朝日出版社 - 切ない作品一覧

  • 不確かな医学 (TEDブックス)
    4.5
    バイアスという名の病と、うまく付き合っていくために。 医学はそもそも科学だろうか?――かつて若き研修医だった著者はその後の医師人生を変える1冊に出会い、普遍的な「医学の法則」を探し始める。 事前の推論がなければ検査結果を評価できない。特異な事例からこそ治療が前進する。どんな医療にも必ず人間のバイアスは忍び込む。 共通するのは、いかに「不確かなもの」を確かにコントロールしつつ判断するかという問題。 がん研究の歴史を描いてピュリツァー賞も受賞した医師が、「もっとも未熟な科学」の具体的症例をもとに、どんな学問にも必要な情報との向き合い方を発見する。 Small books, big ideas. 未来のビジョンを語る。 人気のTEDトークをもとにした「TEDブックス」シリーズ日本版、第10弾。 「私は、医学がこんなにも法則のない、不確かな世界だとは思ってもみませんでした。 小帯、耳炎、糖分解などと、まるで取りつかれたように身体部位や病気や化学反応に名前を付けていったのは、 自分たちの知識の大部分は本当は知りえないものなのだという事実から身を守るために、医者が生み出した仕組みなのではないかと勘ぐるほどです。 こうしたおびただしい数の情報によって、より本質的な問題が隠れてしまっています。それは、情報知と臨床知との融合です。 この2つの領域にある知を融合するための道具立てを見つけられないか――そうした模索が本書のきっかけです。 この本の中で『医学の法則』と呼んでいるものは、実際には不確かさ、不正確さ、不十分さにまつわる法則です。 このような『不』の力が働く知の分野なら、何にでも当てはまります。それは不完全性の法則なのです」(本書より)
  • それでも、日本人は「戦争」を選んだ
    4.4
    1巻935円 (税込)
    かつて、普通のよき日本人が「もう戦争しかない」と思った。世界最高の頭脳たちが「やむなし」と決断した。 世界を絶望の淵に追いやりながら、戦争はきまじめともいうべき相貌をたたえて起こり続けた。 その論理を直視できなければ、かたちを変えて戦争は起こり続ける。 だからいま、高校生と考える戦争史講座。 日清戦争から太平洋戦争まで。講義のなかで、戦争を生きる。 生徒さんには、自分が作戦計画の立案者であったなら、 自分が満州移民として送り出される立場であったなら などと授業のなかで考えてもらいました。 講義の間だけ戦争を生きてもらいました。 そうするためには、時々の戦争の根源的な特徴、 時々の戦争が地域秩序や国家や社会に与えた影響や変化を 簡潔に明解にまとめる必要が生じます。その成果がこの本です。                 ……本書「はじめに」より ◆日本だけでなく、世界の人々がなにを考え、どのような道を選択したのか、  かつての人々が残した言葉をたどりながら、詳しく鮮やかに紐解いてゆきます。  縦横無尽に「戦争」を考え抜く。歴史の面白さ・迫力に圧倒される5日間の講義録◆
  • 折り紙夢WORLD
    4.3
    1~2巻1,155円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 テレビでも大反響を呼んだ「世界の川崎ORIGAMI」 かわいくてきれいで、不思議な折り紙。くわしくて分かりやすい説明図つき。インテリアやアクセサリーにも応用できます。 【折り紙で博士号を取った人】  私が川崎さんと出会ったのは、NHKの「誰もいない部屋」という 番組の取材でした。ある日、リサーチしている中で、新聞の一行に目が止まった。「世界初の折り紙博士・川崎敏和。職業は数学の教師」これは面白い! 僕たちが慣れ親しんだ折り紙で博士号を取った人がいる。  さっそく、ご自宅にお邪魔した。そこには数学の参考書、植物、動物、海洋生物の図鑑、プラスチックの玩具、書けなくなったボールペンなどが乱雑にあった。なんと、これらすべて、折り紙を作る時に使うものなのです。どんなふうに使うのか想像してみてください。 ――TVディレクター 新井正敏(本文序文より抜粋)
