仏教とは作品一覧

  • 仏教原論 ブッディスト・セオロジー 完全版
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    名講義「ブッディスト・セオロジー」を全面改稿、 仏教とは何か、いま仏教に何ができるかを問う完全版!  第1章 宗教の構造 ── 聖なるものと俗なるもの  第2章 世界について ── マンダラ  第3章 ブッダについて ── 如来の誕生  第4章 空について ── 言葉のよみがえり  第5章 実践について ── 「否定の手」 「あと一世紀も経てば、地球が食い尽くされてしまうのではないか。 水や空気、さらに他の資源をも人間たちは消費し尽くしてしまうように思える。(…) わたし自身は、今日の人類の行為にかんしてもっとも必要なことは 自分たちの有している欲望を抑制することだと思っている。 そのような抑制に際しては仏教が培ってきた思想が 重要なヒントを与えるであろうと考えるのだ。」      (第5章より) 宗教の人類史的意義を問い、 「空」の思想を更新する──。思考の集大成!
  • 日本仏教再入門
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    昨今、仏教研究は進展を見せ、従来の常識は大きく書き換えられつつある。 「日本仏教」とは何かから説き起こし、古代から中世の仏教の思想と歴史の流れを、聖徳太子・空海・法然・親鸞・道元・日蓮などをキーに解き明かしていきます。 そして、明治維新以降、西洋の文明に触れて大きな変貌を遂げた日本仏教が、日本の近代社会の中で果たしてきた役割を改めて問い直します。廃仏毀釈に始まり、日清・日露戦争を経て、大正デモクラシー、日中戦争から第二次世界対戦を経験する中で、仏教は重要な位置を占めています。戦後復興、そして大震災などに対して、実践としての仏教があらためて登場しつつある現状の意味を問うていきます。 また、日本仏教の深層にある思想的、歴史的な背景を読み解いていきます。葬式仏教にどのような意味があり、どのような思想を背景にしているのか。日本仏教のおおきな特色となっている「大乗仏教」の起源を探ります。また神と仏の関係を、中世の神仏習合に遡って、読み解き、仏教が日本の思想や哲学に与えた影響を検証していきます。 本書を読めば、日本仏教の思想と歴史の概観と肝要なポイントがすべてわかる、格好の入門書です。 *本書は、『日本仏教を捉え直す』(放送大学教育振興会)を底本に、大幅な加筆(第二章 1最澄の生涯と思想)と改稿をし、改題しました。 【目次】 はじめに 「日本仏教」という問題 第一章 仏教の展開と日本 序説 第二章 仏教伝来と聖徳太子 日本仏教の思想1 第三章 空海と最澄 日本仏教の思想2(頼住光子) 第四章 法然・親鸞と浄土信仰 日本仏教の思想3 第五章 道元と禅思想 日本仏教の思想4 第六章 日蓮と法華思想 日本仏教の思想5 第七章 廃仏毀釈からの出発 近代の仏教1 第八章 近代仏教の形成 近代の仏教2 第九章 グローバル化する仏教 近代の仏教3 第十章 社会活動する仏教 近代の仏教4 第十一章 日本仏教と戒律 日本仏教の深層1 第十二章 葬式仏教 日本仏教の深層2 第十三章 神仏の関係 日本仏教の深層3 第十四章 見えざる世界 日本仏教の深層4 第十五章 日本仏教の可能性 まとめ 学術文庫版あとがき
  • 新版 禅とは何か
    3.7
    宗教とは何か。仏教とは何か。そして禅とは何か。自身の経験を通して読者を禅に向き合わせながら、この究極の問いを解きほぐす名著。初心者、修行者を問わず、人々を本格的な禅の世界へと誘う最良の入門書。解説・末木文美士 第一回 宗教経験としての禅  第一講 宗教経験とは何か  第二講 何を仏教生活というか  第三講 仏教の基本的諸概念  第四講 証三菩提を目的とする禅  第五講 心理学から見た禅 第二回 仏教における禅の位置  第一講 宗教経験の諸要素  第二講 宗教経験の諸型  第三講 宗教としての仏教  第四講 楞伽経大意  第五講 神秘主義としての禅 解説(旧版) 古田紹欽 解説 末木文美士
  • 「生きる力」としての仏教
    3.8
    仏教とは、人が亡くなるたびにお布施を集め、墓地や駐車場を経営する宗教のことではない。世間の常識に縛られる凡夫を解放し、生きる喜びを与えてくれる宗教なのだ。今こそ、仏教の原点に立ち戻るべきでは──。本書では、元禅僧にして比較宗教学者と、“癒し”の文化人類学者が、日本仏教の再生について熱く討論。「<悟り>と<狂い>は紙一重」(町田)、「仏教は人生をリセットする教え」(上田)、「陰徳を積むという価値観を見直そう」(町田)、「“痴”と“智”の絡まりあいに救いがある」(上田)など、宗教の本質を見抜いた独自の見解をぶつけ合う。さらに、オウム事件から十年が過ぎ、日本社会と仏教のあり方を考える。それは単なる教義としてではなく、実践する仏教のあり方である。そのために、お寺を中心としたボランティアの取り組みや、家庭に仏壇を取り戻す方法なども提案。果たして日本仏教に未来はあるのか。現代人の魂に火をつける刺激的対論である。

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  • 運命を好転させる隠された教え チベット仏教入門
    -
    ダライ・ラマ14世の座右「入菩薩行論」を読む! 悪行は浄化できる――親切心こそ幸せの近道 全ては因果応報です。 善業を積むことなく、いくら祈願だけしても幸せにはなれません。 そして善業を積む対象は無限に存在する他者なのです。 ――チベット仏教の教えをもとに、仏教とは何か、その実践方法まで解説する。 【もくじ】 はじめに ◆生きるとは、仏教とは、何か ◆心をアップデートして仏に近づく ◆大乗仏教の道しるべ『入菩薩行論』 第一章 悪業を浄化する ◆受けなければいけない苦しみを回避する ◆何度生まれ変わっても帰依する ◆悪業を直ぐに解消しておかねばならない理由 ほか 第二章 菩提心とは何か ◆善は弱く、悪はとても強い ◆人生とは苦しみの連続「三苦」である ◆日本人は仏教を学ぶために必要な条件を満たしている ほか 第三章 忍辱 怒りの感情に急ブレーキをかける工夫 ◆人は見えているようには存在していない ◆実生活でも怒りはマイナスが大きい ◆まず、不愉快にならないこと ほか 第四章 精進 善きことを積極的に行う理由 ◆善いことは途中でやめてはいけない ◆人として生まれたからには前進する ◆大いに喜ぶことで、幸せになれる ほか 第五章 禅定 幸せになるための隠された教え ◆なぜ多くの本山は人里離れた場所にあるのか ◆他者に批判されても落ち込まない ◆欲望による苦しみは来世まで続く ほか
  • 隠された歴史 そもそも仏教とは何ものか?
