米軍 空母作品一覧

  • 沈黙の艦隊(1)
    完結
    4.4
    日米は、世界でも類をみない高性能な原子力潜水艦「シーバット」を、極秘裡に造り上げる。日本によって資金、技術提供をされた日本初の原潜であったが、米第7艦隊所属という、数奇の宿命を背負った落とし子でもあった。艦長には、海自一の操艦と慎重さを誇る海江田四郎が任命された。が、海江田は突如、試験航海中に指揮下を離れ、深海へと潜行する。米軍は「シーバット」を敵と見なし、撃沈のため第3、第7艦隊を南太平洋に集結。しかし、大胆にもシーバットは艦隊中最大の空母「カールビンソン」の目前に堂々と浮上。独立国家「やまと」を全世界に向けて宣言したのだった。
  • 興国の楯 通商護衛機動艦隊
    3.5
    日米開戦の予感漂う昭和15年秋、船団護衛の必要性に理解を示さぬ陸海軍に業を煮やし、南方からの資源輸送の船団護衛を主任務とする逓信省所属艦隊が発足した!国家の動脈を死守すべく奮闘を続けていたが、ソロモン沖海戦に巻き込まれ思わぬ事態が出来する!

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  • 超空の艦隊 (1) Z部隊出撃す!
    -
    エンタープライズを守っているのは、戦艦ノースカロライナ、重巡ポートランド、軽巡アトランタ、それに駆逐艦四隻である。大音響とともにオレンジいろの閃光が光った。それは、なだしおから飛来したハープーン・ミサイルだった。ものすごい炎が噴き上がり、空母エンタープライズの飛行甲板に巨大なクレーターを空けた。Z部隊の戦火が切って落とされた!

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  • 新生最強戦艦「大和」【1】超弩級艦、進撃!
    -
    昭和17年6月、ミッドウェー島に向け出撃した連合艦隊第一航空艦隊は、サンド島米軍基地爆撃に成功するも、米空母部隊に発見されてしまう。その報せを聞いた山本五十六大将は、第一航空艦隊援護のため、戦艦「大和」を本隊から離し急進させる。ところが、不沈戦艦といわれた「大和」は、B17爆撃機の先制攻撃、さらに米空母部隊攻撃機による集中爆撃を受け、戦線離脱。作戦は中止に追い込まれた。一方、ミッドウェー島防衛を果たした米太平洋艦隊は、一気に攻勢へ出るため、ソロモン方面に主軸を移動。ガダルカナル島に航空基地を建設し、ラバウル攻略作戦を実行に移そうとするのだが……。
  • 帝国海軍イージス戦隊【上】
    -
    昭和16年、日米の建艦競争が激化する中、帝国海軍は8500トン級軽巡洋艦の新造を決定した。 基盤となる船体をすべて共通化することで、重巡にも使用でき、さらに飛行甲板を施せば、改造空母にもなる代物だった。 そして誕生したのが、九八式一五センチ「超速射砲」を装備した阿賀野型軽巡4隻。 ミッドウェー海戦で空母4隻を失った帝国海軍は、防空艦として阿賀野型軽巡による第一〇戦隊を編成する。 そうした中、米海軍との間で、ガダルカナル島争奪戦が勃発。 第一〇戦隊は、急ぎラバウルの第八艦隊とともに米軍部隊の上陸作戦が始まったツラギに向かう。 初陣となる第一〇戦隊は、米海軍の猛攻を阻止できるのか!?
  • 超弩級原子力空母大和 新沖縄決戦
    -
    西暦2003年、日本国・国防軍の原子力空母『大和』は第5次中東戦争からの帰途、突如暗黒に包まれ、計器類も不調を訴えた。僚艦も姿を消し、何と頭上から戦闘機の攻撃にさらされたのだ。しかも…、現われた戦闘機は、米軍のレシプロ機だった。原子力空母『大和』は、あろうことか、薩摩半島沖に現出したのだ。ここは奇しくも、1945年4月7日、戦艦「大和」が米軍機の総攻撃に遇い最期を遂げた場所である。沖縄には米軍が上陸し、今まさに戦いが繰り広げられているのだった。まさに太平洋戦争敗戦の直前、原子力空母『大和』は、沖縄救援のため一隻で雲霞のごとき米軍に戦いを挑むのだった―。果たして沖縄戦の大逆転はなるか―?卓越した発想で新たな沖縄戦を描く、スーパーシミュレーション戦記。
  • 異獣艦隊(1)蒼海の刺客
    -
    1942年、ミッドウェイ戦で正規空母四隻を失い、続くソロモン海戦においても多数の艦艇を失った日本軍は、ガダルカナル島の陸軍の敗退も相まって、窮地に追い詰められつつあった。勢いに乗る米軍はガルヴァナック作戦を発動。中部太平洋でそれを迎え撃つ日本軍の敗戦は島嶼でも続き、戦局はさらに悪化していった。そんな折、海軍軍令部第三課(軍備・兵器担当)でひそかに進められていた秘策は生物兵器を用いた反攻作戦。それは爆雷を背負わせた海棲哺乳類を敵艦に特攻させるというものだった。軍上層部の了承を得た作戦は「マルゲイ」という符号を与えられ実現に動き出す。菊水部隊と命名されギルバート諸島に出撃した秘密艦隊は、タラワに攻め寄せる米海兵隊撃滅に成功。決戦の地をマリアナ沖に定めた連合艦隊は菊水部隊と共同し、米機動部隊との総力戦に挑んだ。書下ろし長編戦記シミュレーション。
  • 海の牙城1 マーシャル航空戦
    -
    蘭印資源地帯を巡る攻防で日本軍は米太平洋艦隊を撃破した。互いに戦力の拡充を図り、戦線は膠着する。だが、昭和18年11月、ついに米軍は“フリントロック”作戦を発動し、本格的なマーシャル諸島侵攻を開始。迎え撃つ新鋭防空巡洋艦「阿賀野」に米艦爆が急降下爆撃を敢行し、米海軍史上最大最強の戦艦「モンタナ」は艦砲で飛行場を粉砕する。壊滅寸前のマーシャルを救うべく新鋭空母「武蔵」が猛進!!

