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5.0病弱な母の代わりに家のことをしていたジェマイマは資格など何もなかったが、幸運にもある老婦人の付き添い役の職につくことができた。狭いながらも自分だけの下宿。気難しい雇い主にふりまわされながらも、ジェマイマは新しい生活に胸を躍らせる。老婦人の甥のケイター教授はハンサムだが、怒りっぽくて失礼な男性だった。一瞬でもすてきなんて思ったのは取り消すわ。しかも、彼の恋人には“ねずみ”みたいとばかにされる。でも、彼に遠まわしな優しさをしめされて…。
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5.0外交官見習いのクレオは、通訳の仕事で出会った砂漠の国の王ハリドの美しさにひと目で心奪われた。運命の出会い? いいえ…こんなに素敵な人が私となんて。ところがカフェでハリドと偶然再会し、お忍びの視察につきあってほしいと頼まれる。楽しい時間を過ごした数か月後、彼にもう一度会いたいと、クレオは旅行で沙漠の国を訪れた。再会を喜ぶハリドになんとプロポーズされ、夢見心地のまま受け入れるクレオ。けれどハネムーンが終わった後、ハリドの態度が一変して?
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5.0かつて手放した家宝のイヤリングを取り戻してほしい――病床の祖父の願いを叶えるため、億万長者のダリオ・ディ・シオーネはマウイ島を訪れる。ところが交渉相手として現れたのは、別居中の妻アナイスだった。6年前、ダリオは彼女の浮気を疑い、家を出た。自分の双子の弟と関係をもった彼女を、許せるはずもなく…。一方、アナイスも動揺を隠せずにいた。濡れ衣を着せられても、彼への想いは変わらない。勇気を出して伝えなければ。あなたには息子がいるのよ、と。
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5.0寒空の中、アミリアはスペインの古城を訪れた。かつて義兄と呼んだ初恋の人…マリンセリ公爵テオに会うために。両親が別れたあとも彼を忘れられず、秋に開かれた仮面舞踏会に忍びこみ、正体を明かさぬままテオと情熱的な時を過ごした。まさか妊娠するなんて…でも何も要求しない。彼に知らせたあとはシングルマザーとして生きていくわ。ところが妊娠を告げるとテオはアミリアを山奥の別荘につれ去り、ベッドをともにするのなら公爵夫人として扱うと冷たく言い放って?
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5.0プリンセス・ヴァレンティナは秘書の仕事に奮闘していた。というのも政略結婚を控え嘆いていた時、まるで奇跡のように自分と瓜ふたつの女性に出会ったのだ。少しの間入れ替わり、お互いの人生を休もうというヴァレンティナの提案を彼女は受け入れてくれた。想像以上に仕事は大変だし、ボスのアキレスは厳しくて鬼のようだわ。でも上手くやってみせる。アキレスが自分の正体に気づき騙されているふりをしているとも知らず、束の間の自由を楽しむヴァレンティナだが…?
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5.0悪名高い公爵にキスされたのに、この胸が高鳴るのはなぜ? 数年前に両親を悲惨な自動車事故で亡くして以来、エリナーは唯一の家族となった妹のためだけに必死で働いてきた。今、少しでも給与の高い仕事を求めてロンドンから赴いたのは、ヨークシャーの荒野に立つ巨大な館。館の所有者で雇い主でもある第12代グローヴスムーア公爵は、英国随一の大貴族ながら、その放蕩ぶりでタブロイド紙の常連だ。公爵が後見人である7歳の少女の家庭教師を務めるのが仕事で、留守がちな彼と顔を合わせることなどないという話だった。ところが到着早々エリナーは公爵と遭遇し、言い放たれる。「これまでの家庭教師のように僕の気を引こうとしても無駄だ!」 ■着任するやいなや公爵に侮蔑されたうえ、いきなりキスを浴びせられた家庭教師のエリナー。純真無垢な彼女は悪名高い放蕩公爵に心を鷲づかみにされてしまい……。人気急上昇中の作家ケイトリン・クルーズが描く正統派のロマンスをご堪能ください。
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5.0嘘でしょう? 捨て子の私が、異国の王の許嫁だなんて……。 マギーは20年前、道端に捨てられているところを保護された。以来、里親のもとを転々とし、不遇な子供時代を過ごして成長した。ある夜、マギーが勤務先のコーヒーショップで床磨きをしていると、護衛たちを大勢引き連れた尊大な男性がいきなり入ってきて、コンスタンティン国王レザだと名乗り、マギーを鋭く見つめた。いったい何の騒ぎ? 驚き怯える彼女にレザが厳かに口を開いた。マギーはじつは彼の隣国の、暗殺された国王夫妻の娘だというのだ。そして彼女を腕にかき抱くと、蠱惑的な笑みを浮かべ宣告した。「君は生まれたときに僕と婚約した。それが君の運命だ」 ■貧しいヒロインが磨き上げられ、別人のように生まれ変わる展開は、まるで『マイ・フェア・レディ』そのもの。人気のケイトリン・クルーズが描く、至高のシンデレラ物語をお楽しみください。
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5.0結婚式直前に行方をくらました、気まぐれでわがままな姉の身代わりになったザラ。父にひきずられるように教会の通路を歩んでいたが…いくら父にとって期待はずれの娘だからって、こんな扱いひどすぎるわ! サイズの違うウエディングドレスを着て、政略結婚として見知らぬ男の妻になるなんて。それに新郎が反対するに決まっているわ。――ところが花婿のチェイスは花嫁のすり替えに気づいても無言を貫き、それどころか、誓いのキスは情熱的すぎて…!?
