全盲作品一覧

  • ハッピー!ハッピー♪(1)
    続巻入荷
    4.7
    1~21巻165~550円 (税込)
    無事にリタイアを迎えた盲導犬ハッピーの物語、第2章スタート!! 病気で全盲となった19歳の桜子(さくらこ)は、夢のために盲導犬と歩こうと決意する。けれど、パートナーとなる盲導犬アポロは、桜子を主人とは認めようとしなくて……!? 盲導犬をリタイアしたハッピーと香織(かおり)、そして新たに歩き出す桜子が織り成す、愛と感動の物語。
  • 見えないボクと盲導犬アンジーの 目もあてられない日々
    4.8
    【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 全盲の著者と盲導犬を綴るコミックエッセイ。 全盲の教師であり、シンガーソングライターでもある著者(栗山龍太)と盲導犬アンジーの日常を綴るコミックエッセイ。 「出不精な盲導犬もいる」「盲導犬と間違えて人の頭をなでてしまった!」「自動販売機はロシアンルーレット」「見えない僕は、停電の暗闇では無敵になる」等々、著者と盲導犬「二人」の身の回りに起きる日常の出来事を、ユーモラスなマンガとエッセイで面白く、ときにちょっぴり悲しく描きます。大人から子どもまで楽しめます。 ※この作品はカラーです。
  • 闇に香る嘘
    4.1
    村上和久は孫に腎臓を移植しようとするが、検査の結果、適さないことが分かる。和久は兄の竜彦に移植を頼むが、検査さえも頑なに拒絶する兄の態度に違和感を覚える。中国残留孤児の兄が永住帰国をした際、既に失明していた和久は兄の顔を確認していない。27年間、兄だと信じていた男は偽者なのではないか――。全盲の和久が、兄の正体に迫るべく真相を追う。
  • 週刊女性 2024年 06月11日号
    NEW
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 〈特写〉JO1 メンバーが反対したこと/シングル「HITCHHIKER」 〈特写〉永尾柚乃(7)「宿題は先に終わらせたい!」/舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」 〈特写〉岡部たかし(51) 「治験のバイトもやりました」/朝ドラ「虎に翼」 〈特写〉藤原大祐(20)4兄弟の長男役でドラマ初主演!/NHK夜ドラ「柚木さんちの四兄弟。」 《特別付録》JO1 ピンナップ 〈ニュース〉 【ギリシャを公式訪問】佳子さま(29)結婚後に手に入れる12億円皇室マネー 【会いたい人がいる】雅子さま(60)植樹祭をやめない納得の理由 【12億円の愛の巣も購入!】大谷翔平(29)癒やされタイムのお供は真美子夫人(27)の「特製スイーツ」 中森明菜(58)約8万円の7月誕生日イベントにチラつく元恋人との因縁 小室哲哉(65)音楽番組オファーはお断りの事情 永山瑛太(41)欠かさない夫婦一緒の運動会目撃 神木隆之介(31)“最強布陣”の日曜劇場で主演内定 手越祐也(36)ロールスロイスで銀座までイッテQ 爆笑問題 ナイツ塙会長(46)からのお誘いに出した“答え” いしだ壱成(49)新相棒が明かす“バックアップ”の理由 中尾彬さん(享年81)愛妻俳優が義理を通した鰻の佃煮と夫婦会議 木下航志(35)全盲のシンガー・ソングライター「生涯、ずっとミュージシャンでありたい」 【会社設立を発表】King & Prince W社長爆誕に込めた再会の願い 【現役弁護士がジャッジ!】がっかり&よかった! 弁護士ドラマ 《短期連載》微笑みプリンセス 佳子さまの歩み 《新連載記念インタビュー》燃え殻さん(50)「何気ないメシ、何気ない人のことを物語性を持って書きたい」 〈女性1000人アンケート〉私が恋した「少年漫画キャラ」ランキング 〈インタビュー〉チャンカワイ(43)遊びが学び! 天才児教育 〈インタビュー〉玉袋筋太郎(56)自身の悲哀をありのままに綴った書籍が話題に 〈女性1000人アンケート〉「上司になってほしい男性アナ」ランキング 【東京・北区 施術中、30代女性客を裸にして】わいせつ“ゴッドハンド”(67)義父が明かす素顔 大谷翔平ドジャース初サヨナラ打は愛妻&スギちゃんコスの愛犬の恩恵? 幼少期から驚愕の才能を発揮! 藤井聡太を追い込んだ“イトタク” 1曲200万円×5000曲を作曲。キダ・タローさん生涯年収は… 「ゆりやん、おまえもか」映画監督デビューも先人たちは不発ばかり “失言”撤回に「ガッカリ…」の声も。上川陽子を首相に「うみたい」理由 「唐揚げ店の倒産過去最多」報道に唐揚協会「真っ向から否定したい」 尾上松也(39)レコ大女性アーティスト(28)と焼き肉密会 〈グラビア〉 Snow Man 空港でおしゃれ私服をキャッチ! 天皇陛下(64)雅子さま(60)優しい眼差し 〈実用〉 やめてスッキリ!「身軽な暮らし」 【あじさい、苔、菖蒲…今が見頃】雨に映える花絶景スポット 【栄養たっぷりで夏バテ防止にも】オクラのプチおかず 【SNSで大反響】バズり老人ホーム 〈インタビュー〉元NHKアナウンサー 小澤由美さん(45)微熱から2か月後“白血病”と診断されて 【慎重派のアナタに伝えたい】投資以外でお金を増やす方法 身体整う「汁飯香」のすすめ 【イライラ、不眠、肝臓の不調も解消】梅雨は「ひざ裏」を温める 〈連載〉 人間ドキュメント/タレント、実業家 岡田美里 宝泉薫の人生アゲサゲ分かれ道 コミック/柏屋コッコ ハイツ祐天寺へようこそ Dr.コパの幸せつかむ九星風水占い 細木かおりの幸せを呼ぶ六星占術 コミック/推しとの交際ゼロニチ婚 〈今週のフォトニュースぷらす〉