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  • 改造空母『遠鷹』戦記 ガダルカナル攻防戦
    4.0
    拿捕した米空母エンタープライズを改造した『遠鷹』を率いる第二機動部隊は、ガダルカナルの火消し役としてソロモン諸島に派遣されていた。一方米軍は護衛空母による任務部隊を編成、ソロモン諸島の制空権を確保し反撃の糸口を探る。…日米激突の結果は!?
  • 金正恩 狂気と孤独の独裁者のすべて
    4.0
    ◎34歳で世界をかき回す独裁者・金正恩を知るための決定版◎ ベストセラー『父・金正日と私 金正男独占告白』の著者が 世界で最もナゾに包まれた指導者・金正恩を、素顔(第1章)、ルーツ(第2章)、 核とミサイル(第3章)、経済(第4章)、金正恩対トランプ(終章)という 5つの視点から解き明かしていく。 ◎1991年、金正恩は母、兄と一緒に「ジョセフ・パク」という偽名で来日していた。 ◎父(金正日)はロシア・ハバロフスク生まれ、母(高容姫)は大阪生まれの在日コリアン。 ◎スイス留学時代は公立校に通う「おとなしい生徒」だった。 体育、音楽は「やや得意」だが語学が「苦手」、理科は「不合格」。 ◎バスケが大好きで、日本のマンガ『スラムダンク』を愛読。 ◎20代後半で北朝鮮を背負うと「恐怖政治」を開始。5年間で340人もの部下を粛清。 ◎金正恩時代の北朝鮮経済で「GDPは7%成長」!? 韓国以上のプラス成長を達成している。 ◎1900万人の1年分の食料に相当する費用をミサイル開発につぎ込む。 ■終章ではアメリカ・中国がすでに作り上げたという「ポスト正恩シナリオ」にも踏み込む。 【目次】 ■第1章 金正恩の素顔 中学時代からスイスに留学した正恩は公立校に通う「大人しい生徒」だった。 語学が苦手で理科は不合格。バスケが好きで漫画『スラムダンク』を愛読し、 シャイボーイと呼ばれていた。しかし20代後半という若さで北朝鮮を背負うと 「恐怖政治」で周囲を振り回し、5年間で340人の部下を粛清したと言われる。 ■第2章 金正恩のルーツ 祖父・金日成はクリスチャンの農家に生まれ「日本軍と10万回戦闘した」 伝説を持つ祖国の英雄。ハバロフスクで生まれた父・正日は、叔父や日成の 後妻との争いを制し権力を握る。正恩の母・高容姫は大阪生まれの在日コリアン。 帰国船で北朝鮮に渡り“喜び組”として活動しているとき、正日に見初められる。 ■第3章 金正恩、最大の武器――核とミサイル開発 GDPに占める軍事費比率23%、世界一の「スーパー軍事国家」。 核・ミサイル科学者には最新家電付きの5LDKマンションが与えられ、 実験に成功した技術者を正恩自らおんぶして感謝するほど手厚くサポートする。 国民の大半に当たる1900万人の1年分の食料費が ミサイル予算にまわされる開発の最前線。 ■第4章 金正恩、経済の実力 70階建てタワーマンション、1500台のタクシー、日本製品で溢れるスーパー。 平壌の変化は目まぐるしい。正恩が私的な流通網である市場を認め、 1万ドル以上の資産を持つ新興富裕層「金主」が急増。韓国の経済成長率を上回り、 GDP7%成長説も浮上。だが相次ぐ安保理の経済制裁がそこに影を落とす。 ■終章 金正恩対トランプ――米朝開戦前夜 米軍の先制攻撃に備え、米中は「ポスト金正恩シナリオ」を作り上げた。 38度線を越えた米軍は必ず撤退すると確約、核施設は中国が管理する。 開戦のシグナルは米軍空母3隻の集結、在韓米国人の退避だ。 そしてトランプの圧力を受けた中国が“北朝鮮の生命線”原油のパイプラインを 停止する日は来るのだろうか。
  • 検証、戦艦大和。やっぱり大和はすごかった。大和への批判を検証すると逆に大和の偉大さがわかる。10分で読めるシリーズ
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    本書は戦艦大和の評価を検証したものです。大和は大艦巨砲主義時代の産物であり、時代遅れの無用の長物として役に立たなかったという批判があります。本書では、主な批判4点に注目し、それを検証、考察いたしました。その結果は、一般的に持たれている印象とは程遠いものでした。是非本書で戦艦大和の本当の姿を感じてください。 まえがき 近年、映画やゲーム、まんが、小説などのヒット作が立て続いたことで、日本海軍が注目されている。日本海軍の象徴は艦艇であれば大和型戦艦、つまり戦艦「大和」とその同型艦「武蔵」だろう。大和は世界最大最強戦艦として建造されたが、建造目的である「敵戦艦と交戦して、これを撃沈する」を達成する機会に恵まれなかった。米軍の上陸した沖縄を救うために特攻出撃し、ほとんど戦果なく航空攻撃で撃沈された悲劇的な最後は有名である。 大和は有名なだけに批判も多い。大きいばかりで役に立たない「世界三大無用の長物」として「万里の長城、ピラミッド、戦艦大和」を挙げる向きもあるほどである。 本書では、世間で挙げられている大和型戦艦への批判の妥当性を検証する。公平に検証することで、正当な批判と難癖を分けることは、物事を正しく捉えるためには必要なことである。 なお、本書で書かれたことも「解釈」の一つであり、この本で書かれたことを無批判に真実だと考えてはならないのは、もちろんである。 どんな批判を受けているのか 大和型戦艦への批判は、大体以下の通りである。 1.速力が最大27ノットと、同世代の他国戦艦や空母よりも遅く、空母の護衛ができなかった 2.副砲の配置や水中防御など、防御面で欠陥があった。 3.レーダー照準射撃を搭載している米国戦艦よりも、射撃システムで劣っていた 4.太平洋戦争の大半は航空機同士の戦いに終始した。戦艦などの大型水上艦は過去の遺物であり、建造費用の高い大和型戦艦を作るなら空母や航空機を作った方がよかった。 ではこれが妥当な批判なのかについて、検証していこう。
  • 国連航空軍 イーグル邀撃隊 上
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    竹島上空で空自F-15が遭遇した北朝鮮空軍機は日本への亡命を希望。護送されたRF-7Bから降り立ったのは美貌の女性パイロット、コールサインは「カラス」。一方、長崎県西方沖を航行中の米海軍航空母艦インディペンデンスでは、深夜、極秘裏に漆黒の攻撃機の暗視着艦訓練が繰り返されていた。日本の防空レーダー網の「穴」を衝いて飛来した北朝鮮機、その飛行経路の延長線上には米空母……不審な暗合に国防機密流出の危惧を抱く空自幹部に、米軍首脳から一行の暗号電が──インディペンデンスを警戒せよ!

