秋山瑞人のレビュー一覧

  • ミナミノミナミノ

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    夏のボーイミーツガール/ 秋山らしくて非常に好きだが、いかんせん続編が止まってる/ 裸の春留ちゃんがかわいそうなところで終わってるから早く書くべき/ ミナミノはもういいでしょう()笑い

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    2018年10月08日
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 02

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    秋山瑞人は死せず! / あいかわらず読んでてにやけてしまう文章で、嫉妬すら憶える / わりと長めのバトルがあってそのあたりは少しカロリー使う / なんとも秋山らしい展開で、そう簡単にはお定まりの馴れ合いには突入させてくれない / 今巻は禿も月華も、そして次の巻ではあの男もあの女も、みんな死にたくなるような目に遭うんだ / 短刀をもらった侍女は陵辱され、あげたじーさんは病でぽっくり、きっとそうに決まっている / 次の巻が出れば、な

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    2018年10月08日
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01

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    10年経って最終巻となる予定の3巻が出ず、これはもう一生書く気ない、あわよくば死後に誰かが勝手に引き継いで完結させてくれればいいと考えていると取りましたので、一旦2巻までで感想を書きます。

    本書は古橋秀之氏の 龍盤七朝・ケルベロス シリーズと世界観を同一とした作品で、龍盤七朝の世界の中で秋山瑞人、古橋秀之両氏で話を作り上げる企画になっています。
    龍盤七朝・ケルベロスは未読です。そのうち読む予定ですが、古橋秀之氏も筆が遅いことで有名で、龍盤七朝・ケルベロスも7年ほど前に"壱"が出て以来"弐"が出る気配もないです。
    本書も次巻が出ることを期待する方は購入を

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    2016年09月07日
  • 猫の地球儀 焔の章

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    およそ15年ぶりに再読しました。

    感想と言われると"海が、"の一言につきます。
    読めばわかります。感想になってないことは承知で。

    注意点として一点、表紙で主人公面でドヤ顔している女の子はサブキャラクターであり、主人公は黒猫の方です。
    主人公、といえるキャラクターはすべて猫で、本作は猫による猫の話となっており、猫が猫同士で会話し、探検し、戦う物語です。
    表紙の女の子は基本的に天気予報などを発言する係なので、その点だけご注意を。

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    2016年08月28日
  • イリヤの空、UFOの夏 その3

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    ネタバレ

     限界突破の早食い対決でわだかまりが解ける、何とも漢らしいヒロインズ。しかしイリヤが学友と打ち解け始めた途端に破局が訪れるという残酷な展開が続いて、かなりショックを受けた。
     心も体もすり減らしていくイリヤを見ながら何も助けてあげられない無力感。やりきれない者同士でただ怒りをぶつけ合うしかできない不毛さが辛い。
     けれどそれゆえに、金魚の糞から脱却し生々しく「覚悟」を執行する場面が熱い。
     逃げるための「トイレ」。でもそれは以前の選択とは比べようもない、彼女を守るための勇気あるトイレなのだ。
     中学生にしてこの決断力…。

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    2014年12月16日
  • イリヤの空、UFOの夏 その2

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    ネタバレ

     この巻の山場はやはり文化祭のマイム・マイムだろうけど、一番印象に残ったのは何といっても、戦闘機の模型の隙間に隠れたセミの死骸を見つめる場面。
     「もう、そんな時期だよね」という浅羽の言葉を聞いて苦しげに泣き出すイリヤの姿は、二人の間にあるどうしようもない距離を伝えるとともに、いずれ来る「その時」を予感させる。
     学園祭というソワソワした楽しい雰囲気をめいっぱい押し出しているので、こういう緊張感にググッと引きつけられる。

     ほのぼのしたのは、我が子の晴れ舞台に張りきっちゃった両親のところ。
     登場人物全員良い味出してる。

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    2014年12月16日
  • ミナミノミナミノ

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    ネタバレ

    【本の内容】
    「ものすごく環境のいいところだから勉強をするにはもってこいだ」

    そんな誘い文句に騙されて夏休みをとある小さな島で過ごすことになった武田正時。

    ところが来て早々、どうもこの島はとてつもなく“奇妙”なところがある、と気づかされることになり、一方、「友達になってくれないか」と頼まれた相手は不思議な感じの、だがとてもかわいい子で―。

