プロフィール
- 作者名:葉真中顕(ハマナカアキ)
- 性別:男性
- 生年月日:1976年
- 出身地:日本 / 東京都
- 職業:作家
2013年『ロスト・ケア』で第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、推理作家としてデビュー。
作品一覧
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4.1
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4.21巻1,760円 (税込)本格ミステリの巨匠にして、新人発掘にも多くの実績を持つ綾辻行人が、それぞれのデビュー時からかかわりを持ってきた10人の後輩作家たちと夜な夜な語る、ミステリの魅力と創作の秘密。着想の手段、執筆時のこだわり、影響を受けた本、これまでに書いてきた作品への想い。作家たちが語る創作の魅力に触れれば、きっと、小説がさらに面白くなる。ミステリ専門誌「ジャーロ」に不定期連載された噂の「京都対談」、待望の単行本化!
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3.9
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4.0アイアムアヒーロー映画化記念豪華小説集。 大人気コミックス『アイアムアヒーロー』の映画化を記念して、朝井リョウ、中山七里、藤野可織、下村敦史、葉真中顕、佐藤友哉・島本理生という豪華執筆陣によるアンソロジー小説集を刊行。ZQNが日本文学界に感染拡大。迫り来る恐怖にあなたは耐えられますか・・・? (内容) ZQN前の世界、比呂美の幸せだったころの物語(朝井リョウ) ZQN細胞を研究している機関で起こった衝撃(中山七里) 陸上部に所属する女子中学生たちに迫り来る恐怖(藤野可織) ZQNに効くワクチンがあるという噂。鈴木英雄が行動を起こす(下村敦史) 将棋の最高峰「名人戦」。戦いを制するのはいったい・・・・?(葉真中顕) 男性目線と女性目線が見事に交錯。息をもつかせぬ合作小説。(佐藤友哉・島本理生) 日本の小説界を代表する作家達が描く「アイアムアヒーロー」の世界。 【ご注意】お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
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4.0
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3.8
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-おれリュウ。小学生名人――将棋の日本一を目指してる。 ある”ダセエ理由”から、五年生で転校することになった。 そこで出会ったのは、いつも同級生にからかわれている、 マサブーこと、さえないマサユキ。けれど…… 「こいつ、いったい何者なんだ――!?」 ボードゲームで、意外な才能を見せられたおれは、 マサユキに将棋を教え始めるが、実力差はすぐに縮まって……!? こいつが強くなるのを、ずっと見ていたい。でも、負けたくない。 名人戦の県予選、おれとマサユキは対決することに ――お互いの夢をかけた、一対一の真剣勝負! 大人気作家・葉真中 顕のデビュー作が、つばさ文庫に登場!【小学中級から ★★】
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4.0旧態依然としたW県警で女性初の警視に登りつめた松永菜穂子。彼女が抱える秘密とは…。ネタバレ厳禁!前代未聞の警察小説! =================ドラマ化され話題を呼んだ前代未聞の警察小説、待望の文庫化!================= 【あらすじ】 W県警の熊倉警部が遺体となって発見された。彼に極秘任務を与えていた監察官の松永菜穂子は動揺を隠せない。県警初の女性警視昇任はあくまで通過点。より上を目指し、この腐った組織を改革する。その矢先の出来事だったのだ。「極秘」部分が明るみに出ては県警を揺るがす一大事だ。事故として処理し事件を隠蔽できないものか。そんな菜穂子の前に警部の娘が現われ、父の思い出を語り始めた……。えっ!? えっっ!? えっっっ!? 各話に仕掛けられた仰天の仕掛けに、卒倒すること間違いなし! 前代未聞の警察小説、登場!
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3.4社会派ミステリー作家が放つ問題作。 “ポリティカル・コレクトネス”をコンセプトにした警察小説の依頼を受けた、新人作家・ハマナコがたどり着く境地とは……!? 表題作「政治的に正しい警察小説」ほか、偶然通りかかったカレーショップで、生き別れた母の思い出の味に再会した大学生の僕とその“隠し味”をめぐる「カレーの女神様」、25歳の若さで亡くなった“史上最強の棋士”紅藤清司郎の没後20年にあたり、彼の軌跡を取材したライターがたどりつく真相を描く「神を殺した男」など。驚愕と感嘆にあふれた全6編を収録。『ロスト・ケア』『絶叫』など社会派ミステリーの新鋭が放つ、ブラックユーモアミステリー集が文庫オリジナルで登場。
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5.0
掲載誌
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
読書備忘録868号。
★★★★★。
これが更年期を戦う奥貫綾乃シリーズかっ!
前2作はストーリーばかり追っかけて、あまり意識になかった綾乃さんでしたが、今回一気にファンになってしまいました。
ありがとうございます!ゆーき様!
まずは奥貫綾乃さんのプロフ(自分用)。
奥貫綾乃47歳。警視庁桜ヶ丘署巡査部長。
もともと警視庁捜査一課所属。犯罪捜査の本丸エリート!
29歳で結婚・退職。38歳で離婚。所轄刑事として復職。
ネグレクトとまでは言わないが娘を愛せなかった過去の自分と常に葛藤。
これだけで辛いプロフィール。
プロローグ。
高度経済成長に沸く日本。団塊の世代を親に持つある男性。
疑いもな -
Posted by ブクログ
自分も仕事柄、介護に縛られて苦しんでいる家族をたくさん見て来ました。
介護の大変さは赤ちゃんを育ててた時の大変さに似てるなんて言う人もいるけど、介護はどんどんできないことが増えていくし、まず赤ちゃんみたいに可愛くはないし、未来がないから出口も見えない。でも見捨てることはできない。
子育てみたいに友達同士で集まって愚痴ったり相談したりする時間も機会もない。ほんと地獄。
人って死ぬのもなかなか大変なんですよね。
誰か殺してくれたら。。って思ってしまう人は少なくないと思う。
ロストケア。完全な悪だと言い切れない。
すごい作品に出会ったな、という感想です。