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  • 最強不沈空母「飛龍」(上)
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    地政学的な意味合いから戦力増強をして防衛力を高めつつあるウェーク島。そんな中、1941年12月22日、山口多聞率いる第二航空戦隊は、ウェーク島奪還のために出撃し、見事、目標攻撃に成功する。 ウェーク島を撃破されたハルゼー米空母艦隊は、索敵によって日本空母艦隊を補足。米軍の急降下爆撃機ドーントレスから迫りくる爆弾は、空母「飛龍」に向かっていく…。 反撃を試みる山口は、すぐさま残存する攻撃隊を発艦。4機の戦闘機と、12機の雷撃機が米空母「エンタープライズ」に襲い掛かるのであった―。 山口多聞vsウィリアム・ハルゼーの因縁の戦いが、ついに幕を開ける。
  • サンエイ新書 語り継ぎたい戦争の真実 太平洋戦争のすべて
    値引き
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    「未来」のために戦争を知る はじめに 目次 太平洋戦争勃発から終戦までの略年表 第一章 太平洋戦争開戦までの世界情勢  近代国家日本の船出は帝国主義への舵を切る  わずかな期間で五大国へと躍進した日本  騒然とする国の内外戦争の足音が近づいてきた  大陸で鳴り響いた銃声日中間で戦闘が始まる  蒋介石への援助が日本をじり貧へと追いやる  国際社会からの孤立により日本は独伊との距離を縮めた  最後まで諦めなかった戦争回避のための日米交渉  データで見る大戦と日本各国の経済力と日米の軍事力比較 第二章 緒戦の勝利と総力戦  アメリカの士気を挫く真珠湾攻撃は裏目に出る  最新鋭の英東洋艦隊日本海軍飛行隊の猛攻に沈む  予測不能な速度で進撃を続ける日本軍  ジャングルに守られた半島に米比の大軍が立て籠る  奇襲制圧のための空挺作戦と迅速な進軍で蘭軍を圧倒  独立運動を巧みに利用しビルマ全土の制圧に成功する  無敵の空母部隊に忍び寄る慢心と敗北の足音  空母4隻と熟練搭乗員を一気に失う大敗北  無能な上層部が演じたガダルカナルの悲惨な消耗戦  ソロモン海を舞台に果てなき消耗戦が繰り返される  2万人を超える死者の多くは餓死者という地獄 第三章 血に染められた太平洋  3000人が波間に消えたダンピールの悲劇  大規模航空兵力を投入し制空権の再奪取を意図する  山本連合艦隊司令長官ブーゲンビルの密林に散る  アリューシャン作戦は2つの島の明暗を分けた  戦いの舞台を移しながら終戦まで死闘が続く  中央から忘れられた密林と高山と飢餓の戦場  神宮外苑の学徒出陣式と大東亜会議の開催  圧倒的な物量の前に立ち枯れていく日本軍  中部太平洋方面でも反攻を開始した連合軍  国民すべてが一丸となって邁進した銃後の守り 第四章 果てしない玉砕戦へ  白骨街道と呼ばれた退却路悲壮な結末の責任は?  壮大な大陸打通作戦は果たして成功だったのか  水際での撃退を画策浜を血に染めたサイパン攻防  航続距離を生かし起死回生を狙うマリアナ沖海戦  サイパン島に続いてテニアンとグアム守備隊も玉砕  米機動部隊が壊滅! 幻の大戦果に国中が狂喜  マッカーサー元帥の執念がレイテ島でついに結実する  空母を囮部隊に仕立てたレイテ沖海戦 第五章 戦いの果てに  全島要塞化して待つ日本軍米軍の被害者数が上回る  史上に残る大量虐殺首都を焼き尽くした大空襲  鉄の暴風が吹き荒れた忘れられぬ苛烈な戦闘  ソ連を仲介役とする和平工作を模索する日本政府  一瞬にして消え去ったヒロシマとナガサキ  降伏方針が示されるも陸軍に不穏な動きあり  ついにマッカーサーが日本の地を踏む  敏腕宰相の誕生で見えてきた未来への道筋  勝者の論理がまかり通った東京裁判  GHQ主導で日本国憲法が制定される おわりに 奥付

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  • 獅子の鉄槌(1) ガダルカナル攻防戦
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    原俊雄 待望の新シリーズ!! 山口多聞は死せず! 猛将参謀長、大英断「大和」「武蔵」を出し、 米空母&戦艦を一掃せよ! 連合艦隊司令長官の女房役である参謀長に誰を据えるか。山本五十六は熟考していた。航空戦を理解し、勇猛果敢な男──理想の人物がいた。山口多聞である。山本は、第二航空戦隊司令官として戦果を挙げていた山口を参謀長に迎えた。 日本はミッドウェイ海戦で手痛い敗戦を喫するが、山口は米軍の次なる目標がガダルカナル島であることを知り、しめた! と膝を叩く。米軍機動部隊を探しまわる必要がなくなったからである。 ハワイ作戦敢行のため、米空母の撃滅を目論む山口は、意外にも戦艦運用の重要性を主張。今まさに、戦艦同士による大砲撃戦が、勃発しようとしていた!
  • 新生・帝国海空軍【上】世界初! 航空電撃戦
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    これは三次元(空間)と二次元(海面)の戦い、次元の違う戦いを米軍に見せつけてやるのです── 軍令部次長の高橋三吉中将は、対米戦は、空母大国・日本VS戦艦大国・米国という構図で挑むしかない、と強く進言。ついに伏見宮博恭王は心を動かし、巨大戦艦二隻の建造中止にうなずいた。 帝国海軍は、昭和8年から8年間かけて、世界に類を見ない“海空軍”への脱皮をはかり、決定版空母「慶鶴」を始め空母の大量建造と、艦上機の本格的な折りたたみ翼化を推進する。 そして、昭和16年12月の開戦劈頭、連合艦隊司令長官の山本五十六大将は、840機もの空母艦載機をたずさえて、ハワイ海域へと一気に軍を進めるのだった。 果たして世界初の航空奇襲作戦は成功することができるのか──!! ※この作品は2017年9月・12月に電波社より刊行された『新生・帝国海空軍(1)(2)』を再編集し、改訂・改題したものです。
  • 時空改変空母・越後 大和の帰還
    -
    一九七四年の日本列島が、一九四四年にタイムスリップ!? 事態を察知した田中角栄首相は決断した! 在日米軍基地を制圧した自衛隊は、日本海軍と連合して過去の米海軍との決戦に挑む。だが、地球規模で発生した大異変は、世界の形を変えてしまって……!?