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5.0政略結婚から逃げだした花嫁には、熱く厳しい罰が待ち受けていた。 婚約式の翌日、アマヤは婚約者の前から黙って姿を消した。兄の決めた政略結婚に一旦は同意したが、やはり間違いだった。婚約者であるシーク、カヴィアンはハーレムを持ち、そこに大勢の女性を囲っているとの噂を耳にしてしまったのだ。そんな人と結婚したら、わたしも母のようになってしまうわ。父の愛を得られず、心を病んだ母のように。半年後、居場所を突きとめられたアマヤは強引に連れ戻され、待ち受けていたカヴィアンから耳を疑うような言葉を投げられる。「さて、まずは服を脱いでもらおうか」 ■政略結婚から逃れられないと悟ったアマヤ。尊大で鼻持ちならないシーク、カヴィアンの本当の姿を知り、思わず心を動かされますが……。
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5.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】まさか、こんな大ステージに立てるなんて…。新人歌手のサヴァンナは胸を躍らせてスタジアムへ向かった。ベテラン歌手の代役で、急遽ラグビー6か国対抗戦の国歌斉唱をまかされたのだ。が、到着したサヴァンナを待っていたのは、ひどい扱いだった。体に合わない衣装を押しつけられ、着替えもそこそこに舞台へ押し出されてしまう。そして次の瞬間、最悪のハプニングが! 衣装が破れ、大観衆の前で素肌をさらした彼女を助けたのは、顔に傷のある大富豪だった。
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4.8「愛人のふりをしてほしい」愛すべき友人である大富豪の老カストロに頼まれ、ジョアンナは年寄りをたぶらかす悪女を演じるためギリシアへやって来た。案の定、67歳の当主が連れてきた若き恋人にカストロ邸は大騒ぎだった。だがそこには運命の出会いが待っていた。老カストロの息子デメトリオス。敵意と嫉妬のいりまじる彼の瞳に射抜かれるたび、ジョアンナの、身も心も震えた。だが父の愛人と息子という立場で、ふたりが結ばれるはずもなくて…。
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4.7美しき王女と評判のプリンセス・ガブリエルは、知らないうちに自分の結婚が決められていることに愕然とした。相手は、狙った獲物は必ず手に入れる非情な大富豪リュック・ガニエル。だが挙式当日、夫の顔を初めて見た瞬間、生まれて初めて知る感覚が彼女の全身を突き抜けた。この結婚は巨額の支援金とひき替えで、彼に愛のかけらもないことはわかっているのに!! 一方、ガブリエルをただの獲物としか見ていなかったリュックにも思いがけない感情が芽生えて…。
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4.7エイドリアーナは、キッツィニア王国の皇太子の有能な秘書。かつて王族を誘惑し、国を破滅に導いた女の血をひく彼女は、先祖の汚名をそそぐため懸命に仕事に打ち込んでいた。その行いが評価され、弟のパト王子のお目付役という重大な任務につくことになったけれど、日々をともに過ごすうちにどうしても王子に惹かれる自分に気づいてしまう。絶対に王族とだけは恋に落ちたくなかったのに、つのる思いが止められない…。やっぱり私は呪われた血の持ち主なの?
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4.6医師である両親を目の前で殺され、心に深い傷を負ったマンディは、それ以来、話すことができなくなった。ある日、たまたま誘われたパーティーで酔っ払いにからまれた彼女に、小説家ブライアン・ストーンが救いの手を差しのべてくれた。身寄りのないマンディは、彼の小説をタイプライターで打ち込む秘書として屋敷に住み込むことに。なぜ、こんなに優しくしてくれるの? 彼にとって私は助けなくてはいけないほんの子供。なんの意味もないのよ、勘違いしてはだめ…。
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4.6覚えていたのは名前と年齢だけ。道端をひとり歩いていたところを保護され、里親を転々とする不遇な子供時代を過ごしたマギー。ある夜、コーヒーショップで働く彼女が床磨きをしていると、護衛たちを大勢ひきつれた尊大な男性がいきなり入ってくる。彼はコンスタンティン国王レザと名乗り、厳かに口を開いた。マギーは彼の隣国の、行方不明だったプリンセスだというのだ。国王自ら王女教育をするというが、その理由は――「君は生まれたときに私と婚約したからだ」
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4.6たちの悪い不良から狙われ困っていた教師のアニーは、突然現れた見知らぬ精悍な男に助けられた。彼の名はゲイブ。名前以外、素性もわからない彼がなぜか気にかかり、アニーは彼をそのままボディガードとして雇うことに。すると彼は、その日から片時も離れずアニーを守り始めた――。実はアニーは不治の病に冒され余命わずか。残された日々を、ゲイブとともに過ごしたい…。そう願い始めたアニーは、まだ知らなかった。彼もまた驚くべき秘密に苛まれていることを。
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4.5砂漠の国ハータンの皇太子アズリンと結婚し、キアラは幸せの絶頂にあった。彼は国家の投資事業を担って飛び回っているため一緒には住めないけれど、世界中がふたりのロマンティックな逢瀬の場となっていた。そんなある日ハータンから急報が届いた。病に倒れた父王に代わりアズリンが即位する日が決まったのだ。キアラは未来の王妃として慌ただしく宮殿へと移った。だがそこに待っていたのはまるで人が変わったかのように妻に絶対服従を求める夫の姿だった。
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4.5多額の借金に苦しむエンジェルは、勝負を賭けることに決めた。それはセレブの集まるパーティーで裕福な結婚相手を見つけ、人生の逆転劇を果たすこと! うまく玉の輿に乗れれば、絶望的な暮らしから解放されるのだ。そんな時、声を掛けてきた男性は、頬に傷を負った逞しい肉体をもつ伯爵レイフ・マクファーランドだった。聞くとレイフは、とてつもなく裕福だという。危険な駆け引きでも彼と結婚するためなら、何をひき替えたって構わないわ!!
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4.5金持ちの美術品ばかりを盗む“上品盗賊”が、その日盗んだものは…今宵、貴方の恋心いただきに参ります!モダンな薫りあふれる昭和初期を舞台にした極上の恋愛夢物語。 時は昭和初期。金持ちの美術品ばかりを狙う「上品盗賊」が世間を騒がせていた。新興財閥の令嬢・池島志津(いけじましづ)は、おてんばで人情家の27歳。しかし出戻りのため、意に沿わない華族の老人との縁談を進められ…。そんな折、池島家に忍び込んだ上品盗賊こと花村祥吾(はなむらしょうご)の顔を見てしまう。志津が、祥吾を見逃してあげる条件として出したのは、なんと「一緒につれていって」というもので…。藤田和子が贈る極上のラブ・ロマンス。ここに開幕!
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4.3死にものぐるいで働き、巨万の富を得た大富豪パスカル。あとは完璧な結婚をするだけだ。理想の妻を探す彼の胸に、かつて出会った天使の笑顔が去来した。セシリア…6年前、事故にあった僕を救ってくれた見習い修道女。惹かれあい愛を交わした彼女は今、どうしているのだろう…。過去の想いが疼いたパスカルは修道院を訪れた。一方、突然現れた彼をセシリアは睨みつけた。私のすべてを奪い、ふたりの将来を期待させたうえで突然消え去ったあなたが、今さら何の用?
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4.3【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】婚約者に捨てられた令嬢ラリッサのニュースでNYは大騒ぎ。もともと愛のない縁談だったが父親にも見放され、傷心の彼女はパパラッチから逃れるため、小島のリゾートへ向かう。そこに現れたのはジャック――名門一族の御曹司で女性との噂がたえないプレイボーイだ。お互いゴシップ誌をにぎわすセレブ同士、ひととき甘い時間を過ごす。スキャンダルと嘘の人生。誰も本当の私を見てくれない。孤独なラリッサのクリスマス、手をさしのべてくれたのは意外にもジャック…!?