  • ペーパームービー
    4.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 父に内田裕也、母に樹木希林という「ハゲシイ」環境で育った著者。 夫、本木雅弘との出会いやユニークな留学経歴等「メクルメク日々」を描く。 野の花のようにノーブルなリアルテイルズ。
  • サザエさんの東京物語
    4.1
    長谷川町子の実妹の初エッセイ。──町子姉は頭がよくて、悪ガキで、甘えん坊でした。ワンマン母さんと串だんご三姉妹の昭和物語。 女子大時代には文豪・菊池寛氏に師事し、『サザエさん』の制作を陰で支え続けた実の妹の、初めての書き下ろしエッセイ。 「町子姉」と長谷川一家の、戦中・戦後の貧しくも明るくたくましい暮らしと、町子さんが亡くなるまでの波瀾万丈のエピソードを綴った。貴重なプライベート写真も収録。
  • ぼくは0てん
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 落ちこぼれの「ぼく」にだって そとの世界は、きっとある。 そもそも「点数」って、なんだろう? ぼくも0てんをもらったことがあって、 そのときから0がすきになった。 ――谷川俊太郎 いつも「0てん」ばかりとって、いじめられていた「ぼく」は、 いいてんをとって認めてもらおうと必死にもがくけれど…… 世界も注目するブランド「リトゥンアフターワーズ」の ファッションデザイナー・山縣良和が、 故郷の鳥取へと帰る深夜バスの中でふと思いついた物語。 勉強もできず自信の持てなかった子供時代を過ごし、 やがてイギリスへと飛び立っていった自身の半生に重ねる。 0てん、12てん、36てん、59てん、78てん、85てん、100てん…… 「点数」「クズ」「ゆうめい」といった “レッテル貼り”“他人の評価”から自由になって、 自分の得意なことを見つけ出していくストーリーを、 愛らしい「てんすう」たちのキャラクターで描く。 ◆著者紹介 1980年、鳥取県生まれ。ファッションデザイナー。 高校を卒業後、大阪の専門学校に通うも中退。その後、渡英。 2005年にセントラル・セント・マーチンズ美術大学を卒業。 在学中に世界的ファッションデザイナーの ジョン・ガリアーノのもとでデザインアシスタントを務める。 2007年、自身のブランド「リトゥンアフターワーズ」を 立ち上げ、ファッションを通して様々な表現を試みている。 ファッション表現の学びの場「ここのがっこう」を主宰し、 活躍するデザイナーを数多く輩出。 著書に『ファッションは魔法』(坂部三樹郎との共著。朝日出版社)。
  • メアリ・ポピンズ
    4.0
    空から風にのってやってきた、メアリ・ポピンズと不思議な世界へ。 安野光雅が描く、美しい絵の中へ遊びにゆきます。 ある日、ロンドンの美しい桜通りに住むバンクス家に、こうもり傘を差した乳母、メアリ・ポピンズが東風にのって現れます。彼女がやってきてから、子どもたちは大喜び。指をぱちんと鳴らすと、魔法がかかったように散らかった部屋が片づき、不思議な鞄からは何で<bも出てきます。大道芸人の描く絵の中に入って遊んだり、空中に浮いたままお茶会を楽しんだり……。 日常の風景から、いつの間にか不思議な世界に入り、ひとしきり楽しむと、また当たり前の世界に戻る、空想物語の名作。 詩人・岸田衿子による軽やかな日本語訳と純粋な語感は、時を経ても色褪せず、安野光雅のあたたかく、ユーモアに彩られる空想あふれる絵は、心躍る世界を、そっと閉じ込めて思い出させてくれます。 著者について 作:トラバース(P.L. Travers) イギリスの児童文学作家。本名はヘレン・リンドン・ゴフ(Helen Lyndon Goff)。1899年、オーストラリアに生まれる。1924年、25歳の時にイギリスへ移住し詩人としてデビュー。その後、児童向けの小説や詩を多数発表。1977年、大英帝国勲章受勲。 