紅薔薇さま(ロサ・キネンシス)である祥子(さちこ)と黄薔薇さま(ロサ・フェティダ)である令(れい)も、ついに卒業する。卒業生の胸に花をつける係としてお姉さまのいる三年松組を訪れた祐巳(ゆみ)は、祥子からあるものを渡されて…!? 一方、菊組の令に花をつけるのは、由乃(よしの)ではなく田沼ちさとで…!? 元薔薇さまの聖(せい)、蓉子(ようこ)、江利子もリリアン女学園に集合し、それぞれの思いを胸に、今、別れのときを迎える。「さようなら、お姉さま」
Posted by ブクログ 2016年10月20日
どう考えても30代男性の読むシリーズではないので(汗)レビューは避けてきましたが、シリーズ完結?記念と言うことで。
第1巻の発売が10年前、僕が読み始めたのは最新刊が修学旅行だった頃ですからそれでも5年前。全34巻、よくも長く続いたものです。作品世界上はわずか1年半。この間に現実は作品を飛び越えて...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年07月10日
長々と30冊以上続いたマリ見てシリーズも、祥子、令の卒業をもってシリーズ完結。
最後ということもあって、祐巳と祥子だけでなく他の主要キャラも総出演。
当然昨年の薔薇様方が登場するのだが、やはりこの3人=薔薇様だよなぁ。いかんせんこの3人のキャラが立ち過ぎて、祥子、令、志摩子の3人が薔薇様となってた頃...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
いつものノリで本屋に出てたから買って読んだら、最後が「完」で締めくくられて驚いた。
祐巳視点終了か。お疲れ様です。つぎはある、よね。
ぜひ祐巳が紅薔薇様時代の新入生視点を書いていただきたい。でもそれはないかな。
個人的には柏木さんの想い人が気になりすぎる上に祐巳だったらいいなあと思ってるんですが、...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
ごきげんよう分補給な、マリア様がみてるの集大成とも言える一冊。
この本単体で見るとある程度最後の展開が読めたりでそこまでそんなに評価が高くないのですけれども、その最後がマリみて全体として、これしかないと思わせるような大きなエンディング。
本の後書きにあるとおりに、この10年8ヶ月+36冊の想いが一気...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月09日
いよいよ今日は祥子さまと令さまの卒業式。妹たち、それから姉たちの感情を飲み込んで式は粛々と進む。 昨年の卒業式では祥子さまが送辞の途中で感極まって、令さまがとび出していって二人で読み上げたそうだ。…覚えてない。 祐巳&祥子さま編は作中では1年半、作者にとっては10年のおつきあい。私とは2年くらいかな...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月07日
マリみて、「祐巳&祥子編」としては「最終巻」。
「ハロー グッバイ=ごきげんよう」、いいタイトルですねぇ。
この本の刊行からほどなく姉妹編(姉弟編?(笑)「お釈迦様もみてる」
が刊行されたのでこの世界としてはあとがきにも書かれてましたが
全然終わってませんね。
が、祐巳&祥子と彼らの周りの人々につ...続きを読む
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