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4.2ある日、強盗事件に巻き込まれ重傷を負って以来、ニコールの脳裏に不思議な映像が再生されるようになる。それは知るはずもない、ある誘拐事件が起こった瞬間だった! 部屋に押し入る男たち、暴力。目に涙を浮かべる幼い少女。NY市警の恋人ドミニクにそれを伝えると、ドミニクの同僚たちは色めき立った。「犯人と警察しか知らない情報を知っている重要参考人だ!」あらぬ疑いに傷つきながらも、ドミニクに支えられ、ニコールは少女を救うために動き出す!
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4.1「結婚に異議を申し立てます」式場に響いた声にエリンは戦慄した。ディミトリ・マカロフ! ロシアの新興財閥の彼は美貌のほかにふたつのことで名を馳せている。ひとつは“辣腕の実業家”、そしてもうひとつはスキャンダル。美女、ギャンブル、乱痴気騒ぎ。危険なことには好んで飛び込んでいく。エリンはかつて秘書の身でボスである彼と一夜を過ごした。痛恨の過ちだと言い放った彼に身ごもったことは告げず姿を消したが、まさか7年後、結婚式に現れるなんて…!
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4.1ブラバンド国の王女エメリーヌは、自分と瓜ふたつの友人ハンナに数時間だけ入れ替わることをもちかけた。目的は恋人アレハンドロにある責任を取ってもらうため。しかしナイトクラブで出会えた彼に冷酷な仕打ちをうけ、傷つくエメリーヌに声をかけたのは、ハンナのボス、マキンだった。カダール国のシークである彼に、王女である私の正体を知られてはいけない――。彼は不機嫌な表情のまま鋭いまなざしでエメリーヌを見つめ、腕をとり強引に店からつれ去った…。
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4.1マーシーは超能力者一族レイントリーのプリンセス。その圧倒的なヒーラー(治癒者)としての力で一族の聖地を守ってきた。だがある日、彼女の前に敵対するアンサラ一族の王・ユダが現れた。7年前、ユダは身分を隠したままマーシーに近づき、何も知らぬマーシーは美しい彼に求められるまま、幾夜も彼にその身をまかせた過去があった--。なぜ今、彼はこの聖地に現れたの?まさか、レイントリーとアンサラ、両方の血を受け継ぐ娘イヴを掟どおり殺しに来たの?
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4.1「10万ポンド払うから、僕と今すぐ結婚してくれ」生活のため、高級アパートメントの掃除人として働くマグダに、裕福でゴージャスな男性が突然声をかけてきた。彼は、この家の主人ラファエッロ・ディ・ヴィシェンティ。イタリアの大実業家だという彼が初対面で貧乏人の私にプロポーズするなんて…!正気の沙汰とは思えず彼女はきっぱりと断るが、その夜、ラファエッロは自宅までマグダを追いかけてきた--!!
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4.1アリージアは、ギリシアの富豪一族に生まれながら冷酷な祖父に家を追われ、母とふたり、つましく生きてきた。しかし今、15年ぶりに祖父に呼びだされ、突然、「おまえの結婚相手を決めた」と告げられる。相手は同じギリシアの名門フィオルキス家の嫡男セバスチャン。長年、両家は敵対してきたというのに祖父は何を企んでいるの? でも、この話を受ければ病気の母は助かる。アリージアは覚悟を決めるが、結婚相手セバスチャンが自分をどう扱うかまではわからなかった…。
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4.0ニューオーリンズの観光客向けレストランで働くショーナ。場違いな高級スーツを身にまとい護衛つきで現れたのは5年前、一夜の恋に落ちバージンを捧げた相手マラクだ! ショーナは彼との子供を育てながら、彼が迎えに来ることを夢みていたが、まさかこんな形で再会するなんて…。彼はプロポーズにはほど遠い傲慢な言葉で結婚を迫った。「僕は正式に王位に就いた。君と僕の子は未来の王となる」温かい家庭を作ることを夢みていたのに、彼の望みは世継ぎだけなの──!?
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4.0秘書のナタリーはロンドンの空港で自分とうりふたつの女性に出会う。地中海に浮かぶ小国のプリンセスだと言う彼女は、タブロイド紙を賑わすプリンス・ロドルフォとの結婚が目前に迫っているらしい。つかの間の自由が欲しいという彼女の願いを聞き入れ、ナタリーは期間限定でプリンセスと入れ替わることになった。最悪なプリンス、私が懲らしめてやるわ! そう意気込むナタリーだったがロドルフォに会ったとたん、君は僕のものだと熱く唇を奪われて――。
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4.0貴族との政略結婚を強いられた令嬢ソフィーは籠の鳥同然だった。そんな彼女の前に現れたのは、外の世界を教えてくれるというシチリア実業家レンツォ。ひと目で恋に落ちたソフィーはバージンを捧げるも運命には逆らえず、彼のもとを去る。結婚式当日、寝室に侵入してきたレンツォにソフィーは妊娠をさとられ、子供の存在を知った彼は花嫁ソフィーをさらう。ところが彼の目的は子供を産むまでの間、愛人として契約を結ぶことだった。彼を愛していたのは私だけだったの?
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4.0「すべての人が認知症とともにあたりまえに生きる社会」に向け、私たちは何ができるのか。支援する側、される側という立場を超えた実践を続ける、認知症の本人、医師、支援者が、それぞれの挑戦や葛藤をふり返り、“これからの認知症ケア”のあり方を問う。 ※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。また、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
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4.0お下がりのウエディングドレスをまとい、ザラは祭壇に向かっていた。こんなのってないわ……美しい姉の身代わりに花嫁になるなんて。気まぐれでわがままな姉は、挙式当日に姿をくらましたのだ。結婚相手は、見も知らぬ億万長者、チェイス・ウィテカー。祭壇の前で待つ彼の、空のように青く美しい瞳も、新婦が別人とわかれば、怒りの炎を燃やすにちがいないわ。それでも、この政略結婚を悲願とする父の命に背くことなどできず、ザラは震えながら新郎のもとへ一歩一歩進んでいった。ところが、チェイスは花嫁のすり替えに気づいても無言を貫き、それどころか、あまりにも情熱的な誓いのキスをしてきて……。 ■幼い頃からつねに美しい姉と比較され、日陰で生きてきたザラは、これまでずっと父にとって期待はずれの娘でした。そんな彼女が突如結婚することになったチェイスには、“道具”として花嫁を利用するある思惑があり……。内気で心優しいザラの運命は!?。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.0【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!結婚式直前に行方をくらました、気まぐれでわがままな姉の身代わりになったザラ。父にひきずられるように教会の通路を歩んでいたが…いくら父にとって期待はずれの娘だからって、こんな扱いひどすぎるわ! サイズの違うウエディングドレスを着て、政略結婚として見知らぬ男の妻になるなんて。それに新郎が反対するに決まっているわ。――ところが花婿のチェイスは花嫁のすり替えに気づいても無言を貫き、それどころか、誓いのキスは情熱的すぎて…!?
