検索結果

  • 大富豪とうぶな義妹
    -
    隠してきた愛がこぼれてしまう……。かつて義兄だった、あなたへの愛が。 実業家アダムのオフィスにある日、6カ月の赤ん坊を連れた女が現れた。彼の亡き弟の子だとの鑑定書を見せ、5万ドルで買ってほしいという。不届きな女を追い返してやろうと、アダムは金を払い、甥を引き取った。そうなると至急子守りが必要だ――思いつくのはただ一人、弟の不義が原因で2年前に離婚した、かつての義妹シエナ。一方、突然目の前に現れたアダムの要求に、シエナはとまどった。縁を切った元夫の子とはいえ、不憫な赤ちゃんを助けてあげたいけれど、義理の兄だったアダムの大邸宅で一緒に暮らすなんて。彼がそばにいるだけで、体が熱くなる自分がシエナは怖かった。ずっと心の奥底に隠してきた彼への想いを、知られてしまいそうで……。 ■HQディザイアを代表する大ベテラン作家、M・チャイルドが描く、かつて義兄と義妹だった二人の再会ロマンス。人を思いどおりに動かすことに慣れきった“宇宙の支配者”のような大富豪に、シエナは反発しますが、彼女のぼろ家を彼はこっそり直してくれて……。
  • 旦那様、お気に召すまま
    -
    「下着をおろし、脚を開きなさい。 四つん這いになるんだ」 冷夏のせいで花売りの仕事を失い、17歳のエマはリグズ家でメイドに雇われた。 外出と帰宅、食事を出すときにお見かけする旦那様は、深いブルーの瞳のハンサムな方だった。 ある日の午後、書斎の床をはいていたとき、旦那様が入ってきた。 「こんにちは、旦那様」わたしは挨拶し、仕事を続けた。 「やあ……エマ……」旦那様は心ここにあらずといった様子で、カーテンを閉めるよう言いつけた。 そして言った。「下着を下ろして、脚を開きなさい」 エマは耳を疑った。けれど……旦那様の言いつけは絶対だ。 「きみの秘部はさぞ美しいだろう」旦那様が穏やかな声で言う。 一方の手を太腿に這わせ、もう一方で股間を愛撫する。 やがて旦那様の指が、うずく割れ目の上に移って、ぬるぬるに濡れたひだのあいだに差しこまれ……。 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『旦那様の歪んだ溺愛~メイドは甘い愛撫に翻弄される~』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • 小さな奇跡
    4.0
    子供が産めないことを告白したら、また捨てられてしまうの? 看護師のモリーは勤め先の病院に突然現れた医師を見て息をのんだ。5年前に私を手ひどく振り、ほかの女性と結婚したルーク!妻を亡くし、メルボルンに戻ってきたと聞いていたけれど、まさかこの病院に復職してくるなんて……。ルークと再会するときは幸せに光り輝く自分でいようと決めていたのに、彼と別れたあとに結婚した男性とは、つい先ごろ離婚したばかり。破局の理由は、どうしても子供が授からなかったから。悲嘆に暮れるモリーは、ルークもある苦悩を抱えていることを知り、切なさのあまり衝動的にベッドをともにしてしまった。これは着地点のない、今だけの関係だとわかっていながら。■HQロマンスでも大活躍するキャロル・マリネッリが描く愛の復活の物語をお贈りします。5年を経て再会したヒーローとヒロインは、お互いに明かすことのできない秘密を抱えたまま関係を深めて……。ヒロインの身に奇跡が起こることを祈らずにはいられない作品です。
  • 月夜の交歓~銀のピアスの愛撫~
    -
    俺のペニスピアスが 彼女のスイートスポットをこすった瞬間の顔を見てみたい。 その夜もキットはクラブへ行った。お目当てはマーシー。セクシーな美女だ。 黒革のミニスカートにピンク色のホルタートップ。純情そうな顔立ちからは想像もできないほど、腰の動きに色気がある。 さりげなく近づいて、囁くのだ。俺のモノに夜通しなぶられてみたいか? と。 銀のピアスが6つ嵌まった――ベッドの相手の感度を増すためにつけた――俺の自慢のモノに。 股間はすでに脈打っていた。俺の銀のピアスがスイートスポットをこすった瞬間の彼女の顔を見たい。 キットはマーシーのところまで行くと、彼女に体を密着させた。ヒップを抱きかかえ、音楽に合わせて体を揺らしだす。 ――マーシーは目を閉じ、キットの体の熱を感じていた。彼はいつも私を誘惑するのだ。目覚めているときだけでなく、夢の中でも。 彼の手が脇から背中へと滑ってホルタートップの下へと潜りこんできた。 思わず吐息をもらす。体の奥深くで悦びがつのっていき、我知らず太腿の内側に力が入る。 彼の姿を見ただけで正気を失ってしまいそうなのに、こんなふうに抱き合ったら、まともでいられるはずがない。 だが今夜のキットは容赦しなかった。もう一方の手でスカートをめくって太腿に指を這わせ……。
  • 罪深い契約
    -
    母になりたいと夢見るシンデレラ。タイムリミットは刻一刻と迫り……。 「兄さん、リズは赤ちゃんを産まなきゃならないの。一刻も早く」親友が兄のクエンティンにそう伝えたばかりに、リズはどぎまぎした。体の不調が原因で、子供を望むなら急がなければならないのだが、相手がいないため人工授精を考えているのだ。しかも大富豪のクエンティンは、リズが18歳で初めて会った日から、その男らしい魅力に心奪われ、密かに恋してきた相手。でも彼はリズのことを、堅苦しく“エリザベス”と呼び、11年たった今もなお、リズは彼の前では緊張し、びくびくしてしまう。そんな彼女に、クエンティンは冷静に、事務的に、無感情に告げた。「君は僕と結婚しなければならない。伝統的な方法で子供を作ろう」 ■愛に包まれた家庭を夢見るリズと、愛に冷淡な大富豪クエンティン。彼は孫を早く見たいと願う両親のため、経済的援助と引き換えに、リズに子供を産ませようと考えます。でも、彼がリズの前でクールにふるまうのには訳があって……。心弾むシンデレラ・ストーリー! *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・ディザイア傑作選となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 罪深い契約 億万長者に恋して
    -
    インテリア・デザイナーのリズは大きな危機に直面していた。仕事が軌道に乗り始めた矢先に大きなトラブルに見舞われ、早急に夫となる男性を探さなければならなくなったのだ。しかし、仕事一途で生きてきたリズに親しい男性などいない。途方に暮れるリズに、意外な人物が助けの手を差し伸べた。クエンティン・ホイッタカー。親友の兄で、大企業の経営最高責任者でもある彼は、リズが長年片思いしている相手だった。思わず胸をときめかせる彼女に、クエンティンは冷たく告げた。お互いの利益のために取り引きをしよう、と。■“億万長者との恋物語”――リッチで傲慢なヒーローの華やかな輝きと、隠れた素顔の魅力を描いた、ゴージャスな恋物語です。
  • 冷たい誤解
    3.0
    父の突然の訃報と軽蔑のまなざし――それが彼との冷戦のはじまりだった。■彼が戸口に立って名乗った瞬間、アナの興奮は一気に頂点に達した。ギャレット・ホールデンといえば、一代で巨万の富を築いた億万長者ということを知らない者はいない。アナは、この血のつながらない兄のことを父ロビンからよく聞いていて、いつか会いたいと思っていた。会えた喜びも束の間、彼の口からこぼれ落ちたのは、ロビンが死んだという知らせだった。しかも葬儀はすでに終わっていた。あまりの衝撃と悲しみに呆然自失している彼女に、義兄は軽蔑の念を込めた視線を向け、言い放った。「ロビンの次は僕をたらし込むつもりか?」アナは悟った――自分が老人の財産を狙った悪女だと思われていることを。
  • 天使のはつ恋 上
    -
    ★『セイレーンの涙』から1年。ノーラはいま、愛する独裁者ソルンのベッドから逆さまにぶら下げられていた――。ザックを妻のもとへ返し、ウェスの無垢な愛も手放してしまったノーラ。けれどソルンの腕の中に戻ったいま、彼女はふたたび“所有”される歓びに酔いしれていた。彼女を15歳のときからこんなふうに“支配”してきたソルンは、表向きは人望厚い聖心教会の司祭だが、その素顔はNY地下世界に君臨する倒錯と享楽の神。杖で打たれ、鞭でなぶれ、痛みを感じるまで突き上げられても、ノーラはその嗜虐的な愛が何より幸せだった。一通の密告が、ある野心的な女性記者のもとに寄せられるまでは。ソルンは身辺を嗅ぎまわる記者の動向に警戒を強め、ノーラにひと夏のあいだ身を隠すよう命じる。そしてなぜか、教会の信徒マイケル・ディミア――ノーラが“エンジェル”と呼ぶ美しい17歳の少年――を連れていくように言い、彼を徹底的に“調教”するように、と告げた。マゾヒストという自らの性に罪悪感を抱き苦しむ少年が、“痛み”という歓びによって羽ばたけるように。

    試し読み

    フォロー
  • 年上と恋に落ち
    3.5
    ジャスティンは緊張のあまり、逃げ出したくなった。これまで誰かを誘惑したことなんて一度もない。だが、今目の前にいる銀行の担当者マーカスを誘惑できなかったら、父親が遺した多額の借金のせいで、家まで失ってしまう。女の魅力を生かせば、彼からは融資を引き出せるという噂だ。ほんとうは私の体を差し出すつもりはないことを悟られないようにしなくてはならないけれど…(『炎と燃えた夏』)。それは誰の目にも理想的な結婚に見えた。ザックはどんな女性も虜にしてしまうような男性で、しかも大企業の経営者。ヴィクトリアも上流家庭の生まれで、このうえなく美しい二十歳の輝ける花嫁だった。ふたりは愛し合って結ばれたと、ヴィクトリアは信じていた。初夜の明けた朝、ザックが愛人のもとに駆けつけたと知るまでは(『美しき夢破れ』)。 *現在、配信中の『美しき夢破れ』と一部内容が重複しています。ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 囚われの無垢な乙女は絶倫野獣に恋をする【合本版】
    -
    ~こんな刺激、初めて! 官能オトナ女子ノベル~ 極上エロティック&官能ロマンスレーベル【エロティカ・ラブロ】から、豪華6篇をお贈りします!  表紙イラストを手がけるのは、超売れっ子絵師、蝶野飛沫氏。 作品のベースとなった『美女と野獣』の世界を幻想的に描いた美麗イラストと、超絶センセーショナルなエロティック短編集を、ご堪能あれ!! 『うぶなメイドは侯爵様に抗えない』『囚われの無垢な乙女は絶倫野獣に恋をする』『生真面目な先生の野獣な本性』『背徳の恋人~極上密事レッスン~』『鳥籠の淫執愛』『旦那様の歪んだ溺愛~メイドは甘い愛撫に翻弄される~』を収録。 ①『うぶなメイドは侯爵様に抗えない』 イギリスの由緒正しき侯爵邸のメイド、ローズは、侯爵様の私室でビデオテープの山を見つけた。 再生してみると…なんとそこには、普段はクールな侯爵様と女性との衝撃的なセックスシーンが!  以来、屋敷に誰もいないときを見計らってはそのビデオを見るようになったローズ。 ところがある日、突然帰宅した侯爵に見つかってしまい――?! ②『囚われの無垢な乙女は絶倫野獣に恋をする』 囚われの身の私に野獣はいつも紳士的だった。 ある晩、うなされる野獣の声が響き、彼の寝室に飛び込むと、 野獣は透けた私のナイトドレス姿を見てうめき声をあげた。 「それを破られたくなければ、むこうを向いて膝をつけ」 恐怖に身がすくんだ。 なのに、下腹部で熱い血潮がふつふつと沸きだし、奇妙な疼きが広がる。 野獣の猛々しい愛が欲しくて――。 ③『生真面目な先生の野獣な本性』 高校時代の数学の先生、ミスター・ローレンス。 授業中、目が合うたび、いつも何かを感じていた。 高潔な先生は何もしなかったけれど、私はいつも思い描いていた。 先生が私にキスするところ。先生が私の胸を揉みしだき、いやらしいことを呟く。 もうたまらないというように乱暴に脚を開いて、私の中に入ってくるところ……。 ――10年経っても色褪せないこの想いを、まさか先生も抱いてくれていたなんて。 当時の教え子に囲まれていた先生は、私を見つけるなり「失礼」と輪を抜けだし、 まっすぐこちらへ歩いてきた。数十秒後。私たちは廊下の角を曲がるなり、 激しく腰をぶつけ合いながら舌を絡め合っていた――。ひとりの男と女として。