  • いつくしみの視野 全盲ママの愛と感動の育児記録
    完結
    -
    全1巻660円 (税込)
    先天性の緑内障で完全失明した由布子は、視覚障害を持つ夫・良平と共に幸せに暮らしていた。 ある日、妊娠が発覚し心から喜ぶ由布子だったが、目が見えない自分にとっての“これからの未来”を考え不安に襲われる―…。 妊娠、出産、そして真っ暗闇の中での育児…。 何もかもが手探りの中、懸命にがんばる由布子だったが、成長し動き回る我が子を不注意から危険にさらしてしまい、自分を責める。 しかし、息子への深い愛情を糧に、目が見えなくとも視覚以外を駆使し乗り切ろうと頑張る由布子は、少しずつ育児と向き合っていく―…。
  • いつくしみの視野 全盲ママの愛と感動の育児記録【分冊版】(1)
    完結
    -
    全3巻220円 (税込)
    先天性の緑内障で完全失明した由布子は、視覚障害を持つ夫・良平と共に幸せに暮らしていた。 ある日、妊娠が発覚し心から喜ぶ由布子だったが、目が見えない自分にとっての“これからの未来”を考え不安に襲われる―…。 妊娠、出産、そして真っ暗闇の中での育児…。 何もかもが手探りの中、懸命にがんばる由布子だったが、成長し動き回る我が子を不注意から危険にさらしてしまい、自分を責める。 しかし、息子への深い愛情を糧に、目が見えなくとも視覚以外を駆使し乗り切ろうと頑張る由布子は、少しずつ育児と向き合っていく―…。
  • いまのあなたで大丈夫! 全盲ママが伝える繋がる子育ての魅力
    -
    【書籍説明】 ――「あなたに母親は無理」「目が見えなくて何ができるの?」 周りからの冷たい視線に押しつぶされていた私。 けれど、娘を通じて、たくさんの温かく優しい人たちと出会い、大切なことに気付きました。 “工夫次第で今の私にもできることはある。今の私だからこそ、できることがある。” ―― どんな状況でも自分らしくしなやかに生きる秘訣とは? 子育てで息詰まっているお母さんはもちろん、人生の壁に直面しているすべての人に。 YouTube公開のドキュメンタリー「特別なんかじゃないんだよ 全盲ママの子育て」が100万回再生を突破した、 今話題の全盲ママユーチューバーがやさしく語りかける初の書き下ろしエッセイ。 【目次】 経験と出会いが人をつくる 認めてもらえない世界は苦しい 孤独感は受け入れられて消えていく あるがままを認められて持てる自信 輪に飛び込む勇気が繋がりをつくる 共感は心を軽くする 想像力で分かり合えるのが人と人 正直に伝えることが心を繋げる 踏み出して人は変わっていける 本音の対話が本当の安心感を生む 思い込みに潜む本音を認めれば心はずっと軽くなる 工夫してもできないことなら頼ればいい 遠慮はほどほどに、感謝は言葉以上に行動で 【著者紹介】 西田梓(ニシダアズサ) 1981年生まれ。兵庫県出身。未熟児網膜症により、生まれつきの全盲。一児の母。 視覚障害を持つお子さんを育てるお母さんの力になるために2014年、HP「Mothers' Cafe」を開設。 「見えなくてもこんなふうに工夫すればできる」をコンセプトに動画や講演、執筆活動を展開。 公式HP「Mothers' Cafe」 公式YouTubeチャンネル「Mothers' Cafe」 ドキュメンタリー作品「特別なんかじゃないんだよ 全盲ママの子育て」は再生回数100万回突破。
  • 小木くんのなつやすみ第一話
    4.1
    夏休み初日、大学生の小木春叶がひと目惚れしたのは全盲のイケメン高校生・田子真也。 すぐに打ち解けて仲良くなった二人だが、自分が恋心を寄せられているとはまるで気付いていない田子に、小木は振り回されてばかり。 指をさわらせてほしいとお願いされたり、「ここの体位どうなってるか教えて」と押し倒されたり―――絶対カオ真っ赤になってるけど、見えてないからセーフ!? 友達のままでいることを選んだ小木だが、田子が小木の気持ちを知ったとき驚きの行動に出る! 実は強引なノンケ攻めと、とことんピュアな受けが織りなす新感覚のブラインド・ラブストーリー!
  • 小木くんのなつやすみ【電子単行本特典付き】(1)
    4.8
    夏休み初日、大学生の小木春叶がひと目惚れしたのは全盲のイケメン高校生・田子真也。 すぐに打ち解けて仲良くなった二人だが、自分が恋心を寄せられているとはまるで気付いていない田子に、小木は振り回されてばかり。 指をさわらせてほしいとお願いされたり、「ここの体位どうなってるか教えて」と押し倒されたり―――絶対カオ真っ赤になってるけど、見えてないからセーフ!? 友達のままでいることを選んだ小木だが、田子が小木の気持ちを知ったとき驚きの行動に出る! 実は強引なノンケ攻めと、とことんピュアな受けが織りなす新感覚のブラインド・ラブストーリー!