訳:岸田衿子(きしだ えりこ) 1929年、東京に生まれる。詩人・童話作家。岸田國士を父に持ち、妹は女優の岸田今日子。東京芸術大学油絵科を卒業。詩集に『忘れた秋』『あかるい日の歌』『いそがなくてもいいんだよ』。絵本、童話に『かばくん』『帰ってきたきつね』『プッポコとペッポコ』シリーズ。童詩集に『木いちごつみ』『かぞえうたの本』『へんなかくれんぼ』『森のはるなつあきふゆ』。エッセイ集に『風にいろつけたひとだれ』『草色の切符を買って』。翻訳にアーノルド・ローベル『どろんここぶた』などがある。 絵:安野光雅(あんの みつまさ) 1926年、島根県津和野町に生まれる。BIB金のリンゴ賞(チェコスロバキア)、国際アンデルセン賞などを受賞。1988年紫綬褒章、2008年菊池寛賞、他を受賞。2012年、文化功労者に選ばれる。主な著作に『ふしぎなえ』「『旅の絵本』シリーズ(全9巻)」(福音館書店)、『本を読む』(山川出版社)、『小さな家のローラ』『赤毛のアン』『あしながおじさん』(小社刊)などがある。2001年、津和野町に「安野光雅美術館」、 2017年、京丹後市の和久傳の森に「森の中の家 安野光雅館」が開館。
  • マララ・ユスフザイ国連演説&インタビュー集
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【特長】タリバンの銃撃を受けても、ひるむことなく女性の権利と教育の大切さを訴え続ける16歳の少女、マララさん。世界中を感動させ、ノーベル平和賞候補にも挙げられる彼女の生声を、CNNの放送から収録。 有名な国連での演説のほか、銃撃事件が起こる前(14歳の時)の貴重なインタビューや、昨年秋にCNNのイベントで行われた公開インタビュー(お父さんも同席)も収録。だれでも理解できるようになる完全対訳と語注付き。■音声は収録されていません。「生声CD」をお聞きになりたい方は、書籍版『[生声CD&電子書籍版付き] マララ・ユスフザイ国連演説&インタビュー集』のご購入がおすすめです。【内容】・銃撃前のインタビュー「今、声を上げなくては」・国連演説「ペンと本で世界は変わる」・父娘インタビュー「世界一の勇気の育て方」
  • 幻滅と別れ話だけで終わらない ライフストーリーの紡ぎ方
    3.7
    小説家・よしもとばななと精神分析医・きたやまおさむが、『古事記』、浮世絵、西洋絵画、映画、マンガにいたるまでの文化の深層を語り合い、日本人のこれからのあり方を「並んで海を眺める心で」いっしょに考える、新しいスタイルの講義・対話。

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  • テロリストの息子(TEDブックス)
    3.6
    憎しみの中に育っても、「選択」することはできる。 ジハードを唱えるようになった父親が殺人を犯したとき、その息子はまだ7歳だった。 1993年、投獄中の父はNY世界貿易センターの爆破に手を染める 。家族を襲う、迫害と差別と分裂の危機。 しかし、狂気と憎悪が連鎖するテロリズムの道を、彼は選ばなかった。 共感と平和と非暴力の道を自ら選択した、テロリストの息子の実話。全米図書館協会アレックス賞受賞。
  • この法則でゾーンに入れる! ―集中「脳」のつくり方
    3.5
    一流のアスリートやビジネスマンが体験する究極の集中状態はどのように得られるのか? 集中の達人たちの事例や最新の脳科学のデータを踏まえ、今すぐ実践できる「超」集中のテクニックを解き明かす。 仕事、勉強、スポーツで最高の結果を出す“ゾーン”の秘密がわかる本。
  • 絵本の春
    3.5