  • 囚われの無垢な乙女は絶倫野獣に恋をする
    -
    囚われの身である私に対して、野獣は常に紳士的に振る舞った。 毎夜プロポーズを拒んでも、彼は決して逆上したりなどしなかった。 だがある晩、うなされる野獣の声にいてもたってもいられず 彼の寝室に飛び込んだ私は、大きな間違いを犯したことを悟る。 野獣は、乳首も脚のあいだの陰りも完全に透けた私のナイトドレス姿を見て 恐ろしいうめき声をあげ、警告した。 「それを破られたくなかったら、むこうを向いて膝をつけ」 恐怖のあまり身がすくんで動けないはずの私の下腹部で 熱い血潮がふつふつと沸きだし、奇妙な疼きが広がる―― 私は興奮していた。野獣の猛々しい愛が、欲しくて……。
  • 鳥籠から逃げたプリンセス
    -
    鳥籠から逃げた無垢な彼女を待ち受けていた、一夜の恋と、愛されぬ結婚、ベビーの誕生。 ちょっとだけ。今夜だけよ。公務で訪れたニューヨークで王女シャーロットは、迫る政略結婚をひととき忘れたくて、こっそり会場を抜け出した。おそるおそる足を踏み入れたバーで、たくましくセクシーなイタリア人男性ロッコに声をかけられる。金融関係の仕事をしていると言う彼と、身分を隠して話すうちすっかり心奪われ、彼のペントハウスで熱い一夜を過ごした。だがシャーロットがバージンと知るや、ロッコは激怒する。「知っていたら誘わなかった!」と。そして立ち去った――。やがて妊娠に気づいた彼女はやむなくニューヨークへ向かう。王女という身分を明かし、お腹の子は自分で育てると言うために。 ■じつは金融界の大物投資家だったヒーローは、ヒロインが王女だと知って驚き、プロポーズします。けれどそれは、愛などかけらもあるはずのない子供のためだけの結婚。初めて恋した男性に愛してもらえないなんて。大粒の涙が彼女の頬を伝いますが……。
  • ドアの向こうに
    -
    彼女はだれのものにもならない女だという。ならばなおさら、ぼくのものにしたい■パーティで周囲の視線を一身に引きつけて踊る赤いドレスの女。たまらなくセクシーなその女性にブレット・キングは目を奪われた。彼女の名前はナターシャ・ブライアント。アクアマリンに近い淡いブルーの瞳、きらめく赤い髪が美しい。だれのものにもならない女性さ、とブレットの友人は言う。それでもブレットは彼女に近づき、さりげなく話しかけた。長身でハンサム、悠然として気取りのないブレットが作家と知って、ナターシャも彼に興味を引かれた。彼は大半の男性とはどこか違う。内面のしたたかさを気さくな雰囲気で隠そうとしているようだ。パーティのあと、二人は夜明けの街を歩きながら語り合った。お互いの胸にまだ打ち明けられない過去を抱えたまま。
  • ドクターといたずらな天使
    -
    夢の一夜がもたらしたのは、 かけがえのない宝物。看護師のステイシーは、新任医師の顔を見て愕然とした。 忘れ得ぬ男性が――愛しい娘の父親ノアが目の前にいる。 3年前、ふたりは強烈に惹かれあい、めくるめく一夜を過ごした。 そしてステイシーは小さな命を授かり、独りで懸命に育ててきた。 ファーストネームしか知らない男性を見つけるすべはなかったのだ。 記憶と違わず魅惑的なノアに再び強く惹かれるステイシー。 娘のことを話す勇気が出ないまま、彼との距離は急速に近づいた。 しかし、ついに意を決して真実をノアに伝えると、 彼の顔からすべての表情が消えてなくなり、冷たい声が虚ろに響いた。 「予防措置はとっていた。あの頃、君は本当に独り身だったのか?」
  • 土曜日の服従プレイ
    -
    「ひざまずくんだ」 私は彼のブリーフとズボンをペニスが飛び出すまでずりおろした。 「そうだ、いいぞ」 土曜日の午後6時、ジャックが電話をしてきて、いつものホテルのバーで待っていると告げた――ファックしたいのだ。 わたしはセクシーな下着を着けると、入念な化粧を施し、髪を整える。そして車に乗り、ダウンタウンをひた走った。 彼はバーのカウンター席にいた。日に焼けた金色の産毛におおわれた彼の腕を見たとたん、下半身が疼いた。 白ワインを注文したわたしに彼が言う。「セクシーなブラウスだ。ボタンをもうひとつはずすんだ」 彼の望みに従う。それがルールだった。 わたしは片手をブラウスの前に持っていき、胸のふくらみをぎりぎり隠しているボタンをはずした。 「行こう」これは誘いではない。命令だ。 わたしは席を立ち、彼の手に触れた。二人でバーを出る。 部屋に入るやいなや、彼はタイトスカートをつかんで乱暴に引っ張り上げた――わたしのヒップの丸みがあらわになるまで。 次にレースのパンティを腿までずり下ろした。 「これはすごいな」熱く湿った秘所に彼の指がすべり込み……
  • ドラゴン伯爵と家政婦の秘密
    -
    今、あなたを愛したいの。すぐに終わる恋とわかっていても……。 イタリア人伯爵の城で、臨時家政婦に雇われたシャーロット。美貌のセクシーな城主アレッシオについどぎまぎしてしまうが、彼には亡き妻を城に幽閉していたという暗い噂があった。なぜか彼に避けられる日々の中、シャーロットは懸命に働いた。舞踏会の夜、地味な裏方のシャーロットもドレスを着て出席し、いつしか心奪われていた伯爵に、誘われるまま純潔を捧げた。それは伯爵のつかの間の戯れだとわかっていた。城を去る日のことを思うと胸がふさがった。あと1カ月だけ……。そんな折、シャーロットは妊娠に気づき、伯爵に告げるが――。 ■健気なヒロイン像で人気のA・ウエストが綴る、イタリアが舞台の幻想的な恋物語。妻の死後、心を閉ざし“湖のドラゴン”と恐れられる伯爵の凍った心を、献身的な家政婦ヒロインが溶かしていきます。17歳で母を失ったヒロインの秘密の出自にもご注目を!
  • 長い別離 ハーレクイン・ディザイア傑作選
    -
    彼が過去にこだわるのは、私の秘密に気づいたから? 彼が帰ってくる。私をうとましく思って町から出ていった彼が……。ワイアットに捨てられたときの胸の痛みが、その後の長い年月などなかったかのように、ビッキーをさいなんだ。ふたたび彼に会って、平気な顔ができるだろうか?リッチーを――愛しい息子を、彼から隠しとおすことができるだろうか?10年ぶりに、生まれ育った町に戻ってきたワイアットは、雑貨店にいるビッキーを見て驚いた。彼女がこの町に戻っていたとは。かつて、なにも言わずに僕の前から姿を消し、どこか遠くの町で、さっさとほかの男と結婚したビッキー。あのときなぜ僕を捨てたのか、説明してもらうときが来たようだ。 ■様々な時代の選りすぐりのディザイアの話題作をお贈りする“ハーレクイン・ディザイア傑作選”。今作は、USAトゥデイのベストセラーリストにも登場歴を持つ作家、ショーナ・デラコート。大人気の“秘密の命”がテーマの物語です。
  • 謎めいたドクター 診察室の恋人たち
    -
    罪なほど甘美なキスを交わした夜。あの瞬間に二人の運命は始まった。■時計の針が午前零時ちょうどを指したとき、新年を迎えるパーティーの会場で、助産師のジョアンナは見知らぬ男性にキスされた。彼の神秘的な魅力の虜になり、知らず知らずのうちに、彼女は大胆に応えていた。しかし耳元で新年の挨拶をささやかれたとたん、はっと我に返り、自分の犯した過ちに気づいてその場を逃げ出した。数日後、仕事で病院を訪れたジョアンナは、予期せぬ再会に息をのんだ。あの夜の謎めいた男性が診療衣に身を包み、何食わぬ顔で彼女の前に立っていたのだ!
  • 七年目の誘惑
    4.0
    冬の夜、安食堂には場違いな客が、ジェシーに声をかけてきた。「結婚してくれ。書類上の妻がほしいだけなんだ。それも今すぐに」男は、貧しいウエイトレスにとって輝くナイトに見えた。だが正式な書類が整うと、彼は花嫁に目もくれず立ち去った。7年後――美しく変貌を遂げたジェシーはあるパーティ会場にいた。あれ以来会うこともなかった夫は、今も自信と魅力に溢れている。結婚によって、彼は会社の実権を手に入れたという。今度は私が、ただ一つの望みをかなえてもらう番だ。どうしても子供がほしい。そのために、夫を誘惑しなければ。
  • ナニーの身分違いの恋
    4.0
    ずっとひとり寂しく生きてきた。恋は贅沢と、自分に固く禁じて。 トリッシュが大富豪ネイトの屋敷でナニーとして働くことになったのは、彼女だけが彼の姪である赤ん坊を泣きやませたからだった。破格の報酬とすてきな部屋、毎日出されるおいしいごちそうに、貧しい生活しか知らないトリッシュは驚くしかなかった。しかも、敏腕実業家として名高い億万長者のネイトは、世間の女性から理想的な結婚相手と騒がれるほどセクシーな男性だ。けれどいくら彼と同じ家で暮らし、同じ時間を過ごしても、私は1カ月後には出ていく臨時のナニーにすぎない。携帯電話も持っていなかった貧乏学生の私を、お金持ちの彼は哀れんだだけ。恋をするなんて間違っているわ……。■人気沸騰中、サラ・M・アンダーソンの2016年度のRITA賞受賞作! 彼女の持ち味であるドラマチックな展開はそのままに、恋を背を向けて生きてきたヒロインのせつなさも楽しめる1作です。
  • 涙の手紙
    2.0
    楽しく過ごしていた毎日を、一通の手紙が変えてしまった……。■ブライアナは養女だが、愛情深い養父母のもとで幸せに育った。二十一歳になったある日、弁護士事務所から手紙が届く。要領を得ない内容が気になったブライアナは、受付として働いている病院を抜け出して事務所を訪れた。現れたネイサン・ランドリスは、若いのに尊大な冷血人間。しかもはぐらかしてばかりで、何も教えてはくれない。さすが弁護士ね――でも、笑った顔は驚くほど魅力的!役に立てないと言うネイサンにブライアナはいらだつばかり。ここまで来たのに結局何もわからないなんて!いったいどんな用件なの? ネイサンは何を知っているの?ネイサンの父に実の母親のことだと告げられたブライアナは、やがて驚くべき事実を聞かされることになる……。
  • 涙の手紙【ハーレクイン文庫版】
    3.0
    ブライアナは手にした封筒をじっと見つめた。これこそ実母が私に遺した、ただひとつのもの。愛情深い養父母のおかげで、私は幸せに暮らしてきた。自分を捨てた女性については考えたことさえなかった。それなのに、実母が弁護士に遺書を託していたなんて。これを読んだら今までの平穏な生活が、あっという間に崩れ去ってしまいそうな予感がする。思い悩むブライアナを、冷血弁護士として名高いネイサンが、気遣うような青い瞳で見守っていた。 *本書は、初版ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 甘い逃避行 ニューオリンズの恋人たち I
    -
    ★水辺の隠れ家で重ねた二人きりの時間。それは甘美なまでの夢? それとも……。★アケイラはFBI捜査官。偶然訪れたホテルで、喉をかき切られて殺されている女性を発見した。現場となった部屋に入ろうとしたとき、背後に男の気配を感じる。この部屋に泊まっていた男、クロード・ラフィットに違いない。アケイラは容疑者を確保しようと銃を構えて振り返った。ところが、逆に人質にとられて男の逃亡を許してしまうことに!今、アケイラは車のトランクの中で、激しい揺れに耐えていた。押しこめられたときには、思いがけない男の優しさにとまどった。その触れ方はアケイラに忘れたはずの情熱を思い出させた。ああ、彼はいったい、私をどうするつもりなの?