  • 男しかいない女は切羽詰まっている
    完結
    -
    親友に新しい彼氏が出来たと紹介された男は、なんと自分が大学生のときに付き合っていた元カレだった。唯子は早々にその場を立ち去るが、後に謝るために聡の電話からかかってくると、それからいつの間にか毎日電話するようになっていき…。その他、高嶺の花の処女と専務、全盲の籐工芸家、画家と体の関係…などちょっと変わった恋物語短編集。
  • オリーブの島の盲導犬オルガ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全盲の女性を支えてきた盲導犬オルガの心温まるノンフィクション。日本図書館協会選定図書。
  • 壁を超えるマインドセット――尖らない生き方のすすめ
    -
    【内容紹介】 金メダルをとってもなお、僕が泳ぐのをやめない理由。 全盲スイマー、木村敬一の努力と覚悟。 【著者紹介】 [著]木村 敬一(きむら・けいいち) 1990年、滋賀県に生まれる。日本大学文理学部卒業。同大学大学院文学研究科博士前期課程修了。 2歳の時に病気のため視力を失う。小学校4年生で水泳を始め、2012年ロンドンパラリンピックで銀・銅2つのメダルを獲得し、2016年リオ大会では銀・銅合わせて4つのメダルを獲得する(日本人最多記録)。2021年東京大会では自身初となる悲願の金メダルを獲得する。東京ガス株式会社人事部に在籍。日本パラリンピアンズ協会(PAJPAJ)の理事も務めている。 著書には『闇を泳ぐ全盲スイマー、自分を超えて世界に挑む。』(ミライカナイ)がある。 【目次抜粋】 はじめに――「尖らない生き方」のすすめ ■第1章 僕にとって壁とは 01 僕の目玉は幸せ者だ 02 プールのなかには障がい物もない。だから、迷子にだってならない 03 両目が見えなくたって、僕には、両手、両足がある 04 誰かに憧れることこそ、夢の実現への第一歩 05 完全な環境なんて存在しない。与えられた環境で戦うだけ 06 水泳は、僕にとって学びの場 07 「目が見える」ということは、僕にとってはもはや特殊能力なのだ 08 生まれながらの障がいによって、僕は「心のブレーキ」を手に入れた 09 誰にだって、自分なりの「武器」がある。僕の武器は「障がい者である」ということ 10 「小さな成功体験」によって、どんどん自分自身が好きになっていく ■第2章 肩ひじ張らずに生きていく 11 硬くならず、ゆるく生きていこう 12 「肩ひじ張らない生き方」を目指す 13 置かれた場所で咲きましょう 14 つらいことのその先には、楽しい未来が待っている 15 気楽な思いで神仏にすがるのもあり 16 夢中になれるものがあると、人生は楽しくなる 17 いつの間にか重い荷物が持てるようになっていた 18 逃げたいときには、とことん逃げ続ければいい 19 抵抗しても変えられない出来事には、ただ困っていればいい 20 うまくいかなかったら、すぐにやめる ■第3章 困難に直面したらどうする? 21 待っているだけではダメ。能動的に自分からアクションを起こす 22 「仲間がいるから頑張れる」は、マンガだけの話じゃない 23 できるかできないかじゃない、やるかやらないか 24 根拠はないより、あったほうがいい 25 プレッシャーは成功への吉兆 26 人も社会も急には変わらない。だから僕は小さな積み重ねで変えていく 27 「怖さ」は、慣れで簡単に克服できる 28 「自分の求めるもの」と「他人の求めるもの」は違う 29 トータルで「勝ち」なら、目の前の「負け」も気にならない 30 モチベーションはそんなに高くなくてもいい ■第4章 誰もが幸せな社会であるために 31 世界は広い。そして、地球にはすごい人がたくさんいる 32 みんなそれぞれ、自分の軸を、アイデンティティを持っている 33 共生社会とは、それぞれの違いを知り、その違いを楽しむこと 34 受け入れなくてもいい、まずはただ「知る」だけでいい 35 知らないことが多すぎる。だから楽しい。だからやってみる 36 異世界に飛び込むことで、その道のプロへの敬意も高まる 37 「感動ポルノ」が役立つならば、僕はそれでも構わない 38 特定の人からべらぼうに愛されるより、万人にそこそこ愛されたい 39 憧れの人はたくさんいるけれど、それでもやっぱり、僕は僕だ 40 隣の芝生は青くない ■第5章 人生はいろいろあるから面白い 41 面白いからやる、不必要だからやらない 42 オリンピックには才能と努力が必要、パラリンピックには運と努力が必要 43 覚悟を決めるときは、勇気を出すとき 44 ときには「どうかしている状況」も大切 45 辛いこと、大変なことも、いつか糧になるから大丈夫 46 壊す、迂回する、乗り越えるで、目の前の壁を超えていく 47 続けている限りは、叶わない夢なんてない 48 人生に苦労しすぎると、ひねくれた性格になる!? 49 「やったことがある」が増えると人生は楽しくなる 50 好きな言葉は「戦略的撤退」 おわりに――僕が本当に伝えたかったこと
  • 記憶する技術
    3.6
    記憶力は、一生、鍛えることができる。司法試験界の「カリスマ塾長」として知られる、「伊藤塾」塾長の伊藤真氏は、こう断言する。日本で最難関の試験といわれる司法試験に合格するためには、膨大な量の事柄を覚え、それを使いこなすことができなければならない。60歳を過ぎてから勉強を始めて、合格する人もいる。その人たちは特別なのかといえば、そんなことはない。「記憶する技術」をもっているかどうかである。それはたとえば、記憶を効果的に定着させたり呼び覚ましたりするためのコツや、記憶する対象に関心をもつといった意識のことである。本書では、これまで多くの塾生を指導してきた中で培われた、また著者自身が実践してきた、「記憶」を自由自在にコントロールする方法を伝授する。 【目次より】 ・60歳を過ぎても司法試験に合格できる理由 ・記憶量の増え方は「足し算」ではなく「かけ算」 ・毎年300人、15年分の塾生の顔を覚えられるわけ ・復習のゴールデンタイムは「1時間以内」と「寝る前の5分」 ・なぜ、色鉛筆を使ったほうが覚えやすいのか? ・B6カードを使う「論点ブロック法」という記憶法 ・受かる人のカンニングペーパー、落ちる人のカンニングペーパー ・全盲の受験生が教えてくれた「耳の記憶力」の鍛え方 ・「一日をふり返る訓練」をしよう ・マイナスの記憶をプラスに変換する方法
  • キス・イン・ザ・ダーク
    4.3
    1~2巻660~770円 (税込)
    全盲の青年・輝が両親の墓参りの帰りに駅改札で困っていると、三崎という男性に声をかけられた。三崎はチャージ額が足りないようだと言って、輝のICカードに大金をチャージしてしまう。返金したいと言うと、「月々の返済の度に一緒に食事がしたい」と誘われ――。 「そういうのは子供を作るためにするんですよね?」「……いろんなことを知っていこう。大丈夫、教えるよ」 性に無知な輝と三崎の穏やかな恋愛模様。 ◆同人版・商業版書き下ろし収録!
