亀山郁夫の作品一覧
「亀山郁夫」の「カラマーゾフの兄弟」「罪と罰」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「亀山郁夫」の「カラマーゾフの兄弟」「罪と罰」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
東京外国語大学外国語学部ロシア語学科卒。同大学大学院外国語学研究科修士課程修了。『磔のロシア』で大佛次郎賞、『破滅のマヤコフスキー』で木村彰一賞を受賞。その他著書に『「カラマーゾフの兄弟」続編を空想する』、『ドストエフスキー 謎とちから』、『破滅のマヤコフスキー』などがある。ロシア文学者。
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Posted by ブクログ
「大審問官」はさすがに圧倒的。テーマが多岐に渡り、内容の深さも難解さも段違い。
本編の感想ではないが、「大審問官」の理解のために、木下和郎氏のブログ「連絡船」が非常に参考になった。
同ブログは基本的に、この光文社の亀山郁夫訳『カラマーゾフの兄弟』について亀山氏の理解の間違いを指摘する内容のものだ。その部分は、読んでも別に面白くはない。
ただ、「些細なことながら、このようなニュアンスの違いの積み重ねによって読者は、少しずつ、しかし確実に原典から遠ざけられて行く。」その六、と題されたページ(彼の亀山訳批判のタイトルの通し番号らしい)の「大審問官」評は秀逸。
途中に亀山氏の解釈への批判が挟まりは
Posted by ブクログ
脱走の葛藤やカテリーナの激しい愛憎劇を経て、物語は幼いイリューシャの葬儀と「石のそばの挨拶」へ収斂する。イワンが突きつけた神への不信や理性の問いに論理で勝つのではなく、アリョーシャは「良い記憶がいつか人を救う」と語りかけ、死ぬまで泥臭く生き抜く人間の責務を少年たちと誓い合う。傲慢さや狂気、情念に引き裂かれながらも、人は互いに小さな「一本の葱」を差し出し合える。「カラマーゾフ万歳」の叫びは、矛盾に満ちた生を肯定し、他者とともに歩み出す人間への賛歌とも言えるだろう。
書かれることのなかったこの小説の第二部で何が起こるのか、気になってしょうがないが知ることはできない。
亀山郁夫さんの充実した解説もあ