  • 人魚姫の偽りの結婚
    -
    彼が欲しいのは、形だけの花嫁。愛されないと、最初からわかっていたのに。 「結婚しよう」ある日突然、オフィスでボスにそう言われて、モーリーンはあっけにとられた。黒い髪と巨万の富を持つ、冷たい青い瞳の大富豪、ザンダー。だが、プロポーズは愛ゆえではない。幼い娘を亡き妻の両親に奪われないよう、家庭環境を整えるため。彼の心はいまだに亡くなった奥さまのもの……。胸の痛みを抑えて、モーリーンは承諾した。でも、これで私の抱えている労働ビザの延長問題も解決する。少しの間、幸せな夫婦を演じて離婚するだけ。けれども、情熱の一夜を経て、彼への思いは深まるばかりで……。 ■RITA賞受賞歴を持つUSAトゥデイのベストセラー作家、キャサリン・マン。今作でも、彼女の得意とする、けなげなヒロインとゴージャスなヒーローが織りなす、都会的でセクシーなロマンスをお楽しみください。
  • 眠り姫の秘めた欲望
    -
    「奥さん、オナニーしてるってこと?」 「熱にうかされてる。自分じゃどうしようもない」 ヘイルが仕事でひと月近くも留守にして家に戻ると、妻が熱を出して眠っていた。 驚いたことに、彼女は眠ったままヘイルの名をつぶやきながら、毛布の下で自分の体を愛撫しはじめた。 妻が親指で自らの胸にそっと力を加えるのを見つめるうち、ヘイルの口が乾いてきた。 顎が上がり、ネグリジェのひだ飾りの上に、なめらかな首があらわになる。 妻が体の中央で、手の届くかぎり下のほうへ手を伸ばす。 上掛けの下で指がひくひくと動くのがわかった。 ヘイルの全身の血が騒ぎだす。妻は欲情しているのだ。 「ヘイル」彼女の動きのリズムが乱れ、呼吸も乱れた。 妻はおれの夢を見ている。おれを求めている。 ヘイルは座り直した――急な鬱血で太さと長さを増したもののために余地を作り……。
  • 覗き見ルームメイト
    -
    「隠れてないで出てこいよ―― スカートを脱いで、パンティに手を入れて」 ドリューはルームメイトだけれど、私たちはそれほど親しいわけじゃなかった。 彼はハンサムで、体もたくましくて、寡黙だけれど女の子にモテるタイプ。 ある日、ランドリールームから間違って彼の洗濯物を持ってきてしまった。 私はそれを彼のクローゼットに返そうとしたのだけれど……。 部屋のドアが開いた勢いでクローゼットの扉が閉まり、ドリューが入ってきたのがわかった。 とっさに振り返った私の目に、扉のブラインド越しでもそれははっきりと映った。 彼がシャツを脱ぎ捨てたのが。こんな状況、誰だって出ていくタイミングを逸してしまう。 私は目を見開いていた。息を殺して。彼がベッドに腰かけ、ファスナーを下ろし、 見事に屹立したアレを取りだす。そして彼はそれを握って、さすり始めた……。 恍惚の表情を浮かべて……。
  • 野の花に寄せて【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
    -
    リオは11歳で天涯孤独となり、牧場主のサムに引き取られた。その後も、酒癖の悪かった亡き父の醜聞を十字架のように背負い、人々に白い目を向けられるなか、サムだけは彼女の味方だった。なのに、その息子ケインはいつもリオを厄介者扱いした。彼女が密かに彼を愛していることなど気づきもせずに。今、唯一の理解者だったサムが病のため死を目前にしている。恩人との別れを考えるだけでリオは胸を締めつけられた。しかもケインが跡を継げば、わたしは追い出される運命……。そう覚悟したリオを、ケインはある晩抱きすくめ、唇を奪った。激しい情熱、そして不可解な怒りと、軽蔑を瞳に宿して。 ■冬来りなば春遠からじ――たとえ今が不幸であっても、耐え忍べばやがて幸せはやってくる。つらい境遇に生きるヒロインを描かせたら随一のスーザン・フォックスの名作をお贈りします。美しい大人の女性に成長したリオに冷たく接する、ケインの本音は……? *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 野の花に寄せて
    4.0
    酒癖の悪い父が亡くなり、牧場主サムに引き取られてからも、リオは父の噂を十字架のように背負い、人々に蔑まれて成長した。今、唯一の理解者だったサムが心臓を患い、死を目前にしている。サムの息子ケインが牧場を継げば、わたしは追い出されるだろう。ケインもまた、いつもわたしを厄介者のように扱い、身寄りのない哀れな女だと言わんばかりの態度をとるのだ――わたしがひそかに彼を愛していることに気づきもせず。だがある夏の晩、ケインは突然リオを抱きすくめ、唇を奪った。激しい情熱、そして不可解な怒りと軽蔑を瞳に宿して。
  • さらわれし花嫁 ハイランダーブライド
    3.0
    荒涼たるハイランドの地に、情熱がほとばしる――。USAトゥデイベストセラー作家、ゲイル・カレン登場。 1727年英国。伯父の邸宅に滞在中のリオナはある晩眠っていたところ、突然 大きな手に口をふさがれ、部屋から連れ出されてしまう。侵入者の正体はスコットランドのマッカラム一族氏族長ヒュー・マッカラム。遠い昔に交わされた親同士の契約によって、彼と伯父の娘は結婚することになっているのだという。リオナは、自分はあなたの許嫁ではない、ただのいとこで人違いだと何度も訴えるが、彼は聞く耳を持たない。果たしてリオナはハイランドの地へさらわれた――たくましい腕に抱かれ、気品漂うその横顔をなす術もなく見つめながら。 ■ゲイル・カレンは日本初紹介のUSAトゥデイベストセラー作家。ホルト・メダリオン、ローレル・リース・アワード、ブックセラーズ・ベスト・アワード……といった数々の賞を受賞し、その本は10カ国語以上に翻訳されています。本作はなんとヒロインのリオナが、ハイランドからやってきた族長ヒューに拉致される場面から始まり、いっきに心つかまれてしまうこと間違いなし。自分をさらい、しかもいくら人違いだと言っても耳を貸さない憎らしい相手ながら、ヒューの高潔な男らしさにやがて惹かれていき……。まさに波瀾万丈、これぞ王道とも言うべき、極上ロマンスです。
  • 伯爵と花嫁の十二夜
    3.0
    人違いで交わされた夫婦の契り。愛なんて、望むべくもない……。 ジュリアは煮えきらない幼なじみの男性との関係がもどかしく、クリスマスの仮面舞踏会で一計を案じる――やどり木の下で出会った男女がキスをする古来の伝統にあやかり、彼をやどり木の下へおびき出す作戦だ。皆が思い思いの仮装をするなか、ジュリアは幼なじみを見つけ、首尾よく彼を会場から連れ出すと、思いきって熱いひとときを過ごした。まさか、仮面を外した“彼”が、幼なじみとは別人とも思わずに!相手の正体は、美形だがどこか陰のある伯爵アレック・ダンバー。激しく動揺するジュリアに、不機嫌な伯爵が思いもよらぬ宣告をする。「もう結婚するしかない――もっとも妻にふさわしくない君と」■大人気英国人作家A・バロウズが描くクリスマス・リージェンシーをお贈りします。伯爵との結婚を前に、自分の幼なじみへの思いは本物の恋ではなかったと気づくジュリア。伯爵とは表向きだけ愛し合う夫婦のふりをすると約束したのに、やがて彼を愛してしまい……。
  • 伯爵とメイドの禁じられた逢瀬
    -
    ご主人様の指がコルセットの中へ滑り、 乳首をつままれた瞬間にイってしまったのは秘密。 貧しく、読み書きもできないメイドのアメリアは、 毎週火曜日の朝、黒いヴェールで顔を隠し、読めもしない詩集を手にして、 ベンチに腰かけ、伯爵のエイドリアンが馬車で通るのを待つ。 彼の姿を、人目を気にせず見つめたい――ただそれだけの理由で。 屋敷の鼠くらいの存在でしかない私が、伯爵に恋をしているなんて知られたら……。 ああ、それなのに。まさか彼にずっと見られていたなんて。 「きみは誰なんだ? ぼくはもう自分を抑えられない――!」 石の壁に押しつけられ、彼は抗えないアメリアのスカートをまくり上げる。 ズロースの上から熱く濡れた秘所に唇を強く押し当てられ、アメリアは悶えた。 彼は息を荒らげながら言う。「きみもぼくと同じくらい求めているね――」 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『無垢なメイドは傲慢伯爵に溺愛される』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • 始まりは秘密の接吻
    -
    情熱と戸惑いの口づけは、もどかしい愛の萌芽……。 サブリナが働く巨大企業の新社長フリンは、彼女とは旧知の仲。彼が結婚してしまってからは疎遠になっていたが、昔は一緒に街を歩いたり、身の回りの世話を焼いたりしたものだった。それが恋心だと、サブリナは自分でも気づいていなかったけれど。今、トップに君臨する重圧で、かつては屈託がなかったフリンが非情な仕事人間に変わっていくのを、彼女は見ていられなかった。そんな折、重役の提案でフリンが休暇をとることになり、彼が仕事をしないよう、サブリナが見張り役を命じられる。迎えた休暇初日、青天の霹靂ともいうべき事態が起こる――ふだん黒縁眼鏡に隠れている彼女の美しさに気づいたフリンが、初めて見る熱っぽい表情で、唇に迫ってきて……。 ■フリンが悪妻との離婚を経て、学生時代に親友と交わした“独身の誓い”を最近復活させたばかりだと知るサブリナ。たとえ彼と過ごす時間がめくるめくものになろうと、それは休暇が明ければ消えるうたかたの恋……。ニューヨーク編集部絶賛の新進作家が魅せます。
  • 初めての夜に
    4.0
    エレンは政治家の家庭に生まれ、厳しいルールのもと育った。大企業重役のクリストファーと出会い恋に落ちた彼女は、男女関係においても慎重を期そうと心に決めていた。ところが初めて結ばれた夜、彼に強引に求婚されてとまどう。たった一度ベッドをともにしただけで結婚なんて……。エレンは彼の軽率さに不信感を持ち、別れを決断した。三カ月後、休暇で知人の豪邸を訪れた彼女は、その場でルームメイトの存在を聞かされる。言いようのない不安に駆られ、そっと部屋をのぞくと、そこには半裸のクリストファーが待っていた!
  • 恥じらいの蜜月は過ぎて
    -
    「朝から考えていたんだ…君のお尻のこと。後ろに突き出すんだ」 彼の液体に甘美にまみれ、イカせてもらえるの…? マークはいつも自信満々で、セクシーで、強引で……そして優しい。 そんな彼を誰よりも愛している。 でもベッキーは生真面目な性格が災いして、大胆になってみたくても、 つい「私には無理」と身を引いてしまう。 マークはたまにほのめかす。グッズを使ったり、タブーとされているようなプレイを。 そんなとき、ベッキーの脚の間は切なく疼いて、彼が欲しくてたまらなくなる―― だって彼はきっとそういうプレイのすべてを知っているのだ。過去の女たちとの行為で。 ベッキーはマークが愛した奔放な女たちに嫉妬した。 彼に告げよう。心の準備ができたわ、と。バイブでもディルドでもアナルでも、 あなたの望むままにしてほしい。あなたの愛で、バラバラにして――!
  • 裸の王様
    -
    見られることがこの上ない歓び―― 異常な性癖をもつ皇后様は、熱い快感に酔い痴れ…。 召使いたちの前で、こんなことをされるなんて! その皇后は国でたいそう人気があった。美しく機知に長け、夫の皇帝とも仲睦まじい。 だが皇后にはひとつだけ、奇妙な性癖があった。 それは、見られることに異常なまでの歓びを見出す“露出癖”があること。 ある晩、ついに皇后は生まれたままの姿で晩餐会に現れた。 「どう? 新しい仕立て屋につくらせた特別なドレスなの」 息をのむ貴族たちを前に満足げな皇后を見て、さすがに皇帝は案じた。 せめて公衆の面前では、愛する妻が“見られる歓び”を追求せずにすむよう、 私が手を打たねば――。皇帝は城の中に秘密の劇場をつくらせ、家臣を招いた。 あの“ドレス”を着た妻を舞台に上げ、私も同じ“衣装”で彼女の背後に立つ。 後ろから突かれ、エクスタシーに悶える姿を観客に見られ、妻はどんなに歓ぶだろう……!
