売野機子のレビュー一覧
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購入済み
表紙絵に目が留まって
私にとって初・売野機子作品です。この作品の表紙絵に興味をもって、先生の他作品も少し調べたら短編集の本を多く出されている様で、こちらの作品から読んでみようかなと思いました。印象としては、純文学の小説を絵に起こした様な世界観を感じました。
直球に言えば、読み取りづらい。作風として”何となく感じ取る”読み方のが、この作品の世界に入り込めそうな気がします。でも何故かこの先生の描く漫画に惹かれていたりします。 -
購入済み
懐かしい!
ウイングス創刊時、まさに世代でした。新旧の作品の第1話集のようですが、私にとってはパーム!あれ、でもパームの1話って「お豆の半分」じゃ…時系列順なのかな。ともかく懐かしく読みました。
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購入済み
絵を見てるだけで良い
とにかく絵と台詞回しが好みです。
話は人によってドンピシャにはまるものと、さらっと読めて残らないものとあると思う。
でも、この本から漂う透明感がただごとではないです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレギムナジウム、少年合唱団、ミステリ。
こんなにドンドンドン!と、三段構え、さあ引っかかれとばかりに張られた罠に、はめられないわけがなかった。
好き嫌いは分かれるだろう。でも、最初にいいかも、と思ってしまったら中毒になる。一度読み終わって本を閉じて、でもその十分後くらいに、あの台詞ってどういう意味だったんだろうとまた最初のページを開く。それをここ数日繰り返しているくらいには、中毒性が、ある。
よく引き合いに出されている、花の24年組をほんの少ししか知らなくても、ああ、と分かる。そういう空気を持って、物語は進んでいる。
それにしても、アベルが好みだ!だから次巻の彼が…あああー…