町田そのこの作品一覧
「町田そのこ」の「コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店」「紙魚の手帖」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「町田そのこ」の「コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店」「紙魚の手帖」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
読み始める前は、ハートフル系心温まる小説だと思っていた。けれど、読後にこの作品にジャンルをつけるなら、ノワールだと感じた。
この作品はフィクションだと理解しつつ、ネグレクトの中で育った友人、妾の子として生きてきた友人を作品に重ねてしまい、彼女たちにも、魂の番のような存在がいますようにと願う。
読み進めながら展開を予想するものの、その少し上をいく残酷さで裏切られ、途中で読むのが苦しくなる場面もあった。
アンさんの手紙では、涙が止まらなかった。52ヘルツの声で鳴いている人を助けるには、心身ともに満たされている人が向いているのかもしれない。けれど、その声に気づけるのは、きっと同じように52ヘルツ
Posted by ブクログ
町田そのこさん著「蛍たちの祈り」
著者の代表作「52ヘルツのクジラたち」を彷彿させるような作品。
同様の重さや人間模様が描かれているのだが本作の方が個人的には「52ヘルツ」よりも好みだった。
今作品は連作短編集っぽく描かれているものの1本の長編と誰もが感じるであろう作品。この一冊を通して読んでみれば、そのクオリティの高さが本当に素晴らしかった。
著者の力量と文才と感じる。
この作品のキーである「蛍」。
蛍が蛍である期間は蝉のそれと同様でとても短いものだが、その短さがより幻想的な生命の光として印象的に感じられる。
著者は人の命とその蛍の光を対比させながら、時に残酷に、時に希望を含ませ、時に