  • 初恋はせつなき調べ ド・ウォーレン一族の系譜 上
    -
    子爵令嬢のブランシュは過去に婚約をしていたが、訳あって自ら身を引いた。以来、結婚とは無縁だったが、父が他界したあと彼女のもとに多くの求婚者が来るようになった。どうせ皆、財産狙いだと思うと気が沈む。すると、そんな様子を見かねた親友が一計を案じ、ブランシュの元婚約者の弟レックスの領地を旅行しようと誘った。社交界で“世捨て人”と呼ばれる彼に、ブランシュが恋心を抱いているのを見抜いていたのだ。そうとも知らないブランシュは、土壇場で行けなくなったという親友の言葉を信じ、一人でかの地へ向かった――。
  • 花開くときを待って
    3.0
    消防士のブラッドが花屋を営むトーニにひと目ぼれしたのは三カ月前。その場で食事に誘い、あっさり断られたがあきらめきれない。毎週花屋に通い、クリスマスを前についに食事の約束をとりつけた。トーニは一度きりのつもりだった。彼の魅力にあらがえなくなるまでは。
  • 花嫁市場の身代わり候補
    -
    平凡な店員にすぎない私が、富と権力を誇る王様の妃に? 30も半ばを過ぎたからには、世継ぎをもうけなければならぬ。黒い瞳の王オマールは世界中から才色兼備の女性20人を選び、パリの豪邸に招待した。愛の存在など信じていない彼は、義務のためだけの花嫁選びを慣習に従って行おうと決めたのだ。26歳でバージンのエリザベスは壮麗な舞踏場で愕然とした。たぐいまれな美貌や才能を誇る女性たちが居並んでいる。双子の姉の身代わりでこんな場所に来たけれど、似合わぬドレスを着た冴えない私が王の興味を引くわけないわ!だが恥辱に震える彼女を熱く見つめていたのはオマールで……。 ■“大スター作家ペニー・ジョーダンの再来”との呼び声も高い作家ジェニー・ルーカスが描く夢のようなロマンスをお届けします。思いがけず異国の王に見初められ、光り輝く王宮に招かれたヒロインの運命は? 最後までハラハラドキドキの展開にご注目ください!
  • 花嫁になる理由 富豪一族の花婿 IV
    -
    アンジェリカは早くに両親を亡くし、懸命に弟を育ててきた。その唯一の家族まで失った彼女に泣く肩を貸したのは、弟の会社の重役、ライリー・フォーチュンだった。ある夜、彼女は慰められるままに彼とベッドをともにしてしまう。翌朝目覚めると、ライリーは跡形もなく消え去っていた――彼女のおなかに命を残して。ところが三カ月後、それまで連絡一つよこさなかった彼が、アンジェリカの仕事場へ突然やってきて、驚くべき申し出をした。「僕たちは結婚しなければならない。できるだけ早く」★
  • ハーレクイン・イマージュセット 1
    -
    お得な価格でハーレクイン・イマージュ2作品収録『愛と犠牲の花』-両親を早くに亡くし、妹たちの面倒を見てきた助産師のアビィ。彼女が勤務する産科に、ローハンという名のまばゆいばかりにハンサムなドクターがやってきた。見るも鮮やかな手つきで処置をほどこす有能な彼に、周囲の女性たちはまたたく間に虜になっていった。アビィもまた、彼に微笑まれるとどうしようもなく胸がざわついた。だが、ローハンは愛や結婚に否定的で、自己犠牲的な彼女の生き方をも非難する冷たい男性だとわかる。ショックを受けるアビィだったが、ある夜、突然ローハンが彼女の家を訪れ、思いがけない申し出を――。『スペインの情熱と絆』-1年前、スペイン人の夫サヴの運転する車が衝突され、アイラは4歳の息子ケーシーを失った。その後、サヴは罪悪感から心を閉ざし、彼女に冷たい態度をとるようになっていった。背中を向け合って眠りにつく日々が続き、やがてアイラは離婚しかないと考えるようになる。そのために仕事への復帰を決める彼女だったが、皮肉にも、サヴと同じ職場を選ばざるをえなかった。仕事場では気さくで、魅力的で、部下からの信頼も厚い彼。妻の自分には見せてくれない顔に、アイラの心はさらに沈み……。
  • ハーレクイン・ディザイアセット 1
    -
    お得な価格でハーレクイン・ディザイア2作品収録!『スイートルームの恋愛報告』-ルーシーは、探偵ヘイデンの滞在するスイートルームに来ていた。継父がオーナーを務める会社が起こした事件の聴取を受けるためだが、ドアが開いた瞬間、出迎えたヘイデンに一目で心奪われた――。陰のある端整な顔立ち、息がとまるほどの存在感。だが、ヘイデンが継父を黒幕だと疑っていると知り、一瞬のうちに、彼は愛してはいけない人となってしまった。彼を求める心の叫びを無視し、ルーシーは継父の無実を証明しようと、調査の協力を申し出る。やがてヘイデンと行動をともにするうちに、彼の瞳に揺らめく欲望の炎を見つけ、めくるめく夜をともにしてしまう。しかしヘイデンは残酷な言葉を放った。「この関係は一時的なものだ」『記憶をなくした億万長者』-別居中の大富豪の夫サムが事故で大怪我をしたと聞き、 ブリアは病院に向かった。 ところが、昏睡からさめた夫の言葉に驚く。 「今回は成功したのかな、スイートハート。 妊娠の兆候は?」 優しく彼女を気遣うサムの様子は、愛情深い夫そのものだった。 まさか……覚えていないの? 不思議なことにサムの記憶からは、5カ月前ブリアが流産したことも それが二人の関係を最悪な結末に導いたことも、消えていたのだ。 ブリアはサムが快復するまで、再び一緒に暮らすことを決める。 そして、仕事中毒ですれ違いばかりだった夫と過ごす新婚の頃のような甘く幸福な日々に、つかのま酔いしれるが……。
  • パートタイムの恋人~鏡の中の情事~
    -
    その夜、初めて秘密の願望を口にした。 「私の両手をベッドに縛り付けて動けないようにして」 寝室の壁に張り巡らされた巨大な鏡が見ている。夜ごと私が深紅のシーツの上で繰り広げる恋人たちとの淫靡な時間を―― 金曜の夜。ジョージが来た。「その髪は何だ」富豪の彼に不機嫌に言われ、急いでポニーテールにして寝室に入る。 と、ベッドに腰かけていた彼はやおら立ち上がった。「俺の望みはわかっているだろ」 ひざまずかせた私の髪を乱暴につかんで奉仕させたあと、慌ただしく帰っていった。 月曜はカルヴィン。「オイルを塗ってくれ」たっぷり彼のものを愛撫すると、今度は彼がオイルをつけた指で私の敏感な場所を弄び始める。 アブノーマルなのが彼の好みだ。私は四つん這いにさせられ、激しく貫かれた。 そして今日は水曜日。内気なのに誰よりも貪欲なデニスは満足するまで一晩かかることもある。 「今夜は違うことをしよう」デニスが言った。 「何をしたいの?」彼はなぜかためらっている。 私は我知らず口走った。「いい考えがあるの」脈が速くなっていく。「私の両手をベッドに縛り付けて、動けないようにして」
  • 日陰の妹の白い秘密
    -
    彼を好きになっても将来はない。だけど、好きな気持ちは増すばかり……。 ドリューは病に倒れた友人の代役として、ある親睦会に出席した。そこででくわしたのは、兄の親友であり同僚でもある、会社重役リード――これが生身の人間かと疑うほどの美貌を持つ男性だ。彼とは、ドリューが十代の頃に会ったきりになっていたが、体重を気にする冴えない少女だった彼女は、密かに恋をしていた。当時は見向きもされなかったけれど、9年ぶりに会うリードは、努力して見違えるほど魅力的になった彼女に熱い視線を注いできた。「クリスティーナというのか。かわいい名前だ」友人名義の名札を見てそう言った彼は、親友の妹と気づいていない。なのにドリューは本名を告げられぬまま、彼の誘いに抗えずに……。 ■叶いそうもなかった長年の片想いが、今この瞬間だけでも花開くのなら……。親友の妹として扱われるより、情熱的な恋人関係を結びたいと思い、正体を隠したドリュー。この罪のない秘密が行き着く先は? 『始まりは秘密の接吻』『時計じかけの恋物語』の関連作。
  • 光に舞うは美しき薔薇 ド・ウォーレン一族の系譜
    -
    海賊の娘アマンダはジャマイカ島で育ち、その自由奔放さから“ラ・ソヴアージユ野生児”と呼ばれていた。父が見せしめに処刑され悲嘆に暮れる彼女に、私掠船船長のクリフ・ド・ウォーレンが救いの手をさしのべた。英国社交界にいる生母のもとに彼女を送り届けてくれるという。粗野なアマンダが上流階級になじめるはずもなかったが、クリフは彼女を“淑女”に育て上げると宣言する。親切にしてくれる彼に、アマンダは恋心を募らせた。だが、ある夜、意を決して彼の寝室を訪れると、そこには冷たい拒絶が待っていた。「君と関係など持ちたくはない」
  • 秘書が眼鏡を外したら…
    -
    さようなら、憧れのボス。私はもうあなたのメイドじゃないの。 巨大企業のCEOセバスチャンの秘書ミッシーは、出張で同行したラスベガスに着くやいなや、退職届を出した。今日は30歳の誕生日。この4年間、尊大なセバスチャンに朝から晩までこき使われ、休日さえも返上して働きづめだった。でもそれももう終わり。ミッシーは眼鏡を外し、三つ編みをほどき、セクシーなドレスを身につけて、カジノのルーレットへ繰りだした。するとそこへボスが現れた。目の奥には初めて見る炎が燃えている。ミッシーは彼に賭を挑んだ──あなたが勝てば仕事に戻る。でも私が勝ったら、密かに憧れていたあなたと一夜を過ごしたいと。勝利したミッシーは彼に身を捧げるが、やがて体に異変が現れ……。 ■『ナニーの秘密の宝物』で日本デビューを飾って以来、次々と話題作を出し続けているキャット・シールド。地味な秘書の大胆な変身も楽しめる、ボスと秘書の情感豊かなロマンスをお楽しみください。
  • 秘書の見る夢
    3.0
    どんなに才能あふれる男性であっても、ボスに惚れたことはない。それが有能な秘書セリー・ランキンの誇りだった。だが最近、その自負は揺らぎ始めている。二カ月前にビクトリア朝様式の古いアパートメントに越してから、ずっと不思議な夢を見るのだ――新しいボス、ニックの夢を。昼間のクールな彼とは違い、夢の中のニックは甘く優しい。セリーは思わず惹かれながらも、自分に言い聞かせた。これはただの夢よ。ボスを好きになんてなるはずがない。しかしそんなセリーの心情をよそに、夢の中の出来事が実際に起こり始め……。
  • 非情な大富豪
    -
    キャロラインは元恋人ローマンの突然の出現に驚きを隠せなかった。5年前ふたりは愛し合っていたが、彼女の父の会社が傾き、救済のため、やむなく彼と別れて政略結婚をせざるをえなかったのだ。ローマンは父の会社から解雇されたが、その後、自力で這い上がり、大富豪になったと聞いている……。謎めいた笑みを浮かべてキャロラインの前に立ったローマンは、会社を乗っ取るつもりだと宣言する。絶対にそうはさせないわ! 今は独り身となって育てている息子を思い、キャロラインはなんとしても会社を守ると心に誓った。たとえこの非情な大富豪が、あの子の本当の父親だとしても。■愛するローマンと断腸の思いで別れたキャロラインと、そんな彼女の本音と我が子の存在も知らず、彼女を征服するために再び現れたローマンの、もどかしく切ないシークレットベビー物語。同時発売のコミック版は、別冊ハーレクインにてお楽しみいただけます!

