフレームワークを修得したいのであれば、前書の方が適しているように思う。①~⑧は既視感が強かったが、基本(Essential)を再確認するのには良かった。⑨、⑩ではいくつか気付きが得られた。
【メモ】
・日本人は目標の -
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ネタバレMBA関連の定番ワード、必修知識&フレームワークを網羅的に理解するために読んだ。
数々のマネジメント・フレームワークの詳細を説明するのではなく、それらの背景にある考え方、示唆が簡潔に紹介されている。
本書はマネジメント専門書を読む前の助走として、読みやすい。
【メモ】
・戦略とは戦を「略」す。戦いを避けること
・日本人はゲームのルールを作ることが苦手
・統計のサンプル数は最低300程度
・PDCAはあらゆるフレームワークを包括する
・数字が測定されると、人間はインセンティブが無くても行動を変える
・アイディア創出法:SCAMPER、マンダラート
・寿司屋は寿司で客寄せ、酒で儲ける(利益方程式