秋山瑞人のレビュー一覧

  • イリヤの空、UFOの夏 その3

    Posted by ブクログ

    「イリヤの空 UFOの夏」3巻です。
    前半の「無銭飲食列伝」須藤と伊里野の大食い対決は傑作です。笑いと切なさの嵐!!!!
    そして、須藤と伊里野の和解♪「水前寺応答せよ 前後編」は、題名から察して水前寺部長が大活躍すると思いきや…。シリアスな展開に唖然( ̄□ ̄;)!!伊里野にやっと人間味が出てきたと思ったら…。椎名の変貌ぶりが怖かったです。伊里野が大切にしていた「浅羽袋」に胸が締め付けられるくらい切なさを感じました。

    一体、水前寺部長は何を見たのでしょうか??
    そして、浅羽が伊里野の為にとった行動…読み進むうちに「ああ、夏も終わりに向かってるんだなぁ〜」なんて、ちょっとしみじみしてしまいました

    0
    2009年10月04日
  • イリヤの空、UFOの夏 その2

    Posted by ブクログ

    この小説の著者は、ホントに物語の組み立て方が上手い!!つー事で、「イリヤの空 UFOの夏」?です(笑)?は1日で読んでしまいました♪あまりにも面白かったので。この?も1日で読んでしまいました(笑)あまりにも面白かったので(笑)。もう、自分はこの小説を読んでいる間はすっかり園原市民になりきってます(爆)

    浅羽の実家が床屋つーのが最高だね(笑)
    「正しい原チャリの盗み方・後編」素晴らしかった。水前寺部長に浅羽妹、椎名に榎本らが最高です♪「十八時四十七分三十二秒・前後編」は、学園祭の空気が最高ですねぇ〜。こんな学校に行きたかったと思う(笑)相変わらず、過ぎ去りし日々の懐かしい空気を漂わせてくれます

    0
    2009年10月04日
  • イリヤの空、UFOの夏 その2

    Posted by ブクログ

    この作者の視線は独特な上に、変にずれている。本編と少しずれたところにいきなり外れたりするので、読んでいると何か不安にさせられる。その「どうなるんだろう」感が快感なわけだが。文化祭が中心。やっぱり見せ場はファイアストームだよね。UFOとフォークダンスなんて舞台。想像するだけでワクワクさせられる。

    0
    2009年10月07日
  • イリヤの空、UFOの夏 その3

    Posted by ブクログ

    いよいよ、と言うか。やっと、と言うか。物語が動き始めましたね。楽しみでもあり、少し哀しくもあり。それにしても、「無銭飲食列伝」の加奈と晶穂の大食ぶりには胸焼けを通り越して、吐き気が。すさまじかった。

    0
    2009年10月07日
  • 猫の地球儀 その2 幽の章

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    結局何が言いたい話なのか、例えば、なんで主人公の二人が戦ったのか、最後幽は自分から戦いを挑んでおきながらどうして逃げたのか、などあまり良くわからないまま消化不足で終わった印象。他には、クリスマスの名前の額の文字とかすごい思わせぶりなんだけど、なんなんだよ、と。

    0
    2021年11月22日
  • ミナミノミナミノ

    Posted by ブクログ

    南の島のボーイミーツガール、
    一つ大きな山が終わり、最後のページで衝撃の告白、
    でっかいクリフハンガーで[二巻につづく]

    2017年現在、「二巻まだ〜」状態

    0
    2017年06月21日
  • イリヤの空、UFOの夏 その4

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    盛り上がったし好みの終わりだったのだけど、リバーズエンドも最終兵器彼女もぼくらのもまどマギも観た人間としては、どうしても展開が見えてしまった。でも、これを最初に読むと感動をするんだと思う。学生時代にめぐり合いたかったな。

    0
    2017年01月10日
  • イリヤの空、UFOの夏 その3

    Posted by ブクログ

    正直1.2巻はしんどかった。
    ここから一気に楽しくなった。

    最終兵器彼女とか
    リバーズエンドを彷彿とさせる。

    どちらも大好きだ。

    さすが、趣味の合う子が貸してくれただけある。

    0
    2017年01月03日
  • イリヤの空、UFOの夏 その4

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     一人の人間を背負って生きるということ。その重みに押し潰される描写が容赦なくて泣いてしまった。
     精一杯決めた覚悟も、裏を返せば空想じみた虚勢でしかなくて。
     不甲斐ない自分を受け入れられず自棄を起こした浅羽の態度を契機に、イリヤの中の時間が退行していくところは、本当に展開の妙だと思う。
     気ばかり逸っていた浅羽がイリヤの過去の言葉で我に返る浜辺の場面が、良い。

     最終的に、イリヤを守り切ることができなかった上、二人の迷いも苦しみも決断も、全てが仕組まれたものだと分かったのに、不思議にバッドエンドには感じなかった。
     それは、気持ちよく死んでもらうために餌を与えるという行いの罪深さを自覚しな

    0
    2014年12月16日
  • 猫の地球儀 焔の章

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ほのぼのした表紙絵の通り、出てくるのは猫とロボットで、どこかとぼけた調子の文章が心地良い。
    一方で、開始数ページでさっそく死者が出るという、なかなかハードな世界観でもあった。

    他者を顧みずでっかい夢に邁進する天才と、黙々とひたすらに強者と戦い続ける根っからのファイター、深い孤立のなかで強がっていた二匹の猫が出会って、戦って、自分の素直な本当の気持ちに気づいていく…という内容は、文字面だけ追うとハートフルそのものなんだけど、二匹の周りで起きるあれやこれやの事件の血生臭さは、単純無責任な「感動」を許してくれない。
    なにか違う、余韻を残す作品だった。

