仏法僧とは何か 『三宝絵』の思想世界

仏法僧とは何か 『三宝絵』の思想世界

1,485円 (税込)

7pt

3.0

日本仏教の本質が、まさにここにある! 菩薩が実在する世界から、僧が仏教行事を行う「今」へ。源為憲が永観二年(九八四)、尊子内親王に献上した『三宝絵』。三巻に分かれ、仏教説話によって構成されている。釈迦は衆生を救うべく身を捨てて仏と成った。上巻では、菩薩とよばれた前世での釈迦の実在する世界が、中巻では菩薩から僧に法が伝えられる様が、そして下巻では僧が行う仏教儀礼が語られる。現代社会にも深く浸透している日本仏教とは何なのか。ここから、その本質が見えてくる! (講談社選書メチエ)

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仏法僧とは何か 『三宝絵』の思想世界 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年09月17日

    「三宝絵」の思想を端的にまとめてあります。内容が端的なのに文章が長いので、時々読み飛ばしましたが、『三宝絵』のテーマは丁寧に解説されていました。

    0

    Posted by ブクログ 2012年10月28日

    『三宝絵』という平安時代の仏教説話集を読むことを通じて、死とどうのように関わるかを説いている。
    施餓鬼に関する柳田國男と五来重の説を『三宝絵』と対比して述べるくだりは面白い。亡き親を荒々しく祟りやすい存在(五来説)としてとらえるのではなく、『三宝絵』は餓鬼として亡き親をとらえ、救われがたい、永遠に苦...続きを読む

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