  • こころと身体の心理学
    4.2
    SNSやバーチャルリアリティが普及し,身体の捉え方は多用化している.一方でリアルな痛みは自分の存在を実感させ,他者の痛みにも気づかせてくれる.金縛り,絶対音感,文字に色や形に味を感じる共感覚,全盲者がつくりあげる空間世界――様々な事例をもとに第一線の科学者が自身の病とも向き合って解説した,今を生きるための身体論.

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  • 心に秘めたオパールは虹色の輝き
    -
    磨くほどに輝く宝石のような心を持った全盲の少女・珠輝。 人と分かり合えない孤独の中で、“未知”に指先で触れて見た世界を描き出した、自伝的小説。 ジュエリー作家・桐山勇三氏 推薦 「生まれながら一筋の明かりも無い事としっかり向き合い、このような素晴らしい自伝を書き上げた珠輝さんの勇気と行動力に敬意を表します」 昭和二十二年、夏。丸山家に生まれた元気な女の子・珠輝は、両の眼球のない子どもだった。 “人と違うこと”で周囲の人間や親族からも理不尽な扱いを受ける子ども時代は、彼女にとって苦難の日々だった。 しかし、輝きを決して失わない心を持つ珠輝は、いつしかかけがえのない存在に囲まれていき――。 強く、しなやかに生き抜く姿に心揺さぶられる、実話をもとにした物語。

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  • 小学館ジュニア文庫 ルイ・ブライユ 暗闇に光を灯した十五歳の点字発明者
    -
    15歳で点字を発明した天才の生涯。 現在、世界中で広く使われている点字は、今から約190年前にフランスで発明されました。 発明者はなんと当時15歳の全盲の少年。 その名はルイ・ブライユといいます。 彼は5歳の時に全盲となるも、当時としては珍しく盲学校で教育を受けます。在学中に点字を発明し、その後もより使いやすいものにするために改良を続けて、世界中の目の見えない人々に希望の光を与えたのです。 しかし、ルイ・ブライユの発明は当初から周囲に受け入れられたものではなく、正式に彼の点字が認められたのは、彼が亡くなった後のことでした。 現在はフランスの偉人たちが眠るパンテオンに埋葬されるなど、世界中の人からその功績がたたえられているブライユ。 彼の生涯を、わかりやすくお届けします。 ※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
  • スマホ失明
    4.0
    「スマホで失明」って大げさな、と思ったあなたへ 失明=全盲、ではありません 「はじめに」の「ある高校生に起こった悲劇」だけでも読んでください <ある高校生に起こった悲劇> デジタルデバイスの急速な普及による、「スマホ失明」リスク。 その急増の波は、もちろん、日本にも押し寄せています。 わかりやすい例が、若い人、特に10代の間で「急性スマホ内斜視」の患者さんが目立つようになってきたことです。 内斜視とは、左右の眼のどちらか、もしくは両方が内側を向いている状態のこと。 私たちの眼は、近くを見るとき、内側を向く「寄り眼」状態になります。 このとき、長時間近くのものを見続けて、寄り眼状態が固定化すると、固定化した視線の先にしかピントが合わなくなります。 すると、それ以外の場所を見たときに、二重にダブって見えるようになるわけです。 ちなみに急性内斜視は、もともと近視がある人が、長時間、近距離でものを見続けることで、発症しやすい傾向があります。 こうした内斜視の中でも、スマホを長時間見続けることで起こる急性症状のことを、私は特別に「急性スマホ内斜視」と呼んでいるのですが……。 先日も、私が診療している山口県防府市のかわもと眼科に、16歳の男子高校生がやってきました。お母さんに付き添われてきた彼の訴えは、「黒板が見えない」「教科書が見えない」というものでした。 検査結果に目を通すと、裸眼視力は右眼が0・03、左眼は0・04。すでに近視がかなり進んだ状態です。 彼はメガネをかけて片眼ずつで見れば、問題なく見えると言います。しかし両眼で見た瞬間に、見えなくなるんだとか。遠くの景色が見えない、授業中に黒板を見ようとすると見えない。教科書やマンガはもちろん、愛用しているスマホも見えない……。 彼に普段の生活を聞いたところ、毎日、かなり長い時間スマホを見ていることがわかりました。そのため、眼球が内側に寄った状態で固定化してしまい、片眼だけなら対象物にピントを合わせられても、両眼を使ったときにピントが合わなくなっていたのです。 「お子さんの眼は、スマホの使いすぎが原因で、急性内斜視を起こした可能性が高いです。 メガネで矯正が可能か、先ほど試してみましたが、矯正はできない様子です。詳しくはこの病気の専門の先生に聞いてみる必要がありますが、手術が必要かもしれません」 私がそう言うと、男の子とお母さんの様子がたちまち変わりました。 単なる近視だろうと思って受診したのに、まさか手術が必要になるとは思ってもみなかったのでしょう。この段階になって、ようやく二人は、「先生、どうすればいいですか!?」とあせり始めました。 とはいえ、急性内斜視は「急性」というだけあって、一時的に斜視になった状態なので、しばらく近距離でものを見ないようにして生活すると、症状が軽減することも多いのです。 しかし近年は、スマホによる近業(44ページ参照)を長期間続けた結果、内側に寄った眼の状態が固定化してしまい、改善されずに手術となるケースが増えています。 彼の場合も、しばらくスマホをやめても症状は良くならなかったようで、後日、某県の大学病院で手術となりました。 ただ……残念なことに、手術をしても、見え方は完全に元通りにはならなかったそうです。彼には、常にものがダブって見える「複視」の症状が残ってしまいました。 失明には、3つの段階がある ちなみに、私は失明には3つの段階があると考えています。 この分け方は、眼科の一般的な分類に、私独自の分類を持ち込んでいます。ポイントは、「失明」にも段階があり、それぞれの段階で失うものがあるということです。 失明の3段階とは、 ❶「医学的失明」…… まったく見えない状態。 いわば真っ暗闇の中で生活する全盲のイメージです。 ❷「社会的失明」…… 矯正視力(メガネやコンタクトを使用したときの視力)が「0・1」を下回り、社会生活を送る上でさまざまな不都合が生じる状態です。 文字情報を得ることが困難になり、新聞や本などは読めなくなります。 また、街中の交通標識や飲食店の大きな看板さえも判読できない状態となります。 当然、車の運転免許も取得できません。 現代社会において、人の活動が大きく制限されます。 ❸「機能的失明」…… 疾病などで一時的あるいは部分的に見えないことで、社会的に「見えない人」として扱われる状態です。 例えば、病名としては緑内障の他、眼球運動障害、眼瞼けいれんや重症のドライアイがあります。 こうした病気のために、社会的に「見えない人」として扱われることで、さまざまな損失を被ることになります。 先ほどの男子高校生の場合は、盲目になったわけではないので、❶「医学的失明」ではありません。 しかし、複視により細かな文字情報などを得ることは困難で、この先、運転免許も取得できないと思われることから、❷「社会的失明」に該当します。 また、ものがよく見えないことで、学校をやめる、今従事している仕事をやめる、障害者年金の受取を拒否される、などの可能性があります。そうなると ❸「機能的失明」にも該当するでしょう。 人生100年時代という超長寿時代を生きる彼が、わずか16歳の若さでものがダブって見える病気を発症したことは、残り80年の人生の質を、これほどまで大きく下げるのです。 近視の進行からの失明という結末! 医療現場の実態と最新のデータから この危機と対応策を解説 人生100年時代、眼が見えなくなった後の人生をどう生きますか?
