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  • どうかしてました
    4.0
    人気書評家は名エッセイストでもあった! 出版業界紙「新文化」の7年にわたる連載「トヨザキ社長の書評家的日乗」を中心に、雑誌などに掲載されたエッセイも収録。 【江國香織さん、平松洋子さん、古川日出男さん推薦!】 ○裸の子供みたいな豊崎さんの、無防備という、この強さ。――江國香織 ○なんですか、このぬかるみ。――平松洋子 ○本は読めるが人生が読めない…――古川日出男 教室ですぐ立ち上がってしまう小学生は、両手を離して坂道で自転車に乗るチキンレースを男子に挑み、雪合戦にも夢中になった。20代は貧乏を補填すべくエロ雑誌にも記事を書きまくっていたなど、思わず吹き出す逸話が満載。恩人の川本三郎さんのこと、可愛がっているaiboのことなどの心温まる話。そして、書評家としての仕事や、文学賞について思うこと。各エピソードにまつわる本の読みどころも紹介されており、ブックガイドとしても味わい深い1冊。
  • 百年の誤読
    4.0
    稀代の本読み2人が、20世紀100年間のベストセラーを読みつくす! 徳冨蘆花の『不如帰』や与謝野晶子『みだれ髪』から始まり、渡辺淳一の『失楽園』、五木寛之の『大河の一滴』まで。明治・大正の文豪から昭和の重鎮までを、俎上に載せて語りつくす。意外な本に感動したり、今読むと驚くほどつまらない作品だったり……。読書の喜びを教えてくれる一冊。
  • 村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』メッタ斬り!
    4.0
    文芸書史上最速で100万部を突破した村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を、あの文学賞メッタ斬りコンビが2万字で読解を試みた!本読みのエキスパートである2人はいったいこの作品をどう読んだのか? この作品は村上春樹作品の中でどう位置づけられるのか?電子書籍のみの緊急配信。特別付録として「『村上春樹『1Q84』をどう読むか』メッタ斬り!」も収録。

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  • 本当の経済の話をしよう
    3.9
    長引くデフレ不況で「失われた20年」から未だに脱することのできない日本。この異常事態にもかかわらず「本当の経済の話」がなされていない。本質をとらえない議論がまかり通っているのだ。そこで経済学のエッセンスを「インセンティブ」「トレード・オフ」「トレード」「マネー」の四つに整理。よりよく生きるために必要な経済学の思考ツールの使い方を懇切丁寧に伝授する。わかりやすさに定評のある気鋭の経済学者と、シャープに切り込む評論家が展開する。知的でスリリングな対話式講義。
  • コロナ禍日記
    3.8
    二〇二〇年春、新型コロナウイルスの流行により激変した私たちの日常。感染者・死亡者は日に日に増加し、経済活動は停滞、コミュニケーションも制限された。この未知なる状況の中で、人々はどんな生活を送り、何を思ったのか? 作家、漫画家、ミュージシャン、店舗経営者......日本および世界各地で暮らす十七人が、コロナ禍数ヶ月の日々を記録した日記アンソロジー。

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  • バンド臨終図巻 ビートルズからSMAPまで
    3.8
    ゴールデンボンバー 鬼龍院翔、絶賛! あなたが好きだったあのバンドはなぜ解散したのか? 金の分配、ドラッグ、メンバーの死、お馴染みの音楽性の不一致。ときにはマネージャーが暴走し、メンバーが殴り合い、美しい解散宣言もあれば、泥沼の裁判沙汰に至ることも。ビートルズからSMAPまで、古今東西のバンド200組の解散事情を網羅する、音楽ファン悶絶必至の大著。
  • 文学賞メッタ斬り!
    3.8
    文学賞って何? 文学賞をとると本は売れるのか? 文学賞とれば一人前か?? どの賞をとると偉いのか? 芥川賞や直木賞からメフィスト賞や星雲賞、さらに地方の文学賞(坊っちゃん文学賞やらいらっく文学賞など……)に至るまで、有名無名含め50を超える国内小説の賞について、稀代の読書家二人が徹底討論。小説好きの読者にはたまらない、文学賞ガイド。
  • ニッポンの音楽批評150年100冊
    3.5
    日本人は、どうやって音楽を語ってきたのか。 その歴史を、名著100冊を抱えてひたすら読み解く! ペリー来航から軍楽隊、クラシック、「リンゴの唄」、戦後ジャズ、各種音楽雑誌、ビートルズ来日、ニューミュージック、歌詞論、プレイリスト、サブスク、そして未来まで----。 音楽にまつわる150年分のブックガイドも掲載! 明治初年前後から令和初頭までのおよそ150年のあいだに、日本において「音楽」がどのように記述され、語られてきたのか。音楽そのものではなく、音楽を巡る言述について確認し、ニッポンの音楽批評の歴史的変遷を楽しく辿ってみた。 1876年から2025年までを30年ずつに区切り、それぞれの時代の音楽を取り巻く言説の配置を語る「通史」と、その時代に出版された代表的な「音楽の本」を20冊選んで解説する「ブックガイド」によって構成される、圧巻の1冊! 巻末には音楽雑誌リストも掲載。 カバーイラスト:山本祥子
  • ニッポンの書評
    3.5
    いい書評とダメな書評の違いは? 書評の役割、成り立ちとは? 「メッタ斬り!」でおなじみのトヨザキ社長による、一億総書評家時代の必読書! 大澤聡氏との書評対談を収録。
  • 村上春樹「騎士団長殺し」メッタ斬り!
    3.4
    『騎士団長殺し』は、あの章にすべての謎が……?『1Q84』『女のいない男たち』『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』……村上春樹のこの10年の作品を名物コンビがメッタ斬り!
  • 石原慎太郎を読んでみた ノーカット版
    -
    政治家・石原慎太郎のことは誰もが知っている。だが小説家としての彼は、そして戦後文化に彼が残した衝撃はどれほど知られているだろうか。愛ある「メッタ斬り!」で人気を博す書評家・豊崎由美と、文学から経済学まで幅広い射程を誇る評論家・栗原裕一郎が膨大な作品群を繙き、語り、その真価に迫る! 石原慎太郎氏本人との鼎談も収録。 ※本書は単行本『石原慎太郎を読んでみた』に次の内容を増補したものです。 「第13章 二〇一六年のベストセラー『天才』を読んでみた」  (『ユリイカ』2016年5月号「徹底討議『石原慎太郎を読んでみた』リターンズ」再録) 「巻末付録 石原慎太郎に聞いてみた」  (『婦人公論』2014年7月7日号、7月22日号掲載「石原慎太郎本人に直撃! 政界のドンは不遇な作家?」再録) 「石原慎太郎ブックガイド」  (『ユリイカ』2016年5月号「石原慎太郎ブックガイド」加筆修正のうえ再録)

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