白水社の検索結果
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怪奇映画天国アジア
怖くなければ映画じゃない!? インドネシア、タイ、マレーシア、シンガポール、カンボジアなどの怪奇映画史、恐怖と身体の政治性、アニミズム的精霊信仰との関係を解く。渾身の書下ろし! -
ぬけがら
第50回岸田國士戯曲賞受賞作品。家を追い出された息子と、“脱皮”を繰り返して若返っていく父親の物語。6人の父親が語る記憶とは……。「秀逸なアイデア」と選考委員が絶賛。 -
ギリシア悲劇ノート
機械仕掛けの神とは何か? 作家の不幸な人生が傑作を生み出したのか? 舞台に出られる俳優は三人だけ? お祭りの演劇コンクールで競い合った?――古典文学の隠れた魅力を逍遙する。 -
考える水、その他の石
タモリ、たけし、松本人志、モンティ・パイソン……かっこいい笑いとは何か? という観点から繰り広げられてゆくユニークな「作家論」。1980年代論序説も含む、爆笑エッセイ集。 -
神のゴーストライター:聖書を作った古代ローマの奴隷たち
聖書の文章を「書いた」のは誰だったのか 古代ローマ時代、文書・文芸作品を「創作」するのはしかるべき立場の人間だったが、それを「筆記」するのはもっぱら、秘書・書記・写字生職の奴隷や解放奴隷であった。それはローマ時代に成立した新約聖書も例外ではなく、「書いた」人物の名前まで記されている箇所がある。考古学上の理由から「書いた」のが使徒本人ではないと考えられる手紙もある。当時の口述筆記に、いったん速記記号に圧縮して書き取り後から文章にふくらませる方法が使われていたことを考えると、そこには「書いた」人物の編集能力や、解釈すら含まれている可能性もあるかもしれない。 では、古代ローマ社会の奴隷の目に、イエスはどういう存在に映ったか。福音書に書かれているイエス像は、当時の社会から見てどういう存在なのか。有力者が改宗すると、しばしばその家――ファミリアに属する大勢の奴隷たちもまとめて改宗となった時代、そうした奴隷たちにとって宗教とは、キリスト教とは何だったのか。 古代ローマに生きたさまざまな立場の奴隷たちの世界を見わたしながら、ローマ社会とくに奴隷制度という角度から、新約聖書について考察する。 [目次] 地図 著者からの注記 はじめに I 目に見えない手 第1章 エッセンシャル・ワーカー 第2章 パウロとその秘書たち 第3章 イエスの物語を読み直す II メッセンジャーと職人 第4章 神のメッセンジャー 第5章 言葉のキュレーター 第6章 福音書の顔 III 遺産 第7章 忠実なキリスト教徒 第8章 不従順な者への罰 エピローグ 謝辞 訳者あとがき 図版一覧 注 略語と著者による引用の翻訳についての注記 -
フランス知と戦後日本:対比思想史の試み
なぜ、あれほど読まれたのか? 誰しも人生を変えた一冊があるはずだ。困難や逆境にあるとき、思わぬ力を与え、生きていく糧となった本。あるいは進むべき道を示してくれた本…… 本書は、「戦後日本」におけるそんな一冊を探し求める試みである。 敗戦を受け、「近代化」や「民主主義」を求めた戦後日本は、いわゆる知識人が活躍した時代であり、数多くの名著が生み出された。 とりわけ、「フランス知」が果たした役割は大きかった。 フランス文学からフランス革命史学まで、あるいは哲学・思想から社会・文化論まで、これらの知識人たちの著作は、フランスを対象にしながら、その根底に日本社会への強い問題意識がはっきりとみられた。 このフランスと戦後日本をつなぐ回路はいかなるものだったのか? そこには果たして必然性があったのか? こうした問いが本書の最大の焦点になる。 個々人の関心が多様化し、学問も細分化したと言われる。読書という経験も大きく変容している。だからこそ、社会全体がかなりの熱量をもって集約的に本を読んだ戦後の記憶は貴重である。戦後思想を読む異色のブックガイド!