売野機子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
概要からだと、ありすがクラスメイトから美少女だと持ち上げられるたびに疎外感を抱き続けてきたことと、宇宙飛行士を目指すことと、どうリンクするのかな?と想像しづらかった。
ただ「MAMA」で子どもたちの細やかな心情を捉えていた売野機子さんの作品だから、きっと意味があるのだろうなと読んでみた。
美少女であることというより、セミリンガル(バイリンガルが2言語話車なのに対してどちらの言語も中途半端な状態)のために常に周りから浮いてしまい、自分でもその原因が分からなくて疎外感を抱いていて、それに加えて美少女だから周囲が勝手に天然だとかかわいいとかで収めてしまっていたということだった。これから美少女要素( -
Posted by ブクログ
時代が来た!売野先生はティアズマガジンで春田の犯行からの薔薇だって描けるよ、商業のみでしか追いかけられていないのですが、やっぱりこの"関係"たまらん…すぎる漫画のうまさ、ほんとうにうまい。うますぎる。まんがが、ものがたりが、ものすごくうまい。辛さは辛すぎず(いや、ルポルタージュは辛すぎる、が)嬉しさは心にずしんと。ラヴはラヴ。いかれる唾液とメガネ拭きをこえて、そして、このインターネット・ラヴよ…!
感謝します。ご本人も書いていらっしゃるけれど、葛藤のない関係性が、わたしはもう葛藤のない時代…時期…にさしかかってきているのではなかろうか、とそうおもっているのだけれど…どうなの -
購入済み
可愛くてハッピー!
売野先生の絵柄がまず可愛い。
懐かしさを感じるようなあったかい絵で、あったかいとなぜか切なさも倍増するのだと知った。
天馬くんのご両親がめちゃくちゃいい人たちで、そこも泣けた。
でもちゃんとハッピーエンドなので、エンドというか二人の恋はまだ続くんだなっていう終わり方、なので安心して読めるし、何度でも読み返して素敵な気持ちになれる作品。おすすめです!