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4.0船医デラの乗船する豪華客船のオーナーが亡くなった。船の相続人である甥のルークは敏腕と名高いホテル経営者で、今までどおり船を航行してくれる保証はない。2年前の事件で醜い傷を負った私にとって、ここは唯一安らげる聖地なのに。落ち込むデラだが、遺言書開示の日、弁護士はデラに船の所有権の半分が遺されたと宣言した! 「きみは伯父に何をした?」色じかけと決めつけなじるルークに、デラは怒りを募らせた。こんな人と船を共同所有することになるなんて…!?
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4.0彼の兄との、愛なき結婚──すべては小さな命を守るため。 妊婦のスターリングは、慌てて自宅から逃げだした。おなかの子の父親であるオマールは、1週間前に交通事故で帰らぬ人となった。そしてたった今、彼の厳格な兄、バクリ国王のリハドがこちらへ向かっているとの情報を耳にしたのだ。目的は明白だ。王家の血を引くこの子を奪うつもりでしょう?未婚の母から生まれた王位継承者をリハドが認めるはずがない。そもそも彼は信じないだろう。弟が生涯隠し通した秘密も、スターリングが清らかなバージンであるということも。 ■祖国を離れ、年若い愛人のスターリングと長年暮らしてきた弟が突然亡くなった──リハドはそう信じていました。ところが彼女から驚愕の事実を聞かされ……。息もつかせぬドラマティックなロマンス!
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4.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】若き金融界の寵児ともてはやされるショーンには、誰にも言えない過去がある。そんな彼のもとに、ある夜、見ず知らずの女性から電話がかかってきた。疎遠にしていた父が死んだのだ。電話の主は、父の家の間借り人で看護師のリジー。彼女がお悔やみを言い、父の人柄を讃えれば讃えるほど、ショーンの心は冷えきった。この女の狙いは金なのか? けれどリジーと対面した彼は、想像と違う純真無垢な彼女に惹かれた。リジーが欲しい。だがもしあの過去を彼女が知ったら…。
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4.0“醜いあひるの子”の私が、美しい姉から夫を奪うですって? ザラは花嫁として、教会の通路を父とともに歩んでいた。その先で待っているのは、青い目の美しい億万長者、チェイスだ。彼の妻になるのは、美貌に恵まれたザラの姉……のはずだった。なのに、気まぐれでわがままな姉が行方をくらますと、父はおとなしいザラに身代わりになれと命じたのだ。いくら父にとって期待はずれの娘だからって、今度のはひどすぎる。お下がりのウエディングドレスを着て、見知らぬ男性の妻になるなんて。だいたい、新郎が気づかないはずがない。ところが、チェイスは花嫁のすり替えに気づいても無言を貫いた。それどころか、誓いのキスは情熱的すぎる気さえした……。■『罪色のウエディングドレス』の関連作品です。前作のヒロインの兄チェイスと、美しい姉の身代わりとして彼と結婚するはめになったザラは、お互いに異なる思惑を抱えながら、期間限定の奇妙な結婚生活を始めますが……?
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4.0キャサリンは離婚したてのハンサムな億万長者リチャードに毎日デートに誘われていた。何度断っても魅力的な笑顔を浮かべ、承諾は時間の問題とばかりにさらりとかわす彼。「とんだプレイボーイだわ!」そう思っていたキャサリンだったが、日を追うごとに確実に彼の存在は大きくなっていた。もちろん彼が私に本気になるはずがない。でも…ゴージャスでセクシーな彼はいったいどんなキスをするのかしら――? 他「恋人はツリーとともに」同時収録。
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4.0みじめな失恋旅行が、突如、おとぎばなしに変わる。 婚約者に手ひどく裏切られ、傷心旅行に出たクレオが、ある沙漠の国で車を走らせていると、突然少女が飛び出してきた。賊にでも追われているのかと車に乗せようとしたとき、追ってきた男が尊大な態度でクレオの眼前に立ちはだかった。少女が言う。「あれは兄のハリド。この国のスルタンよ……」クレオはスルタンの妹の誘拐を企てたなどと濡れ衣を着せられ、ハリドの警備隊によって、壮麗な宮殿に連行されてしまう。数日後、クレオに下された処分は、驚くべきものだった。西欧諸国から野蛮な国家と見られているイメージを払拭するため、スルタンは、このアメリカ人女性と結婚することにしたというのだ! ■男女の意味深長な会話とホットなラブシーンで人気のC・クルーズ。シークものは特に雰囲気がすばらしいと評判です。ひと目惚れしたスルタンと突然結婚することになった一般女性のクレオ。夫の思惑がわからないまま、王妃の務めを果たさねばならず……。
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4.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】婚外子として生まれ、大富豪の伯父に疎まれていたベッカだが、ある日突然伯父の邸宅に呼び出された。そこにいたのはラリサの婚約者セオ。「君はラリサによく似ている。僕の計画に協力してほしい」愛人に一族の株を譲り渡すと言い出したラリサから株を取り戻すため、ラリサのふりをしろというのだ。つまりあなたの婚約者になれということ? こんなに魅力的な男性の…。考えるまもなく、髪を染められ化粧を施され、セオの婚約者としての生活が始まった――。
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4.010歳のとき、親同士の再婚でリーには義理の兄モーガンができた。背の高い18歳の青年にやさしく迎えられ、リーは初めて温かい家族というものを知った。だが10年後、ある忌まわしい出来事のせいで兄はリーを強欲でふしだらと思い込んだまま海外へ赴任してしまう。――1年後、ふたりは再会するが、もう1度話せばわかってもらえると思っていたリーの甘い期待は、無惨にはねつけられた。モーガンの冷たい態度は変わらず、激しい憎しみのまなざしを向けてきたのだから!
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4.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】ときは1586年、英国。エリザベス姫は供も連れずにひとりで街道を歩いていた。父の急死につけこみ結婚を迫るサー・ロバートから逃れ、名づけ親の女王陛下を頼ろうと、宮廷を目指しているのだ。そんな道中で巡りあったのは道化師タールトン。陽気で機転がきく彼に旅の護衛を頼んだ彼女は、追手をかわすために美しい金髪を切り、道化師見習いの少年になりすます。こうしてふたりの逃避行が始まった。それは、想像もしなかった波乱に満ちた旅だった――!