    3.7
    1巻1,600円 (税込)
    政治経済から思想まで、縦横無尽に独自の論陣を張る著者・副島隆彦による、衝撃の仏教論である。538年に日本に伝来したという「大乗仏教」とは、いったい何者なのかを、細かな事実と大胆な仮説を積み上げながら、次第に、読者の目を開くように、説き明かしてゆく。ブッダが説いた、仏教の始めの姿から、読者がアッと驚く現代の姿までを、手を変え品を変えながら、追究してゆく。日本人は、538年から今までの約1500年間、一体何を信じさせられてきたのか? なぜ、仏教は、現代において、「葬式仏教」などと呼ばれるように思想として落ちぶれざるを得なかったのか? 今後、仏教に人間が救済されることははたしてあるのか? さまざまな疑問を突きつけ、手品を解くようにそれに答を与えてゆく本書は、まさに現代人必読の一冊である。

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  • 完全版 仏教「超」入門
    4.3
    188万部『超訳ニーチェの言葉』の著者の出世作 ベストセラー全面改訂復刊! ! 入門書を超えた入門書。 ブッダの説いた真理が今度こそわかる。 家には仏壇があり、お墓はお寺にあり、お盆やお彼岸にはお墓参りに行き、 葬式ではお坊さんにお経をあげてもらう…… こういった習慣は本来の仏教とは無関係だし、 「よいことをすれば極楽、悪いことをすると地獄へ行く」 「仏様がいつも見守ってくれる」 といった考え方も本来の仏教の教えにはなく、キリスト教の影響を受けたものだったりする。 日本人の多くが持っている仏教のイメージを覆し、 ブッダが説いた純粋な仏教を明快に解説、 「入門書を超えた入門書」としてベストセラーとなった名著に大幅加筆、完全版として復刊! ※本書は2004年6月にすばる舎から刊行され、2007年6月に加筆・修正されてPHP文庫として刊行されたものに大幅に加筆・修正し「完全版」とした。
  • 教養としての仏教入門 身近な17キーワードから学ぶ
    4.0
    日本人にとって「縁起」「因果」「他力本願」「輪廻」「煩悩」という身近な言葉は、みな仏教の言葉だ。多くの家には仏壇があり、お盆になると帰省してご先祖様の墓参りをし、人が死ぬと仏式で葬式をあげる習慣がある。日本人は仏教でできているのだ。しかし、私たちの多くは毎日お寺に行ったり念仏を唱えたりはしない。では、仏教とは何か――。宗教を平易に説くことで定評のある著者が、日本人なら耳にしたことのあるキーワードを軸に仏教を分かりやすく解説。仏教の歴史、宗派の違い、一神教との比較など、基礎知識を網羅できる一冊。
  • 空海に秘められた古寺の謎 弘法大師と辿る高野山と真言宗
    -
    1巻1,430円 (税込)
    ■令和5年、弘法大師空海生誕1250年、真言宗開宗1200年! 故郷の讃岐、高野山とともにゆかりの古寺・霊場から足跡を辿る。 774年に香川県の豪族の家に生まれた空海は、804年に遣唐使の一人として唐に渡るが、この頃はまだ無名の一僧侶でしかなかった。 同時代の最澄が1年を使い様々な仏教の勉強をしたのに対し、空海は2年ほどの歳月を使い唐で密教を集中して学び、それを日本へ持ち帰り、発展させ、真言密教を完成させたことで知られる。本書は、周年を迎えることで注目高まる空海の人生を、足跡としての古寺を通して見ていくものである。故郷の讃岐や高野山にとどまらず、留学先の中国、そして伝説として伝わる全国のゆかりの古寺・霊場にもふれる。 ※令和3年12月刊『最澄に秘められた古寺の謎』の姉妹版 [目次] 第1章 空海の生涯 I 第2章 空海の生涯 II 第3章 高野山を歩く 第4章 空海ゆかりの古寺 【編者略歴】 山折哲雄(やまおり・てつお) 宗教学者・評論家。1931年、米国サンフランシスコ生まれ。東北大学印度哲学科卒業。国立歴史民俗博物館教授、国際日本文化研究センター所長を歴任。現在は国際日本文化研究センター、国立歴史民俗博物館、総合研究大学院大学の各名誉教授。『世界宗教大事典』(平凡社)、『仏教とは何か』(中公新書)、『「ひとり」の哲学』(新潮選書)、『わたしが死について語るなら』(ポプラ新書)など著書多数。 〈本文執筆〉 古川順弘(ふるかわ・のぶひろ) 1970年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。宗教・歴史分野を扱う文筆家・編集者。『人物でわかる日本書紀』(山川出版社)、『古代神宝の謎』(二見書房)、『仏像破壊の日本史』『古代豪族の興亡に秘められたヤマト王権の謎』(以上、宝島社)ほか著書多数。 【写真提供・撮影協力】 京都大学附属図書館、金剛三昧院、金剛峯寺、写真AC、国立国会図書館、国立文化財機構所蔵品統合検索システム、古川順弘、Adobe Stock ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『空海に秘められた古寺の謎―弘法大師と辿る高野山と真言宗』(2022年7月15日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
  • 最澄に秘められた古寺の謎 伝教大師と辿る比叡山と天台宗
