歴史を学ぶということ

歴史を学ぶということ

770円 (税込)

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過去と向きあい、現在を俯瞰する。9.11後、世界は本当に変わったのか? 戦後の混乱期に渡米し、ハーバードで長年教鞭をとってきた歴史家は現代をどう見ているか。初めて明かされる研究者修行時代、そして思考遍歴。渾身の書き下ろし! (講談社現代新書)

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歴史を学ぶということ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    友人から薦められて読んでみた。

    徹底して歴史を学び続ける著者。日本人としてハーヴァード大学の教授に。歴史との出会いは、人との出会いでもあった。


    歴史家にとっての歴史とは、「過去の位置付け」であり、「過去と将来との対話」でもあるという。学問に徹した人だから言える深い言葉が並ぶ。

    「トランスナシ

    0
    2014年01月20日

    Posted by ブクログ

    日本出身者として初めてアメリカ歴史学会会長も務めた、現ハーバード大学名誉教授(専門は米国外交史)の入江昭氏が、「日本や米国で私が受けた教育、長い間教師をつとめてきた米国の大学の雰囲気、学問に対する私の姿勢、専門分野での研究に従事する過程で形成された私の歴史認識などに触れながら、現在の世界を私がどう理

    0
    2016年01月15日

    Posted by ブクログ

     現代史学を専攻しておきながら、恥ずかしながら、今まで入江昭氏の著作を読んだことが無かった。

     本書は、アメリカ留学にはじまる入江氏の研究人生を中心に追っている。
     語学のハンディキャップを乗り越えて、日夜研究に没頭していた姿は、今の文系大学生には見られない姿なのかもしれない。

     後半は、入江氏

    0
    2010年02月07日

    Posted by ブクログ

    歴史家の世界に触れたいなら本書、歴史学について知りたいなら小田中さんの『歴史学ってなんだ?』のほうが分かり易い気がした。

    世界では「30年原則」という公文書の公開時期の目安がある。
    そして作者によると1970年代から現代史が始まるそうだ。
    ・20世紀の惨事を解明する資料の公開
    ・グローバリ

    0
    2009年10月14日

    Posted by ブクログ

    ハーヴァード元教授の著者がだどる著者自身の研究者としての半生、そして研究内容の概論。ぼくは前者を楽しんだが後者は結構重く吸収しきれなかった感がある。学問の学びたてとかいう時期では仕方のないことかもしれないが先達の進んだ道が輝いて見えはするものの、彼らの語ることはほとんど理解できない。もどかしい。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    失礼ではあるが、そんなに面白いとは思わない。
    それでも圧倒されるのは著者の圧倒的な海外での実績。

    そして、歴史学に対する飽くなき愛情。
    この人を知ったと言う意味で、この評価をつけたいと思います。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    著者は戦前に生まれ軍国主義的な少年時代を過ごし、その後アメリカ留学を経てそのままアメリカの大学の教授になった人物。本人の人生を振り返りつつ、歴史研究の意味や、過去と現在といったものの捉え方についての考えが述べてある。

    3部構成だが、1部が自伝的内容。2,3部が本人の歴史観についての記述になってい

    0
    2011年07月27日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    軍国少年として終戦を迎え、高校卒業後、渡米―シカゴ大学、ハーヴァード大学で長年教鞭をとってきた歴史家は、いかにして歴史と出会ったか?
    過去と向きあい、現在を俯瞰する。

    [ 目次 ]
    第1部 歴史と出会う(一九四五年八月;一九三〇年代と戦時中の生い立ち;戦後の歴史教育 ほか)
    第2部 

    0
    2010年11月26日

    Posted by ブクログ

    2005年11月頃購入。自分が日本史学科だったこともあり、なんとなく購入。さらっと読んだだけであまり語れない…。また読みます。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     本書で、1970年代以降、世界は国家という枠組みだけで捉えることはできなくなった、と述べている。
     多くの人が、冷戦の終焉による多極化、911による見えない敵との戦いにより、世界の形は大きく変わったと述べるが、それに注目しすぎている点も否めない。
     1970年代に世界はインターナショナル・リレーシ

    0
    2011年05月03日

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