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  • 戦艦「大和」全記録
    -
    1巻2,970円 (税込)
    最強戦艦のすべてがここに!『戦艦「大和」全写真』姉妹編最強の戦艦「大和」の誕生から沈没までの生涯。計画、設計、建造工事の詳細、46センチ砲のメカニズム、参加海戦の実相まで、日米双方の記録を読み解き、詳細に綴る。戦艦大和研究の第一人者が「丸」そのほかの雑誌に寄稿した記事・資料を集大成。併せて姉妹艦「武蔵」、改造空母「信濃」についても掲載。 【内容】 〈第1部;設計と建造〉戦艦「大和」建造日記/46センチ主砲塔内部構造/装填システム/射撃指揮システム/15メートル測距儀/バルバス・バウ/150センチ探照灯/列国戦艦との性能比較/乗員の編成と配置/艦内生活諸設備/「大和」をつくった造船官/軍極秘・大和型戦艦の年間維持費/「信濃」建造計画 〈第2部;戦闘記録〉米軍レポートで見るシブヤン海の死闘/「大和」「武蔵」「信濃」沈没の真相:米海軍技術調査団報告書/サマール沖海戦の詳細/大和水上特攻作戦/米海軍航空隊戦闘記録
  • ゼロ戦行進曲 1
    完結
    -
    全2巻550円 (税込)
    昭和を代表する巨匠・貝塚ひろし先生が描くゼロ戦ストーリー。 太平洋戦争末期、土浦の海軍飛行予科練習生だった南将一と、その同期たちは、極秘の任務を帯び、基地を出発。公式な発表では全員特攻戦死したことになっているが、実は、秘匿空母に搭乗し、一路、米軍の基地があるマリアナ諸島を目指していた。勝率の低いこの作戦は成功するのか? (初出:1968年「少年キング」連載)
  • 蒼天の艦隊[1]黒潮部隊出撃!
    3.0
    昭和16年12月、真珠湾攻撃によって米太平洋艦隊の主力を壊滅させた日本は、直後ウェーキ島とグァム島を攻略、占領に成功した。太平洋の支配力において劣勢に立たされた米軍だが、大統領に反撃作戦の立案を厳命された海軍のキング作戦部長は、陸海軍の作戦参謀からヒントを得てある奇策を思いつく。それは、空母から陸軍の長距離爆撃機を発進させ、日本本土を奇襲爆撃するという作戦だった。一方、脆弱な本土東方海域の防衛に危惧を抱く山本五十六聯合艦隊長官は、徴用漁船だけで編成されていた監視隊・黒潮部隊の増強を指示。第二戦隊の戦艦四隻を配備すると同時に、インド洋作戦に向かう南雲機動部隊から『飛龍』『蒼龍』を分派し、強力な警戒線構築に乗り出す。逆転を目指し暗躍する米軍と敵空母部隊の殲滅を目論む日本。蒼天に忍び寄る暗雲のもと動き出した日米の壮大な戦略の行方は?
  • 蒼濤の海戦(1)
    -
    独ソと闘う大日本帝國の背後に、合州国海軍の空母群が突如現れた。米軍指揮官のハルゼーは、カムチャッカの帝國陸海軍へ航空攻撃を加えると反転離脱、逃走を図った。逃走する米空母群を追って、アリューシャン列島で海戦が勃発、これを参戦への好機と捉えた米国政府は、日本へ宣戦布告をする。一方で、対日戦に苦慮する比島のマッカーサー陸軍大将は、比島の航空要塞化を決意。そして戦域は北から南へと、急転する!  全15巻で構成(『北冥の海戦』1~3→『蒼濤の海戦』1~3→『飛翔の海戦』1~3→『黎明の海戦』1~3→『修羅の海戦』1~3)された大長篇架空戦記小説。 ●高貫布士(たかぬき・のぶひと) 1956年生まれ。神奈川県出身。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、現在は軍事アナリスト兼作家として活躍する。『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。
  • 蒼洋の城塞1 ドゥリットル邀撃
    完結
    5.0
    日本本土空襲サル! これは訓練ではない、実戦だ。 房総沖にて演習中の呂号第四四潜水艦が、空母「ホーネット」率いる米国の艦隊を発見! 日本本土の奇襲を狙う「ドゥリットル空襲」の迎撃に成功し、敵艦隊に大打撃を与えた。意気上がる日本軍は、ポート・モレスビー攻略を主眼とするMO作戦の完遂を目指し、空母「瑞鶴」「翔鶴」、戦艦「陸奥」「伊勢」らを中核とする艦隊を派遣。珊瑚海にて、雪辱に燃える米軍と激突する――。 鉄壁の護りで敵国を迎え撃つ新シリーズ、開幕!
  • 戦いの肖像
    5.0
    欧州グランプリ・レース制覇で、栄光を勝ちとった水島哲夫は、不測の事故で引退したのち、マスコミや世間から消息を絶った。数年後、水島は一サラリーマンとなるが、その裏には恐るべき野望が隠されていた。緻密な計算の下に、現金輸送車、悪徳資本家からダイア研磨工場、米軍空母へと展開する大奪取作戦。その最終目標は何か……? 巨大なスケールで描く、長編アクション小説。
  • 大逆転!戦艦「大和」激闘す
    -
    日本に47年間駐留した在沖縄米軍司令部は撤退した。代わりに自衛隊の航空機・戦車が上陸するなか、沖縄は大型台風が直撃! 一夜明けると……1945年、自衛隊は沖縄上陸を目ざす米英艦隊に取り囲まれていた! 攻撃を仕掛ける米・ヘルキャットの編隊。全面降伏か徹底抗戦か。その頃戦艦大和は死を賭けて出撃! 大和・自衛隊と米空母の死闘を大迫力で描いたイフ戦記。
  • 大空母時代 回天のミッドウェー
    4.0
    イギリス海軍のタラント空襲が、ある出来事から史実とは異なる大成功を収めた。一気に航空主兵に傾倒する日米軍は、大規模な空母建艦競争を開始したが……?! 未曾有の「大空母時代」の中に展開するミッドウェー決戦の驚くべき行方を目撃せよ!

