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Posted by ブクログ
バレンタインイベントが終わって、元の鞘に収まった紅薔薇姉妹のデートの一日が中心。
そこにゲームの景品としての黄色・白それぞれのつぼみと優勝者とのデートが絡むのですが、どこの姉妹もラブラブで超当てられました……!
紅薔薇姉妹は、デートの後の夜の電話に、完璧に私がノックアウトされ(私がかよっ!)黄薔薇姉妹は、やきもちを焼いている由乃の元へ、お姉さまのデート相手であるちさとさんが現れて「令さま、私のこと気付かずに「由乃」って5回呼んだ」と。
由乃ちゃんが嬉しいより先に、そう言われたちさとさんの気持ちが痛いほど分かって、という下りがすごい好き。令さまがどれほど由のちゃんを大事に思っているかがわかるのと同時に、それをデートの最中目の当たりにし続けたちさとちゃんの気持ちと一緒に。
好きだが、ここで一緒に抱き合って泣いた二人が、友情を育むかというとそうではなく、ずっと手強いライバルでい続けると分かっていたらあの時―――!と由乃ちゃんなら言いそう(笑)
でも、ちさとさんにとっては、「大好きな令さまを独り占めする嫌いな人」という認識ではなく、一人の個人として由乃ちゃんを認める機会になったんだろうな。
そして一番好きだったエピソードが白薔薇姉妹…!
もう聖さまは永遠ですっ!と叫びたい…。
そしてこの頃の志摩子さんの本当に消えてしまいそうな淡い雰囲気が…。
この後、この人はお姉さまの卒業した学校でどうなってしまうんだろう、と思ったけど、この後乃梨子ちゃんという妹を得てから、本当に変わったよなー…。
リリアンでの3年間は本当に濃くて、一年生から見れば三年生なんて、本当に雲の上の人のように大人で、自分たちが三年生になったとき、絶対あんな風にはなれないって断言できるほどの人たちなのに、ちゃんとその人なりの上級生でお姉さまになっていくんだよなぁ。
姉妹制度ってすごい。
勿論、リリアンで姉妹を持っている全ての人が、こんな人間的成長をする訳じゃないって分かっているけど、それでもね。
ここまででの一番の成長株は祥子さまかな。
今までは財閥のお嬢様である祥子さまとね一般庶民の代表の祐巳の姉妹をアンバランスと思っている向きはひしひしと感じていたけれど、このヘンから徐々に、彼女が祥子さまに選ばれたことを相応しいと思ってくれる人たちが増えてくれたのが嬉しい。
そしてメインキャラ以外の人、しかもこの回だけであとはたぶん登場しないという人の話は、これが最初だったのかな。
今野さんのこの形式の話は好きだ。
全く関係ない人のエピソードでも好き。
Posted by ブクログ
「マリみて」第6巻。
「当たりの景品は、「私とのデート券」です。」――――バレンタインデーの日、祥子にチョコレートを渡そうとした際のハプニングで、祐巳の口から思わず飛び出した言葉から初デートすることとなった祐巳と祥子の"姉妹"。そのデートの日が、リリアン女学園で開催されたバレンタインイベントの副賞である「"薔薇のつぼみ"との半日デート」決行日と重なってしまい・・・初デートを楽しむ祐巳と祥子、自分ではない娘とデートをする令に嫉妬する由乃、デート相手である静の意図が分からず戸惑う志摩子、スクープとシャッターチャンスを虎視眈々と狙う三奈子と蔦子の新聞部・写真部コンビ(?)・・・それぞれの視点から少し"特別"な一日を描く。
本書は、上述の「ファースト デート トライアングル」、前巻で謎を残したままとなっていた"紅薔薇さまのつぼみ"のカードの真相を描いた「紅いカード」、本物語(ウァレンティーヌスの贈り物)の締めとなる「紅薔薇さま、人生最良の日」の、3編で構成されている。
3~4巻のシナリオ構成が(個人的に)少々難ありだったので心配していたのだが、今作はシナリオ構成が素晴らしく、一つの物語として綺麗にまとまっており、とても良かった。
・・・で、やっぱり由乃が可愛くてね。猫被ったり(だいぶ脇が甘くなってきてるけど)、嫉妬に狂ったり・・・ああ和む。(ごめんよ由乃・・・でも、『スクープ! 黄薔薇革命第二章。黄薔薇のつぼみの妹、嫉妬のために大暴れ』は面白すぎだよ。)
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