    -
    ■「古社寺の謎」シリーズ第4弾!  伝教大師最澄没後1200年、その足跡をたどる―― 没後1200年を迎えることから、最澄の足跡と最澄が開いた天台宗に注目が集まっている。本書では最澄の生涯をたどり、あわせて比叡山や最澄ゆかりの古寺社を紹介。さらには後継となった天台の高僧たちの系譜をもたどることで、日本仏教の母胎となった最澄と天台仏教の魅力を再発見する。 [目次] 第1章 最澄の生涯 I-生誕から入唐まで 第2章 最澄の生涯 II-開宗から遷化まで 第3章 比叡山延暦寺をめぐる 第4章 最澄ゆかりの古寺 <編者略歴> 山折哲雄(やまおり・てつお) 宗教学者・評論家。1931 年、米国サンフランシスコ生まれ。東北大印度哲学科卒業。国立歴史民俗博物館教授、国際日本文化研究センター所長を歴任。現在は国際日本文化研究センター、国立歴史民俗博物館、総合研究大学院大学の各名誉教授。『世界宗教大事典』(平凡社)、『仏教とは何か』(中公新書)、『「ひとり」の哲学』(新潮選書)、『わたしが死について語るなら』(ポプラ新書)など著書多数。 <本文執筆> 古川順弘(ふるかわ・のぶひろ) 1970 年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。宗教・歴史分野を扱う文筆家・編集者。『人物でわかる日本書紀』(山川出版社)、『古代神宝の謎』(二見書房)、『仏像破壊の日本史』『古代豪族の興亡に秘められたヤマト王権の謎』(以上、宝島社)ほか著書多数。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『最澄に秘められた古寺の謎 伝教大師と辿る比叡山と天台宗』(2021年12月17日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
  • 齋藤孝の仏教入門
    4.0
    仏教とは最強のメンタルマネジメント術である! ●ふだん時間に追われている人こそ、仏教の考え方やメンタルコントロールの手法が役に立ちます。 ●数多くの仏教文献をもとに、「無常」「縁」「慈悲」「中道」などの基本的な考え方を紹介しながら、 「心の苦しみから逃れるには」「感情に飲み込まれないためには」など、 ビジネスパーソンの大きな関心事である「心のマネジメント」を深く堀り下げます。 ●本書は2014年9月に当社より刊行した『仏教 心を軽くする智慧』を改題、文庫化したものです。
  • 親鸞に秘められた古寺・生涯の謎 宗祖聖人と辿る旧跡と浄土真宗
    -
    1巻1,430円 (税込)
    ■令和5年は親鸞生誕850年、浄土真宗開宗800年。その足跡からたどる古寺・伝説の謎―― 法界寺、延暦寺、頂法寺、五智国分寺、専修寺……六角堂夢告、吉水入室、承元の法難を経て鎌倉仏教の新境地を開いた「非僧非俗」の生涯を、ゆかりの古寺20から探訪する。   [目次] 第1章 親鸞の生涯Ⅰ 生誕から六角堂夢告まで 第2章 親鸞の生涯Ⅱ 結婚と流罪の謎 第3章 親鸞の生涯Ⅲ 東国布教・京都帰還、そして往生へ 第4章 親鸞ゆかりの古寺 〈編者略歴〉 山折哲雄(やまおり・てつお) 宗教学者・評論家。1931年、米国サンフランシスコ生まれ。東北大学印度哲学科卒業。国立歴史民俗博物館教授、国際日本文化研究センター所長を歴任。現在は国際日本文化研究センター、国立歴史民俗博物館+P6、総合研究大学院大学の各名誉教授。『世界宗教大事典』(平凡社)、『仏教とは何か』(中公新書)、『「ひとり」の哲学』(新潮選書)、『わたしが死について語るなら』(ポプラ新書)など著書多数。 〈本文執筆〉 古川順弘(ふるかわ・のぶひろ) 1970年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。宗教・歴史分野を扱う文筆家・編集者。『人物でわかる日本書紀』(山川出版社)、『古代神宝の謎』(二見書房)、『仏像破壊の日本史』『古代豪族の興亡に秘められたヤマト王権の謎』(以上、宝島社)ほか著書多数。 【写真提供・撮影協力】 赤野井西別院、国立国会図書館、国立文化財機構所蔵品統合検索システム、写真AC、浄土真宗本願寺派(西本願寺)、真宗大谷派(東本願寺)、西岸寺、比叡山延暦寺、古川順弘、本願寺史料研究所、和歌山県立博物館、和歌山市立博物館、Adobe Stock ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『親鸞に秘められた古寺・生涯の謎 宗祖聖人と辿る旧跡と浄土真宗』(2023年2月17日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
  • 13歳からの仏教 一番わかりやすい浄土真宗入門
    4.0
    お釈迦さまの生い立ちや親鸞聖人の生き方を、カラーイラストとともに、わかりやすく紹介。仏教とは何か、お釈迦さまの教えとは何か?13歳から大人まで、すべての悩める日本人にとって役立つヒントが詰まった一冊。
  • そっと後押し きょうの説法
    3.0