    0
    2014年05月04日
  • イリヤの空、UFOの夏 その3

    Posted by ブクログ

    イリヤと晶穂の大食いバトル。これなかなか読みごたえあり。話は一転して基地で起こった爆発とそれを隠そうとする政府のきな臭い動き。水前寺は単身基地に潜入する。

    0
    2014年03月12日
  • イリヤの空、UFOの夏 その4

    Posted by ブクログ

    こんなのってあり!っていうぐらい、ばかばかしくも切ない想いが砕け散るところ、思わずほろりとしました。まっすぐで一途なイリヤが、本当に愛しいでした。

    0
    2013年12月01日
  • 猫の地球儀 焔の章

    Posted by ブクログ

    もう人がいなくなって廃墟と化した宇宙ステーション内では、人が残したロボットを相棒とした進化した猫の社会が出来上がっていた。
    猫は死ぬと地球に帰っていくと皆が信じているが、生きたまま地球に行きたいと願うスカイウォーカー。
    これから物語が大きく進展していくといったところでこの巻は終了なので、次巻でどのような展開になっていくのか期待である。

    てっきり表紙のイラストの女の子と猫が主人公の物語かと思っていたのだけれど、全然違うのね。物語が進むに連れ、確かにこの一人と1匹は重要な位置を占めては来るけど、主人公でもなんでもなかったことにびっくり。(少なくともこの巻では)
    ライトノベルということもあり、表紙

    0
    2013年08月18日
  • イリヤの空、UFOの夏 その2

    Posted by ブクログ

    中学の学園祭、旭日祭がメイン.イリヤの過去も少しずつ明かされる.浅羽の妹夕子と水前寺のドタバタもライトノベル的で一息つける.

    0
    2013年08月17日
  • ミナミノミナミノ

    Posted by ブクログ

    イリヤの空、UFOの夏のコンビでおくる新たなボーイミーツガール、夏休みに南の島で少年を待つ出会いとは…
    流れるような文体で、登場人物たちもいきいきしていて安心して読める。
    続きの気になる引きで終わっているものの、続刊の刊行は絶望的とのことで非常に残念。

    0
    2013年06月19日
  • 猫の地球儀 焔の章

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    きっと未来の宇宙、静止軌道衛星上に取り残された猫が主人公の話。
    猫を主人公にした理由は何となく理解できる。昨今はいろいろと規制とか煩いから。と言っても最近書かれた話じゃないけど。
    冒頭でスカイウォーカーなるものが登場し、そのまま投げっぱなしにされたり、スパイラルダイバーが突如戦闘を開始したりと、世界観が複雑なだけに内容の把握が難しく感じられる。
    SFを理解することは簡単じゃないけれど、やはり構成の複雑さが本書を読者から遠ざけている理由になっている。そんな風に感じられた。
    イリヤとか、構成は比較的理解しやすいし主人公に共感しやすいから。

    キャラクターも焔とか幽とか楽とか非常にリアリティーはある

    0
    2012年08月21日
  • 猫の地球儀 焔の章

    Posted by ブクログ

    この作家の作品を全部読もうと思い全二巻であるこの本を読み出す。

    登場人物は、進化した猫と人間型ロボットで、彼らが住む「トルク」という軌道上を回るコロニー社会を舞台にしている。人間が大昔に作ったものらしいが技術は維持するだけが精一杯で現在の社会を維持管理するための宗教神学が支配している。
    伝説の「地球儀」と言われる場所を目指す猫と最強を目指す猫のお話。

    一巻はのんびりしているというか普通のSFファンタジーもので、あとがきにガリレオの話をだしてきていた。猫とロボットが登場人物である意味は?と考えたが、天才と社会の寓話なのか……としぶしぶ納得。安っぽいありがちなテーマだ、この作家もその程度なのか

    0
    2012年08月11日
  • ミナミノミナミノ

    Posted by ブクログ

    相変わらずの文章表現がうまい。キャラクターはラノベ的?平凡さ。少年の夏休み中の南の島での少女との出逢い。 だが丹念な描写の積み重ねが後で効いてくる。んで、ようやく話が転がりだしたときにページが終わる。 え、全一巻じゃなかったのね…… 続巻が予定されていたらしいがもう6年もたっている。 どうもこの作家は未完の作品が多いらしい。うーむ……

    0
    2012年08月10日
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01

    Posted by ブクログ

    中華ファンタジーもの。 久しぶりにこの作家の文を読んだがなんだろうこの筆力。喚起力のある文章にクラクラした。盛り上がりとしてはちょっと鈍いかと思ったが、ミナミノミナミノで免疫がある。スロースターターなのがこの作家。それでもうまい。 来年この本の続巻がでることが決まったようだ。めったに本を出さなくなったのに大変珍しい。このまま筆を折るのかと思っていた。量産しろとは言わないが年に数冊でいいので出し続けて欲しい。 しかしこの題名はまったく内容にそぐわない。

    0
    2012年08月10日
  • 猫の地球儀 その2 幽の章

    Posted by ブクログ

    「猫の地球儀」完結編。
    幽と焔の奇妙で熱い友情に胸を打たれる。ネコなのに、生半可なハードボイルドなんてものじゃない。戦闘シーンは息をつめて読んでしまうし、台詞の格好よさといったら極上だ。
    そして、さまざまな思いを乗せて、幽が念願の地球に向かったその結末は…。
    文庫P.264は、幽が地球にたどり着く寸前のシーンだが、これほど印象的なシーンは初めてだ。読み終わったあとも、いつまでも深く心に残る。
    表紙やイラストは少女漫画のテイストだが、かなり硬質なSFであり、冒険小説である。

    0
    2012年04月22日