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  • 超極級戦艦「八島」【1】強襲! 米本土砲撃
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    1942年、航空兵力の活躍により英東洋艦隊との決戦に勝利した日本は、ついに米国との戦いを決意、ミッドウェイ島南西250キロの距離まで艦隊を進出させる。 だがこの戦力は、米軍が予測していた空母艦隊ではなく、あたかも島と見紛うほどの巨大戦艦であった。 排水量128万を超え、全長全幅ともに大和型の三倍近くの大きさを誇る超極級戦艦「八島」は、脅威の64センチ主砲を武器とし、交換可能なコンクリートを建艦資材とすることによって、修復しつつ継戦可能な、まさに絶対的な不沈艦として誕生したのである。 八島を擁する日本海軍は、米太平洋艦隊の要衝を次々と攻略し、いよいよ極秘作戦に着手するのだが……。
  • 超時空連合艦隊(1)激突!ふたつのYAMATO
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    一九四一年十二月八日、南雲中将率いる帝国海軍機動部隊は、オアフ島を奇襲した。空母六隻から出撃した攻撃隊は、米戦艦八隻を大破撃沈。だが湾内に敵空母は不在、なおかつ港湾・燃料施設への攻撃も不十分で、作戦は不完全に終わるかと思われた。だが、そのとき突如、未知の誘導弾が飛来して米軍施設を壊滅させ、所在不明だった空母『レキシントン』をも撃沈してしまう。作戦は当初の目的を達成し、大戦果をあげたのだ。ミサイルを発射したのは、『やまと』と名乗る謎の戦闘艦。『やまと』艦長南畝一佐は二十一世紀の海上自衛官で、この大戦で惨敗してアメリカの属国と化す日本の運命を覆し、日本を米国の軛から解き放つために未来からやってきたという。真珠湾の勝利で勢いに乗り、更に戦線を拡大させる連合艦隊とそれに助勢しようとする南畝。だが『やまと』の出現によって、日米戦は新たな混迷に飲み込まれようとしていた…。
  • 超日米大海戦[1]逆転ミッドウェー
    2.0
    戦術レベルのシミュレーションでは、太平洋戦争で日本が勝つことはできない――この不可避な命題に挑むべく、T大学・太平洋戦争史研究会の柳沢梅人は量子物理学の権威・藤原教授の開発した実験装置によって仮想現実の昭和11年に転移した。柳沢の戦略は大和級戦艦2隻の建造中止と正規空母の量産。さらに航空機とパイロットを充実させることだった。開戦までに多数の機動部隊を編成し、史実では大敗を喫したミッドウェーで米艦隊を撃滅するのがその目的だ。かくして、三個機動部隊によって「MI(ミッドウェー)」ならぬ「鯱(しゃち)」作戦が発動。だが、その戦いは現実を超えた壮絶なものだった。聯合艦隊に俄然有利な状況にもかかわらず、復元を図ろうとする歴史。そして、米軍の史実とは異なる予想外の反撃。史上初の空母決戦に勝利するのは日本か、アメリカか!?異才が贈るシミュレーションを超えた架空戦記、発進!
  • 帝国海軍イージス戦隊(1) 鉄壁の超速射砲、炸裂!
    -
    新シリーズ スタート! ガダルカナル奪還作戦 開始! B17爆撃隊を超速射砲が撃破する! 昭和16年、日米の建艦競争が激しくなる中、海軍は八五〇〇トン級軽巡洋艦の新造を決定した。基盤となる船体をすべて共通化することで重巡にも使用でき、さらに飛行甲板を施せば改造空母になるものだった。昭和17年5月から、九八式一五センチ砲「超速射砲」を装備した阿賀野型軽巡四隻が建造された。同年6月、ミッドウェー海戦で空母四隻を失った日本海軍は、防空艦として阿賀野型軽巡四隻による第一〇戦隊を編成したのだった。 そうした中、米軍とのガダルカナル島の争奪戦が勃発。ラバウルを訪れていた阿賀野型四隻は、急ぎ第八艦隊と共に米軍部隊の撃滅に向かう……。初陣となる第一〇戦隊は、米海軍の攻撃を阻止できるのか!!
  • 帝國海軍鬼道艦隊 太平洋戦争シミュレーション(1)
    完結
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    空母分散構想のもと強力な火器を持った雲龍型空母が完成。だが、真珠湾へ向かった彼らの前に米空母が立ちはだかる!ウェーキ島沖で日米激突――。日本の挑発に米軍先制攻撃!

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  • 帝国本土迎撃戦【1】米艦隊九州侵攻
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    昭和16年12月、日本はアメリカが提示したハル・ノートを受諾し、大陸から撤退する。日米開戦は回避されたが、日本は経済環境の悪化から、ドイツに空母二隻を売却するなどして外貨を得ていた。 一方、アメリカは空母売却を口実に日本へ宣戦し、ヨーロッパを席巻していたドイツ戦に挑もうと考えいた。 そして昭和19年3月2日、米特殊潜水艦の横須賀奇襲によって戦いの火蓋が切られる。 硫黄島南方では日米主力艦が衝突し、戦艦「大和」が大破。惨敗を喫し海上兵力を失った日本は、米軍を本土で迎え撃つことを選択し、上陸が予想される九州の要塞化を進めるのだが……。 死闘必至の日本本土決戦が、ついに勃発する!
  • 天空の要塞1 奇跡の翼出撃!
    5.0
    1944年6月、マリアナ戦に日本の新型超遠距離爆撃機の「天嶽」と超遠距離戦闘機「閃光」が出現! 米軍は12隻の潜水艦と空母エセックス、エンタープライズが撃破された。そして日本本土戦略爆撃を企てる「B29」を高高度戦闘機「天弓」「震電」が撃破。さらに米軍を仰天震撼させる超大型爆撃機「富嶽」が続々と“天空の要塞”を築く!? 日米大戦を逆転する日本の究極の秘策とは…

