売野機子のレビュー一覧

  • MAMA 6巻(完)

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    終着点としては、なんだか解せない思いが残ったけれど、主人公の中では、なぜという疑問、悩みは帰結したようだった。 嫌いじゃないけど、難しかった。

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    2017年01月04日
  • かんぺきな街

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    売野さんの漫画の雰囲気が好き。昔「ぶ〜け」っていう大好きな少女漫画誌があったんだけど、そこに載っていそうな感じの。いつの時代のどこの国かふんわりわからないところが、なんだか読んでて落ち着

    主人公(過去を引き摺る疲れた30歳)が疲れたおっさんぶって若い子見ながらあーだこーだ思うんだけど、それ読みながら、そうそう、でもまたそこから二転三転あーだこーだあったり思ったりだよなーとさらに歳食ってる自分は思ってフフッとなるのがいい。巻末の読み切り読んでも思ったけど、どうしようもなくみんな生きていくだけ。だから愛おしいんだ、ということ。

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    2016年04月02日
  • MAMA 3巻

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    天使の声を与えられた早逝の少年たち。敬虔さを装うのは、病死ではない神に選ばれたのだと信じたいから。恋を汚れだと遠ざけるのは、生きる喜びを知りたくないから。ある夏の日、シオンはバレエ団の少女デボラと出会う。恋に溺れるーー。

    心中とはまた古典的な…。物語の様式美ですね。現実だったら、恋に泥酔してる、脳内麻薬過剰分泌でラリってるんじゃないのと思うところですが。

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    2015年03月25日
  • 同窓生代行─売野機子作品集・2─

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    雰囲気も絵柄も好みでした。
    未明のGIRLにはドキッと、もっともっとよく見てはニヤッとしました。
    同窓生代行も面白かった。

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    2014年10月29日
  • MAMA 1巻

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    ネタバレ

    ギムナジウム、少年合唱団、ミステリ。
    こんなにドンドンドン!と、三段構え、さあ引っかかれとばかりに張られた罠に、はめられないわけがなかった。
    好き嫌いは分かれるだろう。でも、最初にいいかも、と思ってしまったら中毒になる。一度読み終わって本を閉じて、でもその十分後くらいに、あの台詞ってどういう意味だったんだろうとまた最初のページを開く。それをここ数日繰り返しているくらいには、中毒性が、ある。
    よく引き合いに出されている、花の24年組をほんの少ししか知らなくても、ああ、と分かる。そういう空気を持って、物語は進んでいる。

    それにしても、アベルが好みだ!だから次巻の彼が…あああー…

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    2014年10月24日
  • ロンリープラネット

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    顔は良いのに中身はガッカリなへたれイケメンとその周りの人たちの恋愛模様。
    表題作の長編もそこそこ面白くは読めたのですが、巻末の短編の方が好きですね。子ども目線で描いた特殊な事情のある家族の物語なんですが。
    リアリティよりも少し虚構性ある雰囲気にした方が作風に合っているからかな?単に私が昔の少女漫画を懐かしんでるだけかもしれません。

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    2014年07月22日
  • 同窓生代行─売野機子作品集・2─

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    懐かしい少女漫画の香りがする…。
    描いてる人が好きだった漫画がよくわかる作品集ですね。
    様々な恋模様。どの話も少し苦かったり痛かったり、複雑な余韻が残ります。良作だと思います。
    でも…完全なオリジナリティを求めるのは馬鹿げてるけど、飲み込んで良く消化して、それが自分の血肉になったら、本物なのかな?
    嫌いではないので、他の作品も読んでみます。

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    2014年05月11日
  • MAMA 1巻

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    天使の歌声は死の代償。
    神に選ばれ、親に捨てられた少年たち。
    その未熟な魂の軋轢と葛藤とそれでも美しい薔薇色の日々。

    奇病に冒され、歌の才能に秀でた少年ばかりを集めた寄宿学校が物語の舞台です。
    懐かしいギムナジウムものの様式美を感じさせますね。耽美と退廃ってやつです。
    作画もそれっぽく変えているのかな?
    なんだか久方ぶりに少女漫画の巨匠たちの名作を読みたくなってしまいました。

