【感想・ネタバレ】ありす、宇宙までも 3のレビュー

あらすじ

子供の力で、未来を変えろ――!

マンガ大賞2025 最終選考ノミネート!!
『ダ・ヴィンチ』BOOK OF THE YEAR2024 コミック部門 4位
宝島社『このマンガがすごい!2025』オトコ編 16位

各マンガ賞にランクイン!!
重版続々の超話題作!!


「コマンダー」という新たな夢を抱き、
学校生活も絶好調のありすだが、
両親の命日が近づき、なぜか体調を崩してしまう。

元気がないありすを見た犬星は、
種子島にロケットの打ち上げを
見に行く提案をして…?

種子島行きを阻む様々な問題を乗り越え、
目指せ!宇宙飛行士!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

本棚にある本は自分を表す。作者と読者の間に横たわる親密な部屋への招待を受け入れること。
犬飼くんが本をたくさん読んできたからこそ、ありすを前に進めることができ、前向きなありすの存在が犬飼くんを励ましている。
正反対のように見える2人だけど、自分の存在を証明したい、という思いは共通していることに犬飼は気づく、
最高のバディ関係。2人なら遠くまでいけそう。

私ももっと本を読んで視野を広げたいと思った。

全部自分でやれるようになる、という狭い思考に入りがちだから、人に頼れるようになるのも大人で、それが緊急時の問題解決力になる、ということに気付かされた。
種子島のロケット打ち上げ、いつかこの目で見てみたくなった!!

「宇宙はただの夢じゃない。あたしの現実。あたしの目標なんだ」
ありすが気づくシーンに、ハッとした。

「自分の夢は自分で支えないと。常に冷静に」
即断即決、適切な判断が求められる虹子の言葉にも共感する。自分の力で自分の未来を変えてきた人の言葉。

1
2025年09月07日

Posted by ブクログ

毎回この漫画は希望に溢れていてよい。
犬星がありすを支え、ありすが犬星に希望を与える。
ボーイミーツガールの新しい形だ。
犬星の父親も登場したけど、ちょっとしたやりとりに涙が出そうになった。

言葉がわかれば、自分の知りたくないことも理解できてしまう。ありすが少しずつ成長していることがよくわかる。
ハイテンポで進むお話なので、めちゃくちゃ読みやすい。勢いが素敵。

0
2025年11月30日

Posted by ブクログ

子供が変える可能性。

小学2年生の頃、初めて掛け算を習った時、記号が分からなくて、毎日間違えて、クラスでもバカにされた。小学5年生になっても苦手は変わらず、落ち込んでいた。すると6校時の新しいカリキュラムに「はげみ」という取組みが追加された。
苦手と思う分野をひたすらやっていい、というもの。今だったら得意なものを伸ばせってなるものを、苦手を思う存分やれということだった。

算数は職員室前に約300個のレターケースが置かれ、一番左側の上段のケースには「レベル1」と書かれていて、小学1年生のプリントが入っている。
「はげみ」にはルールがあった。それは、『レベル1から行うこと』だった。小学5年生にもなって、レベル1をするのは自分しかいなかった。ひと目を気にして挙動不審な感じでさっとプリントを取った日から、一年後。小学6年生の頃には数学Ⅲの積分をしていた。計算ミスは多かったものの、自力でインテグラルdxを解いていた。それがレベル300だった。
ちなみにレターケースのプリントはそれぞれ100枚ずつ入れていたらしく、卒業式の時、クラス担任からレベル300のプリントの枚数を数えるように言われた。99枚だった。

中学校に上がって、高校に上がって、大学に通って、今の仕事に就いて、それぞれで自分にしかできないちょっぴり自慢を作って大人になった。

盛大な自分語りになってしまったけど、そんなことを余裕で思い出してしまうくらい、この漫画のテーマは壮大なのだと思う。

0
2025年10月19日

購入済み

心がほっこりする

正直、ありすにはヤキモキさせられるが、犬星が師匠として彼女を支えるだけでなく、ありすが逆に彼を励ます相互作用の描写が心に染みる。世間の目や常識に夢を奪われることなく、周囲も温かい目で見てくれて心もほっこりする。

#ほのぼの #感動する #エモい

0
2025年08月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

やばすぎ泣泣
鳥肌マックスで読み終えた

3巻もすごかった。

・ありすの主人公ぶりが止まらないこと(ロケット発射しなくても落ち込まない、むしろ宇宙が夢でなく現実だとわかって元気が出る様子)
・犬星くんから渡されたいくつかの物語で分かった、読書のすばらしさ(何年も前から自分と同じ「悲しみ」を話す部屋があったと気づいたありす)
・犬星くんの保護者のやさしさ
→これが裏目になって彼を苦しめてることもあるんだろうけど、売りに行った本を取り返してきてくれたり、援助を受けるのが成長の証だと言ってくれたり。
・ありすの夢を押さえつけようとするのか不安だったおばあちゃん、ありすの行動力を見守る姿勢に入ってくれたこと
→保護者の鏡…涙
・同じ境遇(セミリンガル)でLCDRというすごい役をやっている人=ロールモデルを見つけたこと、ありすにとってとても勇気づけられることだったと思う
・虹子にバディなんだね、と言われて、迷いもなく、揃ってはい!!と答えたありすと犬星くん

