秋山瑞人のレビュー一覧

  • イリヤの空、UFOの夏 その4

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    1~4までの感想をまとめて。

    物理実験室に一巻だけあったから雰囲気だけ知っていたけど、正直なところ予想以上に面白かった。ひまわりとか、あぁこれが元ネタなんだなってわかったけど、本家の方が面白いと思えるくらいに面白かった。
    高校の時の部活の雰囲気とすごく似ている。
    先輩とかこういうことがしたかったんだなと今更わかる。

    もっとSF読んで堂々とSF者自称しようと思った。

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    2013年07月11日
  • 猫の地球儀 焔の章

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    かつて天使(人間)の手で作られた宇宙に浮かぶ島トルク、そこには電波を介してコミュニケーションを行う猫たちと、ロボットたちが暮らしている。
    トルクから臨める青い地球儀に想いを馳せる37番目のスカイウォーカー幽と、ただひたすらに強さを求め強敵を探す焔の2匹の出会いから物語は始まる。
    ポップな挿絵からは想像できないような、ハードな設定と描写もあるSF作品だった。
    群れることをよしとしない印象のある猫たちが閉鎖空間で人間のようなコミュニティを築き、あまつさえ死後に想いを馳せて宗教まで構築している世界観が印象的。

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    2013年06月19日
  • イリヤの空、UFOの夏 その2

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    正しい原チャリの盗み方(後編)、十八時四十七分三十二秒(前後編)、死体を洗えが収録。
    不器用で孤独なイリヤ。仲間の死を語るところでは、なんとも言えない気持ちになった。誰にも知られてはいけない子。生きていたことをなかったことにされる子。
    そんな彼女が、基地に帰ると浅羽が浅羽がと騒いでいる。毎日浅羽の下駄箱にこっそりものを入れている。こんなの、愛さずにはいられないだろ!

    妹夕子もブラコンで可愛かった。
    兄が好き、でも恥ずかしい、でも好き、でも兄とは恋人になれない、こっちの気も知らないで無神経にベタベタしてくる兄なんか大嫌い!という葛藤具合が最高。最後に諦めをつけるところも、若いっていいな、と思わ

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    2013年02月21日
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 02

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    前作から4年ぶりの続巻。 架空の中華風武芸もの。 ボーイ・ミーツ・ガールものだが破局を迎えたところでこの巻終わり。 一巻目では全二巻になると書いていたが、この巻のあとがきではもう一巻必要だと作者は述べている。やっぱり。 やっぱこの人の文章はゾクゾクするわ。 描写が強い印象を持ってる。相変わらずの描写力と切なさ。 この文章を早い執筆速度を維持できれば最強と思うがこの密度では無理。

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    2012年08月10日
  • イリヤの空、UFOの夏 その3

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    やっとイリヤに友達ができてきたところで、物語は急展開を迎え暗い話に。。。盛り上がってきたけどせつない

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    2012年02月24日
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01

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    内容(「BOOK」データベースより)
    虐げられる民“言愚”の青い目を持つ涼孤は似顔絵描きと講武所の下働きで糊口をしのぐ。かつて胡同の闇の中で、素性の知れぬ老婆より剣を習い、双剣を授かる。卯王朝、第十八皇女の月華は屋敷を抜け出しては市井を探検する。感情が高ぶると地団駄を踏みながらぐるぐる回る癖がある。涼孤はどぶ川の畔で双剣を持ち“龍を呑む”。月華はそれを目撃し―「妾も剣をやるっ!」鬼才・秋山瑞人が贈る、剣をめぐる物語。古橋秀之とのコンビによるシェアワールド企画“龍盤七朝”第一弾登場。

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    龍盤七朝シリーズの第1作

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    2012年10月14日
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 01

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    秋山瑞人「DORAGONBUSTER」1巻を読み返した。架空の世界を舞台に、架空の伝承や文化、食べ物などなど、なぜそこまで?と思うくらいに細部にこだわる。このディテールこそが、作品の世界観をリアルに見せるのだ。デビュー作の「EZコンバット」も、いかにもライトノベル的な女子だけの部隊という設定を、細部の描写によってリアルに見せていた。

    「DORAGON BUSTER」もさほど複雑な話ではないのに、ディテールから引き立ってくる世界観と、「秋山節」とも言われる独特な地の文の勢いとで、グイグイ引き込まれる。そんな中、ただ強い者と戦いたい阿鈴と、剣を立身出世の手段とする藍芭の噛み合わない会話が、妙な味

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    2012年01月11日
  • 龍盤七朝 DRAGONBUSTER 02

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    何というか、ここ数年すっかり忘れていたこのシリーズ。2巻が出ると知ったときは、結構嬉しかった。
    正直前の話はあんまり覚えていないけど、面白かったことは覚えている。
    月華の地団駄が相変わらずで、かわいい。そしてあんな風になるとは。その気配はあったけど、ずいぶんと短時間だなぁと思いもしなくもない。昔の中国王朝を思わせる舞台も、生々しいところもあって好きだし。
    全2巻が3巻目がでるので喜ばしいことだ。個人的にはもっと続いて欲しい。アニメ化も期待。難しいか。

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    2012年01月09日
  • 猫の地球儀 その2 幽の章

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    ネタバレ

    世界観がとにかく素敵だった。
    トルク、地球儀、大集会。中心柱のスパイラルダイブ。天使の遺したロボットに、ヒゲの電波で会話をする猫。

    キャラクターもものすごく素敵だった。
    それぞれが自身の意思をもって行動し、それらが世界と縒り合わさって物語になっている。

    それでもって、伏線の張り方が絶妙だった。
    最近はこういうものを読んでなかったのだと気づかされた。


    読みながら少しずつ覚悟はできていくのだけれど、やはり寂しい。

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    2012年01月08日
  • イリヤの空、UFOの夏 その2