    試し読み

    フォロー
  • ひとりぼっちの妻【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
    -
    キャロラインは富豪弁護士ジェイムズとお互い一目惚れで結婚したが、気づけば、夫が留守がちな家でいつもひとりぼっち。ジェイムズが彼女の友人を遠ざけ、主婦業に専念させたせいだ。子供を望まない彼と妊娠をめぐって喧嘩になり、今は寝室も別。なんとか話し合って解決しようと夫の職場を訪れたときなどは、同僚女性を胸に抱く夫の後ろ姿を見てしまい、動揺するばかりだった。そんなある日、昔の知人男性とでくわして思い出話に花が咲き、キャロラインは久しぶりに声をあげて笑った。それでも、また会わないかという誘いにすぐに返事ができなかったのは、夫への罪悪感? いいえ、そうじゃない。彼女はふいに気づいたのだった。目の前の魅力的な男性が霞むほど、私はまだ夫に焦がれている、と。 ■愛し合っているはずなのに、闇にのまれるように破綻していく夫婦。失いかけた愛を取り戻そうと懸命に闘うキャロラインの姿が、読む者の胸を突きます。ジェイムズが妻をひとりで家に置いておくのは、醜い独占欲か、愛の裏返しか。奇才C・ラムの話題作をご堪能あれ。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ひとりぼっちの妻
    3.5
    キャロラインの結婚生活は破綻しかけていた。法廷弁護士のジェイムズとはお互い一目惚れで結婚したが、気がつくと、夫が留守がちな家で彼女はいつもひとりぼっち。ジェイムズが彼女の友人を遠ざけ、主婦業に専念させたせいだ。昔の友人ジェイクとでくわしたのは、そんなときだった。思い出話に花が咲き、キャロラインは久しぶりに声をあげて笑った。ジェイクに熱っぽく見つめられ、また会わないかと誘われたとき、すぐに返事ができなかったのは、夫への罪悪感を覚えたから?いいえ、そうではない。キャロラインはふいに気づいたのだった。目の前の魅力的な男性が霞むほど、私はまだ夫に焦がれている、と。■80年代に活躍した異色の実力派作家シャーロット・ラムによる、非常に印象深い作品を初邦訳でお贈りします。愛し合っているはずなのに、闇にのまれるように破綻していく夫婦。失いかけた愛を取り戻そうと懸命に闘うヒロインの姿が、読む者の胸を突きます。
  • 拾われた乙女~調教の館~
    -
    「ローブを脱げ。早く」 手錠をかけられ、顔をベッドに押しつけられて…。 ある晩、クラブへ出かけたシャーロットは、泥酔して意識を失い、床で眠りこんでしまった。 目を覚ましたとき、目の前にはハンサムという言葉では表せない、セクシーなオーラを放つ男性の姿が。 クラブのオーナー、キングズリー・エッジだった。 「おれの家に来ないか? 朝食とシャワーの用意がある。それから……商談について話したい」 迷った末、ついていった彼女にもちかけられた“商談”―― それは、女性を力ずくで奪うことに快楽を見出す、さる裕福な顧客と主従契約を結ぶこと。 彼は変態プレイを好む顧客たちにぴったりの相手を仲介しているのだという。 「変態プレイの経験なんてあるわけないでしょう!」 キングズリーは彼女を頭から爪先まで眺め、危険な笑みをひらめかせて言った。 調教は1カ月間。彼自身が行うと。 「君が知る必要のあることは、すべておれが教える。立ちなさい」 命じられて無意識に立ち上がった次の瞬間、彼はベッドサイドテーブルの引き出しから、手錠を取り出し――
  • 美女と野獣
    -
    毛むくじゃらの手で愛撫され、 美女は快感で絶頂に達した。 囚われの身である私に対して、野獣は常に紳士的に振る舞った。 毎夜プロポーズを拒んでも、彼は決して逆上したりなどしなかった。 だがある晩、うなされる野獣の声にいてもたってもいられず 彼の寝室に飛び込んだ私は、大きな間違いを犯したことを悟る。 野獣は、乳首も脚のあいだの陰りも完全に透けた私のナイトドレス姿を見て 恐ろしいうめき声をあげ、警告した。 「それを破られたくなかったら、むこうを向いて膝をつけ」 恐怖のあまり身がすくんで動けないはずの私の下腹部で 熱い血潮がふつふつと沸きだし、奇妙な疼きが広がる―― 私は興奮していた。野獣の猛々しい愛が、欲しくて……。 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『囚われの無垢な乙女は絶倫野獣に恋をする』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • ふたりの男と蜜愛の新妻
    -
    「脚を開いて、アレックスにおまえの秘所を見せなさい。 おまえの口がアレックスのモノを包んでいるところを見たい」 がっしりとした体躯に厳めしい顔つきをしたチャールズ・アトウッド卿と、黒髪の美しいレディ・イモージェン。 ひと目で激しく惹かれ合ったふたりは新婚2カ月だが、毎夜飽くことなく互いを貪り合っていた。 そんなある日、アレックス・ランバートという痩躯の美しい青年の出現にチャールズは顔色を変える。 愛する夫の異変を瞬時に察知したイモージェンは彼を問いただし、結婚前までふたりが愛人関係にあったという衝撃の告白を受けた。 人目を忍んで男同士の愛欲に溺れ、ときには女性をベッドで共有することもあったという。 妻の愛を失うのではないかと恐れるチャールズに、イモージェンは瞳を妖しく濡らして意外な提案をした。 「あなたとアレックスで、わたくしを共有してください」 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『蜜愛の新妻は、氷の貴公子に溺愛される』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • 2人の戦士と乙女の激しすぎる夜~淫欲の呪いがとけるまで~
    -
    貴族の養女ミラは美しい娘に成長したが、黒い妖精に“欲望”という呪いをかけられてしまう。 ミラを完全に満たしてくれる者に出会うまで、常に身体の疼きに苛まれるというのだ。 そんなある日ジェラードとアランという2人の美貌の戦士がミラの屋敷の前で出会う。 かつて2人は友情以上の関係で結ばれた仲だったが、黒い妖精によって、 “誰かを完全に満たすまでは決して結ばれない”という呪いをかけられていた。 3人は、互いこそが呪いを解く鍵だと確信したが、3人でどう“満たし合う”というのか……。 答えはなくとも、ミラを日夜襲う狂おしいまでの欲望はやまない。 ジェラードはミラを四つん這いにさせて尻を打ち、アランは甘く淫らに奉仕し、 連日連夜それぞれが刹那の淫欲にふけり、悶えるミラをなだめるうち、ついにその瞬間が訪れる。ジェラード、アラン、そしてミラが完全に、そして同時に満たされる瞬間が――。
  • 2人の戦士と乙女の激しすぎる夜~淫欲の呪いがとけるまで~【合本版】
    -
    ~こんな刺激、初めて! 官能オトナ女子ノベル~ 極上エロティック&官能ロマンスレーベル【エロティカ・ラブロ】からお贈りするのは、 超売れっ子絵師、蝶野飛沫氏の美麗イラストが表紙を飾る、超絶エロティック短編集! センセーショナルな傑作3編を収録。 『2人の戦士と乙女の激しすぎる夜~淫欲の呪いがとけるまで~』 黒い妖精に“欲望”という呪いをかけられた美しい貴族の養女ミラ。 狂おしい身体の疼きに悶え苦しんでいたある日、 美貌の戦士ジェラードとアランが現れる。 友情以上の深い関係にある2人も、同じ黒い妖精に呪いをかけられていた。 ジェラードがミラを四つん這いにさせ、アランが甘く淫らに奉仕する。 連日連夜、淫欲に耽るうち…?! 『ご主人様の甘い手ほどき~禁断のメイド~』 2週間前、モリーはアッシュフォード・ホールのメイドに雇われた。 美しい容貌の主アッシュフォード卿は、堕天使さながら 気に入らないことがあれば使用人たちを容赦なく怒鳴りつけ、激しく叱責する。 ある日、図書室ではしごのてっぺんに立ち、本の埃取りをしていたモリーは、物音に気づいて振り返った。 ご主人様のブルーの目がモリーを見上げていた。 はしごの一番下の段に乗ったご主人様の手が、スカートの下を這い上ってくる。 逃げるべきなのはわかっていた。でも…相手はご主人様よ。 「旦那様、失礼いたしました。あとで戻ってまいります」 「だめだ」ブルーの瞳がきらりと光る。 「まだアッシュフォード・ホールへの歓迎のもてなしがすんでいない」 そう言うとアッシュフォード卿ははしごを上りながら、モリーの真っ白なふくらはぎから太腿へと指を――。 『溺愛調教』 彼との約束を破った私に待っていた、熱いお仕置き―― ある夏の夜、テスは“物騒だから窓は必ず閉めて寝ろよ”というドルーの言いつけに背いた。 思いのほか怒った彼はテスを激しく奪い、気絶しそうなほどのオーガズムを与えたあと、 なんと彼女の尻に平手を振り下ろしたのだ。容赦なく、何度も。 驚き、抗うテスだったが、焼けつくような痛みはやがて熱い疼きとなって溢れ出し、 いつしか彼女は懇願していた。「お願い、やめないで……」
  • プリンスに恋したら 夢の国アンブリア
    -
    アンブリアの王妃の秘書を務めているケイラは、城内でマックス・アラジェンと再会したとき息をのんだ。30年近く前に城を追われた王家の6人兄妹のうち、最後まで行方不明だったプリンスが先日見つかったとは聞いていた。でも、まさかその人物がマックスだったなんて!2年ほど前のあの悲劇的な夜、一度だけ肌を重ねたあと、マックスはぷっつりと消息を絶っていたのだ。相変わらず彼は罪深いほどの魅力を放ち、破天荒な言動で周囲の人々をきりきり舞いさせている。ケイラはできるだけマックスと距離を置こうとするが、王妃から彼の教育係を命じられ、茫然とした。■『愛を忘れたプリンス』に続き、〈夢の国アンブリア〉の続編をお贈りします。いよいよ最終話となる本作では、これまでの主人公たちも登場し、物語に花を添えています。
  • プレイ・ゲーム
    -
    どっちが先に相手をイカせられるか、 競争しよう。 ケイティとディーンは同僚で友人同士。 ケイティは最近出会ったジミーとの微妙な関係のことも打ち明けるし、筋金入りのゲイボーイであるディーンが、新しい男と一晩中フェラチオにふけっていたおかげで今朝の会議に遅刻してきたことも、渋々だが許している。 だが、ジミーとまだセックスまで至っていないことをからかわれたとき、彼女は思わず言い返した―― 女を知らないあなたにはわからない、と。 「女とヤラないからって、女をイカせられないわけじゃない」 ディーンも応酬し、宣言した。 「僕が君をイカせてやるよ」 思いがけない挑戦を受け、ケイティは期待に震えた。 男しか愛さない美しいディーンの、魅力とワザを一身に受けることを想像して。 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『背徳の恋人~極上密事レッスン~』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • ベルベットは愛の語りべ
    -
    侯爵令嬢ルーシーは、きらびやかな社交界の花という仮面の下に、愛されたいと願う気持ちを隠していた。彼女に無関心な両親が望むのは、爵位のある男性と結婚して跡継ぎを生むことだけ。父が押しつけてくる花婿候補のサセックス公爵は堅物で冷ややかで、キスさえも礼儀正しい。確かにハンサムかもしれないけれど、彼には心なんてないに違いないわ。周囲が公爵を賞賛するほど、ルーシーの心は頑なになった。だがあるとき、彼女の向こう見ずな振る舞いに怒った公爵は思いがけず情熱を燃やした声で告げた。「きみを誰にも渡さない」
  • 星の王子と汚れた天使――身体から始まる最後の恋 上
    -
    ★今年イチオシのエロティカ作家ミーガン・ハートが贈る、痛いけどキュンとして、切ないけど濡れる――孤独なエルの、愛と癒やしのラブストーリー。★話しかけてきたのは彼のほう。私をじっと見つめ、ウイスキーを勧め、家まで送っておきながら、指一本触れずに帰った。忘れられなかった彼に再びでくわしたとき、私はもう時間を無駄にはしなかった。混み合ったダンスフロアで、スカートに手を入れ、濡れた襞をなぞり、大音響とブルーのネオンに紛れて私をイカせるのを許した。彼はキスをしようとし、私は顔を背けた。私は誰ともつき合わないし、誰ともキスしない。そういう親密なことはしない、人混みでセックスはしても。だけど、ダンと名乗った彼に名前を訊かれたとき、わたしはいつものように偽名を告げなかった。彼が「また会いたい」と言ったとき、わたしはいつものように断らなかった。なぜかはまだ、わからなかったけれど。

    試し読み

    フォロー
  • 炎と燃えた夏
    -
    ジャスティンは緊張のあまり、逃げだしたくなった。いままで誰かを誘惑したことなんて一度もない。だがいま、目の前にいる銀行の融資担当者を誘惑できなかったら、父親が遺した莫大な借金のせいで、家屋敷まで失ってしまう。女の魅力を武器に最大限に活かせば、この担当者から融資を引きだせると、噂に聞いてきたが、体を差しだすつもりはないことを悟られないようにしなくては。ジャスティンは知る由もなかった。苦々しく見つめるその男が、融資担当者ではなく、実はこの銀行の頭取だということを――。
  • ボタンひとつの誘惑
    -
    たった一度だけなら、甘い駆け引きに興じてみたい。エリート一家の中で一人浮いた存在のソフィは、家族に認められたいと思うあまり、みんなの使い走りになっていた。今回姉に頼まれたのは、大物実業家ロレンゾのオフィスの整理だ。ソフィはてきぱきと仕事をこなしたが、ひとつだけ困ったことがあった。ロレンゾは貧困層からのし上がった自由奔放な男性で、シャツも着ずに裏庭でバスケットボールに興じたり、裸でソファに寝転がったまま仕事をしたりするのだ。お堅いソフィがどぎまぎしているのを知って、彼は故意に肉体美を見せつけている気がする。ソフィは決心した。一度だけ、奔放になってみるのも悪くないかも。次の朝、彼女はいちばん上のボタンを開けて出勤した。■『キスを盗んだ億万長者』の関連作をお届けします。次第に大胆さを増していくお互いへの誘惑。その行き着く先は……。セクシーなボスと、かわいらしいヒロインのロマンスをお楽しみください。
  • 舞い戻ったプリンス さまよえる王冠 I
    4.0
    カスタルディーニ国で交渉のプロとして知られるフィービは、国王から任された仕事に愕然とした。いま、国王は病をわずらっており、後を継ぐ皇太子の座が不在となっていることに危機感を覚えている。そこで、次期国王として選出するために、八年前に国を出た王子レアンドロを呼び戻してほしいというのだ。レアンドロはかつて、フィービがただ一人愛した男性だ。だが、彼にとってフィービは都合のいい女でしかなく、最後は心をぼろぼろにされ、泣く泣く彼と別れた。そのレアンドロと、もう一度顔を合わせるの?途方もない不安に襲われ、フィービは身を震わせた。■注目作家オリヴィア・ゲイツが描く、地中海の国を舞台にした三部作〈さまよえる王冠〉がスタートします。王位継承権を巡り、思惑と愛情、憎しみが入り乱れる、読み応えのある作品に仕上がっています。
  • マダム・デルタの密やかな愉しみ
    -
    「今、ぼくにフェラチオしたくてたまらないでしょう?」 キャリアウーマンのデルタは、仕事と他人のために尽くすことで欲望を昇華しているが、 ときには盛りのついた中年女の本能むきだしで、出会い系サイトで不毛な男漁りをする。 だがその日、待ち合わせの喫茶店に現れたコナーは、夢に出てきてほしいと願うようなハンサムな大学院生だった。 「あなたみたいにセクシーな人……初めて会いました」 彼がテーブルの下でデルタのスカートの中にてのひらを押しつけ、じわじわと股間に近づけてくる――卑猥な言葉とともに。 デルタはとめどなく湧き上がる渇望を感じて、彼にむしゃぶりつきたくなった。 二人はタクシーを拾い、コナーのアパートメントへ。 来客をもてなそうとキッチンに向かいかけた彼を、デルタが引き留める。 「飲み物はいらないわ。いるのはあなただけ」 ツイードのズボンのファスナーを下ろし、彼のものを両手でなでさすると、喉の奥へ深々と受け入れ……。
  • 摩天楼のサンタクロース
    -
    クリスマスの喜びを彼と一緒に……。ただそれだけが、シンデレラの願い。 毎週水曜日、ペッパーは朝から落ち着かず期待に胸を高鳴らせる。彼女の小さなベーカリーに、サイモンというすてきな客が来店するから。出逢って5カ月近くがたったころ、彼が大企業のCEOと知って驚いた。ペッパーは8歳で母と死に別れ、その後、育ててくれた祖母も亡くなって天涯孤独となってからは店の2階を住まいに、つましく暮らしてきた。そんな自分には、サイモンは手の届かない遠い存在に思えたが、彼の会社のパーティを手伝った夜、二人の間の壁が崩れ、情熱が溢れた。だが、NYで最もセクシーで勢いのある実業家とされるサイモンとの恋は世間の注目を集め、ペッパーは彼に迷惑をかけまいと別れを告げる。ほどなく店と家を焼け出され、予期せぬ妊娠まで判明するとは……! ■おなかの子には、父親の顔を知らずに育った自分と同じ思いはさせたくないペッパー。ゆえあって生涯独り身を決め込むサイモンの決断は? クリスマスが嫌いなサイモンと、クリスマスが大好きなペッパーが粉雪舞う季節に繰り広げる、愛おしくて感動的なロマンス!