  • 世界はさわらないとわからない
    4.0
    新型コロナ禍のいまこそ、我々は世界にさわらなければいけない──。全盲の触文化研究者が問う「さわること」の意義と無限の可能性。
  • 全盲の僕が弁護士になった理由
    3.9
    なぜ彼は、光を失っても絶望せず、軽やかに笑って生きているのか… 全盲弁護士の生き様には、全ての困難を突破するヒントが隠れている! ●困難な目標を達成する突破力とは? ●顔を見ずに人の心を読むテクニックとは? ●苦難をエネルギーに変える思考法とは? 震災、不況、高齢化…。逆風だらけで「できない理由」が身の回りに溢れているいまだから読みたい1冊  全盲弁護士・大胡田誠の半生を描く本書の企画はそこから始まった。12歳で視力を失いながらも弁護士を志し、8年の苦学を経て司法試験に合格。町弁(町医者的弁護士)として深刻な悩みを抱える依頼者を支える一方で、全盲のパートナーと結婚し、子育てにも奮闘する。 どんな逆境にあっても、人生を「楽しむ」ことを諦めない。そんな著者の生き方に迫る。困難と闘うすべての人に贈る、汗と涙の奮闘記。身近で素朴な疑問から弁護士の仕事の裏側まで、ハンディに負けずに明るく生きる秘訣を紹介する。
  • 楽しみながら自然に体が強くなる 高齢者の新しいレクリエーション
    -
    1巻2,420円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 介護施設やデイサービスで利用者を楽しませるレクリエーションは必要不可欠です。 そのレクリエーションは高齢者の体力作りや体と脳の機能回復に役立ち、 簡単かつ安全に行えるものを目指さなくてはなりません。 そこで、本書では、介護予防として 様々なレクリエーションのアイデアを配信しているyoutubeチャンネル 「てつまるチャンネル」の辻徹郎さんを著者にむかえ、 高齢者の心と体に寄り添ったレクリエーションを紹介しています。 体が柔らかくなる可動域アップ体操や 持久力が向上するリズム体操などの体操のほか、 相手に触れないレク、大人数でできるレク、指先でできる指脳トレ、 半身麻痺の人もできるレク、弱視や全盲の人もできるレクなど、 高齢者の体や施設内の環境にあわせたレクリエーションも取り入れています。 その日の参加者のコンディションによって、 体操やトレーニングを組み合わせて選択できるよう バリエーション豊富に掲載しているので、役立つこと間違いなし! 声が出せない人や場所でも盛り上がる応援方法も提案しており、 みんなで楽しめる工夫がたくさん詰まった一冊です。
  • 「超」怖い話 寅
    4.5
    神秘と恐怖に喰らいつく! しばれる冬の実話怪談、「超」怖い話〈干支シリーズ〉2022年は寅。 「祖父ちゃんが、ホワイトタイガーに見えた…」 全身、虎のような横縞の傷をつけた祖父の霊。 大陸から持ち帰った虎の牙と髭。 祈祷師の予言「寅年の女児を授かれば財を得る」との関係は…? 「虎よ虎よ」より 恐怖と好奇心の葛藤。本能がそそられる怪奇実話、全34話収録! ・中部地方の旧家にある曰く付きの六畳間。家の者がそこで寝ると病を得、よその者が寝るとある夢を見る。果たしてその夢とは…「四方八方」 ・東北出身の全盲の祖母が孫に語った秘密。闇の中に見える不吉な黒い朝顔の種が意味するのは…「同じ闇を見ている」 ・釣り先で友人がどこからか拾ってきたキャリーカート。捨てろと言っても聞かず、しだいに言動に異変が…「キャリーカート」 ・山で篠笛の練習をしていると呼応するように聞こえてくる美しい音色。祖父はヌエの声だというが、その正体は…「笛の音」 ほか、仄暗い密林にそっと身を潜め獲物を狙う虎の如く、突然あなたに襲い来る怪34話!
  • 〈できること〉の見つけ方 全盲女子大生が手に入れた大切なもの
    3.8
    視覚障害を理由に将来の可能性を否定され,傷つき悩んだ10代の頃.果たして彼女はどのように壁を乗り越えたのでしょうか.盲学校での生活,受験勉強,キャンパスライフ,フィリピン留学…,様々な経験を通して自らの可能性を広げていく姿をたどりながら,誰もが生きやすい共生社会のありかたを考えます.