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    ネタバレ

    ネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。


    私はヒロインが報われる終わり方が好きだ。
    なので、夕子ちゃんの反応だとか、ファイヤーストームのラストだとか、とてもよかった。嬉しかった。

    「十八時四十七分三十二秒」後編で、伊里野の直接的な描写が殆どないことが素敵だった。

    SFものは普段あまり読まないのだけれど、がっつりのめり込んで楽しめた。
    水前寺にはぜひ更に頑張ってほしい。文化祭新聞部での水前寺と浅羽父のやりとりをその場で聞いてみたかった。

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    2011年12月28日
  • イリヤの空、UFOの夏 その4

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    そして伝説になった第4巻。 日常は終わり、次第に歪み壊れていく伊里野と狂気を孕んだセカイに惹き込まれました。
    賛否両論のラストはもやもやして個人的には物足りないけど浅羽と伊里野が常夏の島で暮らして結婚する、そんな「if」のエンドも良かったなぁ。

    感動のクライマックスは一人で読むことをオススメします! 涙もろくなったのは歳のせいだよね、きっと。

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    2011年12月01日
  • イリヤの空、UFOの夏 その3

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    浅羽を巡る伊里野VS晶穂の女の闘いを描いた「無銭飲食列伝」から、つらい現実に引き戻される「水前寺応答せよ」前後編+番外編と、コメディ&シリアスの構成が見事でした。 オビの「おかしさ×せつなさ=」も頷ける。
    最終巻にむけ急転直下する展開にドキドキしながら読んでました。
    巻末のラフイラスト集を見ているだけで涙がじわりと来るのは気のせいだろうか?

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    2011年11月29日
  • イリヤの空、UFOの夏 その2

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    その1に引き続き学園ラブコメ継続中。 その日常の中にもどこか非日常(戦争)が垣間見えます。 そんなギリギリの世界観が魅力なのです。
    あとイラストがほぼ口絵だけと少ないけど文章に力があるので全く問題なし! そのぶん口絵でごはん3杯は食え(ry

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    2011年11月24日
  • 猫の地球儀 焔の章

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    あちこちで良い評判を聞いたので買ってみたけれどずっと読んでなかったもの。
    修学旅行のお供に持っていってヒマな時読んでました。
    設定の発想の仕方とか、それぞれのキャラクターとかとても面白い!
    この先どうなるか気になるから、2巻目も買わなきゃ。

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    2011年09月18日
  • イリヤの空、UFOの夏 その4

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    途中に浅羽の言っていた通りになればいいなと思った
    最後の飛行場でのシーンはぜひ映像で見たい
    エピロローグは蛇足なような気も

    「わたしも他の人なんて知らない。みんな死んじゃっても知らない。わたしも浅羽だけを守る。わたしも、浅羽のためだけに戦って、浅羽のためだけに死ぬ」

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    2011年07月21日
  • 鉄コミュニケイション(1)ハルカとイーヴァ

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    最初は比較的よくある展開かなぁ、と思わせておきながら、ロボットの描写とか、時折ちらちらっと出てくる思わせぶりな謎やらハルカの過去やらのおかげで最後まで飽きずに読むことができました。
    そうなったらあとはこっちのもんで、ハルカとイーヴァ、そしてルークの謎が解き明かされる2巻に期待が高まる、というわけですかね。

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    2011年07月03日
  • 鉄コミュニケイション(1)ハルカとイーヴァ

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    ネタバレ

    鉄コミュニケイションというアニメも展開された作品の小説版を秋山瑞人が書いた。
    作品を終了させないことで有名だがこれは完結している。

    導入部ということで物語のベースはこの巻で出てくる。
    展開はそれほどないが、緊急事態の書き込みは素晴らしいので読んでいてドキドキする。

    私は秋山瑞人がラノベ界一の書き手だと思っている。
    何故かというと、絶対によくわからないような世界でもこの人が書くと頭に浮かぶ。


    秋山瑞人を読んでみるなら猫の地球儀が絶対いいが、個人的にはこの作品の後半の展開が好き。

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    2011年05月21日
  • 猫の地球儀 焔の章

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     表紙絵に騙されがちだけど人間は出てきませんwというか猫の方がメインw

     話の筋は往々にしてよくある「社会の禁忌からの脱却、からの未知の探求」みたいな雰囲気なのですが、それをこの舞台で、なおかつ猫にやらせてしまうあたりが何ともワクワクさせてくれるような感じです。

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    2011年05月07日
  • 猫の地球儀 焔の章

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    「イリヤの空」で有名な秋山さん。世界観が難しくてイメージしきれなかったけど、意外にも熱いバトルがあってすらすら読めた。数が少なく特徴的なキャラクター(猫)でシンプル。

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    2011年01月25日
  • イリヤの空、UFOの夏 その4

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     シリーズ1、2巻とは打って変わって3,4巻はもうとても面白い。いわゆる「セカイ系」文学で、しかも主人公の精神が非常に幼いんだけど、こういうピュアな正義って、大人になるといろいろな現実の壁のために失われちゃうんだよね。こういう作風が好きだったりするので評価がちょっと高いです。
     ただ、ぐだぐだな前半2冊が実は結構重要な伏線(というのだろうか)になっていて、つまらないけどやっぱり読まなきゃ後半のおもしろさが半減する。後付けっぽいけどよく出来てます。
     結末については賛否分かれるようだけど、こういう投げっぱなしの作品って実は結構多い。寧ろ文学賞とかではその後を書くと蛇足と評されたりで、だから本作も

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    2011年01月05日