ジェイムズ・スタヴリディスの作品一覧 「ジェイムズ・スタヴリディス」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローするとこの作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
ユーザーレビュー 2034 米中戦争 エリオット・アッカーマン / ジェイムズ・スタヴリディス / 熊谷千寿 CSISのウォーゲームのような米中戦争のシュミレーション 戦闘経過は違うものの、戦争の結果と戦後の世界秩序の変化については、CSISのレポートに似ているのではないか? 本書は2034だが、2027までに起こりうると言われている現在、私達は何に備えておけばいいのだろうか? トランプ政権からの流れが、先...続きを読むの大戦前の状況と似てるところがあるのが気になる Posted by ブクログ 2034 米中戦争 エリオット・アッカーマン / ジェイムズ・スタヴリディス / 熊谷千寿 米海兵隊の特殊部隊に従軍していたアッカーマンとNATOの最高司令官も務めた元米海軍大将スタヴリディス提督が書いた米中戦争のシミュレーション。 戦争という国家間の危機においても、当たり前だけれどそこには判断、実行を重ねる個人がいて、その積み重ねが結果につながるのだと改めて感じた。 各登場人物の背景や...続きを読む考え立場が表現されていて、少しずつ思惑のボタンがかけちがうことでエスカレートしていくさまがリアルで、恐ろしくて、興味深かった。 国家間の歴史、関係性や地理、ホワイトハウスの高官や米海軍での役職などの分掌を理解して読むと、より面白さを感じられる気がする。 これからは国防においてはサイバー能力がいかに重要かということについても理解が進んだ。 日本の外務省が中国のサイバー攻撃を受け大規模な情報漏洩を起こしていたとのニュースを目にしたばかり(しかも米政府から警告までもらっている)で不安は募る 今後もサイバーセキュリティの観点でもニュースにアンテナをはろう Posted by ブクログ 2034 米中戦争 エリオット・アッカーマン / ジェイムズ・スタヴリディス / 熊谷千寿 いま、ウクライナで『戦争』が起きていますが、これはそれよりも先の話。 ここで描かれているほど、ICT機能においてアメリカが中国に劣勢になるという事は、ちょっと考えにくいのではないかと思いますが、アメリカと中国が何かしらの事柄で衝突するという事はありうる話だと思います。そういう意味で、これは現実の話...続きを読むともいえるのではないかと。いまから12年先の話ですからね。 それと、思いの外インドが力をつけているのも興味深いですね。これも、現実としてありうる話ですね。インドの経済成長の著しいです。ウクライナでの『戦争』で、中国と同じく独自の立場をとっているのは、その自信の表れなのかもしれません。逆に言うと、アメリカの威信の低下を示しているとも言えますが。 核兵器を使うと、たとえそれが戦略核ではなくて戦術核だとしても、未来は無いんですよねぇ。 Posted by ブクログ 2034 米中戦争 エリオット・アッカーマン / ジェイムズ・スタヴリディス / 熊谷千寿 サイバー攻撃がどういうものなのか、臨場感を持って伝わってきた。物理的な武力で勝ってれば良いというものではない。なるほど。 あと日本の影の薄さもなんだかリアル。西側陣営の小国の1つみたいな描かれ方、というか事実そうなんだろうな。 Posted by ブクログ 2034 米中戦争 エリオット・アッカーマン / ジェイムズ・スタヴリディス / 熊谷千寿 作者は本書は警告の物語だとインタビューで答えているけれど、そのとおり、戦争は誰もが避けたいと思っていても、気づいたら後戻りできない地点に来ていて、始まってしまう、という怖さを感じた。我々は戦争を起こさないための弛まぬ努力をし続けなくてはならない。 もう一つの示唆はテクノロジーの重要性と、プランBいや...続きを読むBどころかCやDまで持っておくことの重要性。最新のテクノロジーを開発し活用していくことが安全保障には重要だし、他方でそれに頼り切ってしまうことは危険。 Posted by ブクログ ジェイムズ・スタヴリディスのレビューをもっと見る