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    2014年05月10日
  • 薔薇だって書けるよ─売野機子作品集─

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    リアルに70年代を体験していない世代だけど、昭和の漫画と似た雰囲気は感じる。
    時代が不確定な物語は、やっぱりどきどきします。

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    2014年04月17日
  • 薔薇だって書けるよ─売野機子作品集─

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    『MAMA』の方を先に読んで売野さんの絵柄や話が好きになり購入しました。

    作品集ということでいろいろな題材の短編が収録されていました。
    その中でも特に好みだったのは『遠い日のBOY』と『晴田の犯行』でした。
    『遠い日のBOY』は最後のページがコマ数の割にすごくこの話のかわいさが伝わってきた点がとても印象に残りました。
    『晴田の犯行』は打って変わって全体的に胸にささる言葉が印象的でした。なんというかキラキラ輝く青春に希望をもつ時代を終えた自分にはとにかく突き刺さる…

    上記の二つを含めて全編どれも人物が際立つ話だったと思います。心の機微を描く漫画が好きな自分にはとても魅力的な作品でした。
    ただ

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    2014年03月23日
  • MAMA 3巻

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    ネタバレ

    2巻までは全体の構成がつかめずに、「このエピソードもう終わり??」てなっていたんだけど、3巻が出てようやく一人一人の物語を追っていく構成なんだと理解できた。これはもしかすると結構長くなるのかな…?

    3巻は1冊できれいに完結しているエピソード。

    夏至祭の季節。
    毎日ストイックに練習に励み、神に祈りをささげるシオン。そんな彼が、バレエアカデミーで合宿に来ていた少女デボラと出会う。デボラはシオンと同じくバレエにストイックに打ち込む少女だった。恋愛が禁止されている中、自分に似ているこの相手なら恋に落ちずにいられる、と二人は思い、逢瀬を重ね、夏至祭に二人で参加する。

    一方、クワイアの図書室には在学

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    2014年03月16日
  • 薔薇だって書けるよ─売野機子作品集─

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    なんか、気になって手に取ってみた。
    結構、好きです。

    とくに「遠い日のBOY」というお話がとてもよかったと思う。
    少し「星の王子様」に似ていると私は思った。
    語り口が上手だな、ストーリーテラーという感じがする。

    「晴田の犯行」は、自分にも多いに覚えがあるので、
    安心するようないたくなるようなそんな感じ。
    これは、きっと何人かの人は経験していることなんだろう。

    選んでいるコトバが詩的で、独特。
    惹かれます。

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    2014年01月05日
  • しあわせになりたい─売野機子作品集・3─

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    初めて「好き」と言えるものだった!絵(特に女の子の顔、眼)が好きで、表紙の吸引力に買ってたけど、今まで嫌いではないがうーん、だった。
    今回は掴み所がない中に、優しさとラフさがあって好きでした。変な例えだけど一般向けというか。読後感がいい。あと、女の子がどんどん可愛く綺麗になってきてる!黒髪ショート女子!
    「不安定〜」と「ハネムーン」がよかったなあ。也子さんまりお可愛いよう。掲載誌がジャンプ改…?

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    2014年09月01日
  • MAMA 1巻

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    201309/寄宿学校モノというだけで買い!絵柄は好みじゃないせいか、今はまだ登場人物の区別がつきにくいけど、期待大。

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    2013年09月14日
  • 薔薇だって書けるよ─売野機子作品集─

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    「晴田の犯行」良かった。「それだけかよ!」って言うような小さな行動を起こすだけでも本人は本気の本当に命懸け、それが片想い。わかるよ〜。
    表題作「薔薇だって書けるよ」は、点子の歌うような台詞回しが独特のリズム。ちょっと昔っぽい画風と相俟って、なんとも言えない浮世離れした感じが醸し出されて素敵。

