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グリム兄弟とアンデルセン
「ヘンゼルとグレーテル」や「赤ずきん」を伝えた勤勉な学者肌のグリム兄弟と、「人魚ひめ」や「マッチ売りの少女」を生んだ奔放な旅人アンデルセン。対照的な人生を送った童話の巨星たちのあいだには、しかし実際の接触のみならず、意外な共通点もあって……。 童話の最高峰と並び称される両者の著作と生涯を突き合わることで見えてくる、童話に秘められた深層、そしてそこに表れる深い人間理解とは? 全集の翻訳も手掛けたドイツ文学の第一人者による、共感溢れる、忘れがたい一冊。 [本書の内容] まえがき 1 アンデルセンとグリム兄弟との出会い 2 グリム兄弟の生涯 3 アンデルセンの生涯 4 学究者と作家――著作の比較 5 生の軌跡――愛と孤独 6 メルヒェンの語り手 7 グリム兄弟と私 8 アンデルセンと私 9 結び グリム兄弟とアンデルセンの年表 -
ウィルヘルム・マイスターの修業時代
ウィルヘルムは、一芸に秀でたマイスターになろうとする。生まれつきミューズの恵みを受けた彼は、その天与の能力を育成することを自分の使命にする。タイトルは、中世ドイツの職人組合の慣行だった修業時代にちなんで名付けられているが、教養小説と呼ばれるように、広く人生の修業時代を描いている。ヘッセやトーマス・マンらが範としたドイツ教養小説の代表作である。ウィルヘルムは裕福な商人の家に生まれ、演劇に強く魅了されて舞台の世界に飛び込む。しかし次第に自身の生き方を模索するようになる。その過程には多くの人々との交流がある。俳優一座の仲間たち、恋愛関係に発展する多くの女性たち、神秘的な「塔の結社」の人々などは、成長の過程でそれぞれが重要な役割を果たす。第三巻で彼は軽業師一団に出くわし、座長から薄幸な少女ミニヨンを引き取る。ミニヨンはウィルヘルムに忠実に仕え、父親のように慕い、恋人のような切ない気持ちを抱くまでになるが……第三巻冒頭には有名な「ミニヨンの歌」がある。ミニヨン亡きあと、ウィルヘルムはミニヨンのふるさとへ、あこがれの南の国さして旅だつ。 -
ケストナーの終戦日記
世界の子供達に愛されているケストナーの、ナチズムへの抵抗日記。広島・長崎への原爆投下を糾弾して、この日記は終えられた。戦争そのものが勝敗を問わず、どんなに無意味に悲惨であるかを、このくらい具体的に感じさせる本も少ないであろう。そしてそれについては、人類全体に責任があると、ケストナーはみんなの良心に訴えている。 -
完訳 アンデルセン童話集
コンパクト版アンデルセン童話集」復刊! 5巻収録の作品は「ひとり者のナイトキャップ」「ひとかどの者」「年を取ったかしの木の最後のゆめ」「ABCの本」「どろ沼の王様のむすめ」「かけっこ」「鐘の淵」「悪い王様(伝説)」「風がワルデマル・ドウとそのむすめたちのことを話します」「パンをふんだむすめ」「塔の番人オーレ」「アンネ・リスベト」「子どものおしゃべり」「真珠のかざりひも」「ペンとインキつぼ」「墓の中の子ども」「農家のおんどりと風見のおんどり」「美しい」です。西本鶏介先生の解説「不幸を幸福にかえる童話」を収録しています。 -
完訳 アンデルセン童話集(小学館ファンタジー文庫)
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 「コンパクト版アンデルセン童話集」復刊! 著名なドイツ文学者、高橋健二先生の偉作を現代に蘇らせました。1986年初版の「コンパクト版アンデルセン童話集」をイラストをリニューアルして復刊したものです。 【1巻収録作品】 火打ち箱/小クラウスと大クラウス/えんどう豆の上にねたおひめ様/小さいイーダちゃんの花/親指ひめ/いたずらっ子/旅の道連れ/人魚ひめ/皇帝の新しい服/幸運のオーバーシューズ/ひなぎく/しっかりしたすずの兵隊さん/野の白鳥 -