    テレビ朝日系「やじうまテレビ!」の人気コーナー、待望の書籍化! 勇気と希望がわいてくる、お坊さんたちの「生きるヒント」 テレビ朝日系「やじうまテレビ!」で放送中の『そっと後押しきょうの説法』。その人気コーナーが待望の書籍になりました。仏教とは、人がより良く生きるための教えです。人はたった一人では生きていくことは難しく、日々様々な人や出来事と関わっていきます。話す言葉、人の気持ち、悩みなど人生を歩んでいく上で生まれるあらゆる疑問や問題に対して、宗派を超えた10人の僧侶が「そっと後押し」します。「きょうも1日がんばろう」と思えるようなあたたかい言葉は、私たちを前向きに、または、心穏やかにさせてくれるでしょう。今回は、2011年4月から9月までの放送分を収録。
  • ただ念仏せよ―絶望を超える道―
    -
    親鸞聖人があきらかにされた教えにふれる同朋選書シリーズ45 あらゆる人、そして自分自身と一つに出会いたいと願いながらも、自分中心の「自力の心」に覆われ、孤独や劣等感に沈んでしまう私たち。著者の師である信國淳氏との出遇いや、著者自身の体験をとおして、特に孤独や劣等感という課題を中心に、自分が自分として本当に生きるとはどういうことかを明らかにします。 【目次】 第一章 本当の豊かさ―生活の不安に学ぶ     親鸞聖人の問い/人間の苦しみとは/名号が語る生き方/私たちのすがた/五つの畏れ/お金の持つ性質/豊かさとは何か/貪欲の心/人間の深い欲求/お金によっても解けない問題/二つの生き方 第二章 苦の構造     「一」の獲得/光の世界/倶会一処/自分の思いと現実/問題の根っこにある自分の心 第三章 絶望を超える道     仏法と関わる姿勢/仏教とは何か/国王に成るという生き方/自分の心を中心にしたすがた/一つに出会いたい/自力の心/生死出ずべき道/自分が自分と一つになる/本願は一如の祈り
  • 悩みが消えてなくなる仏教の教え
    5.0
    仏教とは自らの「悩みの解決法」です。だから当然、生きている人のためのものであって、死者の供養のためのものではありません。日本で仏教と思われている風習は形骸化しています。ちゃんとした仏教というものに、やさしく深く触れられるのが本書です。人生を“よい”加減に、少し遠くから達観する視点が身につき、生きるのがラクになります。
  • 日本の近代仏教 思想と歴史
    -
    「近代仏教」とはなにか? 「伝統(あるいは古典)仏教」とはなにか? 十九世紀以来の欧米やアジア各地の仏教をみると、共通する同時代的な特徴がある。仏教は近代になって、グローバル化したのである。その中で、日本の仏教も大きな変化を被った。 浄土系の思想を、清沢満之の思想を見直し、その弟子である曽我量深の初期思想の持つ可能性を検討した。また、近代日本の親鸞理解に大きな影響を与えた倉田百三の親鸞理解の特性を検証し、後年の倉田のファシズムへの傾倒の必然性を示した。 日蓮系の思想にもっとも影響力の強かった田中智学を検討し、一見国家主義的と見られるその国体論が、じつは仏教と国家の間の矛盾に揺れていたことを解明する。 また、戦後の創価学会の価値観を思想的に明確にしようとした松戸行雄の凡夫本仏論について検討し、世俗化の進む現代社会の中での仏教思想のあり方を考察した。 近代における禅思想を代表する鈴木大拙は、その評価が全面賛美か全面批判かの両極に分かれている。一批判すべきところと評価すべき点に検討を加えた。キーワードは、「日本的」と「中国的」との対比である。 そして、近代の仏教研究の問題点を、二点に絞って検討する。日本史学者として著名な家永三郎の日本仏教の扱い方を、批判的に検討してみた。また、日本では大乗仏教が優れているということが常識のように考えられているが、そこに問題がないかということを、宮本正尊という一学者の説の展開を中心に追ってみた。 私たちの仏教のイメージが、明治以降にどのようなプロセスを経てきたのかを解明し、昨今の仏教研究の基礎を知るための一冊でもある。 *本書は、『思想としての近代仏教』(中公選書)を底本にし、「仏教方法論と研究史」「近代における仏教辞典の編纂」「大乗仏教の実践--研究状況をめぐって」を割愛し、改題をした。 【目次より】 序章 伝統と近代 I 浄土思想の近代 第一章 清沢満之研究の今――「近代仏教」を超えられるか? 第二章 宗派の壁は超えられるか 第三章 迷走する親鸞 第四章 愛の求道者――倉田百三 II 日蓮思想の展開 第五章 国家・国体・天皇と日蓮思想――田中智学を中心に 第六章 世俗化と日蓮仏教――松戸行雄の「凡夫本仏論」をめぐって III 鈴木大拙と霊性論 第七章 大拙批判再考 第八章 鈴木大拙における「日本的」と「中国的」――『日本的霊性』を中心に IV 日本仏教と大乗仏教 第九章 家永三郎と戦後仏教史学 第十章 大乗非仏説論から大乗仏教成立論へ――近代日本の大乗仏教言説 終章 今、近代仏教を問う
  • ビジネスシーンを生き抜くための仏教思考
    4.2