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  • 2034 米中戦争
    3.9
    南シナ海で米空母打撃群壊滅 2034年3月南シナ海で、米海軍第七艦隊駆逐艦3隻が「航行の自由」作戦中、炎上する船籍不明のトロール船に遭遇。同じころホルムズ海峡で飛行中のF-35ステルス戦闘機が制御不能になり、イランに不時着しパイロットが捕虜に――偶然に見える二つの事件だったが、中国は捕虜の解放と引き換えにトロール船の返還を要求。アメリカが対応を協議中、南シナ海上の駆逐艦2隻が撃沈。さらにサイバー攻撃を受けアメリカ主要部が大停電に。急遽米軍は二個の空母打撃群を派遣するが、中国軍に壊滅され衝撃が走る… 原題:2034: A Novel of the Next World War ロバート・ゲーツ、ジェームズ・マティス元国防長官絶賛! 南シナ海から中東そして台湾と移る米中対立にインド、ロシアやイランが絡み大国間の戦争へ。国益という「魔物」は戦争回避の思考をにぶらせ、誤算のスパイラルに陥る、これは単なる物語か? いや、日本も想定すべき最悪のシナリオだ /香田洋二(元海上自衛隊自衛艦隊司令官) 果たして、この『2034 米中戦争』で示された、誤算がさらなる誤算を招くシナリオは、どれだけ起こる可能性があるのか――。読み終えたときに、おそらく多くの読者が考えるだろう。とくに小説に出てくる台湾有事が日本の安全保障にも関わってくるとなれば、なおさらだ。 /梶原みずほ(朝日新聞編集委員・テレビ朝日『報道ステーション』コメンテーター)
  • 日中世界大戦【1】
    -
    覇権国としての力を失ったアメリカは、日本との同盟関係を見直し、在日米軍を、グアム、サイパンまで後退させた。 この軍事的空白を中国が見逃すはずはなかった。ある日突然、中国軍は太平洋での覇権を求め、最新の空母艦隊を進出させ、尖閣諸島、与那国島、宮古島、石垣島を軍事占領する。 一方の日本は、憲法、貿易問題、日中軍事力比など多くの問題を抱えながらも自衛権を発動。陸海空三自衛隊を投入し、中国軍と厳しく対峙する。 そんな中、海上自衛隊は、極秘裏に欧州で建造した空母を切り札に本格的空母艦隊を始動させるのだった。 宣戦布告なき対中国戦争は、各国を巻き込み、第三次世界大戦にまで発展するのか!?国の威信をかけて日中が全面対決する!
  • 日本中国開戦 激震襲う台湾海峡
    2.0
    2008年中国は最新原潜を日中中間線へと侵攻させ、中国初の原子力空母「鄭和」も出動させた。日本はイージス艦「うんかい」、海自初のヘリ空母「あまみ」らが出撃。さらに、米軍は最新鋭ステルス爆撃機「ピース・キーパー」を発進させた――。

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  • 日本陸海軍はロジスティクスをなぜ軽視したのか
    -
    1巻896円 (税込)
    ■ロジスティクスの視点から、日本陸海軍がどう戦略を間違えたか、なぜ間違えざるを得なかったのかを再検証する1冊。 ■目次 第一章 異質機能の統合 “太平洋戦争中、大西瀧治郎海軍中将は「海軍は全力をあげて陸軍と戦い、余力でもって米軍と戦っている」と嘆いた。” ロジスティクスが上手く機能しなかった要因の一つに、陸海軍の縦割りで、協力し合えなかった点が挙げられる。 ただ、陸海軍の仲が悪いことはアメリカ軍も同様で、珍しいことではなかった。 アメリカ軍の統合参謀本部のような陸海軍を統括する組織は、日本のほうがアメリカより先につくられていたのに、なぜ機能させることができなかったのか。アメリカとの比較から再考する。 第二章 新しい概念の創造 “鉄道という新しいテクノロジーの潜在力に着目し、鉄道運輸という概念から従来の戦略を考え直したのが、プロイセンのモルトケだった。彼は鉄道を参謀本部の管轄下におき、陸軍大学校の最優秀卒業者を鉄道関連の参謀将校に任命した。” シベリア鉄道の運行状況で何ヶ月後にロシア・ソ連軍が侵攻してくるかがわかるものだという。 近現代は、馬・馬車から鉄道や蒸気船、自動車、飛行機へと輸送手段が変わった時代だったが、それらの新方式によって、兵站はどのように変わったか。 また、各国はそれぞれにどのように対応したかを見ていく。 第三章 戦略の正誤 “戦術のまずさは戦略で補うことはできるが、戦略の誤りを戦術によって正すことはできない。” 太平洋戦争(第二次世界大戦)は戦闘機や空母機動部隊の戦いだったといわれるが、じつは潜水艦の戦いこそが勝負をわけている。 ロジスティクスの視点から、ドイツ軍も含めて、日本陸海軍がどう戦略を間違えたか、なぜ間違えざるを得なかったのかを検証する。 第四章 ロジスティクス事例研究 “鉄道や船舶の輸送量や速度、飛行機の燃料使用料などは観念論で変えられるものではない。  情報参謀や後方参謀の提出するデータをもとに軍の運用(作戦)は考えられるべきであったが、独断的な作戦参謀は自分の「願望」に基礎をおく傾向が強かった。” 果して陸海軍はロジスティクスを軽視していたのか? ノモンハン事件からサイパン戦、ソ連の満州侵攻戦などの戦史をもとに戦闘ごとに再検証していく。 ■著者略歴 谷光 太郎(たにみつ・たろう) 1941年香川県に生まれる。1963年東北大学法学部卒業、三菱電機株式会社入社。1994年同社退社、山口大学経済学部教授。2004年、大阪成蹊大学現代経営情報学部教授。2011年同校退職。著書に、『海軍戦略家キングと太平洋戦争』『海軍戦略家 マハン』(共に中央公論新社)、『敗北の理由』(ダイヤモンド社)、『青色発光ダイオードは誰のものか』(日刊工業新聞社)、『米軍提督と太平洋戦争―世界最強海軍のルーツ』(学研パブリッシング)、訳書に『統合軍参謀マニュアル』(白桃書房)など多数。
  • 迫撃の帝国機動艦隊
    -
    昭和16年4月、帝国海軍は空母の集団運用に踏み切り、世界初の空母機動艦隊「第一航空艦隊」を創設した。 同年12月、大日本帝国は真珠湾を奇襲し、米英に対して宣戦を布告。 連合艦隊司令長官の山本五十六は、航空戦を理解し、勇猛果敢な男であり、第二航空戦隊司令官であった山口多聞を参謀長に据えることにする。 しかし翌年、帝国海軍は大艦隊を擁してミッドウェイ作戦を実施するも、手痛い敗戦を喫してしまう。 そんな中、米軍の次なる作戦がガダルカナル島であることを知った帝国海軍は、ハワイ攻略の前に米空母の撃滅を目論む。 さらに、ある秘策を持つ山口参謀長は、「真の遮断作戦」という新たな決戦に挑むのであった!
  • 覇者の戦塵1944 マリアナ機動戦1
    4.0
    新鋭エセックス級空母五隻を擁する圧倒的航空優勢のもと、米軍は瞬く間にマーシャルを制圧した。守勢に回る日本軍は、新型噴進爆弾「翔竜」をサイパンに配備し、敵の侵攻に備えるが……。

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  • 覇者の戦塵1944 サイパン邀撃戦 上
    3.0
    マリアナから米軍を撃退すべく第一艦隊は一〇隻もの空母を集結。だが、敵空母機動艦隊の前に敗北。制空権を失ったサイパン島の基地航空隊は夜陰に紛れて撤退を始める。しかし、一部機体には後退命令が下りず、現場は混乱が続いていた。一方、重雷装艦「大井」では、空中雷撃に特化した新兵器「翔竜」の実戦投入の準備が急ピッチで進められていた。付近を航行中の大規模輸送船団を撃滅するためだったが、そこには米高速戦艦隊が……。絶体絶命の危機に翔竜は故障中、果たして僚艦「北上」と「大井」の運命は!?

