秋山瑞人のレビュー一覧

  • 【合本版】イリヤの空、UFOの夏 全4巻

    購入済み

    6月24日はUFOの日

    2000年代初頭(平成10年代前半)に刊行されたセカイ系ラノベの傑作だ。本シリーズは、スマホはおろかケータイも珍しい時代の中学生達の青春を、不穏な世界とともに描く。物語は、概ね明るく軽やかに展開していくが、終幕に近づくにつれて暗い雰囲気に堕ちていく。この展開はエヴァTV版に似ているが、エヴァと異なり、痛切極まる感涙と爽やかな感動がある🛸感涙&感動ばかりではなく、「正しい原チャリの盗み方」の追走劇や、「無銭飲食列伝」の女子大喰いバトルなど、面白さやスリルの面からも見どころは多い🛸ところで、強大なエイリアンが地球を侵略したら「インデペンデンス・デイ」のように地球人類は一致団結できるのか。できると言

    #感動する

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    2025年08月18日
  • イリヤの空、UFOの夏 その4

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    ネタバレ

    うまく感想を言語化できない。
    逃避行中に浅羽から投げかけられた言葉により伊里野が壊れてしまってから苦しかった。
    あの大変な経験は彼らだけで、他は日常(日常でもないが………)というアンバランスな感じが苦しさを増長させていた気がする。
    夏に読めてよかった。私はこれから夏を経験するたびにこの本を思い出して、伊里野と浅羽の逃避行に思いを馳せるのだろう

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    2024年09月22日
  • イリヤの空、UFOの夏 その3

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    興奮のあまりシンガポールに家族旅行で行っているのに1日で読んだ。声を出して笑ったり、深刻な展開に心配になったり。

    0
    2024年09月14日
  • イリヤの空、UFOの夏 その4

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    面白いけど好みではない。でも何故かやめようとは思えずページをめくる。読み進むほど好みから離れるのに読み続けてしまう。終盤好みに近づいたかと思ったが、結局離れてしまい終わる。しかし圧倒的な面白さだけが心に残った。
    問答無用の魅力に満ちた作品。

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    2023年04月17日
  • E.G.コンバット

    購入済み

    燦然と輝くSF作品

    およそ20年前に発売されたこの作品、最終巻が出ないまま、乾いた心のまま風化していくのかと思っていましたが
    原作者のよしみる先生の頑張りにより電子化が発売されました。感謝と喜びの念が絶えません。さらに最終巻作成の動きもあるのだから。

    内容的には、ライバルの悪役令嬢の嫉妬にあった主人公が軍学校に左遷させられポンコツ部隊の教官となり日々奮闘していく物語です。もちろんそれだけじゃないですけど。読んでほしい。
    ただ心情の表現や言葉選びや文体のかっこよさが令和になっても私の心をつかんで離しません、この機会に一度読んでほしい作品です。

    #笑える #感動する #アツい

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    2023年03月04日
  • ミナミノミナミノ

    ネタバレ 購入済み

    ツン系敬語ヒロインが良い!

    どうも未完っぽいが、離島に旅行にでかけた少年が巻き込まれる牧歌的異能SF?
    沖縄に似た雰囲気の過疎村で出会うちょっと不思議で怪しい村人たち。中でもヒロインである春留は謎めいていて・・・
    読んでみて、設定がナディアの影響受けてるってファンの指摘には納得。春留は敬語キャラだが、押しの強い一本気な性格で魅力的です。

    #胸キュン

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    2022年12月05日
  • イリヤの空、UFOの夏 その4

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    ネタバレ

    最後まで読ませてくれる作品。最後の方は涙すること間違いなしな展開で非常に良かった。
    本巻は特に最初の方は、イリヤと浅羽の逃避行話。残念だったのは、部長が捕まった後の話や、イリヤvsエイリアンの戦いがどうなのか、榎本が描いたシナリオが何なのか、等を書いてほしかったところ。部長にせよ、晶穂にせよ、最後の方空気になってしまっているので。

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    2021年12月06日
  • イリヤの空、UFOの夏 その3

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    ネタバレ

    ずっと、主人公が情けない(シンジくんみたいな感じ)だなぁ、と思っていたら、最後、スゴイかっこよくなってびっくり。こんな展開を待っていたよ。スゴイよ浅羽。
    だが、4巻でエイリアンとの戦いの話や、作戦の詳細を描いてくれるのかと思っていたのだが、そうではなくて逃避行の話がメインになるのかな?というところがちょっと残念。

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    2021年12月05日
  • イリヤの空、UFOの夏 その2

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    ネタバレ

    感想としては1巻と変わらない。相変わらず、面白い。
    しかし、準ヒロインたる(負けヒロイン確定な)晶穂ちゃんがカワイソウな感じしかしない。もっと頑張れ。水前寺部長はかっけーっす。

    0
    2021年12月05日
  • 猫の地球儀 焔の章

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    必然で組み立てられたエンタメだが、読者の心の一番柔いところに爪を突きたてて傷跡残すのやめてくんない?