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4.0若い女性が殺された一連の猟奇殺人。それは実は、レイントリー一族のプリンス、ギデオンを狙って宿敵アンサラ一族が仕掛けたものだった!死者と話し、雷をあやつる強大な能力をこれまで隠し続けてきたギデオンだったが、犯人との遭遇で傷を負った際、相棒の刑事ホープにだけはすべてをさらして見せてしまう。「君を求めることがいいこととは思えない。だが--」互いに惹かれていたふたりは自然に躯を重ねるが、アンサラ一族の手は着実にふたりに向かって伸びていた!
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4.0「私が誰だかご存じですか?」記憶も、靴も片方なくし、街をさまよっていたレベッカは、私立探偵アンガスの事務所にたどりついた。コートのポケットに残されていた彼の名刺だけを頼って来たのだが、アンガスは知らないという。心細さに震えるレベッカを、アンガスは幼い娘と暮らす家に温かく迎えいれてくれた。やがて互いにふたりは熱く惹かれあっていくが、ふたりがためらいながらも初めて結ばれたその朝、レベッカの婚約者と名乗る男から連絡があって…!?
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4.0ティルダは母の話に愕然とした。知らぬ間に母が巨額の借金を抱え、この家も立ち退きを迫られているなんて! しかも借金の相手はバカール王国の皇太子ラシャド。2度と会いたくない、かつての恋人。彼はベッドをともにしないティルダをあっさり捨てた卑劣な男なのだ。それでもなんとか返済を待ってもらおうと面会に行くと、彼はティルダの全身に冷たいまなざしを這わせて言い放った。「君が提供できるものでぼくが欲しいのは、君との情事だけだ」と。
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3.9【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】カードを知らない? 買い物もしたことがないのか…。ザックは耳を疑った。故郷の敷地で野宿をしていた美しいが一風変わった女性セーラは、古い信仰と100年前の生活様式を頑なに守る共同体で生まれ育ったという。だが彼女は母亡きあと、恐ろしい継父の暴力と支配から逃げだし、生まれて初めて外の世界へやって来たのだ。不安だろうに、彼女は自分の居場所を探そうと希望を捨ててはいない。一方、ザックは自分のルーツを恥じ、今まさに故郷を捨て去ろうとしていた――。
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3.9【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】飛行機の墜落事故で記憶を失った私は、病院のベッドの上で奇跡的に意識をとり戻した。ハンサムな億万長者ウィルと婚約中の、誰もがうらやむ幸運な女性――。だけど、それが自分だと言われても何も思い出せない。覚えているのは“シンシア・デンプシー”という名前と、生死をさまよっていたとき、闇の淵からひき戻してくれたあたたかい手の感触だけ。そんな私をあたたかく受け入れてくれた彼だったけど、私を見るたび、戸惑った表情を見せるのはいったいなぜなの…!?
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3.91年前、フェイは砂漠の国ジュマールの王子タリクと恋に落ちた。ロンドン滞在中の彼にプロポーズされ結婚するが、強欲な義父がつまらない陰謀をたくらんだせいでフェイまで誤解され、その日のうちに離縁されてしまう。そして今、彼女は君主となったタリクとの謁見に臨もうとしていた。病弱な兄をジュマールの監獄から出してほしいと頼むために。みじめに頭を下げる彼女に、タリクは究極の条件を提示した。「君が僕の言いなりになるなら願いを叶えてやろう」と。
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3.8スターリングの前に突然現れたのは、砂漠の国バクリの王リハド。「きみのお腹の子は王国唯一の王位継承者だ」彼はそう告げると、強引に彼女を砂漠の国へつれ去った。さらにリハドは、お腹の子が正式な王族と認められるよう、彼との愛なき結婚を強要。ふたりは砂漠の離宮で蜜月を過ごすことに…。確かに父親は王の弟オマールよ。でも彼が亡くなったいま、王位なんて関係ない。この子は私が育てるの! だが、スターリングには誰にも知られてはいけない秘密があり…。
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3.8【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】秘書ケイトリンはボスのデーヴィッドと、上司と部下であると同時に恋人同士だった。出会いは4か月前。やり手な上に魅力あふれる彼にケイトリンはまたたく間に夢中になった。しかし彼が彼女に求めていたのは、あと腐れのないひと時の甘い情事だけ。ふたりの間の距離は永遠に縮まることはないのだ。「彼にとって私は有能な秘書と欲望のはけ口でしかないの――?」このままではこの関係に未来はない。ケイトリンは一縷の望みを託してある賭けに出るが…!?
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3.7親に虐げられて育った孤独な二コラにとって、イタリア伯爵の息子ジャンカルロと恋に落ちた2か月は、人生でもっとも幸せな日々だった。金目当ての親に彼との恋をゴシップ紙に売られ、彼に裏切り者と罵られるまでは。そして10年後、ジャンカルロの母親の個人秘書となった二コラは、彼と再会する。「今度は母親に狙いをつけたのか」と二コラを罵るジャンカルロ。違う。私はあの時も今も、変わらずあなたを愛しているのよ。彼女の訴えもむなしく彼は残酷な要求をして?
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3.7雪に閉じ込められ、男性ばかりの城にただひとり滞在することになった貴族の娘アイアンサ。城の主である男爵ロバートは、そんな彼女の名誉を守ろうと結婚を申し込むが、実はアイアンサには6年前、18歳のときに複数の男たちに暴行された過去があった! 癒されぬ心の傷を抱えながらも、ロバートのやさしさにうながされ、彼との結婚を承諾するアイアンサだったが…。ハーレクインオリジナルに掲載され絶大な人気を誇ったヒストリカル衝撃作。
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3.7「どうやら君は能力者のようだな」男は凄みのある笑みを浮かべ、ローナに問いかけた--。ローナには生まれつき数字を先読みできる能力がある。それによりカジノを渡り歩いて生きてきたが、それをこのカジノのオーナーに一瞬で見抜かれるなんて!愕然とするローナに男は傲然と微笑むと、ゆっくりと右手を広げてみせた。するとそれまで何もなかった空間に炎がゆらめいた!「隠さなくてもいい。僕はダンテ・レイントリー。特殊な能力をもつ一族の王だ」
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3.6誕生日の夜、リリアナはイサルにバージンを捧げた。10年間恋い焦がれた後見人の彼に、一瞬でも振り向いてほしくて。けれどその行動は、大きな過ちでしかなかった。それからイサルに求婚されるも、愛からなどではなく、身体が気に入ったという理由だった。そしてニューヨークからスイスにつれ去られたリリアナは、彼の“完璧な妻”になるべく再教育されることになる。従順で貞淑な、愛されない妻――。どんなに恋い焦がれても、彼が応えることはないなんて…。
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3.5貴族との政略結婚を強いられた令嬢ソフィーは籠の鳥同然だった。そんな彼女の前に現れたのは、外の世界を教えてくれるというシチリア実業家レンツォ。ひと目で恋に落ちたソフィーはバージンを捧げるも運命には逆らえず、彼のもとを去る。結婚式当日、寝室に侵入してきたレンツォにソフィーは妊娠をさとられ、子供の存在を知った彼は花嫁ソフィーをさらう。ところが彼の目的は子供を産むまでの間、愛人として契約を結ぶことだった。彼を愛していたのは私だけだったの?
