あらすじ
浅羽を巡る恋の三角関係が進行中、ということで、ついに伊里野と晶穂の正面切ったバトルが発生! 最終決戦の場となった「鉄人屋」の惨状は……! 血と涙が吹き荒れる『無銭飲食列伝』。 突然、園原基地付近で起こった爆発。北からの攻撃、輸送機の事故、UFOの墜落とさまざまな憶測が飛び交う中、水前寺はひとり、爆発事件の取材に向かった……緊迫の『水前寺応答せよ・前後編』。 水前寺テーマが「超能力は果たして実在するか」であった頃、つまり浅羽がまだ一年生のころを描いた『番外編・ESPの冬』。 果たして、伊里野の運命は――? 浅羽の覚悟の行方は――!? クライマックスへ向けて、夏は静かに進んでいます――。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ずっと、主人公が情けない(シンジくんみたいな感じ)だなぁ、と思っていたら、最後、スゴイかっこよくなってびっくり。こんな展開を待っていたよ。スゴイよ浅羽。
だが、4巻でエイリアンとの戦いの話や、作戦の詳細を描いてくれるのかと思っていたのだが、そうではなくて逃避行の話がメインになるのかな?というところがちょっと残念。
Posted by ブクログ
超傑作、無銭飲食列伝収録/ この圧倒的な描写を越える作家は今のところ確認していない/ だいじょうぶだいじょうぶへいきへいき/ ラーメン食べたい/ 上巻に同じ/ 後にアニメ化
Posted by ブクログ
「無銭飲食烈伝」「水前寺応答せよ」前後編、「番外編・ESP.の冬」を収録。
その2のレビューで晶穂を貶してしまったが、無銭飲食烈伝で株が上がった。それはもう、上がった。これは胃袋と言うグローブを使った殴り合いだ。キャットファイトなんて甘いものではない。熱い。
水前寺応答せよでは、晶穂を怖がらなくなった伊里野が友人たちとボウリングを楽しむまでに。ここまで、わたしは伊里野可愛い伊里野良かったねと連呼していた、のだ。榎本にチョキを出されるまでは。冷水を吹っかけられた気がした。
そして伊里野の髪が。目が。椎名と殴り合い。浅羽は伊里野と逃避行を決め、電池虫を取り出すために己の耳裏にカッターを突き立てる。文章を読んで声を上げたのは初めてのことだ。秋山先生の文章力の所以。
Posted by ブクログ
ヒロイン二人の間に友情が芽生える(?)大食いバトルを経て4巻に続く逃避行へ。これまでの緩い日常編から一気にシリアスな展開になりメインヒロインの真実が描かれていく。長い夏休みも確実に終わりへと向かっている。
Posted by ブクログ
ストーリーはやっと動いたと思ったのに、また元の位置に戻ったって感じの展開です(´;ω;`)
読んでると、悔しさと悲しさがひしひしと伝わってきます。
Posted by ブクログ
2009/11/16(〜p186),17(〜p304終)
読んでいた日は北海道旅行であったはずなのに、夢中になって読んでいました。
久々に小説で燃えました。いろんな意味で(萌えもアリ)
Posted by ブクログ
シリアスになってきたぁ〜!!相変わらず敵の正体が良く分からないけど、そんなの気にならなくなる面白さだった。特に無銭飲食列伝のクオリティの高さとトイレ内での約8ページにも渡る浅羽直之のモノローグの緊張感はスゴイ。この巻はもう文句なし!
Posted by ブクログ
水前寺殆ど出て来ないくせにやたら過去が語られる巻。いやー、ホントね、ネタだわ。マジで水前寺みたいなのいたら退くか惚れるか紙一重みたいな(爆笑)それだけに主人公の落胆が主人公の身になって感じられます。榎本の死体洗いのハナシも面白かった。でも結局あの電話の先は誰だったんだろう…木村ってよく榎本の話に出てくるよね…謎の深まる番外編。妙に不気味。
Posted by ブクログ
限界突破の早食い対決でわだかまりが解ける、何とも漢らしいヒロインズ。しかしイリヤが学友と打ち解け始めた途端に破局が訪れるという残酷な展開が続いて、かなりショックを受けた。
心も体もすり減らしていくイリヤを見ながら何も助けてあげられない無力感。やりきれない者同士でただ怒りをぶつけ合うしかできない不毛さが辛い。
けれどそれゆえに、金魚の糞から脱却し生々しく「覚悟」を執行する場面が熱い。
逃げるための「トイレ」。でもそれは以前の選択とは比べようもない、彼女を守るための勇気あるトイレなのだ。
中学生にしてこの決断力…。
Posted by ブクログ
浅羽を巡る伊里野VS晶穂の女の闘いを描いた「無銭飲食列伝」から、つらい現実に引き戻される「水前寺応答せよ」前後編+番外編と、コメディ&シリアスの構成が見事でした。 オビの「おかしさ×せつなさ=」も頷ける。
最終巻にむけ急転直下する展開にドキドキしながら読んでました。
巻末のラフイラスト集を見ているだけで涙がじわりと来るのは気のせいだろうか?