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  • 濁った瞳のリリアンヌ 1
    3.7
    楽しみにしていた異世界転生ラノベを徹夜で読み、眠い目をこすりながら車で出勤したはずが、真っ暗闇の中で目覚めた自分。体は思うように動かないし、まわりの言葉も理解できないし、なにより謎の白いもやしか見えない。これはいったい…と思っていたら、なんと異世界の赤ん坊に転生していた!成人男性だった自分の新しい名前はリリアンヌ。そう、今生は女の子。しかも不治の病“濁った瞳”のせいで生涯全盲だという。―が、どうやら自分の目は魔力のみ見えるらしい!?ドヤ顔妖精クティを相棒に文字と魔力のお勉強!「小説家になろう」発、(中身は30男な)愛され幼女のゆるふわライフ。
  • 虹に願いを
    -
    ジョシュア・ディレーニー。いったいこの人は何者なのかしら。リリー・アンは、酒びたりで疎遠にしがちだった亡き父が、秘密裏にある男性に送金しつづけていたことを知ったばかりだ。どうやら父はゆすられていたらしい。自分の治療費を削ってまで金をつくり、死んでいった。真相をつきとめようと、ディレーニー家に赴いたリリー・アンは、現れた優しげな青年を見て言葉を失う。すらりと背が高く、たぐい稀な美貌を持つジョシュアは――全盲だったのだ。この人が父を脅迫していたなんて、とても信じられない……。
  • 化け物たちの祭礼――呪い代行師 宮奈煌香
    -
    これを人は末代までの呪いと呼ぶ 呪いを払うのではなく、身代わりとなって呪われる『呪い代行師』。彼女のもとに、呪われた依頼人が一人、また一人…… 呪い代行師・宮奈煌香のもとに、猫を使役した呪いの相談が相次ぐ。煌香は全盲の姉・莉唯の勧めで、恋人の探偵の手を借り呪術者を探すのだが、それをきっかけに日常が変わり始める。美しく優しかった姉の変貌、転がり込んできた女の子、暗闇に浮かぶ仮面。これは化け物である私の呪い。だけど私の呪いは誰も代行してくれない。「急がないと、もう死ぬわよ」。〈化け物たちの祭礼〉が幕を開ける。 七原しえ・装画
  • バチカン奇跡調査官 ジェヴォーダンの鐘
    4.0
    フランスののどかな小村・セレ村にある聖マリー教会から、バチカンに奇跡申請が寄せられる。 山の洞穴に祀られた聖母像を礼拝している最中、「鳴ると奇跡が起こる」との言い伝えがある舌(ぜつ)のない鐘が鳴り、青い鳥が福音を告げ、全盲の少女・ファンターヌの目が見えるようになったというのだ。 証拠の映像も残っており、奇跡調査官の平賀とロベルトは、早速現地へと調査に向かう。 この一帯は、かつて「ジェヴォーダンの獣」と呼ばれる怪物が出没したとの伝説が残り、狼男や人を惑わす妖精が跋扈すると噂の森が広がる地だった。さらにファンターヌは3年前、森で大ガラスの魔物に出会ったことで視力を奪われたらしく──!? 2人の活躍がたっぷりと楽しめる! 天才神父コンビの事件簿第14弾!
  • フローレンス・ナイチンゲールの生き方―F.ナイチンゲールの偉業の軌跡を辿った記録
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    新型コロナウイルス感染症が世界中で大流行し、医療現場の最前線で、命がけで日夜奮闘する医療従事者に、感謝の念を新たにした2020年。それは奇しくも、フローレンス・ナイチンゲールの生誕200年の佳節であった。 長年フローレンス・ナイチンゲールを研究する著者は、英国、イタリア、ドイツなど、彼女の足跡が残る地を何度も辿り、フローレンス・ナイチンゲールとの尽きない対話を重ねてきた。 全盲になったフローレンス・ナイチンゲール(81歳)は「眼が見えなくても私にはまだ、聞く耳がある、話す口がある」そう言って、命が燃え尽きるその瞬間まで、世界中の人に「励ましの手紙」を送り続けた。 努力と強い信念で社会に挑戦し続けたフローレンス・ナイチンゲールの看護観、教育観は、誰人の生命も平等で、かけがえのない価値を持っていることを伝える。生命の尊厳を探求し続けたフローレンス・ナイチンゲールの生涯からは、私たちが今後の生き方を考える上で、多くの示唆を得られるであろう。 (※本書は2020/12/1に発売し、2022/4/13に電子化をいたしました)
  • ブラインド探偵(アイ)
    3.5
    研ぎ澄まされた感覚と推理で、全盲の探偵が難事件に挑む!! 事故によって失明したが、まとめサイト「魔と眼」を運営しながら東京北区・赤羽に暮らす元雑誌記者の川田勇。自宅の大家の死亡事故を解明に導き、地元警察に協力をしたことから、全盲の探偵「ブラインドi(アイ)」(=Blind Investigator)と命名された。鋭敏な感覚と推理力、ガイドヘルパーの田辺弘子のサポートを武器に、幽霊団地、ゴーストライター騒動などの謎に立ち向かう。第11回北区内田康夫ミステリー文学賞特別賞(区長賞)受賞作を含む全5話を収録。全盲小説家、鮮烈のデビュー作!
  • ブラインドホール
    完結
    -
    全1巻330円 (税込)
    競技中の事故で全盲になったプロゴルファー・割石耕司(わりいし・こうじ)と、彼の娘だと言い張る15歳のキャディ・高木水絵(たかぎ・みえ)が活躍するゴルフコミック。裏社会の賭けゴルフで雇われていた全盲のプロゴルファー・割石耕司は、娘だと名乗る少女・高木水絵をキャディにした事で、格段の強さを発揮していくようになる。そしてツアー復帰を目指して、賭けゴルフから足を洗う事を考える割石と水絵だったが……!?
