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【中公学芸ライブラリー】
日米戦争とは一体何のための戦いだったのか。
1920年代に始まる現代史上の画期において、いかなる意味を持ったのか。
そして何故、戦後は日米同盟を結ぶ関係となり得たのか。
精緻な史料分析から、日米関係のみならず、国際関係における両国の在り方および国内状況を浮き彫りにし、必然ではない衝突の経緯を鮮やかに描き出す。
いつ何が決断され、あるいは決断されなかったのか。
後にアメリカ歴史学会会長を務めた著者による大著、待望の復刊。
【中公学芸ライブラリー】
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Posted by ブクログ
外交から見た日米戦争史。
武力衝突の切り口では見えない日米、それを取り巻く大国の複雑な関係性が描かれている。
その中でも、日米両国が持っていた根本的な外交ビジョンに大きな差異が無かったこと、従って両国の衝突は決して宿命的なわけでは無かったこと、またそのことが戦後の日米の緊密な協調関係を形成したことは大変印象的だった。
また一方で、そのような関係性は日米戦争を早期に終結させるチャンスがあった事も示唆しているが、当時の指導部の妄想的な願望(ソ連への期待)により、戦争が長引く結果に終わったことを筆者は強く非難している。ここで筆者の言う「正常な理性的決断力」は混沌とする昨今の環境でこそ持ちうるべきものであるし、それが難しいのだとも思う、
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