入門 東南アジア近現代史

入門 東南アジア近現代史

1,045円 (税込)

5pt

6億4000万人の巨大市場の「いま」がわかる決定版!土着国家から欧米の植民地へ、日本による占領統治、戦後の経済発展、ASEAN経済共同体の誕生――。ホー・チミン、スカルノなど独立指導者のドラマ。ベトナム戦争、カンボジア内戦の悲劇。シンガポール、マレーシアの経済発展の光と影。フィリピン、タイ、ミャンマーの民主化運動――、ASEAN地域の過去・現在・未来を読む。

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入門 東南アジア近現代史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    今さらながら読んで良かった。
    「多様性の中の統一」という指摘や、宗教のこと、東南アジアがいくつもの中・小規模社会に分節しているということ、そして土着国家←→植民国家、あるいはインドの影響――といった、他の国・地域との関係で論じていく様は、わかり易く、説得力があり、そして面白い。

    但しその共感・理解

    0
    2024年06月08日

    Posted by ブクログ

    732

    岩崎 育夫
    一九四九年長野県生まれ。立教大学文学部卒業、アジア経済研究所地域研究第一部主任調査研究員などを経て、現在、拓殖大学国際学部教授。主な著書に、『リー・クアンユー――西洋とアジアのはざまで』(岩波書店)、『物語 シンガポールの歴史――エリート開発主義国家の200年』(中公新書)、『

    0
    2024年05月13日

    Posted by ブクログ

    体系的、時系列的にまとめられていて、それぞれの国について丁寧に説明されている。複雑な内容なのに意外と読みやすかった。

    個人的に東南アジア諸国と仕事関係していくこととなったので、手に取ってみました。どういった歴史を経て、現在の経済成長著しい東南アジアになっていったのかイメージを掴むことができた。各国

    0
    2019年09月13日

    Posted by ブクログ

    ペナン島に旅行し、また今後、仕事で東南アジアに関わる可能性が出てきたので、関心を持ち購入。

    土着国家の成立ち×植民地化の歴史×独立時の共産圏へのポジションで、東南アジア諸国のあり方をざっくり理解できる。

    初心者には大変優れた本だと思う。

    0
    2019年05月06日

    Posted by ブクログ

    東南アジア11か国の近現代史と現状、課題について概観した1冊。各国で宗教、民族が大きく異なり、多様性が特徴のこの地域ではあるが、こうして東南アジアとして括って外観してみると、例えば、EUや東アジアとの違いが浮き彫りになって面白い。(EUは宗教的にも近い、歴史的にも侵略、交流を重ねてきた国々が、一つの

    0
    2021年03月23日

    Posted by ブクログ

    東南アジア各国の土着の頃の話から日本軍占領や冷戦、開発独裁や現在の新興国としての成長などを非常にわかりやすく解説されていて読み応えがあった。現在マレーシアに住んでいるので2018年の歴史的な政権交代後の道筋がどうなるかなど著者の更なる考察など読んでみたい。

    0
    2019年05月04日

    Posted by ブクログ

    東南アジア各国の歴史、政治、経済がコンパクトにまとまっていて、興味がある人には非常に有益な本だと思う。

    東南アジアの各国がどのように国家を形成し、植民地化、戦争経験を経て、現在の発展に至ってきたかをダイジェスト的に紹介されている。

    個人的には、
    戦時中の日本の蛮行や、なぜ植民地化の色合いが各国バ

    0
    2018年03月18日

    Posted by ブクログ

    東南アジア諸国の植民地化以降の歴史(土着国家時代の歴史の概要も含む)がわかりやすくコンパクトにまとまっている。
    「多様性の中の統一」という特徴を持つ、現代の東南アジア諸国の成り立ち、来し方について、よく理解することができた。
    東南アジア諸国が多民族型社会となった理由など、これまで知っているようで知ら

    0
    2017年07月20日

    Posted by ブクログ

    日本史やヨーロッパ史や中国史にもちょこちょことでてくるのでわかった気になってあまり読もうとしてこなかった東南アジア史。当然知らなかったことも多く、新大陸やアフリカとの対比も興味深かった。歴史を読むときの粒度を、もっとうまくしたいと思いつつ。

    0
    2024年05月11日

    Posted by ブクログ

    東南アジアは最近でこそ地域としての一体感を見せようとしているが、ヨーロッパなどとは背景・地域としての経験が全く異なる。ひとつの帝国にまとめられたこともないし、宗教もバラバラだ。
    そんな中で功利的な理由から纏まろうとする試みの最先端がどうなっているのか。様々なニュースの背景を理解する助けとして、今時点

    0
    2019年04月27日

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