次の中学生向けのワークショップ?はどうなるんだろう。

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2025年07月22日

Posted by ブクログ

胸が 苦しい
上から手の平で押さえていないと
何処かに行ってしまいそうだ

涙が出そうだ
何処までも行け!ありす!
4巻が待ち切れない

0
2025年05月28日

Posted by ブクログ

祝・マンガ大賞受賞。珍しく受賞前から触れていた本作だけど、その肩書がつくことで、もっと広く読まれるのは素敵。ありすに目が行きがちだけど、バディたる少年と、それを支える家族もまた、なんと魅力的なこと。自分的には、フレーズに引いた何気ないコマが、もうめちゃくちゃに刺さりまくった次第。

0
2025年05月07日

Posted by ブクログ

少しずつ、だが、確実に、作中の「ありす」の様に、一歩ずつストーリーが進んでいる。

ただ心配なのは、地味だが壮大過ぎるストーリーが描き切れるか?本当に心配。
ふたつのスピカと言う前例はもう少しミニマムな世界であの話数になった。人間描写の細さが、足を引っ張らなければ良いのだが。

0
2025年04月29日

Posted by ブクログ

感動したり、辛くなったり、という訳では無いのに、感情が高まりすぎて途中読んでいて泣きそうになった。アリスがどんどん成長している。。最後、1話冒頭でアリスがインタビューされていたシーンが出てきた。早く続きが読みたい。

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2025年04月23日

Posted by ブクログ

 子供の力で、未来を変えろ――!

マンガ大賞2025 最終選考ノミネート!!
『ダ・ヴィンチ』BOOK OF THE YEAR2024 コミック部門 4位
宝島社『このマンガがすごい!2025』オトコ編 16位

各マンガ賞にランクイン!!
重版続々の超話題作!!


「コマンダー」という新たな夢を抱き、
学校生活も絶好調のありすだが、
両親の命日が近づき、なぜか体調を崩してしまう。

元気がないありすを見た犬星は、
種子島にロケットの打ち上げを
見に行く提案をして…?

種子島行きを阻む様々な問題を乗り越え、
目指せ!宇宙飛行士!


【編集担当からのおすすめ情報】
『子供には、世界を革命する力がある!』

言葉を知ることで、
世界の解像度が上がっていくありす!
しかしそれは、“悲しみ”が
見えることにも繋がって…。

勉強に、犬星に、ありすを奮い立たせ、
道を切り拓くことができるのか…!?

犬星はどんな方法でありすを導くのか、
新たなミッションにも要注目!

眩しいほどに真っ直ぐな瞳で
たくましく成長していくありすの姿に、
心揺さぶられること間違いなし!

話題沸騰中の注目作、待望の第3集!!

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2025年04月14日

Posted by ブクログ

「大人の予想を裏切ることが出来るのが、子供の力だ」
「あたしはココにいる」
「子供には、世界を革命する力がある。」

あたしが、「世界を革命する力」を失ったのはいつなんだろう?とか思ってしまう。「いい子」やってたから、かなり早い時期なんだろうな…

ありすに、トリリンガル克服の先輩(目標)現る!!

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2025年04月13日

Posted by ブクログ

ありすのために、大切な自分の本を売ってまで種子島へ連れて行こうとする犬星くん。 正直、ちょっと泣けた。 犬星くんはずいぶんとアリスに仮託してる部分が大きいようにみえるけど、序盤にほのめかされていた共依存的な悪い方向に進まないと良いんだけど。

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2025年04月02日

Posted by ブクログ

祝!マンガ大賞!!

相変わらずキラキラと自由に前に進むありすから目が離せなーい!

ありすと犬星くんの関係性、夢と目標と現実、周りの大人たちの距離感、全ての距離が太陽系における地球並に最高だ〜!!

犬星くんが脇役になりがちな役回りなのかもしれないけど、全然ありすに負けてないのがすごい!人をひっぱりながら支え、応援する人って素敵だ!!

この作品読むと自分もなにかに挑戦したり、人を応援したくなるね

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2025年03月29日

Posted by ブクログ

犬星くんが魅力的なキャラクターすぎるし、子供の可能性を信じて肯定してくれるの最高だし、本当にありすが「宇宙(どこ)までも」自分の可能性を広げていく過程が気持ち良すぎる。

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2025年03月28日

Posted by ブクログ

犬星くんのお父ちゃんお母ちゃん、最高じゃないか。
きっと直接的に近寄れない
もどかしさもあっただろうに。
受け取ることも力だよね、ほんとに。

かたやありすはこの先いろんな知識を得ていった先に
父と母に対しての怒りみたいなものが
生まれてこないのかはちょっと気になる。
なんのためにありすを
賢くさせようとしたんだろうなあ。

存在が相手を励ますということ、
ほんとにどんな物質もそこに存在しているだけで
少なからずなにかに影響を与えるものだなあと
つくづく思う。

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2025年08月17日

Posted by ブクログ

面白かったけど1、2巻が素晴らしすぎて期待しすぎた感はある
でもやっぱり好きな漫画
キャラクターが全員好き

0
2025年06月02日

「青年マンガ」ランキング