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「教養=知識量」という考え方はもう通用しない。ネットで検索すればあらゆる情報が瞬時に手に入る今、知識量の重要性は相対的に低くなっているからだ。東大教授2人が提唱する教養とは「正解のない問いに対し、意見の異なる他者との議論を通して思考を柔軟にし、〈自分がよりよいと考える答え〉にたどり着くこと」。その意味するところは何なのか? どうすればこの思考習慣が身につくのか? 人工知能の発展が著しい現代だからこそ、人間にしかできない能力を磨く必要がある。その要諦が詰まった一冊。
...続きを読むPosted by ブクログ 2020年03月29日
東大の知人に、「頭のいい人を集めてディベートさせればイノベーションが起きると思ってるんじゃないかな?」と過去に聞いたことがある。
当時はそんなものかと思っていたが、こちらの本を読んでちゃんと意味があったんだと理解できました。
新たに得た知識を深い学びに変えるには、人に説明したり、議論を戦わせることが...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月22日
最後の賞を読むと筆者らが考える教養を身につけるために実践すべきことがある。
正直目新しいことは書いてないので、サブタイトル等を流し読みで良い。
異なる意見、異なる専門分野にも意識を傾け、吸収し、自分の軸は持ちながらも多様な考えを持とうということを筆者たちは勧めている。
教養は知識量ではなく、知識を土...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月28日
同じ事を繰り返し言っており多少の退屈感は否めないが、知識や情報の量よりそれらをベースとして自分の頭で考えることや、課題を見つけ、異分野の人同士で議論し、より良い解決策を探すことが重要と分かった。
求められるのは課題解決力。情報を選び、他の情報と結びつけて活用する。情報をもとに考える。これらはビジネ...続きを読む
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