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3.5エロイーズは空港で運命の出会いをしたホテル王ヴィトに見初められ、求められるままに愛を交わした。自分らしくない行いに戸惑いながらも、彼に本当に愛されているのかもしれないと思いはじめた矢先、彼の婚約者を名乗るカーラという女性が現れる。居合わせたヴィトは口ごもるばかりで、絶望したエロイーズはその場から逃げるように立ち去った。傷つきながらも彼のことは忘れようと決心したエロイーズの体に異変が起きたのは、それから数か月後のことだった…!
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3.5マティは兄の言葉に耳を疑った。亡き父の会社を守るため、ギリシアの大富豪ニコデムスと政略結婚をしろと言うのだ。彼からのプロポーズは初めてではない。18歳のときにマティは彼の申し出を断り、それから10年、彼を避けていた。「今度こそ逃げられないぞ。君のすべてを奪いに来た」兄を救うには、黙って傲慢で冷徹な彼のものとなるしかない。マティにできるせめてもの抵抗と言えば、結婚式に灰色のウエディングドレスを着ることくらいだった…。
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3.5「結婚してくれ」そう言うと、彼はお金で私を買った。 ついに恐れていた日がやってきた。マティーは久しぶりに会った兄の言葉に愕然とする。亡き父の会社を守るために、ニコデムスと結婚しろというのだ。彼から初めてプロポーズされたとき、マティーはまだ18歳だった。それから10年間逃げつづけたのに、とうとうつかまるなんて。“君は僕のもので、ふたりが結ばれるのは運命で決まっているんだよ”高笑いをするギリシア人大富豪ニコデムスの顔が、目に浮かぶようだ。しかし、経営に苦しむ兄を救いたいなら、ほかに方法はない。彼女にできるせめてもの抵抗といえば、ニコデムスとの結婚式に、灰色のウエディングドレスを着ることくらいだった……。 ■資産家令嬢マティーは、さんざん冷たくあしらってきたギリシア人富豪ニコデムスとの政略結婚を強いられたあげく、一糸まとわぬ姿で、彼に命じられるまま屈辱の行為を強要されてしまいます……。実力派C・クルーズが贈る熱く激しいラブストーリーです!
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3.5巨大企業を率いるCEOカヨの手足となって働いてきた秘書ドルー。世界中で起こるトラブルの処理から別れた恋人への贈り物の手配まで、すべてを犠牲にして尽くしてきた。けれど弟を亡くした今、もう高額な治療費も必要ない。自分をあとまわしにするのはこれでおしまい。冷酷なボスへのかなわぬ想いからも自由になろうと退職を申し出る。カヨは有能な秘書の突然の退職に内心あわてる。言葉たくみに南の島へ誘い、彼女を手に入れてひきとめようとたくらんで…!?
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3.5彼に息子の存在を気づかれてはだめ。きっと取り上げられてしまう。■投資銀行のインターンとしてロンドンで働き始めたジェッサは、大口顧客であるタリクと出会って恋に落ちた。情熱的な時間を過ごすうちに妊娠が判明し、彼女は今後のことをよく考えるために数日ほど友人宅に身を寄せた。ところが、その間にタリクは不意に姿を消してしまう。メディアの報道から、ジェッサは驚くべき事実を知って呆然とした。中東の王国ヌールで王一家が殺害されたため、王族の一員であるタリクが急遽帰国し、新しい王となったという。それから5年後、ジェッサの勤め先に突然タリクが現れ、あろうことか、もう一度だけ夜をともに過ごしたいと言ってきた。■先月発売の『売り渡されたプリンセス』で鮮やかな日本デビューを飾ったケイトリン・クルーズ。今月は情熱的なシークの子供を身ごもってしまったヒロインの愛と苦悩の物語をお届けいたします。
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3.4【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】トリスターヌ・バルベリは、パーティーでギリシアの大富豪ニコスに声をかけた。「私をあなたの愛人にしてほしいの…」と。実家の負債帳消しを目論む冷酷な異母兄から命令され、さらに病気の母をたてにとられ、従うしかなかったトリスターヌ。だが命令とは言え、ニコスの圧倒的な魅力に身も心も惑わされて…。一方、ニコスは思わず勝ち誇った笑みを浮かべた。まさか宿敵バルベリ家の娘のほうから誘いをかけられるとは。思う存分利用してやろうじゃないか。
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3.4プレイボーイの大富豪アレクセイと挙式の日を迎えたブリス。秘書だった彼女はシンデレラなどともてはやされたが、心のなかは嵐のようだった。なぜなら彼女はある衝撃的な秘密を抱えていたから。そして迎えた初夜、ブリスがバージンではなかったと責めるアレクセイに、彼女はついに打ち明けた。私の純血を奪ったのはあなたで、その結果息子もいるのだと。記憶喪失で何も覚えていないアレクセイは、激怒して寝室を出ていくが…。ミニシリーズ2部作完結編!!
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3.3死んだはずの私を、ずっと捜していたと言うの? 5年前、リリーは車の事故で死んだ――。しかし本当は、名前を変え、別の場所で暮らしていた。血のつながらない兄ラファエルとの愛に溺れていた彼女にとって、そうするしか、中毒のような関係から抜け出すすべはなかったのだ。しかしあるとき、リリーはとうとう彼に見つかってしまう。昔、二人の関係を“汚れた秘密”と呼んだラファエルに、私がひそかに産んだ息子のことを知られるわけにはいかない。突然のキスに心は動揺していても、彼女はとっさに嘘をついた。「私はリリーじゃないわ。あなたは誰……?」 ■ラファエルは数多の女性と関係を持ちながら、義妹のリリーにも誘惑の手を伸ばした筋金入りの放蕩者でした。ところが、事故後もリリーの死を信じず、似た女性を見かけるたびに確かめずにはいられなかった彼は、ついに彼女を見つけるのですが……。
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3.3ファッション界の大物と婚約し、新ブランドの顔に抜擢されたルーシーは幸せの絶頂にいた。だが、ふと目にした書類から恐ろしい事実を知ってしまう。すべては企業のイメージ戦略で婚約も抜擢もシナリオどおり、と記されていたのだ。怒った彼女は新ブランドの発表会に乱入し、証拠を手に逃げ出した。デパートに駆け込んだルーシーを、男たちが追う――。それを上から見ていたのがナサニエル、デパートのCEOだった。彼は身を翻し、なぜか彼女のあとを追ってきて…!?