Posted by ブクログ
いよいよクライマックスが近づいて来て、明らかに緊迫してきた。荒唐無稽なんだけど、不思議な説得力。実はディテールの描写がしっかりしてるからだと思うが、仮想現実での戦時にリアリティがあって引き込まれる。どうオチがつくんだろーな~、ラスト1冊が楽しみだ。
番外編の水前寺の超能力考察が秀逸だった、京極堂っぽかった。
Posted by ブクログ
「イリヤの空、UFOの夏 その3」秋山瑞人
軍事?ライトノベル。水色。
さて、イリヤ3巻です。
『無銭飲食列伝』。伊里野と晶穂の意地の張り合い、そして友情の芽生え。
キワモノレベルの描写が凄まじいのひとことですね。勢いがある文章が○。
そしてそして、怒濤の展開、『水前寺応答せよ』。ようやく、ですね。
ようやくイリヤシリーズのバックボーンである”戦争”がストーリーに
紡ぎ込まれてきます。今までから一転してシリアスになる展開が読ませます。
でもまだ、衝撃を受けるほどの展開、とは言いませんよ?
4巻に期待しているので。
しかし相変わらず、伊里野は浅羽のことが好きなんだな(*^-^*)(4)
Posted by ブクログ
まさに中2という作品だと思います
わたしも浅羽やイリヤと同じ年の中学2年生という
時期に読みましたから
すごく…変な感情移入してしまいました
軍事関係のことを除けば
普通?の中学生、浅羽とイリヤの微妙な距離、
そんな関係がいい
ていうかイリヤが可愛いすぎなんですね、はい
Posted by ブクログ
その4も感動だったんですけど、
何故かこの巻の椎名 真由美と殴りあうシーンが泣けた
他のところは感動したけど泣くほどじゃなかったんだけど・・・
何故か何故かそこだけ涙が。
なんでだろー('A`)?
Posted by ブクログ
2006/12/02購入。痛々しい描写も容赦ないけど閉塞感もすごい。その容赦のなさがいい。こういう息苦しさを描いている作品がライトノベルという分野にも存在していることが驚きだった。最終巻が楽しみです。
Posted by ブクログ
急展開来た!
こりゃいーわ。快感。
あ、でも夢診断持ち出して心理学は科学的じゃないって言うところはアレだったな。
批判するならフロイトとかじゃなくてヴント以後の心理学を直接批判して欲しい。
Posted by ブクログ
「イリヤの空 UFOの夏」3巻です。
前半の「無銭飲食列伝」須藤と伊里野の大食い対決は傑作です。笑いと切なさの嵐!!!!
そして、須藤と伊里野の和解♪「水前寺応答せよ 前後編」は、題名から察して水前寺部長が大活躍すると思いきや…。シリアスな展開に唖然( ̄□ ̄;)!!伊里野にやっと人間味が出てきたと思ったら…。椎名の変貌ぶりが怖かったです。伊里野が大切にしていた「浅羽袋」に胸が締め付けられるくらい切なさを感じました。
一体、水前寺部長は何を見たのでしょうか??
そして、浅羽が伊里野の為にとった行動…読み進むうちに「ああ、夏も終わりに向かってるんだなぁ〜」なんて、ちょっとしみじみしてしまいました。
前半のほのぼのストーリーから後半の息詰まる展開にこの物語が終盤に向かいつつあることを感じずにはいられませんでした。
Posted by ブクログ
いよいよ、と言うか。やっと、と言うか。物語が動き始めましたね。楽しみでもあり、少し哀しくもあり。それにしても、「無銭飲食列伝」の加奈と晶穂の大食ぶりには胸焼けを通り越して、吐き気が。すさまじかった。
Posted by ブクログ
正直1.2巻はしんどかった。
ここから一気に楽しくなった。
最終兵器彼女とか
リバーズエンドを彷彿とさせる。
どちらも大好きだ。
さすが、趣味の合う子が貸してくれただけある。
Posted by ブクログ
イリヤと晶穂の大食いバトル。これなかなか読みごたえあり。話は一転して基地で起こった爆発とそれを隠そうとする政府のきな臭い動き。水前寺は単身基地に潜入する。
Posted by ブクログ
3巻でようやくイリヤの変化が目に見えるようになる感じかな?晶穂との大食いバトルから浅羽以外にも少しずつ心を開き、ボーリングに行ったり。でもそんなときついに爆発がおこり、「戦争」が目の前に迫る。
Posted by ブクログ
読み終わり。4巻に向けてダッシュをかけた感じの3巻目。今までのただ基地がある日本の片田舎風景から一転して、起こり得ないと思われていた「有事」が起こり…という感じで、前巻の雰囲気から一転する。逃避行の始まりと夏休みの終局への序章かな?各章の構成がここまで読んでくると上手いと唸る出来映え。サクっと4巻も読んでしまいましょ。
Posted by ブクログ
「無銭飲食列伝」
イリヤと晶穂の頂上決戦。
お互いのすべてを出し尽くすことで生まれる友情。すばらしいな。
これぜひアニメで動いているところ見て見たいな。
特に後半の作画は劇画調でお願い(無理。
「水前寺応答せよ 前後編」
色々といろんな意味で痛い描写が多い話ですね。
いや、嫌いじゃないけど。
この話で物語がクライマックスに向けて動き出す感じですね。
水前寺はどうなったんだろ。死ぬことはなさそうだけど、気になる。
しかし最後の浅羽が「頑張る」あたりは、
読んでて耳の裏が痛くなりますな。アイタタ。
「番外編・ESPの冬」
超能力の定義のあたりは、読んでてなるほどって感じだ。
本編とはさして関係ないか、ESPの冬に付いては多少触れていたけど。
「こつえー先生のラフ画」
当初は挿絵ありの予定だったんだろうか?
最初、「寧ろいらない」とかヌカシテましたが
多少絵が有ったほうがよかった部分も有ったんですがね。
榎本なんてもっと厳ついオッサンをイメージしてたし。
とりあえずスク水(*´д`)ハァハァ