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  • 八八自衛艦隊【1】 動乱の東アジア
    -
    令和も十年以上が過ぎたころ、世界は大きく変貌していた。アメリカの財政難と米中緊張緩和は在日米軍の段階的縮小を招き、ついに日米同盟は解消された。日本は新たな国家像を模索していくなか、東アジアが激震する。台湾でクーデターが勃発し、その首謀者が引き込む格好で、新たに樹立された中華連邦なる組織に、中国軍の精鋭が組み込まれた。中華連邦は自らの地位確立と安定確保を目的として、日本やフィリピンへ触手を伸ばす。世界のパワー・バランスが崩れ、東アジアに戦火があがる。日本は、空母型護衛艦八隻、イージス護衛艦八隻から成る令和の八八艦隊を発足し、この危機に立ち向かうのだが……。
  • プレアデス直系ハーモニー宇宙艦隊続報 シリウス:オリオン驚愕の100万年地球史興亡  ロズウェル事件の捕獲宇宙人「エアル」が告げた超真相
    3.0
    ◎ 鎖国の惑星地球よ!DNA改変と量子洗脳を解き、《宇宙の開国》に立ち会いなさい! ◎ NASAと闇の政府と科学がぜったい隠しておきたい衝撃のSHOCKING SCIENCE ◎ ハーモニー宇宙艦隊とロズウェルUFO墜落事件の生き残り宇宙人「アエル」がぜんぶをばらす 上部一馬 ◯ シリウス星人、オリオン星人、アルクトゥルス星人、アヌンナキ、プレアデス星人などが入り乱れる100万年地球史の真実が明らかになる ◯ NASAの探査機は太陽系内に無数の知的生命体の建造物を発見していた! ◯ 月、火星はもちろん水星、金星、木星、土星にも超文明が存在していた ◯ 火星の人面岩は40万年前に建造されたホルス(ファラオ)だった ◯ スフィンクスは、ライオンでなく犬、水陸両棲のシリウス星人 ◯ リチャード・ホーグラント博士とブランデンバーグ博士の解析から古代宇宙戦争の痕跡が明らかとなった ◯ 北海道上空に出現した太陽系最強のホルス神のメッセージとは? 佐野千遥 ◯ ロシアの宇宙航空軍は世界最高を誇る ◯ 『S極磁気単極子ビーム』を浴びるとすべてのミサイルは発射不能、航行不能に陥る ◯ 日本は3つの闇の権力を各個撃破する戦略を練っているプーチンの世界解放戦争と連携するべきである ◯ 金正恩の1発目の核弾頭は米本土を標的にしている ◯ UFO・タイムマシン・コンピュータ軍事科学技術が核兵器を追放する 池田整治 ◯ 空母キティホークの作戦室の中には大統領でさえ許可なく立ち入れない別室がある ◯ 30年前日本の幕僚としてその別室に入室が許され見たもの、それはプラズマ宇宙学による隔絶したテクノロジーだった ◯ 中にあったのは小さな台に乗った水晶玉1つ、これに手を置くだけで飛んでる航空機が 敵味方を識別して模型で空間に立体的にオンタイムで現れる ◯ 米軍にはプラズマ兵器で武装された裏の軍隊が存在する