    現代人の悩みに必要なのは、「超論理的」仏教思考かもしれない。 Audible(オーディブル) original podcastの人気番組「ゆかいな知性」仏教編がついに書籍化! 株式会社GO 三浦崇宏氏・株式会社コルク代表 佐渡島庸平氏 推薦 私たちが知っているようで知らない仏教のロジカルな思想と知識=仏教思考を、 現代の事象に照らし合わせながら解説。 ◎仏陀(釈迦牟尼)は2500年前から「VUCAの時代」と言っていた ◎Web3.0は曼荼羅に予言されていた? ◎仏教思考での「死」とは、バーチャルリアリティーからのログアウト ◎ポスト資本主義への一つのヒント「唯識」 僧侶は、お盆にお経を読みに来る、葬祭を任せる儀式執行人? 説法って「エモい話、イイ話」? 現代日本の私たちが思う「仏教」とはずいぶん違う、 知っているようで全く知らなかった真の仏教思考、 明日からすぐに役に立つ、生き方の智慧を学べます。 無意識のうちに入っているOS(思考方法)から少し離れて、 2500年の叡智を実装してみませんか? 【目次】 第1部 現代社会の事象を仏教の視点から読み解くと PART1 VUCAの時代 PART2 ポスト資本主義 PART3 メタバース PART4 Web3.0 PART5 多拠点生活(マルチハビテーション) PART6 消費社会とマーケティング PART7 ブルシット・ジョブ PART8 バズと承認欲求 【コラム1】「寺の子」ではない私が、お坊さんになったわけ 第2部 論理(ロジック)でわかる仏教の思考体系 PART9 一切皆苦 PART10 因果・縁起 PART11 空 PART12 唯識 PART13 上座部仏教と大乗仏教 PART14 諸行無常 PART15 利他 PART16 さとり・修行 【コラム2】現代社会で「真の仏教」を実践できるか? 第3部 仏教の視点を比較する PART17 哲学と仏教(1) ~ギリシャ哲学~ PART18 哲学と仏教(2) ~西洋哲学~ PART19 インドの他の宗教と仏教 PART20 中国で変容した仏教 PART21 日本の文化と仏教(1) PART22 日本の文化と仏教(2)
  • 仏教心理学――意識バイアスから自由になるための六つのメソッド
    -
    仏教というと、寺院や仏像、念仏や御利益信仰、葬儀や墓地などが想像されます。日本文化の古くさい印象が支配的です。しかしそれは、仏教というものの一面に過ぎません。本来仏教を歴史と経文等から学術的に調べると、人間の心の作用を正確に捉え、苦痛のない充実した生き方を問いかけてきたブッダの、世の中を生き抜くための、いつでも真新しく感じる知恵の宝庫であることが見えてきます。本書は、その仏教に包含されているすぐれた認識心理学的内容を解説したものです。著者は「仏教とは拝んで願い事をかなえてもらう宗教ではなく、自分を統制する力と、外界の出来事を正確に解釈するものの見方を獲得することを目的としており、そのための方法も用意されている」として、一般的なご利益信仰や葬式仏教といった日本の仏教のイメージを、仏教伝来の歴史をたどることで覆し、同時に現在注目されている認知心理学と仏教の共通点を示して心の構造を解剖し、意識バイアスから自由になる方法を「六つのメソッド」として紹介しています。仏教という講義の常套句として「無常」「無我」「空」「縁起」「唯識」などのむずかしい用語が飛び交いますが、それらが、現代人に十分に納得できる解説がされていて、「仏教」を「心理学」という新しいイメージで捉え直した書です(「寺小屋」という市民グループが開催した著者による三回目「自由と教育―仏教心理学の視点から」の講演録を編集)。
  • 仏教「超」入門
    3.8
    多くの家庭には仏壇があり、春と秋のお彼岸には墓参りに行き、葬式などではお坊さんにお経をあげてもらう……、日本人には何かと馴染み深い仏教。ですが、大多数の人たちが抱いている仏教観は、実は日本特有の風土や文化に基づいてつくりかえられたものだった!本書では、宗教や哲学の思想を平易に説くことで定評のある著者、日本人がこれまで信じ込んできた仏教の「非常識」を明らかにしつつ、ブッダが説いた「真の仏教」の要諦を紹介。「悟り」「無我」「空(くう)」「縁起」など、一見すると難解に見える仏教のキーワードをもとに、「本当の仏教とは何か」を単純明快にわかりやすく解説している。「インドには“ブッダ”が何人もいた!?」「煩悩の数は本当に108つか?」「“諸行無常”に悲観的なニュアンスはない」「輪廻転生による生まれ変わりは別宗教の教え」「実は霊魂や極楽浄土の存在を否定している」など、従来の仏教観を覆す画期的入門書。
  • 仏教と文学
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 『日本霊異記』『平家物語』『徒然草』『狂雲集』『正法眼蔵』や親鸞、法然、一休、芭蕉、一茶などの作品と仏教の密接な関係を探る。 【目次】 仏教と文学──『日本霊異記』を中心に 平家物語のなかの仏教 聖徳太子と太子にまつわる後身説について 徒然草の宗教観──人間兼好をめぐって 仏教的一隠者の生きよう 武士たらんものは 悪人正機説の法然における思想的源流 親鸞における自然の思想についての一私見──浄土思想と禅思想との間にあるものとして 顕浄土教行証文類の「顕」の意義について 芭蕉のさとり 一茶の宗教的安心 趙州「無」の展開 禅における問いと答え 道元における「有」と「時」 正法眼蔵「現成公案」について 求道者としての梅岩 一休という人 一休と『狂雲集』 一休『自戒集』を読んで 沢菴の『鎌倉遊覧記』 あとがき 古田 紹欽 1911~2001年。