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3.0親に虐げられて育った孤独な二コラにとって、イタリア伯爵の息子ジャンカルロと恋に落ちた2か月は、人生でもっとも幸せな日々だった。金目当ての親に彼との恋をゴシップ紙に売られ、彼に裏切り者と罵られるまでは。そして10年後、ジャンカルロの母親の個人秘書となった二コラは、彼と再会する。「今度は母親に狙いをつけたのか」と二コラを罵るジャンカルロ。違う。私はあの時も今も、変わらずあなたを愛しているのよ。彼女の訴えもむなしく彼は残酷な要求をして?
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3.0幼い頃から厳格な祖母と父に抑圧されて育った、名門貴族の令嬢ジュリエット。出来のいい異母姉と比べられ、家の繁栄のためだけに生きることを強いられながら、それでも彼女は密かに自分の人生を諦めずにいた。たとえ政略結婚することになった相手が「怪物」と呼ばれる男性であっても…。スラム街出身の大富豪ハビエルは、特権階級の血筋を得たいがためにジュリエットとの結婚を望んだことを、隠しもしなかった。その野心溢れる眼差しに、ジュリエットの心は揺れて…。
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3.0イタリアの伯爵チェーザレ・ディ・モンダーヴェ…ローマでその名を知らない者はなく、彼に好意のまなざしを向けられた女性は、皆イエスと答えると噂されるほどに魅力的な男性。美術ジャーナリストのカーラは、美術館で伯爵チェーザレと出会い恋に落ちた。甘い関係は半年も続き、カーラが将来の夢を描きはじめた矢先、伯爵は突然彼女に侯爵令嬢との婚約を告げた。無慈悲に切り捨てられたカーラ。しかし伯爵が彼女に与える不幸は、これで終わりではなかった――!!
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3.0地味な秘書の極秘任務は、45日間だけのシンデレラ。 ロンドン郊外の空港のラウンジで、秘書のナタリーは悩んでいた。傲慢な億万長者のボスに仕えて5年。心身ともにもう限界だった。すると突然、背後から声がかかり、彼女は振り返って仰天した。そこにはナタリーと瓜二つの、身なりのよい女性が佇んでいた。異国の王女だという彼女とナタリーはすぐさま意気投合し、互いの悩みまで打ち明け合ったが、ふと王女が意外な提案をした。45日間だけ、密かに立場を入れ替わってみないかというのだ。私が王女に? 承諾したのも束の間、すぐに後悔に襲われる。あろうことか王女の許婚ロドルフォに惹かれ、唇を奪われて……。 ■まるで双子のようにそっくりな秘書と王女。ふたりが立場を入れ替わることで運命の歯車が回り、思いがけない愛の物語が生まれました。ケイトリン・クルーズの魅力を存分に堪能できる1作です。
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3.0誕生日プレゼントはプロポーズ……。すべては大富豪の冷酷な計画だった。 誕生日の夜、リリアナはイサルにバージンを捧げた。10年間恋い焦がれた後見人の彼に、一瞬でも振り向いてほしくて。けれどその行動は、大きな過ちでしかなかった。どうしてイサルが、両親を亡くした12歳の彼女を引き取り、家から遠く離れた山奥の寄宿学校に閉じこめたのか?今も厳しい監視の目を光らせ、生活を制限するのか?なにもかもが、私を花嫁にするための計画だったなんて!今後は夫に従順に尽くし、子供を産み育てるだけ。イサルが求める、億万長者の愛されぬ完璧な妻として……。■両親の死後、自分を引き取ってくれた後見人のヒーローに、10年間あこがれてきたヒロイン。二度目に会ったとき、二人は情熱的に求め合い、ヒーローはヒロインに結婚を申しこみます。しかし、それは平手打ちにも等しい、あまりに屈辱的なプロポーズでした。
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3.08歳年下の継母――彼に蔑まれても、屈辱さえ甘いのはなぜ? 金めあての強欲女――初めて会ったときからキャスリンは、イタリア人実業家ルカ・カステリからそう思われてきた。この2年間、彼女はルカに嫌われる一方だった。キャスリンが年老いた大富豪の夫を埋葬した日でさえも、義理の息子であるルカは彼女を軽蔑し、嘲るのをやめなかった。「次の標的は僕だろうが、そうはいかない」と言って。キャスリンが否定すると、ルカは突然彼女を抱きしめる。唇を奪われた瞬間、キャスリンは思った。この人がファーストキスの相手になるなんて、と。■ハーレクイン・ロマンスの中心的存在であるケイトリン・クルーズ。R-3176『幻を愛した大富豪』の関連作をお届けします。義理の息子との禁断の恋。でもそれは、ヒロインにとっては初めての本当の恋でした。
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3.0蔑まれ、屈辱を味わわされても、彼から離れられない。もう二度と。 親に虐げられて育った孤独なニコラにとって、イタリア伯爵の息子ジャンカルロと恋に落ちた2カ月は、愛と情熱に包まれたもっとも幸せな日々だった。なのに……金を無心する親に脅迫され、その幸せを自ら壊してしまった。ジャンカルロは怒り傷つき、彼女を裏切り者と責め立てた。10年後、ジャンカルロの母親の個人秘書として雇われた彼女は、かつて愛した人に再び罵倒される。「金目当ての欲得ずく」と。それだけでは気がすまない彼は、母親ともども、彼女をトスカーナの地所に連れていくと、屋敷に軟禁した。そして24時間、彼の慰みものになることを強いて……。 ■しっとりとした大人の官能ロマンスに定評のあるC・クルーズ。サディスティックなまでに嬲られるヒロインの甘く切ない苦悩を描ききっています。かつて自分を裏切った女性に責め苦を与えるつもりが、逆に欲望をかき立てられてしまうヒーローにもご注目。
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3.0愛しいボスと火遊びなどできない。 わたしはきっと、灰になってしまう。 日曜日の朝6時、電話が鳴り響く。「エラ、今すぐ来てくれ」 サント・コレッティの個人秘書として働くようになって4カ月、 時間外の呼び出しには慣れっこになっていた。 イタリアなまりの強い、深みのある低い声が寝起きの耳を愛撫する。 どんなに傲慢で、わがままで、女ぐせが悪くても、 サントはシチリア名家の御曹司として眩しいほどのオーラを放ち、 エラの心を惑わせる。ボスにこんな感情を抱くのは禁物なのに。 いいえ、それもあと少しのこと。エラは仕事を辞めようと思っていた。 だが駆けつけた先でサントのある姿を見たとたん、エラは胸をつかれ、 彼のもとを離れることなどできないと悟った。もしかしたら、永遠に。