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 時代を超え、遠い憧憬を呼びさます鏡花の傑作短篇、初の画本化! 異界を覗く愉悦と甘美な慄き! 言語のみを媒介として組み立てられた、 鏡花の自我の奥底にひそむドラマの構造が、 私の目にありありと映り、その超現実的な 言語体験を私もまた痛切に共有し得るという、 芸術作品の秘密は何であろうか。 澁澤龍彦 (『偏愛的作家論』より) 尾崎紅葉のもとで小説修業をし、作風は、川端康成、石川淳、三島由紀夫、澁澤龍彦らに多大な影響を与えた、 泉鏡花の幽玄華麗な文体が煌めく名作短篇。 金沢の年間約2万人、開館以来、約40万人が訪れた、泉鏡花記念館で開催予定の 「泉鏡花×金井田英津子『絵本の春』原画展」公式画本。 こちらが覗けば向こうからも、というわけで魔の小路を覗いた 少年は美しいあやかしに微かな毒意を秘めたいたずらをされます。 鏡花の少年は常に無垢で純粋な魂の標号のような存在ですが、 それが無惨なもの悪意あるものと対置されるとき、私にはちょうど 手で作った窓のような装置となって束の間の幻想を見せてくれるように 思われました。 ―「あとがき」より―
  • 夕顔の恋
    3.5
    1巻1,078円 (税込)
    生身の女として触れ合ってみたい。男であれば誰もがそう思う女性、夕顔はなぜ、それほどまでに魅力的なのか?そのひみつを、源氏物語をひも解き明らかにする究極の「男を夢中にさせる理想の女」論。

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  • 猫庭ものがたり
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 山口県の「てしま旅館」の次女で、小学6年生の手島姫萌(ひめも)さんが 親を説得して拾った猫を家で飼うところから、猫の里親を見つけるまでのエピソードを綴った写真エッセイ集です。 手島姫萌さんはクラウドファンディングで建てた保護猫シェルター「猫庭」の館長で、3年間で250匹以上の猫を救いました。 楽しそうにじゃれ合う仔猫、その様子をどっしりと見守る大きな猫、 シャイで物陰に隠れている子もいます。 猫が好きな人なら、きっといつまで見ていても飽きることのない光景です。 これが「猫庭」です。 ―――――― 本文より 【目次】 第1章 手島家と猫 第2章 猫が殺処分されている 第3章 「猫庭」誕生! 第4章 猫が伝えたいこと 第5章 わたしと猫庭 番外編 しあわせになった猫たちのものがたり
  • シルバーアート ―老人芸術
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「あの世に行くまでヒトは創り出し壊し続ける」……谷川俊太郎 超高齢化社会とともに、アートにも「老人の時代」がやってきた。 若者よりも奔放に我が道をゆく、じいちゃん12人の自由すぎる創造。 挑戦的な企画で注目を集める「鞆の津ミュージアム」での展示を基に 取材 ・撮影して制作された、未来の芸術=シルバーアート(老人芸術)入門。 谷川俊太郎、伊藤比呂美、福住廉、櫛野展正の四氏より寄稿。 芸術じいちゃんたち12人の作品と人生を収録! 長恵 段ボール箱に舞う天子が天国の扉を開く 軸原一男 90歳過ぎて増殖を始めた負けん気の王国 蛭子能収 空気を読まない言動の裏に秘められた宝 糸井貫二(ダダカン) 裸身で最前衛を走り抜ける伝説の芸術家 堀内辰男 エクセルを駆使して描く現代の浮世絵師 木下将之将軍 美しく歪む世界を司る妖精のような将軍 沼博志 謎すぎるオブジェで田園に亀裂を入れる ドクター・中松 生死をかけた発明に挑むインベントール 城田貞夫 エロ仕掛けの水商売でカラクリ芸道をゆく 大野博司 ドローン技術を自学で先取した空撮の達人 小川卓一 石に美意識を刻み奉納する私設殿堂の主 堀尾貞治 色を塗り重ねて日常の中を無限に突き進む
  • ハラダ発ライ麦畑経由ニューヨーク行
    3.0
    1巻1,078円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一冊の本を手に僕は新しい冒険へと旅立った。最新エッセイ集。

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