仏教学者。北海道大学、日本大学教授、松が丘文庫長を歴任。東京大学文学部印度哲学梵文学科卒業。文学博士。鈴木大拙に師事する。 著書に、『仏教』『臨済録の思想』『無門関』『正法眼蔵随聞記』『日本仏教思想史』『臨済録』『白隠 禅とその芸術』『日本仏教思想史の諸問題』『日常の禅』『禅のこころ』『仏教と文学』『坐禅の精神 名僧のことば』『仏教の社会的機能に関する基礎的研究』『栄西 興禅護国論・喫茶養生記 日本の禅語録 第1巻』『栄西 喫茶養生記』『抜隊 日本の禅語録 第11巻』『遺偈の書』『日本禅宗史の流れ』『幾山河 わが禅仏教への道』『仏教とはなにか』『風狂反骨の求道者たち』『日本禅宗史の諸問題』『芸林臆断』『仏道入門 四十二章経を読む』『仏教の日本的土着』『仏教・その方位と風土』『聖徳太子と日本人の宗教心』『茶の湯の心』『茶の湯とは何か』『禅者・歌人・俳人 その宗教と芸術を語る』などがある。
  • 仏教に学ぶ「がんばらない思想」
    4.0
    “なぜ日本人は仕事中毒か”“そもそも生きがいって何だろう”……。本書は人間通、宗教通の著者が教える「脱競争」「出世観」のススメである。 まず著者は、日本人が神道の「労働神事説」にとらわれていることを指摘する。本来、キリスト教、イスラム教では、労働とは神からの懲罰なのだ。働くことが美徳であるという価値観はない。 また、仏教とは「世間や欲望の奴隷になるな」という教えである。世間体ばかりを気にする生き方を強く否定するのだ。 そのような観点から、いかに日本人は仏教やキリスト教的価値観から離れているかがわかる。著者はこう語る。「がんばらなくていいんだよ、ではなく、がんばることはいけないのです。多くの宗教がそう教えています」と。読者は安心して「がんばらない思想」を自己の哲学にすることができるのである。 競争神話に毒された日本人たちへ、幸福とは「勝ち負け」ではない事を教えてくれる。本当に豊かな人生への理論武装の書。

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  • 仏教のこころ
    3.3
    かつてインドに「仏教」はなく、「ブッダの教え」「ブッダの考え」があった。はたして「ブッダの教え」とはいったいなんだろうか。「仏教」とは違うのだろうか。人々が仏教に求めているものとは何なのか、仏教はそれにどう答えてくれるのか、著者の考える仏教のすがたをまとめた文章に、河合隼雄氏、玄侑宗久氏との対談を加えた一冊。
  • 仏教の未来をひらく : 社会と向き合う仏教とは
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 釈尊帰一の信仰、地域に開かれた寺院、和訳経典のすすめなど、高度経済成長期に書かれた50数編の提言は、現代の日本仏教への問題提起でもある。

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  • 仏教論争 ──「縁起」から本質を問う
    3.5
    二千五百年もの歴史をもつ仏教。その始点にして中核と言い得るのが「縁起」なる法則だ。だが、「これが縁起だ」という定説は、仏教全体としてはいまだ存在していない。本書は、和辻哲郎、三枝充悳といった第一級の知識人、仏教学者が縁起をめぐり繰り広げた論争を俎上に載せ、なぜ彼らが虚構を実体視する罠に陥ったのかを検証。縁起とは何であり、仏教とは何であるかを、透徹した思考で浮かび上がらせた、類例なき書である。
  • 仏教を読む-釈尊のさとり 親鸞の教え-
    -
    仏教とはどんな教えか、それが親鸞聖人の念仏とどうかかわってくるのか、私たちの生き方にどのような意味があるのかという、素朴ではあるが深く本質的な問いに、一つひとつ平易に答えた仏教入門書。
  • ブッダが教える心の仕組み:52の「心所」で読み解く仏教心理学入門
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「心」とはなんでしょうか? 命あるものは皆、心に導かれています。 私たちの行動のすべては、心が主導権を握っているのです。 ブッダの教え(仏教)とは、私たちが「心」の正体を知って、心を正しく用いて、究極の幸福に達するための教えなのです。 この本では、「心所【しんじょ】」という心の中身・心の成分に関する分析をご紹介します。 心はいつでも働いているものですが、その働きは心を構成する成分が代わることで目まぐるしく変化します。 その時その時の心にどんな心所が混ざるかによって、心は悪に染まったり、善のエネルギーを起こしたり、智慧の開発に向けて動き出したりするのです。 心の中身について学ぶことで、私たちは「すべての悪をやめること。善を完成すること。自分の心を清らかにすること」というブッダのガイドラインに従って幸福への道を歩むことができます。 読者の皆様の理解を助けるため、本書では、ブッダが説いた「心」の仕組みをイラスト図解を交えてわかりやすく紹介します。
  • ブッダのお弟子さん にっぽん哀楽遊行 タイ発――奈良や京都へ〈影〉ふたつ
    -
    1巻1,980円 (税込)