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3.0ルーシーはアラクルの有力一族の長、ラフィと恋に落ちて身ごもり、彼の祖国に嫁いできた。不幸にも夫の留守中に流産し、悲報を伝えようとしたが、連絡がつかない。クリスマス前にやっと会えたとき、彼女は罵られた。「君は玉の輿狙いで妊娠も流産も嘘だ!」
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3.0サンティナ王国の王女ソフィアは、考え抜いた末に心を決めた。父が無理やり進めるスペインの王子との縁談から逃げるため、幼なじみの皇族アッシュに恋人のふりをしてもらおう。彼には、16歳のときバージンを捧げようとして拒絶された。それ以来会っていなかったけれど、きっと助けてくれる。ところがアッシュにすげなく断られ、なす術のなくなったソフィアは、とりあえず向かった空港で、当日便はもうないことを知った。どうすればいいの? 今この国を発たなければ、政略結婚させられる。そのときアッシュの言葉がよみがえり、ある案が浮かんだ。彼の自家用機が今夜発つ。そっと忍び込めばいいわ。■作家競演によるミニシリーズ〈地中海で恋して〉が今月から始まります。王国サンティナの王子と王女たちがおりなす華麗な物語です。第1作は一昨年亡くなったペニー・ジョーダン。新作としてお届けできる最後の作品となります。
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3.0レオ――本当は今でも心から愛する私の夫。トロントの画廊で別居中の夫と再会したとたん、ベサニーの心はうずいた。イタリアの公国のプリンスであるレオとは、周囲の反対を押しきって結ばれたものの、夫はベサニーにプリンセスとしての役割を押しつけるばかりだった。3年間、彼が態度を変えてくれるのを願ったけれど、もう限界ね。張り裂けそうな胸の痛みを無視し、離婚を切り出した彼女は、冷淡な表情のレオの口から出た言葉にその場で凍りついた。「離婚を望むなら、もう一度僕と一緒にイタリアに戻るのが条件だ」■2011年にデビューし、華やかなストーリーと、傲慢ながらも一途なヒーローを描いて人気上昇中のケイトリン・クルーズ。今月は、苦悩するプリンセスとそれを見守る夫の物語です。
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3.0地中海の港に停泊中の豪華クルーザーで催されたパーティで、トリスターヌは危険な魅力を放っている男性を見つめた。ギリシアで巨大な海運帝国を築いているニコス・カトラキス。冷酷な異母兄の立てた計画のせいで、彼女はニコスに途方もないことを依頼せざるをえなくなったのだ。「わたしをあなたの愛人にしてほしいの……」ニコスは宿敵バルベリ家の娘トリスターヌから誘いをかけられ、思わず勝ち誇った笑みを浮かべた。この絶好のチャンスに彼女を思う存分利用してやろうじゃないか。ニコスは所有するクルーザーの自室へと彼女を導いたが……。■ヒロイン一家への雪辱に燃えるギリシアの海運王が登場します。どうぞお見逃しなく!
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3.0プリンセス・ガブリエルは父の歓心を買おうと従順に生きてきた。だが、願いはいっこうにかなわず、彼女は愛に飢える一方だった。そんなある日、父から、彼女の婚姻契約が結ばれたと突然聞かされる。相手はイタリア貴族の血が流れる大実業家、リュック・ガルニエ。巨万の富を得て、王家の血筋を盤石にするための結婚だという。父は愛情を示すどころか、最も高い値をつけた男に私を売り渡したのね!涙をこらえながらも、彼女はこれまでどおり従うほかなかった。結婚式当日。祭壇の前には、一度も会ったことのない花婿が立っていた。所有欲もあらわな彼の視線に思わず膝を震わせたガブリエルは、この結婚は過ちだと気づき、生まれて初めての“反抗”を心に決める。■清らかでまじめなプリンセスに突然つきつけられた、見ず知らずの大富豪との政略結婚。従順なはずの彼女がとった思わぬ行動に、誇り高い花婿は……?
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3.0財閥の御曹司として、父に代わり臨時のCEOを務めることになったヒュー。仕事よりも女性を愛する天性のプレイボーイの彼だったが、有能な秘書キャスリンにより遊びの時間はすべて削られ、いまや仕事漬けの日々だった。だが、最初こそ反発したものの、ヒューはキャスリンを恨むどころか、近頃彼女にどんどん惹きつけられていた。他の女性など目に入らないほどに。ある朝、顔にあざを作って泣きはらすキャスリンを見て、抑えてきたヒューの想いが一気に溢れだし!?
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3.0許さないわよ、最低男――! 親友を中傷する記事に腹をたてたキャリーは、抗議のため単身新聞社へと乗りこんだ。しかし目的の彼――ハッとするほどすばらしい、グレーの瞳の持ち主――は、キャリーの怒りをものともせず、飄々としたからかい半分の態度で彼女をあしらう。ののしりあいながらも、なぜか特別な感情を抱いてしまうふたりだが、キャリーは悲しい過去の傷から愛することに臆病になっていて!? 生まれつつある新たな愛に、気づかないふりはもうできない…。
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2.8ビリーは8歳のときに英国から地中海の島に移り住んだ。奔放な母のせいで島の子どもたちに爪はじきあった彼女を救ったのは、ひとりの少年――アレクセイ・ドラコスだった。島の権力者の息子だ。そして、今やビリーは彼の秘書として世界をまたにかけ働いている。彼への想いを胸に秘めながら…。そんなある日、母の愛人に乱暴されかけたビリーを彼が救うが?ミニシリーズ全2部作でお届けするドラマティック・ロマンスの第1弾です。
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2.5政略結婚の婚約式の翌日、アマヤは黙って姿を消した。母からの電話で、婚約者であるシーク・カヴィアンはハーレムを持ち、女性を囲っていることを知ってしまったのだ。そんな人と結婚したら、私も母のようになってしまう。異国の愛の形を受け入れられず、豪奢な生活を捨て、ひとりで私を育てた母のように…。半年後、居場所を突きとめられ連れ戻されたアマヤは、待ち受けていたカヴィアンにこう言いはなたれた。「ハーレムに行こう。きみが一番関心のある場所だろう?」