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    2013年09月02日
  • MAMA 1巻

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    「彼女は漫画を見つけ、世界は売野機子を見つけた。」

    上條淳士先生(仕事しろ)が帯に書いたこの名文を見よ!
    売野さんの全てを表す素晴らしく素敵なこの推薦文をひっさげて発売された作品集「薔薇だって書けるよ」からの大ファンです。

    洗練されていて欲しい。けど、洗練されすぎないで欲しい。

    この昭和と平成の狭間に揺れる微妙な私の漫画心をくすぐる、なんとも言えず古くて新しい絵柄であり作風なんです。間違いなく絵うまいんだけど、なんでだろう・・・どっか古き良き少女漫画を読んだ時のような懐かしさを感じる。「花の24年組の再来」と呼ばれているらしいですが、本当に、大島弓子、萩尾望都、竹宮恵子、木原敏江・・・こ

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    2013年09月25日
  • MAMA 2巻

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     天使という死に至る少年達の心境が染みこむ第2巻。

     善くありたい欲求は拒めない。第2巻の主人公となったアベルは愛を失うことを何度も体験し、それを求める者のに対しても八つ当たりともとれるような行動をした。天使という純粋無垢なイメージとは逆方向なその行動からは彼が選ばれるとは思わなかった。だが、彼は選ばれた。様々な葛藤や迷いを持ち続けながらも生き、その昇華によって天使に選ばれる。ミカが言い放った善くありたい欲求は拒めないというセリフ通り彼が天使になることは必然だったのか、天使になる条件は人為的な策略により選ばれるかもしれませんがそれぞれ死を迎える少年たちが生きる上での苦しみを昇華している様子を

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    2013年08月21日
  • MAMA 2巻

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    天使候補の少年アベルが火事で死んだ。
    彼は「天使になったから」死んだのか、それとも「火事で」死んだのか?
    「天使になったら死ぬ」その真相は?

    今回は少年同志の肉体関係もストレートに描かれていて、「匂わす」程度ではなかったのでご注意を。
    アベルが変貌した理由、親しくしていた少年ユージーンの死。
    「天使」という特殊条件ではあれど、死をどう受け入れるかというテーマにもつながるところがあって興味深く読んだ。

    2巻までが「序章」という感じ(綺麗にまとまってしまったので、一瞬本来の主人公の存在を忘れて、2巻で終わりか?と思ってしまった)。
    次からまた物語が動き出すかな。

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    2013年08月18日
  • しあわせになりたい─売野機子作品集・3─

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    ・「そして雪を見てもこのせつない気持ちなんてぜんぜん思い出さない大人になるのだ」
    ・「島から島へ島流し?」「ここは北の島。ハネムーンと言ったら南に決まってる」「行くわ行くわ」
    ・「マギィ・マギィ・ワンダリン ムーンライ、ラビットアイ ボンジュール・ボヌール しあわせになりたい」
    ・「最終的にはみんなそれ使って地球誕生の瞬間を見たりするんだと思う。人間ってそーゆー愛しい生き物だよ」
    ・「朝生のゴミとあたしのゴミが混じり合う。どうしよう。ドキドキする」
    ・「重くて何が悪いんだよ。不確かなモンに100%身預けられる女なんてかわいいだろバーカ」
    ・「永遠の愛なんて無いかもしれないけど、永遠の愛を信じて

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    2013年08月02日
  • しあわせになりたい─売野機子作品集・3─

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    売野さんの何が良いかというと、
    説明のなさと、それを補うだけの空気感だと思う。
    短編集の中では2つ目の「同級生代行」に入っているお話がどれも好きだけれども、今回も彼女の独特の世界感は十分発揮されている感じでした。
    とにもかくにも、女の子がかわいらしくていいです。かわいい。
    自分勝手でわがままで、それでも一途。
    どんな女の子も、売野さんが描くと途端に可愛くなってしまうので不思議。
    そして、かわいいだけじゃなく、ストーリーに売野さんの考え方(哲学)が滲んでいてそれもやはりいいです。

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    2013年07月31日