    「何かと失敗や間違いの多かった人生に、その終盤に生半可、ではない決意が私には必要だった」。60代後半にタイで出家した直木賞作家に何が起こったのか…本書は、著者がタイ国、チェンマイの古寺にて出家して1年が経つ頃と、それからさらに1年半余りが経過した頃、寺の副住職と連れ立って日本を旅した記録であるとともに、生き直しへの決意表明でもある。古希の老僧(著者)と35歳のマザコン副住職のけなげで可笑しい珍道中は、文化や国民性、道徳観の違いが分かる「仏教文化エッセイ」といえよう。満員電車に戸惑い、街では女性を避けて歩き、東京タワーや新幹線にビックリ。東大寺や増上寺でご本尊に五体投地…タイ仏教の経文や戒律が日本仏教とは大きく違うことが読み通すことでよく分かる。全体にちりばめられた筆者の心境は印象に残る。母の生家でのタイ仏教式の追善供養のシーンは感動的。後悔、悲歎、絶望ののちに出家。そしてこれからの人生をどうするのか――新鮮な「団塊の世代」論ともなっている。

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  • 仏法僧とは何か 『三宝絵』の思想世界
    3.0
    日本仏教の本質が、まさにここにある! 菩薩が実在する世界から、僧が仏教行事を行う「今」へ。源為憲が永観二年(九八四)、尊子内親王に献上した『三宝絵』。三巻に分かれ、仏教説話によって構成されている。釈迦は衆生を救うべく身を捨てて仏と成った。上巻では、菩薩とよばれた前世での釈迦の実在する世界が、中巻では菩薩から僧に法が伝えられる様が、そして下巻では僧が行う仏教儀礼が語られる。現代社会にも深く浸透している日本仏教とは何なのか。ここから、その本質が見えてくる! (講談社選書メチエ)
  • 仏教とは何か ブッダ誕生から現代宗教まで
    3.2
    仏教を考える上で、もっとも根元的な難問は「仏教をどう生きるか」ということではないか。現代、日本人にとって、この問いに応えることが焦眉の急務になっている。その難問に対処するには、まずブッダの人生と仏教の歴史を等分の視野におさめる必要がある。ひとり日本においてのみ繁栄を誇り、しかし今や、その生命力を枯渇させつつ自滅の道を突き進んでいる大乗仏教――日本の仏教を、ブッダ誕生の原点に立ちもどって検証する。
  • 仏に、成れる
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1 人が信仰に近づく時 ●仏教とは何か/●仏像は仏か/●仏になるとは/●巡礼と仏教と/●宗教と死と 2 仏を知る ●如来という仏/●釈迦になりたかった男/●思想と科学(科学で人が救われるか ほか)●小乗と大乗の違い 3 人は仏になれるのか ●万人に開かれた経典/●悪人もまた成仏できる/●女人成仏とは/●人と世界の関係は一念三千●永遠の生命とは(仏とは永遠の生命である ほか) 4 仏になるには ●久遠の本源の意味/●末法の修行とは(心に「ほとけ」のタネを蒔く ほか)●「ほとけ」になったら…(「魂の根源」へ ほか)●「ほとけ」の世界

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  • 【マイナビ文庫】幸せへと導く仏様事典
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 仏様は日本人にとって、とてもなじみ深い存在です。 葬儀や法要、お盆やお彼岸などの儀式や行事を通して、 仏様の存在は当たり前のように私たちの日常に根付いています。 本書では、66尊の仏様たちを詳しく紹介しています。 各種経典に記された事跡やプロフィール、お祀りされている国内寺院のほか、 個性豊かな仏様たちがどんな役割をもち、ご利益を担っているのかまで、 フルカラーのイラストと共に詳しく紹介しました。 ○第一部 仏様の基礎知識 ・仏教とは ・仏様の起源と歴史 ・海外における仏教の発展 ・日本の仏教と宗派 ○第二部 仏様プロフィール 【第一章 如来】阿弥陀如来、釈迦如来、大日如来、など 【第二章 菩薩】観音菩薩、弥勒菩薩、文殊菩薩、など 【第三章 明王】愛染明王、烏枢沙摩明王、孔雀明王、など 【第四章 天・守護神】吉祥天、毘沙門天、梵天、など 【第五章 高僧】空海、最澄、親鸞、など ○第三部『仏様と出会うために』 ・座禅で無の境地を味わう ・仏様とつながる呼吸法 ・守護本尊と出会う瞑想法 ※本書は『幸せへと導く仏様事典』(2010年小社刊)を再編集し、文庫化したものです。
  • 毎日ムック Newsがわかる特別編 仏教がわかる
    -