  • 真夏の夜のお仕置き
    -
    「わたしのお尻、赤くなってる?」 「かわいいローズピンクだ」 ある夏の夜、テスは“物騒だから窓は必ず閉めて寝ろよ”というドルーの言いつけに背いた。 思いのほか怒った彼はテスを激しく奪い、気絶しそうなほどのオーガズムを与えたあと、なんと彼女の尻に平手を振り下ろしたのだ。 容赦なく、何度も。 驚き、抗うテスだったが、焼けつくような痛みはやがて熱い疼きとなって溢れ出し、いつしか彼女は懇願していた。 「お願い、やめないで……」そして迎えた絶頂の最中、テスはドルーの真意を知る。 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『溺愛調教』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • 招かれざる愛人
    3.0
    貧しい暮らしから抜け出そうと、タラと姉は必死だった。姉のフライアは美貌を武器に、ある上流階級の兄弟に近づくと、弟のギイを誘惑することに成功した。一方、タラも兄のリュシアンに見初められ、夢のような一夜を過ごす。だが、翌朝タラが目覚めると彼の姿はなく、代わりに枕元には大金が置かれていた。一年後、結婚したギイとフライアは、生後間もない赤ん坊を残し、事故でこの世を去った。そしてさらに一年後……。姪のポピーの養育権をめぐり、奇しくもタラは、リュシアン――フェランボー伯爵と再会することになった。■野心家の姉に操られるまま、リュシアンと関係をもったタラ。二年後、第十一代フェランボー伯爵となった彼には、かつての面影はなくて……。ホットなシンデレラストーリーをお楽しみください。
  • 迷い込んだ愛の森
    -
    運命のいたずらで結ばれた相手は、 愛など信じない冷徹な貴族だった! 貴族の家に五女として生まれたデルフィーンは、姉たちのように美人でも優雅でもないことに引け目を感じていた。華やかな社交界にもなじめず、おばの影響で慈善活動に精を出す毎日だ。ある日、デルフィーンは孤児院から逃げ出した女の子を捜すうち、いかがわしい館に足を踏み入れてしまった。そこで、何者かの配下とおぼしき男から“人助け”を頼まれる。そして親切心からついていった先に、容赦ない運命が待ち受けていた!男の上司であるスティーヴンという名の貴族に娼婦と間違われて……。相手の勘違いに気づいたのは、時すでに遅く、純潔を奪われた後だった。ああ、困った人の役に立ちたかっただけなのに、なぜこんなことに?■想像と史実が絶妙なバランスを保つ物語を描くヘレン・ディクソンの新作を久々にお届けします。運命に弄ばれ、まだ見ぬ将来を汚されてしまったデルフィーン。彼女の両親は娘が巻きこまれた由々しき事態を知り、スティーヴンに責任を取って結婚するよう迫り……。
  • 見えない波紋
    4.0
    スザンヌは夫と安定した結婚生活を送っていた。ある出会いが彼女の心を波立てるまでは。旅行者夫婦が近くの砂漠で命を落としたことから、その親族だという有名なワイン会社の御曹司リース・カルーが町に来たのだ。目と目が合った瞬間に、静かに、だが強烈に惹かれあう二人。リースに激しく求められて、スザンヌの体に奇妙な痺れが走る。でもこんなの間違ってる――乱れる想いを殺し、やみくもに彼を拒んだ。再び始まる平穏な日々のなか、知らぬ間に見えない波紋は広がる。流産。最愛の夫の突然の病死。そしてスザンヌに訪れる、運命の再会。だが皮肉にも、リースの傍には、既に美しい婚約者が寄り添っていた。
  • 未完の契約結婚
    -
    かりそめの夫は億万長者のプレイボーイ。決して愛してはいけない人なのに……。 行動に愛が伴わない男性にさんざん傷つけられてきたキャットは、ひとりで生きていこうと決意し、高級レストランでの仕事に就いた。しかし案内係に昇進した今でも経済的には苦しく、唯一の親族であるおばの治療費の工面に頭を悩ませている。ある夜、店の上得意客ジョナスに借り物のドレスを台無しにされ、彼女は青ざめた。こんな高価なドレスの代金なんて払えない……。すると、CEOとして不動産デベロッパーを率いるジョナスが提案した。「僕の妻でいる間、ひと月ごとに50万ドル支払おう」3カ月以内に結婚しなければ会社の相続権を失ってしまうらしい。ベッドは共にしない純粋な契約結婚という条件で、彼女は同意したが……。 ■『なくした記憶と愛しい天使』でデビューしたジョス・ウッドは『独身富豪の天使を抱いて』で筆力を示し、ディザイアの期待の星となりました。待望の新作は、魅惑の億万長者のかりそめの花嫁となったヒロインの物語。貧しくとも凛とした彼女にご声援を!
  • 未熟な淑女 テンプル兄弟の旅 II
    -
    かつて、アフリカで内乱に巻き込まれたサミュエルは、人に触れられると激しい嫌悪と恐怖を感じるというトラウマ心の傷に今も深く悩まされていた。彼の望みはただ一つ、学者として研究に没頭することだった。女性に触れることもなく……。ある日、彼は幽霊が出るという噂の宿を訪れ、宿に着くなり、誰かの手が体に触れるのを感じた。だが、そばには誰もいない。幽霊にも、この不思議な感触にも、何かからくりがあるはずだ。サミュエルは探るようにあたりを見まわした。★4月刊『聖なる刻印』に続いて、<テンプル兄弟の旅>の二作目をお届けします。前作のヒーロー、ジャック・テンプルの弟サミュエルが本作の主人公です。博物学者の彼が旅路の果てに見つけたものは?★
  • 密室の調教劇
    -
    むきだしのお尻を叩いて、 甘い割れ目を舐めてイカせてほしい――! エルはある日、親友のサーシャに誘われて、彼女の知人ステファンおじさんが住むというベネチアへ行くことになった。 運河に面した大邸宅。夢のようにゴージャスな、素晴らしい休暇になる――はずだった。 ところが、その夜、遠くから女の喘ぎ声がもれ聞こえてきたのだ。 驚くエルが部屋を覗くと、そこには美しいサーシャの白い裸身が闇に浮かび上がっていた。豊かな黒髪、情熱的な黒い瞳、見たことがないほどの美貌の男ステファンの、男らしい完璧な肉体に貫かれて。 まるで何かの罰かのように、サーシャの尻の頬を激しく叩き続け、泣き声をあげさせるや、股を開かせ、「私はふしだらな女です」と口走らせるまで、尻に指を入れて突き続ける。 唇がはねあがり、面白がっているのは明らかだ。その端整なステファンの姿を見つめているうちに、エルの股間は疼き、手は知らず秘所に触れていた。 もう止められなかった。鏡の前にある大理石のテーブルに片方の足を置き、太ももを広げてショーツの上から撫で始めた……。
  • 蜜愛の新妻は、氷の貴公子に溺愛される【合本版】
    -
    ~こんな刺激、初めて! 官能オトナ女子ノベル~ 極上エロティック&官能ロマンスレーベル【エロティカ・ラブロ】からお贈りするのは、 超絶センセーショナル・エロティック短編! 『3人の男爵の甘すぎる誘惑~強引な手ほ どきに酔わされて~』『絶倫御曹司は幼妻を溺愛したい』『蜜愛の新妻は、氷の貴公子に溺 愛される』の傑作3編を収録。 『3人の男爵の甘すぎる誘惑~強引な手ほどきに酔わされて~』 彼女が迷い込んだその家には、3人の男爵が世を倦んで暮らしていた。 だがその朝3人はちょうど森へ散歩に出かけており、家はもぬけの殻……。 彼女は家の奥に寝室を見つけ、男らしい香りが染みついた枕に顔を埋めると、眠りに落ちた。 目覚めたとき、3人の逞しい男たちに顔を覗き込まれていた。 「もしやこの女が……?」「そうだ、そうに違いない」「伯爵もなかなか乙な贈り物を」 3人は彼女の服を玉葱の皮でも剥ぐかのようにむしり取ると、さっさと裸で仰向けになり、 屹立したモノの上に彼女をのせた。「な、何をするの! こんなの……か、硬すぎるわ!」 もう1人が彼女の前にまわり、口を開かせる。「こ、これはまだ柔らかすぎるわ……」 そして3人目が後ろから貫く。彼女は喘いだ。「あん、いい……。これは、ちょうどいいわ」 『絶倫御曹司は幼妻を溺愛したい』 リリー・サンドリッジは、夫亡き後、数々の愛人と浮き名を流す美貌の公爵未亡人。 ある日、彼女のもとを1人の青年が訪れる。名前はアーサー。 彼はうやうやしく名刺を差し出すと、仰天の申し出をした。 「僕にセックスを教えてほしいんです」 リリーが一笑に付すと、彼は真剣な面持ちで言った。 「僕はいずれ妻を娶らなければいけない。けれど僕のモノは大きすぎて、きっと新妻を驚かせてしまう―― 処女を怖がらせることなく愛し合う方法を、僕に伝授してほしいのです」 リリーは言葉を失った。はじめは、それほどまでの彼の持ち物について。 そして無垢な青年の、未来の妻への優しさに。気がつくとリリーは頷いていた。 乙女が、初夜の恍惚のなか、もう夫なしでは生きていけないと思うほどの技量を彼に授けよう。 その代わり、私は若くみずみずしくそそり立つモノから溢れる樹液を、 一滴残らず搾りとり、味わいたい。口でも、身体の奥深くでも……。 『蜜愛の新妻は、氷の貴公子に溺愛される』 がっしりとした体躯に厳めしい顔つきをしたチャールズ・アトウッド卿と、黒髪の美しいレディ・イモージェン。 ひと目で激しく惹かれ合ったふたりは新婚2カ月。毎夜飽くことなく互いを貪り合っていた。 ところがある日、アレックスという美青年の出現にチャールズは顔色を変える。 愛する夫の異変を瞬時に察知したイモージェンが彼を問いただすと、衝撃の告白が――。 なんとふたりは、結婚前まで愛人関係にあったというではないか! 人目を忍んで男同士の愛欲に溺れ、ときには女性をベッドで共有することもあったという。 妻の愛を失うのではないかと恐れるチャールズに、イモージェンは瞳を妖しく濡らして意外な提案をした。 「あなたとアレックスで、わたくしを共有してください」
  • 緑の瞳に炎は宿り
    -
    没落寸前の公爵家を救うための政略結婚。すべてうまくおさまるはずだった、あの日、真実の愛に出会うまでは……。19世紀イギリスを舞台に贈るドラマティック・ロマンス。 早くに両親を亡くし、貧乏暮らしをしていたリリーは、6年前、裕福な親戚に引き取られた。ある日、いとこの縁談のため相手方の公爵邸へ向かっていた彼女は、道中で追いはぎに襲われてしまう。リリーを救ったのは、地上に降りた天使のような端麗さと優しさを兼ね備えた公爵家長男のロイヤルだった。お互いの立場を知りながらも強く惹かれあうふたりだったが、彼にはリリーを選べない理由があり……。
  • ミューズの選択
