親友の律(りつ)から、男性とつき合い始めたと告白された佳月(かづき)。混乱する頭を冷やそうと、帰宅途中バスを降りて公園に向かった彼女は、出会い頭にある男性とぶつかってしまう。心配する男性を一度は振り切るも、佳月は公園で酔っ払いに絡まれ、結局はその男性に助けを求めることに。好感を抱きつつも、名乗らずに別れた数日後、律がその男性と親しげにしているのを見て佳月は衝撃を受けるが…!?
Posted by ブクログ 2011年02月28日
今までのマリみて本編より、「家族」や「男性」、「百合」などへより踏み込んで今野さんがのびのび書いているような気がした。
「男の人の中で一番、じゃだめですか」
って表現、受け取り方はそれぞれだと思うけど、
男との恋愛より「百合」って存在を大事にしてるようにも、「恋愛」ってものを超越した存在があるか...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年10月21日
ある日、佳月は親友の律から、男性と付き合っている事を告げられる。
いつも一緒だった二人が、それぞれ階段を登るお話。ステップ。
昭和時代のリリアン女学院のお話。
これ、一話を雑誌で読みました。
あれ、祐巳たち昭和だったっけ?と思いながら普通に読み進めて行ったら、まさかまさかの令さまと由乃さんの女親の話...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年03月22日
本編よりずっと先輩の代を描いています。
男性を好きになっちゃったら、リリアン女学園の生徒同士、親友ならどうするか?という、少女小説の王道みたいなテーマです。
女子校を卒業すれば、当然両性と関わる登場人物たち。愛や恋に限りなく近くて、でも異性の愛とは違う友情を育んでいる女の子たちの本音が正直に書か...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月27日
「私の巣」に続くサイドストーリー。マリみての穏やかでコミカルな雰囲気を久々に感じて楽しかったです。個人的に一番笑ったのは「のほほん」でした。二人の様子がなんとも微笑ましいです。それと普段は滅多にしないんですが、step-1を読み終わった後にあとがきをチラッと見て、その後すぐにクイズの答えは察しが付き...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年03月26日
久々に昔ながらの少女マンガ的な恋愛ものを読んだ気がします。私の好みのどストライク。が、恋愛ものって本当に久々に読んだんだなぁ、と自分の読書記録の殺伐さにちょっと頭を抱えた。
リリアンの独特の制度とか雰囲気とかとは一線を画している話だけれど、紛うかたなきマリみてワールド。
姉妹とか薔薇様とか、いわゆる...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月14日
「マリみて」第36巻。
前巻に続き、いつもの"薔薇ファミリー"が登場しない番外編。男性との交際を巡って揺れ動く、リリアン女学園の二人の女生徒、佳月と律の百r…友情物語を描く。
何も気づかずに読み終えてしまうと、ただの女生徒の友情物語だが、気づいてしまうとニヤニヤが止まらない、...続きを読む
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