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  • 米中海戦はもう始まっている 21世紀の太平洋戦争
    4.0
    過激化する中国の海洋進出にどう立ち向かえばいいのか? 現在、西太平洋で米中は戦争状態にある。東シナ海と南シナ海の覇権を米国から奪うため、中国が武力を盾に「挑戦」を始めたのだ。現場では何万という米軍兵士が命をかけて戦っている。本書では彼らの肉声から、その衝撃的な実態を描いていく。 ・公海上空を飛行中の米軍機が中国機に体当たりされた ・海南島に不時着した同機の乗組員は中国軍により全員拘束 ・南シナ海で米軍艦と中国空母が一触即発の睨み合い ・米国主催の合同海軍演習に中国軍はスパイ船を連れて登場 ・中国は軍事力を背景に南シナ海の岩礁を次々と略奪 ・その周囲を埋め立て、滑走路付きの軍事施設を建設している etc 解説 徳地秀士(政策研究大学院大学シニア・フェロー、元防衛審議官)
  • ホルモン窃盗団: トラベル旅々トラブル
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    「ホルモン窃盗団」とはいかなるドロボー集団なんだ?米軍ジェット戦闘機に搭乗し空から原子力空母へと乗艦した時の恐怖体験!異国のホテルの浴槽で目が覚めたら腎臓がなくなっていた女性の話。土佐生まれの著者が会津への取材旅行で感じた率直な想い、クロガネ少年の心の中に今も走るSL…。虚実皮膜の間、オソロシくオカシく展開する奇っ怪華麗なる「黒鉄ヒロシの世界」!! 描きおろしイラスト76点も収載。タイトルに惹かれた人はもちろん、なんじゃこりゃ!? の思いを抱いた人にも超オススメの旅行エッセイ。時空を超えて「黒鉄ワールド」をご堪能あれ。
  • 幻の戦艦空母「信濃」沖縄突入
    2.0
    米軍が沖縄に大艦船を集結させ、上陸を開始。満身創痍の連合艦隊が乾坤一擲(けんこんいってき)の反攻を、戦艦大和を囮(おとり)として計画。主力は米潜水艦が撃沈したはずの超空母「信濃」。艦上にはミッドウェー以降の海戦で戦死者扱いのベテラン操縦士たちの護国軍神隊が搭乗する「紫電改」。手に汗握る感動のシミュレーション架空戦史。
  • ミッドウェー海戦。常識の嘘。勝算乏しい日本海軍勝利の可能性とは?赤城、加賀、蒼龍、飛龍を救う鍵は瑞鶴にあり。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるミニ書籍です(文章量9,000文字程度=紙の書籍の19ページ程度) まえがき 1942(昭和17)年に日本海軍とアメリカ(米)海軍との間で行われたミッドウェー海戦。日本海軍は主力空母「赤城」「加賀」「蒼龍」「飛龍」を全て失い、米海軍は空母「ヨークタウン」を失ったのみであった。 この海戦は、太平洋戦争のターニングポイントとも言われている。日本が失った空母4隻は侵攻作戦に不可欠のものであり、ハワイなどの米軍根拠地を攻撃するためには無くてはならないものだったからだ。 この戦いは歴史家の秦郁彦氏は「90%日本側が勝つ戦い」と評したほどで、日本側有利だったというのが定説だ。日本側の参加艦艇は関連作戦も含めるなら戦艦11、空母8、重巡洋艦11、軽巡洋艦10、駆逐艦67、潜水艦23の計130隻、その他輸送船団、補給船団など合わせて199隻という大艦隊であった。 対する米側は空母3、重巡洋艦7、軽巡洋艦1、駆逐艦15、潜水艦19の計45隻(その他駆逐艦1、給油艦2も参戦)を中心に、ミッドウェー島の航空部隊112機も参戦した。 戦闘艦艇だけで比較しても、日本130、米国45であり、日本側の兵力は3倍近い。当時の実質的な主力艦艇であった大型空母でも日本4、米国3であり、パイロットの訓練度も日本が有利だったとよく言われている。 著者紹介 安藤 昌季(アンドウマサキ) 東京都生まれ。ショップ店員、俳優業などを経て、ゲーム会社の出版部門編集者となる。独立後、無電源系ゲームライター&ゲームデザイナーとして、ゲームブック兼TRPG『ホワイトカオス』や、読者参加ゲーム『はがき戦国』シリーズ、『魔王國年代記』などを幅広く手がける。2011年からは歴史・鉄道系の企画・執筆業も担当し、「教えてあげる諸葛孔明」(角川ソフィア文庫)や「夢の新幹線もの知り学習張」(玄光社)などを執筆したほか、「旅と鉄道」(朝日新聞出版)、「鉄道ぴあ」「エアラインぴあ」(ぴあ株式会社)など、多数の媒体で絵を活用した乗り物記事作りに取り組んでいる。その他、いすみ鉄道、銚子電気鉄道、ポッポの丘、消防自動車博物館、レトロぶーぶ館のキャラクター「上総いすみ」「くもなしあかり」「下総おうみ」「波乃めぐみ」「月乃すばる」の企画原案も行っている。
  • 夜襲機動部隊出撃(1)ソロモン夜間航空戦
    3.0
    ミッドウェイ海戦によって、正規空母四隻喪失という大損害を出した日本海軍。だが軍部首脳は、決して劣勢に追い込まれたとは思っていなかった。連合艦隊にはまだ正規空母・翔鶴、瑞鶴があり、飛鷹以下の改造空母四隻も建造を急いでいる。機動部隊の力は米軍とイーブンであると考えていたのだ。海軍は次期作戦の前段としてガダルカナル島に飛行場を建設、サモア、フィジー攻略の足がかりにするべく動き出す。だが、これを察知した米軍は対日反攻作戦を発動、ガ島への上陸作戦に着手した。一方、日本側は未来技術の助力を得て、改造空母四隻の正規空母化、艦戦・艦爆・艦攻の性能向上、航空機・艦船へのレーダー搭載を順次実施。夜間は作戦行動不能という従来の常識を破る機動部隊が誕生したのだ。空母六隻の新編機動部隊は勇躍出撃。前代未聞の夜間航空戦が始まろうとしていた。
  • 連合艦隊 大危機~新・太平洋戦記8~
    -
    幽鬼のような日本兵たちは、銃剣をつけた小銃や刀だけで、重器と迫撃砲が並ぶ米軍陣地へ突撃していった。地獄の阿鼻叫喚のうちに、タラワ戦は終わった。かくして敵は、マリアナへと歩を進める。時を同じくして、連合艦隊も赤城と加賀はすでに失く、蒼龍と飛龍をいま失い、瑞鶴は満身創痍、残る正規空母は翔鶴のみで、暗雲漂いはじめる……。日本軍、大危機からの脱出は?
  • わが誇りの零戦(ZERO)―祖国の為に命を懸けた男たちの物語
    -
    支那事変から大東亜戦争の敗戦まで、南京攻略、真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、ガダルカナル島攻防戦など、数々の修羅場を戦い抜いた元零戦パイロット・原田要の体験記。 著者の言葉からは決して学校の勉強では分からない戦前・戦中・戦後の真実を垣間見ることが出来、現代のあらゆる場面を切り抜けるための貴重な教訓が数多く含まれている。 単なる戦記物の枠を超えた内容に老若男女を問わず多くの感動・感謝の声が寄せられている話題作! 雷撃の神様と言われた村田重治氏の究極の操縦の教え、大空のサムライで有名な坂井三郎氏と切磋琢磨した日々、神風特攻隊・敷島隊の関行男氏への指導など、海軍航空隊の錚々たる面々との知られざるエピソードも満載で第一級資料としての価値もある。 更に、かつて空戦で命のやり取りをした敵兵(英軍ジョン・サイクス氏、米軍ジョー・フォス氏)と戦後劇的な再会を果たした場面も。 真珠湾攻撃とミッドウェー海戦の章では、著者の証言に加え、第一航空艦隊参謀長・草鹿龍之介や同航空参謀・源田實らの回顧録を随所に交え、戦況の全体像がより分かり易く、多面的に捉えられるようになっている。 著者略歴 元ゼロ戦戦士。大正5年長野県生まれ。昭和8年横須賀海兵団入団。昭和12年支那事変勃発。同年第35期操縦練習生を主席で卒業し、同10月第12航空隊附で中支戦線出動しパネー号爆撃、南京攻略戦に参加。昭和16年空母蒼龍に乗り組みハワイ真珠湾攻撃に参加。その後、激戦地を転戦。重傷を負い内地で航空教官となり終戦。戦後、公職追放の苦難の中、農業、酪農、八百屋、牛乳販売など様々な職業を経て、昭和43年託児所を開設。平成22年園長を退いた後も幼稚園で子どもたちと触れ合うのが日課だった。平成28年5月皆に惜しまれながら99歳で帰らぬ人となった。

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