    -
    君はイク直前にどんな声をあげるのだろうか。 コリンは美しく聡明な女で、マンハッタンに生きる詩人だった。 だが同時に、社長秘書という職を持つ、現実に生きる女でもあった。 優秀で見栄えのする秘書を社長は夜な夜なパーティに連れ出し、 そこでコリンはルーク・モリソンと出会ったのだった。 ひと目で惹かれ合い、パーティを抜けだそうとしたまさにそのとき、 ルークが上司である社長の親友で、同じ会社の重役だと知った。 現実的な女として、コリンは、社長の親友と寝るリスクは冒せないとシンプルに告げた。 ルークは少し残念そうに、けれどどこまでもスマートに、彼女の意思を尊重した。 だがそれから毎日、オフィスで顔を合わせる日が続く。ひそやかな目配せ、他愛のないメモ。 コリンの中で何かが苦しく募っていった。彼への想いで蕩けてしまいそうだ。 あふれる想いを言葉にのせて紡ぐ詩作の衝動さながらに、 ルークとふたり欲望のまま溺れる一夜に、コリンは身を委ねることにした。
  • 拒まれた無垢な想い 結ばれた赤い糸 II
    2.0
    たとえ18歳でも、 恋する気持ちは真剣だった。 ベラは産休の姉に代わって産科病棟で働くことになったが、ドクターのスコットはそれを快く思っていなかった。10代の頃、ベラはスコットに憧れて告白したものの、彼は年の差を理由に若い彼女の愛を拒絶したのだった。そんな過去があるせいか、スコットはいまだにベラに冷たく、二人の間はぎくしゃくしていた。ところが、ベラの家に男の下宿人が住むとわかって以来、スコットは何かと彼女の生活に干渉するようになる。今さら、どういうつもりかしら?ベラはいぶかりながらも、心がざわつくのを抑えようがなかった。
  • 名門富豪と偽りの妻
    -
    名ばかりの結婚なのに、初夜に結ばれて……。 カリブ海の島にあるリゾートホテルで働くブリアンは、ボスのゲイブから不意にプロポーズされ、思わず息をのんだ。黒髪と青い目のボスに愛される夢がついにかなうの?だが詳しい話を聞いて、ブリアンはひどく動揺した。ニューヨークの富豪一族の一員であると判明したゲイブは、祖父から遺産相続の条件として結婚を言い渡されたという。さらに彼は別れた妻が残した赤ん坊の母親を必要としていたので、信頼できるブリアンが選ばれたというわけなのだ。人知れず失望した彼女に、ゲイブは冷徹に言い放った!「この結婚は契約に基づいたビジネスだから体の関係は含まれない」 ■J・ロックは『消えた花嫁と忘れじの愛』で記憶喪失に陥った悲運のヒロインをドラマティックに描きました。この作品では、彼女の夫の弟として顔を見せていたゲイブがヒーローをつとめます。名門マクニール一族の男性と契約結婚したブリアンの運命は……?
  • プレイボーイ卒業宣言 メディチ兄弟は罪作り I
    3.0
    レイフ・メディチは新聞を持つ手に力を込め、写真つきのその記事を食い入るように見つめた。元恋人のタバサが、幼い男の子とともにうつっている。中身は最低だと知りつつも、彼女の美しさにはやはりはっとさせられた。だがレイフが目を奪われたのは、タバサの隣にいる子供のほうだった。メディチ家の人間だとひと目でわかる、特徴的な容貌……タバサは別れたあと、こっそり僕の子を産んでいたのか?真実を知るため、レイフはすぐさまタバサたちの居場所を突き止めた。そこで待っていたのは、三年前にタバサは死んだという知らせ。そして彼から甥を守るように立ちはだかる、タバサの双子の姉だった。■リアン・バンクスの新作は富豪兄弟を描いた三部作〈メディチ兄弟は罪作り〉。D-1363「オフィスラブのすすめ」の関連作品でもあります。一話目は次男レイフのロマンスをお届けします。
  • 妄想不倫
    -
    スカートを脱がせる。 淫らなTバックがあらわになる。 ぼくは人差し指を下へずらし…。 アムステルダムへ向かう列車で、セクシーなブロンドの青年が向かいに座った。 彼――チャドとの会話は弾んだが、何事もなく駅で別れた。当然だった。私には夫がいる。 翌朝、散歩中に財布をすられたことに気づいてホテルに戻ろうとしたとき、私の財布を手にチャドが現れた。 いたずらのお詫びにコーヒーをおごると誘われ、カフェに入った。 「あの……」彼は照れくさそうに言った。「すごく惹かれてるんだ。モーガン、もっとあなたが見たい。意味わかるよね」 夫を裏切る気はなかった。「話をするだけなら問題ないわ」 「それなら、もしも一緒にあなたの部屋に行ったら、僕があなたをどんなふうにファックするか、詳しく話してもいい?」 心臓が早鐘を打ちはじめた。肉体的な関係には進まないのだ。あと数分くらい……。「いいわよ、チャド」 「僕はあなたを壁に押しつけ、両手で顔をはさむ。それから舌であなたの唇を開き、じっくりとキスをする」 私は彼の目を見た。欲望の波が体の奥深くからこみ上げてくる。 「あなたの喉に歯を立てたいと言ったら?」低く甘い囁きに、私は催眠術にかかったようになって……。
  • 妄想プレゼンテーション
    -
    会議室に響くのは、バイブレーターの振動と喘ぎ声、 そして重役たちがごくりと唾をのむ音だけ。 ザーラは社内でプレゼンがうまいと評判だった。 堅物のお偉方を前にしたら誰だって萎縮しそうなものだけど、ザーラは違う。 プレゼン30分前になると、ザーラは社屋の4階にある誰も使わない化粧室に入り、鍵をかける。 大きな鏡に映る自身の目をまっすぐに見つめながら、ブラウスのボタンを外していく。 オカズは会議室のCEOや取引先の男たち。 バイブをあてがい、卑猥なショーを披露するザーラを、 彼らは股間をぱんぱんに膨らませながら見ている――そんな妄想の中で彼女は達する。 オーガズムという強力なドーピングは、プレゼンを成功させるための秘密の儀式だった。 頬の火照りや、にじみ出る“満たされオーラ”が消えないうちに会議室に行かなきゃ―― ところがザーラは、化粧室を飛び出したところで見も知らぬ男性とぶつかってしまう。 まさかこの人、ずっとここにいたの……? わたしの声を、聞いていた……?
  • もつれた誓い
    -
    私立探偵のジョーは、夫キャムの命を脅かす脅迫状を受け取った。会社経営者であり発明家でもある夫を、何者かが狙っている。ジョーはキャムに危険が及ばぬよう、極秘に捜査を進めるが、倉庫街で一人の男を尾行中、胸を撃たれてしまう。「キャム、助けて……」ジョーは息絶える寸前、携帯電話越しに彼女を呼ぶキャムの叫びを聞いた。天国の入口で、いまは亡き元夫スキップのなつかしい声がした。「きみにはまだ、やるべきことが残っている」そうよ……わたしはキャムを助けなければいけない。スキップによって地上に戻されたとき、ジョーはまだ知らなかった。死してなお妻を愛する元夫も、幽霊の姿で追ってきたことを。■事件の解決を目指すジョーを守ろうとする夫と亡夫。夫婦と幽霊の奇妙な三角関係の行く末と、脅迫状の犯人は? 意外な結末まで目が離せません。
  • やさしき夜に抱かれ
    4.0
    恐ろしい夢にうなされて、モリーははっと目覚めた。気遣うように彼女を見つめているのは、デア・マッキントッシュ。誘拐され、9日間も監禁されていた彼女を救ってくれた恩人だ。救出のプロで、鍛えあげられた体に自信と色気を漂わせるデアは、怯えるモリーに何も言わず、そっと抱きしめてくれた。そのやさしさはただの同情に過ぎないのに、彼のぬくもりがなければ、もう安心して眠ることもできない。雇うから、わたしを守って。モリーは気づくとそう頼んでいた。
  • 野獣公爵に命じられた淫らな花嫁試験
    -
    ロザリンドは従者も連れず、徒歩でファロン公爵の屋敷にたどり着いた。 “悪魔公爵”と噂される男の屋敷を女が1人で訪れるなど正気の沙汰ではないが、 誰も頼る者のないロザリンドにとって、ファロンだけが残された救いだった。 ギャンブル好きの父は常に金に困っており、金目のものならなんでも売る。 そしていま、娘さえも売り飛ばそうとしているのだ。好色な年寄りの貴族に。 私があの老人のものになるより早くファロンと結婚してしまえば、父も手を出せない。 突拍子もない申し出を携えて現れた娘に、ファロンは思いがけない提案をした。 妻としてふさわしいかを見る試験に合格すれば、おまえを娶ってもいいと。 いったいどんな“試験”なのかとロザリンドがおそるおそる訊くと、公爵は答えた。 「おまえがわたしの愛撫によって絶頂に達するところを見たい」
  • 雇われた婚約者 ダンテ一族の伝説 VI
    4.0
    レイフは豪華な会場で、大勢の花嫁候補たちを紹介され辟易していた。運命の相手と出会ったとき、その身を“炎”に包まれる――そんなダンテ家の伝説などレイフは信じていなかった。事故死した妻に対しても“炎”は感じなかったし、再婚する気もない。弟の入れ知恵どおり、偽りの婚約者を仕立て上げてお茶を濁そうか……。そのとき、後ろで立ち働いていたウエイトレスがトレイをひっくり返し、グラスが派手な音をたてて割れた。シャンパンが飛び散る。その場で解雇されうなだれる彼女に尋ねると、金に困っているという。レイフは気の毒に思い、彼女に婚約者役として雇いたいと申し出た。優雅な妖精のように美しい彼女と話すうち、キスしたくなったレイフがそれを実行に移した瞬間……思いもよらない感覚が二人を襲った。■『めぐり逢いの交差点』に続く、人気ミニシリーズ〈ダンテ一族の伝説〉です。結婚願望のないレイフが周囲の干渉をかわそうと雇った、偽りの婚約者ラーキン。二人が出会ったのは決して偶然ではありませんでした。ラーキンに隠された驚くべき秘密とは?
  • 忘却のかなたの楽園 誘惑された花嫁 I
    3.0
    「どこかでお会いしましたか?」愛しい男性の心ない言葉を聞いた瞬間、ブライアニーは屈辱のあまり、彼の頬を平手打ちしていた。5カ月前、島を購入したいと訪れた会社社長のラファエルと彼女はまたたく間に恋におち、夢のような時を過ごした。だが、契約書を手に本社に戻ったはずの彼から、その後連絡はなかった。まさか、ラファエルは島を手に入れるために私を誘惑しただけ?妊娠に気づいた彼女は、必死に悪い想像を打ち消し、彼を待ち続けた。そして、やっと意を決して彼に会いに来たのに……。続くラファエルの告白に、ブライアニーは耳を疑った。「事故の後遺症で、君についての記憶をなくしたのかもしれない」■人気絶頂マヤ・バンクスが描くミニシリーズ4部作、〈誘惑された花嫁〉がスタート!魅惑の大富豪たちの恋とその代償は――?