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    2020年09月04日
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01

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    2020/1/2
    2巻まで再読
    キャラクタや筋書きや構成や情景描写でなく
    引き込まれる文章芸で読ませる作品
    単語の連なりだけで美味
    この作者だけこその味わい

    2010/12/27
    『ケルベロス』を読んでの再読
    舞台背景が同じでもまったくことなる味わいがありどちらも大変素晴らしい
    あとはもうすこし筆が(ry

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    2019年01月07日
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 02

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    「龍盤七朝」という中華風というか武侠小説風舞台の
    「時代」もの(その時場所を描くことに意味あるもの)
    日本ならばシノビとサムライ(カタカナで)もの
    お話自体も数冊で収まる単純なものなのに
    なぜここまで他の小説と違うのか
    「ライトノベル」(キャラクタが話しを作るほど特徴的である)であり
    「時代劇」(どんな舞台場所でも通俗普遍なお話)なのに
    架空舞台の詳細な描写で時代ものでもあるというものが他にないからか

    この作者に創作意欲が残っていたことだけで賀すべきことである
    もちろん刊行間隔は3年半といわず1年くらいでも全然かまいませんことよよくってよ

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    2018年12月08日
  • イリヤの空、UFOの夏 その4

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    イリヤ最終刊/ 秋山瑞人らしいラスト/ シルバースターのフリが回収/ なんにもされてないっ/ 上巻に同じ/ 後にアニメ化

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    2018年10月08日
  • イリヤの空、UFOの夏 その3

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    超傑作、無銭飲食列伝収録/ この圧倒的な描写を越える作家は今のところ確認していない/ だいじょうぶだいじょうぶへいきへいき/ ラーメン食べたい/ 上巻に同じ/ 後にアニメ化

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    2018年10月08日
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01

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    どうもまだ完結してないようなので、終わってから読もうかなと思っていたけど機会があったので1巻だけ。
    秋山作品飢えてるのでこの文章読めるだけでなんかうれしい。
    一巻だけだけど恐ろしく作りこまれた世界を感じる。そしてあいかわらずのうんこ。うんこ出てくると安定の秋山ワールドみを感じてしまうのは私だけだろうか。なんだろう、罵倒とかギャグのためだけでない、世界観に基づいた汚物というか…。
    続きが楽しみだけど、まだ2巻しか出てないので手をつけるべきか悩む。

    ただ一つだけ、ベルカとかジャンゴとかどうしてもその読み方が違和感しかなかった。

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    2016年11月06日
  • 猫の地球儀 焔の章

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    ネタバレ

    今まで多くのSFとライトノベルとその他の小説を読んできたが、学生時代に読んだこの本を超える本にはいまだ出会っていない。

    別に若い時分に読んだから美化されているとかそういうことではない。

    この本を超える本を探して本の海を航海しているのです。

    紙では入手困難だけど、電子書籍があるので全てのSF者は読んで下さい。

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    2016年09月26日
  • イリヤの空、UFOの夏 その4

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    何も知らずに世界の思惑通り生きて、それでも、自分の気持ちはホンモノだと胸を張って叫びたいと思う。
    おっくれってるうーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!

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    2016年04月23日
  • イリヤの空、UFOの夏 その2

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    学園祭やら何やら騒がしくなってきた。いよいよだ。
    文章のリズム感が心地よい。長い文の合間にすっと抜けるように短い言葉。抜きどころが巧いなあ。
    3巻も楽しみだ。

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    2016年03月24日
  • イリヤの空、UFOの夏 その4

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    途中まで読んでて最後はどうなるのか大体の見当は付いてたが、それでもちょっと悲しくなった。
    ボーイミーツガールと聞いて読み始めたので、最後はハッピーエンドを勝手に期待していたのもあるかもしれない。
    いや、ハッピーエンドなのかな?
    この4巻を読み始める頃には、中華料理店で大食いをしていた頃にどうして戻れないのかと、もどかしくなった。あの生活がずっと続けばいいのにと、物語のキャラクターでもないのに思ってしまった。
    無理なものは無理と割り切って行動できた浅羽のような真似は自分にはできない。いや、割り切るどころか、最後まで抵抗していたか。どちらにせよ、自分にはできないんだろうなあと、少し悲しくなった。

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    2016年02月17日
  • イリヤの空、UFOの夏 その4

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    子供の頃に読んだ作品。
    やるせない物語展開とセカイ系そのものっぽいラストに物凄い切なさを感じたを覚えている。

    大好きなジャンルであるボーイミーツガールであり、ボーイミーツガールを一通り推す時は絶対オススメするうちの一つ。
    ハッピーエンドだけじゃないというのを子供ながらに学んだ。

    とても思い出深い作品の一つ

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    2014年12月23日