    超人気シリーズ『イリヤの空、UFOの夏』の秋山瑞人&駒都えーじのコンビが贈るボーイ・ミーツ・ガールストーリー。

    今度の夏もただでは終わらない…。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    父親の仕事の都合で中学3年の今まで8回の転校を経験している正時。

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    2014年11月25日
  • 猫の地球儀 その2 幽の章

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    ネタバレ

    宇宙突入ごっこするシーンがとても良かった。しゃぼん玉に夢中になるシーンも。焔が、もう戦わなくてよくなるかもしれないと夢想するシーンも。

    夢を追いかけるのは楽しい。…でもその裏側には往々にして誰かの苦しみがあるのかもしれない。
    話の持っていき方が上手くて、悔しくはあるけど結末に納得してしまった。

    このお話では、誰かの悲鳴に鈍感でいることも、ロマンのなかで酔いきってしまうことも良しとしていない。
    だけどその上で、夢を追わずにいられない気持ちを描き切ってのけた。
    こんなの、後はもう夢の達成を祈ることしかできないじゃんか… 。

    コミカルな挿絵の可愛さのおかげで、だいぶ癒しをもらいました。

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    2014年05月04日
  • 猫の地球儀 その2 幽の章

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    1巻から思ってたことは名前が覚えづらい。みんな1文字で読み方も変わってる。おかげでちょくちょく混乱することがあった。
    でも、読み始めてしまうと自然と頭に入ってきてそんな心配はしなくてよくなる。
    最後はとても切ない終わり方。みんな自分のやるべきことや夢を果たせたのに、とても切なく心を動かされた。
    ラノベの言うこともあり、そんなに文字数もページ数もあるわけでもないのに、別にコロニー内だけのそんなに壮大な話でもないのに、とても壮大な物語を読んでいた気がする。

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    2013年10月02日
  • イリヤの空、UFOの夏 その4

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    1~4までの感想をまとめて。

    物理実験室に一巻だけあったから雰囲気だけ知っていたけど、正直なところ予想以上に面白かった。ひまわりとか、あぁこれが元ネタなんだなってわかったけど、本家の方が面白いと思えるくらいに面白かった。
    高校の時の部活の雰囲気とすごく似ている。
    先輩とかこういうことがしたかったんだなと今更わかる。

    もっとSF読んで堂々とSF者自称しようと思った。

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    2013年07月11日
  • 猫の地球儀 焔の章

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    かつて天使(人間)の手で作られた宇宙に浮かぶ島トルク、そこには電波を介してコミュニケーションを行う猫たちと、ロボットたちが暮らしている。
    トルクから臨める青い地球儀に想いを馳せる37番目のスカイウォーカー幽と、ただひたすらに強さを求め強敵を探す焔の2匹の出会いから物語は始まる。
    ポップな挿絵からは想像できないような、ハードな設定と描写もあるSF作品だった。
    群れることをよしとしない印象のある猫たちが閉鎖空間で人間のようなコミュニティを築き、あまつさえ死後に想いを馳せて宗教まで構築している世界観が印象的。

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    2013年06月19日
  • イリヤの空、UFOの夏 その2

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    正しい原チャリの盗み方(後編)、十八時四十七分三十二秒(前後編)、死体を洗えが収録。
    不器用で孤独なイリヤ。仲間の死を語るところでは、なんとも言えない気持ちになった。誰にも知られてはいけない子。生きていたことをなかったことにされる子。
    そんな彼女が、基地に帰ると浅羽が浅羽がと騒いでいる。毎日浅羽の下駄箱にこっそりものを入れている。こんなの、愛さずにはいられないだろ!

    妹夕子もブラコンで可愛かった。
    兄が好き、でも恥ずかしい、でも好き、でも兄とは恋人になれない、こっちの気も知らないで無神経にベタベタしてくる兄なんか大嫌い!という葛藤具合が最高。最後に諦めをつけるところも、若いっていいな、と思わ

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    2013年02月21日
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 02

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    前作から4年ぶりの続巻。 架空の中華風武芸もの。 ボーイ・ミーツ・ガールものだが破局を迎えたところでこの巻終わり。 一巻目では全二巻になると書いていたが、この巻のあとがきではもう一巻必要だと作者は述べている。やっぱり。 やっぱこの人の文章はゾクゾクするわ。 描写が強い印象を持ってる。相変わらずの描写力と切なさ。 この文章を早い執筆速度を維持できれば最強と思うがこの密度では無理。