ファウスト
ファウストは学問と知識に絶望して、悪魔のメフィストフェレスと契約をかわして魂を売りわたし、その見返りにすべての地上の快楽を手に入れ、享受しようとする。ファウストは秘薬を手に入れて若返り、マルガレーテとの恋を成就するが…(第1部)。マルガレーテの処刑からくる自責の念からよみがえったファウストは、皇帝の城、古代ワルプルギスの夜、ヘレナとの家庭生活など、次々に生命の諸相を体験する。やがて人生の〈たそがれ〉を迎えたファウストは盲目のなかで自分の大事業を見とどけようとしながら、思わず「時よ、とどまれ」と口にする(第2部)。ゲーテが60年の歳月をかけて完成した欧米文学の記念碑。ゲーテも賛嘆したドラクロワのリトグラフ挿絵16点入り。 -
ハンス・カロッサ全集 第4巻 美しい惑いの年/学位授与/ミュンヒェンへの移住
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第1次世界大戦に取材した文学のうち、『ルーマニア日記』をはじめ、その真摯な生き方の記録ともいえる文章で、人々に勇気と希望を与えてきたカロッサの作品を、初邦訳作も含め全篇新訳でおくる決定版全集。各作品には原則として、原注・訳注をあわせた後注を付し、さらに翻訳担当者による解説を付した。第4巻には、カロッサの幼年時代から青春時代を自伝的に描いた作品群の中から『美しい惑いの年』(相良憲一・濱中春共訳)と、二つの小品『学位授与』『ミュンヒェンへの移住』(相良憲一訳)を収録。 -
ハンス・カロッサ全集 第7巻 ルーマニア日記/イタリアの手記
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第1次世界大戦に取材した文学のうち、最高とされる『ルーマニア日記』をはじめ、その真摯な生き方の記録ともいえる文章で、人々に勇気と希望を与えてきたカロッサの作品を、初邦訳作も含め全篇新訳でおくる決定版全集。各作品には原則として、原注・訳注をあわせた後注を付し、さらに翻訳担当者による解説を付した。第7巻には、『ルーマニア日記』(金子孝吉訳)および1925年から42年にかけてのイタリア旅行の体験に基づく『イタリアの手記』(松村朋彦訳)を収録。 -
ハンス・カロッサ全集 第3巻 ドクトル・ビュルガーの運命/逃走/青春の変転
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第1次世界大戦に取材した文学のうち、『ルーマニア日記』をはじめ、その真摯な生き方の記録ともいえる文章で、人々に勇気と希望を与えてきたカロッサの作品を、初邦訳作も含め全篇新訳でおくる決定版全集。各作品には原則として、原注・訳注をあわせた後注を付し、さらに翻訳担当者による解説を付した。第3巻には、カロッサの医師としての日々が反映された日記体の『ドクトル・ビュルガーの運命』『逃走』(田口義弘訳)、そして自伝的作品『青春の変転』(金子英雄訳)を収録。 -
ハンス・カロッサ全集 第1巻 カロッサ全詩集
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第1次世界大戦に取材した文学のうち、『ルーマニア日記』をはじめ、その真摯な生き方の記録ともいえる文章で、人々に勇気と希望を与えてきたカロッサの作品を、初邦訳作も含め全篇新訳でおくる決定版全集。各作品には原則として、原注・訳注をあわせた後注を付し、さらに翻訳担当者による解説を付した。第1巻には、カロッサの文学の凝縮された精髄が、密度の高い言語のうちに集約された詩集『1940年までの詩』(田口義弘訳)、『森の空き地に輝く星』『1945年-1956年の詩』『老いた魔術師』(金子英雄訳)を収録。