  • 変態司祭に狙われた子ども巫女 ~集団洗脳・強制性奉仕・臓器売買~
    -
    助けも呼べない絶海のインチキ宗教島で、巫女見習いに選ばれた少女・リリス。 ある日突然「ご奉仕の日」だと司祭たちに呼び出され、夜更けの集会所へ向かう。 戸惑うリリスに、司祭たちはいつもの穏やかな様子とは一変して迫る――!? 表題作「変態司祭に狙われた子ども巫女 ~集団洗脳・強制性奉仕・臓器売買~」ほか、 「輪姦婚 ~村の因習~」 村一番のブスだと罵られ続けて育った少女・ナミが村一番の美人に一変! 村中が彼女の美貌に目を奪われる中、なぜか母親が血相を変えてナミを怒鳴る…。 この村には、目当ての女を男衆が次々に犯す「嫁盗み」の因習が存在した――! 「魔女の槌」 心優しく美人な村娘・マリィは、領主夫婦に見初められ、館の召使いとして招集される。 しかし館でマリィが目にしたのは、隣村の少女に、衰弱するまで拷問同然の性奉仕を強いる領主夫婦の姿だった……! 「盲妹 ~盲目の少女娼婦~」 盲目の娼婦を扱う娼館の女主人・李の元に、身寄りのない全盲の少女・シンシンが預けられる。 心優しく純粋なシンシンを鞭打ち・飯抜きと虐待同然の“しつけ”で娼婦に仕立て上げ、儲けを狙う李だったが――!? 狡猾な変態に迫られた少女たちの生き地獄を描く、全4作品を収録! ※「輪姦婚 ~村の因習~」は『ダークネスな女たちVol.6』に収録されています。重複購入にご注意ください。
  • 見えないからこそ見えた光~絶望を希望に変える生き方
    完結
    -
    全1巻1,540円 (税込)
    著者は、全盲にしてヨットによる太平洋横断を試みた岩本光弘氏。無力感や絶望感にとらわれたとき、本書を開くと自分の進むべき方向が見えてくる。 16歳にして視力を失った時、著者は死のうと思った。 死のうと思ったほどの絶望をどのように乗り越えてきたのか、その心の在り方が示されている。 現在、著者は全盲であるが故の幾多の困難を乗り越え、日米をまたにかけて講演活動を行うモチベーションスピーカーでもある。 「明るい朝が来ない夜などない」「暗い夜だからこそ美しい星を見られる」と著者は言う。 本書は、幾度も絶望を経験し、そのたびに立ち直ってきた実体験があるからこそ分かった「絶望を希望に変える」生き方の指南書である。
  • 見えなくても、きこえなくても。
    4.0
    「指先をはさんで、手話を伝え合う触手話は、ふたりの日常会話法である。五十二歳の梅木久代さんには、視力、聴力がない。言葉を覚える盛りの、乳児の時に聴力を失ったために、発声もうまくできない。その後、視力が三十二歳から低下しはじめ、四十代の後半で全盲になってしまった。つまり、見る・聞く・話すが不自由なのである。目の見えない彼女には、どんなに上手に健常者の好彦さんが手話をしても見えない。だから手をつないで、手話をする。彼女はつながれた手の動きから、相手の手話の意味を読み取るのだ」(プロローグより)。二歳で聴力を失い、四十代で失明。結婚、子育て、離婚、果ての自殺未遂…。絶望の淵に立たされたひとりの女性の愛と勇気、そして、光と音を持たない妻を支える夫との絆を描くノンフィクション。写真:安部まゆみ、主婦と生活社刊。
  • 見えなくなったら、希望が見えた
    -
    17歳で全盲になった男が、誰よりも成功と称賛と自由を手に入れた。 『弱者が勝つためには「アイデア」で勝負するしかない』 コンプレックス、無能、ネガティブを乗り越えて成功するためのただ1つの方法。
  • 目の見えない白鳥さんとアートを見にいく
    4.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全盲の白鳥建二さんは、年に何十回も美術館に通う。「白鳥さんと作品を見るとほんとに楽しいよ!」という友人マイティの一言で、アートを巡る旅が始まった。絵画や仏像、現代美術を前にして会話をしていると、新しい世界の扉がどんどん開き、それまで見えていなかったことが見えてきた。アートの意味、生きること、障害を持つこと、一緒に笑うこと。白鳥さんとアートを旅して、見えてきたことの物語。
  • 目の見えない私が「真っ白な世界」で見つけたこと 全盲の世界を超ポジティブに生きる
    4.0
    音声入力で1冊書き上げました! Twitter「浅井純子(じゅんじゅん)全盲の世界を超ポジティブに生きる人」で話題、浅井純子さんの初エッセイ! みんなに知ってほしい、視覚障害者の本音と盲導犬のこと―― パピーウォーカーとしても知られる、俳優・椎名桔平さん推薦! <目次> 第1部 はじめまして。ポジティブ全盲ウーマン、浅井純子です 「私は病気なの?」/初めてのオペ/感謝の気持ち/心の中の神様/新しい主治医との出会い/拒絶反応/鍼灸やあん摩の国家資格を取りたい/的中した私の予想/ヘルスキーパーとしての会社員生活/デザイナーさんの言葉/真っ白な世界/私が活動的になれた理由/新たな始まり 第2部 「全盲の世界」が教えてくれたこと ・性別、国籍、年齢、すべてがボーダレス ・「執着心」が「不安」を生み出す ・安全をつくる「つぶやき」の力 ・全盲が生み出した「五感」の変化 ・盲導犬ヴィヴィッドと私のコミュニケーション法 ・見えていた頃の習慣はいまも健在 ・父が教えてくれた「壁」という安心感 ・全盲の私は片づけ名人、そしてミニマリスト ・生活を一変させたiPhoneの登場 ・見えないからこそ「継続」できる ・私は見守られて生きている ・やるっきゃない人生を選ぶ ・「全盲」と気づかれない私 ・現実を受け入れるためには「時間」も必要 ・視覚によって生まれる「悲しみ」の感情 ・全盲の世界は真っ暗じゃない ・全盲になると「夢」はどう見えるのか? ・「白杖」=「全盲」ではない ・「朝・昼・夜」はヴィヴィッドが教えてくれる ・私が人の助けを断らない理由 ・目が見えなくなって分かったエスカレーターの危険性 ・「あっち」「こっち」は「どっち」? ・成功の秘訣は「ゴール」の「妄想」 他
  • もう会えないとわかっていたなら