    なんだかしんどいな。 どうして思い通りにならないんだろう。 毎日、大変なことがありましたよね。 およそ2500年前にも悩み続けた人がいました。 インド北部で王子として生まれたゴータマ・シッダールタ(シャカ族)です。 生きている限り、誰もが老いや病、そして死ぬことから逃れられることはできない。 その苦しみを超越するにはどうしたらいいんだろう? 修行と思索を続け、ついにその答えを見つけ(さとりを開き)、「目覚めた人=ブッダ(仏陀)」と呼ばれるようになったのが「おしゃか(釈迦)様です。 おしゃか様は実在の人物。 仏教とは、仏(仏陀)の教え、つまりお釈迦様が説いた教えのことです。 はじめに もくじ 仏教がわかるかな? Prologue いま、しんどいと思っていますか? 1章 おしゃか様ってどんな人? シャカ族の王子として生まれる 29歳で出家、苦行の果てに 約45年間、真理を伝え続ける 多くの人の心のよりどころに 仏の教えは時空を超えて東南アジア、中国、チベットへ 2章 日本の仏教ヒストリー 日本に仏教がやってきた! 大仏をつくって国を守ろう! 最澄と空海が活躍 鎌倉時代の新しい仏教 室町末期に一向一揆が拡大 江戸幕府は寺を管理下に 明治維新で神と仏が分かれた!? 3章 世界の宗教と仏教 宗教とダイバーシティ 経典の基礎知識 いつか行きたい仏教史跡 4章 仏教クイズ ゆかりの花と動物 仏像入門 お寺・お墓・年中行事の素朴な疑問 四文字熟語で遊ぼう TOPICS もっと仏教を知りたくなる!? マンガガイド 5章 仏教の未来 呼吸を整えて集中力アップ AI時代を生きるために NEWS 地球のピンチに立ち向うために 佛教サミット 仏教の建築と庭園 巻末資料 超ざっくり仏教の歴史年表 おしゃか様の言葉 Epilogue 心のどこかに

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  • Newsがわかる特別編 仏教がわかる (毎日ムック)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なんだかしんどいな。 どうして思い通りにならないんだろう。 毎日、大変なことがありましたよね。 およそ2500年前にも悩み続けた人がいました。 インド北部で王子として生まれたゴータマ・シッダールタ(シャカ族)です。 生きている限り、誰もが老いや病、そして死ぬことから逃れられることはできない。 その苦しみを超越するにはどうしたらいいんだろう? 修行と思索を続け、ついにその答えを見つけ(さとりを開き)、「目覚めた人=ブッダ(仏陀)」と呼ばれるようになったのが「おしゃか(釈迦)様です。 おしゃか様は実在の人物。 仏教とは、仏(仏陀)の教え、つまりお釈迦様が説いた教えのことです。 難しく考えず、気になったページからご覧下さい。 1章 おしゃか様ってどんな人? シャカ族の王子として生まれる29歳で出家、苦行の果てに 45年間、真理を伝え続ける 多くの人のよりよりどころに 仏の教えは時空を越えて東南アジア、中国、チベットへ 2章 日本の仏教ヒストリー 日本に仏教がやってきた! 大仏をつくって国を守ろう! 最澄と空海が活躍 鎌倉時代新しい仏教 室町末期に一向一揆が拡大 江戸幕府は寺を管理下に 明治維新で神と仏が分かれた? 3章 世界の宗教と仏教 宗教とダイバーシティ 経典の基礎知識 いつか行きたい仏教史跡 4章 仏教クイズ ゆかりの花と動物 仏像入門 お寺・お墓・年中行事の素朴な疑問 四文字熟語で遊ぼう 5章 仏教の未来 呼吸を整えて集中力アップ AI時代を生きるために
  • まちがいだらけの教えはいらないほんとうの宗教とは何か白の巻
    -
    宗教評論家「ひろさちや」が教える、宗教学の総論と各論! 日本人にとっての宗教を多角的に分析し、論じるやさしい宗教講義! 突然ですが、質問です。 ・宗教を信ずれば、金持ちになれますか? ・正しい信仰を持てば、病気が治りますか? ・家族がそろって宗教を信ずるようになれば、 家族のあいだで喧嘩するようなことはありませんか? ――あなたがそのように問われたら、何と答えますか? 日本人にとって、宗教というとあまり身近なものではないかもしれない。 だが実際は生活のいたるところに宗教の考え方が根付いている。 世界からすると、日本人は宗教音痴だと言われている。 ほんとうの宗教はご利益宗教ではありません。 ■目次 ●第1章 神道とは何だろう? ●第2章 仏教とは何だろう? ●第3章 一神教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)とは何だろう? ●第4章 儒教とは何だろう? ■著者 ひろさちや
  • ミャンマーで尼になりました
    4.5
    1巻1,100円 (税込)
    小さい頃から仏教的なものに、なぜか憧れてきた著者は、お寺の生まれでもなんでもないのに、同じくお寺の生まれでもなんでもない、1人のお坊さんと出会い、檀家ゼロからどこの宗教にも属さないお寺「みんなの寺」を開山しました。お寺のお仕事をこなしながらも、仏教に恋い焦がれる気持ちはおさまらず、理解ある夫に後押しされ、ひとりミャンマーに旅立ちます。ミャンマーは瞑想修行の本場。日本の大乗仏教とは少し違って、ブッダの教えそのままの原始的な上座部仏教を信じている国。そこで、著者は髪を剃り、尼さんとなって修行をすることにいたしました。しかし、瞑想は精神的な作業。なかなか一筋縄ではいきません。迷いが生じて行く中で、生涯の師と呼べる人との出会いがありました。それでも、その師からの教え、そして自らの修行を通して、見えてきたものがありました。とても尊いもので.........。仏教に恋こがれ、女ひとりでミャンマーへ!そこで手に入れたのは、ブッダが教えてくれた「幸せに生きる」ためのヒント。

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