  • 忘却のかなたの楽園 誘惑された花嫁【ハーレクイン・セレクト版】 I
    -
    「どこかで会いましたか?」愛しい男性の心ない言葉――ブライアニーは屈辱のあまり彼の頬を打っていた。5カ月前、彼女は島を購入したいと訪れたリゾート開発会社社長、ラファエル・デ・ルカと恋に落ち、濃密な時を過ごした。だが契約書を手に本社に戻った彼から、その後連絡がない。まさか、ラファエルは島を手に入れるためだけに私を誘惑したの?妊娠に気づいた彼女は必死に悪い予感を打ち消し、彼を待った。そして、ついに意を決して彼に会いに来たのだが……。続くラファエルの告白に、ブライアニーは言葉を失った。「事故の後遺症で、君についての記憶をなくしたのかもしれない」 ■運命を感じ情熱的に愛し合った男性の子を妊娠したのに、彼と連絡が取れない……女性なら誰だって絶望のどん底に突き落とされてしまいますよね。しかも彼は記憶喪失で……。ホットなロマンスで大人気、M・バンクスの4部作〈誘惑された花嫁〉をお贈りします。 *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 夢に想うは愛しき君 ド・ウォーレン一族の系譜
    3.0
    伯爵令嬢のエレノアは物心ついたときから義兄ショーンを慕ってきた。しかし彼女が花盛りを迎える頃、彼は突然、出奔してしまった――いつか帰ると言い残して。エレノアはひたむきに待ち続けたが、彼が消息を絶って4年が過ぎ、やむなく家族の勧める縁談を受けることにした。結婚前日、迷いを振り払おうと馬で駆けていると、行く手に男が現れた。誰よりも会いたかったショーンだと気づき、エレノアは彼を抱きしめようとした。だが彼は人が変わったようにその手を拒んで言った。「明日、僕はアメリカへ発つ……もう戻らないだろう」
  • 夢に見し人
    4.0
    あんな横柄そうな男性と結婚するのは絶対にお断りよ!父の遺志により決められた婚約者フィリップ卿との初対面の日、ジェーンは不細工で太った女に変装し、彼をまんまと撃退した。その話はすぐに、フィリップ卿の兄であるデラヘイ公爵に届いた。花嫁が醜かろうが、この縁談は放蕩者の弟にとっていい話なのだ。だが噂の花嫁候補との対面が叶ったとき、彼は自分の目を疑った。彼女は醜いどころか、知性にあふれた美しいレディではないか。一方のジェーンもまた公爵の姿を前にして、目を丸くしていた。彼こそあの黒髪の紳士、聖アグネス前夜の夢に見た未来の夫だわ。
  • 夢の舞踏会と奪われた愛し子
    -
    私は世継ぎを産み落としたの?混乱の中、愛しい息子は奪われた――! 里親の家庭をたらいまわしにされ、さみしく育ったソラス。仮面舞踏会の夜、漆黒の髪と完璧な男らしい肉体を持つガレンに出会ってたちまち虜になり、純潔を捧げた。だが妊娠に気づいたのは出産の1週間前――そして出産翌日、国王の使者が来たのだ。あの夜の男性は国王陛下だったの?極度の疲労で何も考えられず、差し出された書類にサインした。大金と引き換えに赤ん坊を奪われるとも気づかずに――。だから子供を取り戻すため秘密のナイトクラブで王を誘惑した。ソラスの顔も名前も知らない彼はまんまとのせられたが、写真をたねに脅しても応じず言った。「君を王妃に迎えたい」 ■産んだばかりの赤ん坊を奪うという地獄のような仕打ちのあと、今になって王妃に迎えると言うヒーローの真意とは? 斬新な設定で人気のスター作家ジャッキー・アシェンデンの作品は、大スター作家ダニー・コリンズ好きのあなたに特におすすめします!
  • 妖精からの賜り物
    -
    「私の秘所をおまえの舌で歓ばせなさい」 「お嬢様に奉仕することが僕の喜びです」 「口でしなさい…指でしなさい…ああ、突いて!」 黒い妖精に“欲望”という呪いをかけられた、美しい貴族の養女ミラ。 常に身体の疼きに苛まれていたある日、 ミラの屋敷の前に2人の美貌の戦士が現れた。 ジェラードとアラン。かつて2人は友情以上の関係で結ばれた仲だったが、 黒い妖精に“誰かを完全に満たすまでは決して結ばれない”という呪いをかけられていた。 ミラを日夜襲う狂おしいまでの欲望―― 3人は互いこそが呪いを解く鍵だと確信する。 ジェラードはミラを四つん這いにさせて尻を打ち、アランは甘く淫らに奉仕し、 連日連夜、それぞれが刹那の淫欲にふけり、悶えるミラをなだめるうち……。 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『2人の戦士と乙女の激しすぎる夜~淫欲の呪いがとけるまで~』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • 夜の一人遊び
    -
    男が4人と女が1人。 体のいたるところに手が伸びてきた――。 彼の命令で。 「……いかせ……て……」 その夜、ミリは、行きずりの男に禁断の愛の調教を施される。椅子に拘束され、脚を広げさせられると、その男はミリの秘部に優しく触れてきたのだ。 花びらの奥に舌を差し入れてきて、身をよじらせるミリをいままで知らなかった、悦楽の甘い官能世界へ誘ってくれた……ああ、淫靡にこすってもらえばもらうほど、もっとこすって欲しくなるの―― それなのに、どんなに懇願しても許してくれず、徹底的に我慢させられて、ミリはえんえん苦しみ続けることになる。やがて彼を欲し、愛おしいとさえ思い、自ら口淫するようになるまで……。 でも、その一夜の情事のあと、ミリの心は完全に崩壊した。 もうミリは彼なくしては夜も日もあけないのに、ジャックという名前以外、知らないのだ。結婚しているのか、都会にいるのか、田舎の片隅にいるのかも。すべてが欲しくて、世界の果てまで追いかけたいのに、何もわからない。 他の男を誘うこともできずに、ミリはしかたなく部屋に閉じこもった。 そして、濡れた花園にゆっくりと自分の指を、玩具を差し入れて、彼に貫かれる夢を見るようになるけれど……。
  • 荒野のランデヴー ラスト・チャンスへようこそ I
    -
    偏屈な恋人と二年つき合ったあげくに振られた写真家のドミニクは、再び自由な自分を見つけて自信を取り戻すため、昔から憧れていた土地、ワイオミングへやってきた。カメラを携え、宿泊している牧場の敷地へ散歩に出かけたところ、太陽に照りつけられ、汗に光る男の背中を見つける。ドミニクは思わずシャッターを切り、そのセクシーさに息をのんだ。男は振り返ってドミニクの全身を眺めまわすと、にやりと笑った。「君も写真に撮りたくなるほどホットだよ」何かがドミニクの全身に音をたてて戻ってくる。男は続けた。「さて、ホットな二人としては、何をしようか?」■最高にセクシーで、熱いハートを持つチャンス三兄弟の登場です。ヴィッキー・L・トンプソンによる〈ラスト・チャンスへようこそ〉は、次男の獣医ニックとドミニクのロマンスで幕を開けます。3カ月連続で刊行いたしますので、どうぞご期待ください!
  • ルシファーは罪深き僕
    -
    久しぶりに出席した社交界のパーティで、公爵令嬢エリザベスは高揚した気分を味わっていた。目が見えなくなってから人目を避けて暮らしてきたけれど、勇気を出して来てよかった。ところが知り合った紳士と会話を楽しんでいたとき、険悪な声の人物が割り込んできて、彼女を連れ去ってしまう。アリンウィック侯爵! いつもはエリザベスと距離を置く侯爵は、一方的に彼女をふしだらだと罵ると、獣のように野蛮に唇を塞いだ。エリザベスは動揺しながらもすぐさまはねつけた。かつて彼は視力を失いつつあった私を捨てたのだから……。

    試し読み

    フォロー
  • 恋愛志願
    -
    誰とデートしようが、彼女の自由だ。わかっていても、つい気になってしまう。■投資ブローカーのジェイク・マクブライドは、金にも女にも不自由しない。恋愛は遊びとわりきり、永続的な関係は持たないのがモットーだ。だから秘書のエミリーのことも、有能だが平凡で魅力のない女性ぐらいにしか思っていなかった。ところが、ジェイクのもとを訪ねてくる男性は、彼女をほめたたえ、食事に誘おうとする。うぶで恥ずかしがり屋のエミリーは、男性とどんなふうに接したらいいか、とまどっている様子だった。彼女のデートがうまくいくか、どうしてこんなに気になるんだ?気がつくとジェイクは、彼女にふさわしい相手を紹介し、男性とのつき合いで必要なことは全部教えると提案していた。
  • ロマンスのレシピ
    -
    エムのTVプロデューサー生命は、危機に瀕していた。手がけた番組が立て続けに三本とも失敗。もうあとはない。それでもなんとか上司に泣きつき、エムは最後のチャンスを得た。だがそれは、彼女にとって最大の難関だった。料理番組の制作?鍋の空炊きしかできない、この私が?あとは主役……ジェイコブ・ヒル。人気急上昇の天才シェフを口説き落とせたら、番組の成功は約束されたも同然だけれど。偵察のため彼の店を訪れたエムは、あまりの衝撃で凍りついた。艶やかな黒髪に、底知れぬ黒い瞳。ミステリアスなシェフがまるで素材を吟味するかのように、彼女の全身に目を走らせていた。★2月刊『週末のファンタジー』、4月刊『摩天楼に抱かれて』、5月刊『マンハッタンの恋人』の関連作品をお届けします。ジェイコブの秘められた過去を知ったエムは?恋の行方は急展開!★
  • ワイングラスの向こうに ベラ・ルチアが結ぶ恋
    3.0
    レイチェルは〈ベラ・ルチア〉のワイン仕入れの責任者として太陽の輝く夏のフランスを巡っていた。たまたま立ち寄ったアルザスの小さな町で出会ったのはすばらしいワインだけではなかった。ワイナリー〈シャルティエ〉の経営者リュクは最高級のピノ・グリと甘く酔わせる恋の味を教えてくれた。とはいえ、レイチェルはじきにロンドンに帰る身だ。それに、リュクもどこか苦悩を抱えているように見える。でも、この思いは止められない。リュクは彼女が初めて知った理想の男性なのだから……。★〈ベラ・ルチアが結ぶ恋〉はロンドンに三店舗を持つ高級レストラン〈ベラ・ルチア〉の創業者一族の物語です。★
  • 忘られぬ神殿の乙女
    -
    愛した人の企みは、再び愛させ、そして捨てること。 ヘレナが生まれて初めて恋に落ちた相手は、テオだった。誰よりもハンサムで、快活で、大胆不敵なギリシアの大富豪。彼は結婚するまでヘレナの純潔を守ることを堅く誓い、二人はともにその夜を待ち焦がれた――。だが挙式前日、ヘレナは婚約指輪を外し、テオに永遠の別れを告げた。テオが実は、彼女を虐げた父親と同類の男だと知ったからだ。3年後、常に華やかな女性とゴシップ欄を賑わせているテオが、なんと仕事のクライアントとして、再びヘレナの前に現れる。呆然とするヘレナに彼が囁く。君は僕に初夜の借りがある、と。 ■セクシーなロマンスを描いて人気急上昇中のミシェル・スマートによる、ギリシア富豪との再会ものです。一瞬たりとも忘れたことのない男性の突然の登場に動揺するヒロインと、それを楽しむかのようなヒーロー。ヒートアップする愛の攻防をお楽しみください。
  • 忘れたい恋だとしても
    4.0
    シンデレラの魔法はいつかは消えてしまうもの――NYタイムズNo.1作家マヤ・バンクス 熱く切ないロマンス、待望の文庫化! ウエイトレスのケリーは仕事先のカフェでライアンと出会った。裕福な家の出で会社経営者のライアンとは住む世界が違ったが、二人は瞬く間に恋に落ち2カ月後には婚約。幸せの絶頂にいたケリーだが、その幸せは儚いものだった――ライアンの弟に暴行されかけ、〝彼女が誘ってきた〟という弟の嘘を信じたライアンに手酷く捨てられたのだ。あれから半年、ライアンの子を宿しながら町の食堂で働くケリーのもとに彼が再び現れ――

最近チェックした本