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    2012年08月10日
  • イリヤの空、UFOの夏 その3

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    やっとイリヤに友達ができてきたところで、物語は急展開を迎え暗い話に。。。盛り上がってきたけどせつない

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    2012年02月24日
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01

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    内容(「BOOK」データベースより)
    虐げられる民“言愚”の青い目を持つ涼孤は似顔絵描きと講武所の下働きで糊口をしのぐ。かつて胡同の闇の中で、素性の知れぬ老婆より剣を習い、双剣を授かる。卯王朝、第十八皇女の月華は屋敷を抜け出しては市井を探検する。感情が高ぶると地団駄を踏みながらぐるぐる回る癖がある。涼孤はどぶ川の畔で双剣を持ち“龍を呑む”。月華はそれを目撃し―「妾も剣をやるっ!」鬼才・秋山瑞人が贈る、剣をめぐる物語。古橋秀之とのコンビによるシェアワールド企画“龍盤七朝”第一弾登場。

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    龍盤七朝シリーズの第1作

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    2012年10月14日
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01

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    秋山瑞人「DORAGONBUSTER」1巻を読み返した。架空の世界を舞台に、架空の伝承や文化、食べ物などなど、なぜそこまで?と思うくらいに細部にこだわる。このディテールこそが、作品の世界観をリアルに見せるのだ。デビュー作の「EZコンバット」も、いかにもライトノベル的な女子だけの部隊という設定を、細部の描写によってリアルに見せていた。

    「DORAGON BUSTER」もさほど複雑な話ではないのに、ディテールから引き立ってくる世界観と、「秋山節」とも言われる独特な地の文の勢いとで、グイグイ引き込まれる。そんな中、ただ強い者と戦いたい阿鈴と、剣を立身出世の手段とする藍芭の噛み合わない会話が、妙な味

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    2012年01月11日
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 02

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    何というか、ここ数年すっかり忘れていたこのシリーズ。2巻が出ると知ったときは、結構嬉しかった。
    正直前の話はあんまり覚えていないけど、面白かったことは覚えている。
    月華の地団駄が相変わらずで、かわいい。そしてあんな風になるとは。その気配はあったけど、ずいぶんと短時間だなぁと思いもしなくもない。昔の中国王朝を思わせる舞台も、生々しいところもあって好きだし。
    全2巻が3巻目がでるので喜ばしいことだ。個人的にはもっと続いて欲しい。アニメ化も期待。難しいか。

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    2012年01月09日
  • 猫の地球儀 その2 幽の章

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    ネタバレ

    世界観がとにかく素敵だった。
    トルク、地球儀、大集会。中心柱のスパイラルダイブ。天使の遺したロボットに、ヒゲの電波で会話をする猫。

    キャラクターもものすごく素敵だった。
    それぞれが自身の意思をもって行動し、それらが世界と縒り合わさって物語になっている。

    それでもって、伏線の張り方が絶妙だった。
    最近はこういうものを読んでなかったのだと気づかされた。


    読みながら少しずつ覚悟はできていくのだけれど、やはり寂しい。

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    2012年01月08日
  • イリヤの空、UFOの夏 その2

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    ネタバレ

    ネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。


    私はヒロインが報われる終わり方が好きだ。
    なので、夕子ちゃんの反応だとか、ファイヤーストームのラストだとか、とてもよかった。嬉しかった。

    「十八時四十七分三十二秒」後編で、伊里野の直接的な描写が殆どないことが素敵だった。

    SFものは普段あまり読まないのだけれど、がっつりのめり込んで楽しめた。
    水前寺にはぜひ更に頑張ってほしい。文化祭新聞部での水前寺と浅羽父のやりとりをその場で聞いてみたかった。

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    2011年12月28日
  • イリヤの空、UFOの夏 その4

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    そして伝説になった第4巻。 日常は終わり、次第に歪み壊れていく伊里野と狂気を孕んだセカイに惹き込まれました。
    賛否両論のラストはもやもやして個人的には物足りないけど浅羽と伊里野が常夏の島で暮らして結婚する、そんな「if」のエンドも良かったなぁ。

    感動のクライマックスは一人で読むことをオススメします! 涙もろくなったのは歳のせいだよね、きっと。

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    2011年12月01日