    -
    この本で紹介した23の物語は、家族とのお別れやつらい別れを乗りこえたエピソードです。 あなたも突然、大切な人との別れがやってくるかもしれません。5分で読める感動実話集 もしも明日、あなたの大切な人が死んでしまうとしたら? 考えたくないことかもしれませんが、少しの時間、想像してみてください。 明日は極端としても、大切な人との別れの日は、残念ながら必ずやってきます。 この本は、人生の最後にかかわる仕事をする有志でつくりました。私たちは毎日、大切な人を亡くしたご遺族と接しています。そしていつの間にか、ご遺族は次の二つに分けられることに気づきました。 「悲しみを前になかなか前に進めないご遺族」 「笑顔を取り戻し前に進まれるご遺族」 このように分かれるのはなぜだろう?と疑問に思ったのが、私たちがこの本をつくろうとしたきっかけです。 私たちはどんなご遺族にも、笑顔を取り戻して前に進んでほしいと願っているからです。 そこで、私たちが関わった数々のご遺族や相談者のエピソードの中から、どんな人たちが笑顔になっているのか、そのエピソードを紹介することで、ご遺族が笑顔を取り戻す手助けになるのではないか、と考えたのです。 この本には── 父親が家族に秘密で残してくれた預金通帳から家族を思う気持ちに気づいたエピソード 亡くなったご主人のお母さまと交流を図ろうとした全盲の未亡人のエピソード 家族を失った花屋のご主人に寄り添う町の人々の温かい気持ちが伝わるエピソード ──など、残された人たちが笑顔を取り戻した23篇の実話を紹介しました。 この中には遺言書を書かれたご本人や大切な方を亡くされたご遺族に語っていただいたエピソードもあります。 大切な人を失うことは、とても悲しく辛いことですが、残された人たちが笑顔になれる明日をつくるために、この本が少しでもお役に立てることを私たちは願っています。
  • ヤマケイ文庫 雪炎 富士山最後の強力伝
    -
    斜面はアイスバーンと化し、人を軽々と吹き飛ばすほどの烈風吹き荒れる冬の富士山。 その頂にある富士山頂測候所で生活する人々のために、30キロの荷物を背負い、21年間、400回以上、厳寒の富士を登り続けた富士山最後の強力、並木宗二郎。 長女が全盲になるという難病と夫婦一緒に闘い、それに疲れ果てた妻が入院、そして自殺……。 幼い三人の子供を男手一つで育てながら、危険と隣り合わせの厳冬の富士山で闘い続けた並木宗二郎の生涯を、ノンフィクション作家・井ノ部康之が描く。 ■内容 第一章 さらば富士よ 第二章 富士の見えない町 第三章 はじめての富士登山 第四章 九合目の恋 第五章 長女の発病 第六章 山麓の墓標 第七章 フジアザミの飛翔 第八章 妻は山頂に至らず 第九章 子供たちとの絆 第十章 霧の中の遭難者 第一一章 五百メートルの滑落 第一二章 わが骨は富士に埋めるな
  • 闇の中の翼たち ブラインドサッカー日本代表の苦闘
    3.8
    盲人がサッカーだなんて、どうやるんだ!? 全盲ゆえに、つねに大きな危険を伴うドリブル、第六感も駆使して放つシュート、そして奇跡のゴール。「キャプテン翼」に純粋にあこがれた「光なき者」たちのドラマとは? 2014年秋に東京で世界選手権が開催されるブラインドサッカー、情熱と感動のノンフィクション。
  • 闇を泳ぐ 全盲スイマー、自分を超えて世界に挑む。
    完結
    4.3
    全1巻1,650円 (税込)
    2021年東京パラリンピックでの金メダル大本命、パラ水泳選手の木村敬一(東京ガス)が半生を振り返った初の自伝。 6歳から寮生活、12歳で上京、27歳で単身渡米――。物心つく前に全盲となった木村は、母の機転で習い始めた水泳を武器に、自らの人生を切り開いてきた。温かく見守る両親に、盲学校で出会った個性豊かな友人たち。世界の舞台で共に戦うライバルや仲間、そして恩師。前例のないアメリカ行きをバックアップしてくれた所属企業。水泳の実力はさることながら、天真爛漫で誰からも愛されるその人柄もまた、木村にとって大きな武器となった。そんな木村は、いかにしてパラ水泳界屈指のトップスイマーとなったのか。 競技者だけでなく、障害をもつ子やその家族、そして自分の置かれた環境に悩む全ての人へ。木村が歩んだこの半生の記録は、自分らしく生きていくことのすばらしさに気づかせてくれるだろう。
  • 指先で紡ぐ愛 グチもケンカもトキメキも
    4.3
    夫の名は福島智、東大助教授。TIME誌「2003年アジアのヒーロー」日本の5人に松井秀喜、坂本龍一、オノ・ヨーコ、朝青龍とともに選ばれた。●私が出会ったときには、夫は全盲ろうだった。出会って10年経っても、夫は自分の妻の顔も声も知らない。●「福島さんに障害がなかったら、結婚してた?」この質問は、友達からの質問ベスト5に入る。ちなみに1位は、「福島さんのどこが好きで結婚したの?」である。
  • 夢を見る力 自分を愛して、自分を信じて
    3.0
    全盲のチャレンジャー、立木早絵さん。彼女のスーパーポジティブな考え方はどのようにして育まれたのか? チャレンジ精神とあふれる好奇心、そして家族の愛。爽やかな感動と勇気をもらえる1冊です。
  • 揺り動かす天地 第七巻 「視覚障害」者の微笑
    -
    見えないということ。全盲者として生まれる、ということ。弱視であったが、中途失明してしまうということ。 それが何を意味するか。おそらくほんとうは、だれでも想像できるはずです。しかし、想像はしても、盲人の人への配慮をするものは、それほど多くはありません。昨今の様な福祉社会になっても、目の不自由な人の心とか魂の慟哭は、想像を絶するものです。それでも、全盲者として生きるひとのように、明るく、ひとりだけの戦いをして、自分の魂を成長させているひとは少ないはずです。なぜ彼らは、そのように前向きに生きられるのか。これから、視覚障害者の魂の声を紹介します。参考にしてみてください。

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