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なぜ彼は、光を失っても絶望せず、軽やかに笑って生きているのか…
全盲弁護士の生き様には、全ての困難を突破するヒントが隠れている!
●困難な目標を達成する突破力とは?
●顔を見ずに人の心を読むテクニックとは?
●苦難をエネルギーに変える思考法とは?
震災、不況、高齢化…。逆風だらけで「できない理由」が身の回りに溢れているいまだから読みたい1冊
全盲弁護士・大胡田誠の半生を描く本書の企画はそこから始まった。12歳で視力を失いながらも弁護士を志し、8年の苦学を経て司法試験に合格。町弁(町医者的弁護士)として深刻な悩みを抱える依頼者を支える一方で、全盲のパートナーと結婚し、子育てにも奮闘する。 どんな逆境にあっても、人生を「楽しむ」ことを諦めない。そんな著者の生き方に迫る。困難と闘うすべての人に贈る、汗と涙の奮闘記。身近で素朴な疑問から弁護士の仕事の裏側まで、ハンディに負けずに明るく生きる秘訣を紹介する。
Posted by ブクログ 2018年06月18日
テレビ番組で大胡田誠さんの特集をみて本書を拝読。
「健常者と同じにように障害者と接して」と度々言われるが、それは無理なことだと私は思う。批判や誤解はあるかもしれないが。健常者と同じように接するということは我々が健常者にするのと同じように性格を批判したり欠点を揶揄したりしないといけない。「弱者を労わ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月10日
会社の上長に薦められて読んだ一冊。
全盲というハンデを持ちながら、弁護士という最難関の資格・職業を目指した方の、想像もつかない努力や背景に興味を惹かれて読みました。
努力の仕方やノウハウを記したものではなく、
著者やその周りの方々との今までの経緯を綴った一冊でした。
【内容の抜粋】
・...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月17日
読む前から想像はついていたけど、溢れる涙は抑えられなかった。
拘置所で「所持金が底をついて、世話になった知人に出す葉書も買えない」とため息をつく万引きの常習犯の言葉を聞いた帰り際、財布にあったなけなしの2千円を係官に託す著者。
被告人が派遣切りを恨んで無言電話を続けた相手の男性社員に代わりに謝罪...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月04日
全盲の弁護士 大胡田誠さんのドキュメント
「見える」人でも難しい資格に挑戦し、結果を出したこと。
そしてその後も弁護士として健常者と同様に
「普通に」勤務されていること、どちらにも驚きがあった。
見えない人を考えて試験問題を作るわけでは無い事
多くのボランティアが翻訳すること、
誰かに協力しても...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月16日
目が見えないからこそ、人の心が分かる。
目は口ほどにものを言うとは言うけど、口も心を語る、と。
何だかよく分かる。
そして「心と心は鏡」もよく分かる。
自分が苦手だな、と思う相手は、相手も何かこちらを苦手と思っているはず。
自分がもし全盲になってしまう子供を産んだとして、こんな風に育てられ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月24日
日本で三人目の全盲の弁護士の著者。
弁護士の仕事、小さい頃の話、司法試験合格までの道のり、そして最後の章では全盲のパートナーと子供さんの話が書かれていました。
著者は夫の高校時代のクラスメイトなので、私はお会いしたことないけど、すごく親近感を持って読みました。
作中に、ものすごく大変なことを自分...続きを読む
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