検索結果
-
-お得な価格でハーレクイン・ディザイア2作品収録!『スイートルームの恋愛報告』-ルーシーは、探偵ヘイデンの滞在するスイートルームに来ていた。継父がオーナーを務める会社が起こした事件の聴取を受けるためだが、ドアが開いた瞬間、出迎えたヘイデンに一目で心奪われた――。陰のある端整な顔立ち、息がとまるほどの存在感。だが、ヘイデンが継父を黒幕だと疑っていると知り、一瞬のうちに、彼は愛してはいけない人となってしまった。彼を求める心の叫びを無視し、ルーシーは継父の無実を証明しようと、調査の協力を申し出る。やがてヘイデンと行動をともにするうちに、彼の瞳に揺らめく欲望の炎を見つけ、めくるめく夜をともにしてしまう。しかしヘイデンは残酷な言葉を放った。「この関係は一時的なものだ」『記憶をなくした億万長者』-別居中の大富豪の夫サムが事故で大怪我をしたと聞き、 ブリアは病院に向かった。 ところが、昏睡からさめた夫の言葉に驚く。 「今回は成功したのかな、スイートハート。 妊娠の兆候は?」 優しく彼女を気遣うサムの様子は、愛情深い夫そのものだった。 まさか……覚えていないの? 不思議なことにサムの記憶からは、5カ月前ブリアが流産したことも それが二人の関係を最悪な結末に導いたことも、消えていたのだ。 ブリアはサムが快復するまで、再び一緒に暮らすことを決める。 そして、仕事中毒ですれ違いばかりだった夫と過ごす新婚の頃のような甘く幸福な日々に、つかのま酔いしれるが……。
-
-1巻1,188円 (税込)~こんな刺激、初めて! 官能オトナ女子ノベル~ 極上エロティック&官能ロマンスレーベル【エロティカ・ラブロ】から、豪華6篇をお贈りします! 表紙イラストを手がけるのは、超売れっ子絵師、蝶野飛沫氏。 作品のベースとなった『美女と野獣』の世界を幻想的に描いた美麗イラストと、超絶センセーショナルなエロティック短編集を、ご堪能あれ!! 『うぶなメイドは侯爵様に抗えない』『囚われの無垢な乙女は絶倫野獣に恋をする』『生真面目な先生の野獣な本性』『背徳の恋人~極上密事レッスン~』『鳥籠の淫執愛』『旦那様の歪んだ溺愛~メイドは甘い愛撫に翻弄される~』を収録。 ①『うぶなメイドは侯爵様に抗えない』 イギリスの由緒正しき侯爵邸のメイド、ローズは、侯爵様の私室でビデオテープの山を見つけた。 再生してみると…なんとそこには、普段はクールな侯爵様と女性との衝撃的なセックスシーンが! 以来、屋敷に誰もいないときを見計らってはそのビデオを見るようになったローズ。 ところがある日、突然帰宅した侯爵に見つかってしまい――?! ②『囚われの無垢な乙女は絶倫野獣に恋をする』 囚われの身の私に野獣はいつも紳士的だった。 ある晩、うなされる野獣の声が響き、彼の寝室に飛び込むと、 野獣は透けた私のナイトドレス姿を見てうめき声をあげた。 「それを破られたくなければ、むこうを向いて膝をつけ」 恐怖に身がすくんだ。 なのに、下腹部で熱い血潮がふつふつと沸きだし、奇妙な疼きが広がる。 野獣の猛々しい愛が欲しくて――。 ③『生真面目な先生の野獣な本性』 高校時代の数学の先生、ミスター・ローレンス。 授業中、目が合うたび、いつも何かを感じていた。 高潔な先生は何もしなかったけれど、私はいつも思い描いていた。 先生が私にキスするところ。先生が私の胸を揉みしだき、いやらしいことを呟く。 もうたまらないというように乱暴に脚を開いて、私の中に入ってくるところ……。 ――10年経っても色褪せないこの想いを、まさか先生も抱いてくれていたなんて。 当時の教え子に囲まれていた先生は、私を見つけるなり「失礼」と輪を抜けだし、 まっすぐこちらへ歩いてきた。数十秒後。私たちは廊下の角を曲がるなり、 激しく腰をぶつけ合いながら舌を絡め合っていた――。ひとりの男と女として。
-
-密かに産んだ娘、独りで授かった子、思わぬ妊娠。人生を変える恋を綴ったベビー・アンソロジー! ■北米ロマンス界を牽引してきた大御所作家たちが描いた、ベビーにまつわるドキドキの3篇を選りすぐってお贈りします。赤ちゃんというかわいらしくて無垢で小さな存在が恋のキューピッドとなる、読後に幸せで温かな気持ちがふくらむベビー・アンソロジーです!
-
-もう普通の学生には戻れない。もう二度と元の自分には戻れない。もう二度と……。殺したくないのに殺してしまう。抗えない本能と罪に追いつめられていく、非情なサバイバルスリラー。 銃撃され、血まみれで川岸を這いずっていたデイビーは青年ケイデンに救出される。人を殺す遺伝子が自分にあると知った日を境に17歳の少女の人生は一変した。更生施設とは名ばかりの収容所で強制的に人殺しをさせられ、命懸けで脱出したのだ――逃げ場のない孤独なデイビーをケイデンは守ると誓うが、悪夢は醒めない。手負いのデイビーは病室を襲撃され、メスで滅多刺しにしてまた人を殺してしまう……【イラスト/田島昭宇】
-
4.0なぜ人は人を殺すのか、謎が解き明かされた世界――そこには排除される者の言語を絶した哀しみがある。生まれてきたことが罪…衝撃的な近未来ディストピア。 なぜ人は人を殺すのか――その謎が遺伝子レベルで解き明かされた近未来。そこは殺人遺伝子保因者を蔑み、罪の烙印を押して排除する、静かなる狂気の世界だった!!! 自分だけは過ちを犯さないと信じるまっとうな人間の傲慢さ、多様性の否定の存在……最も忌み嫌われる<殺人者>を主人公に選び、人類のありようをとらえ直して、アメリカの十代の心をつかみ、衝撃的に登場したトラウマ系思春期小説の最高峰! 装画・挿画/田島昭宇
-
-甘い微熱に、身をまかせて……。 ローリー・フォスターほか、真夏の太陽より熱い極上の3編で紡ぐアンソロジー! 生真面目な教師ナタリーには秘密がある。 それは、セクシーな隣人ジェットと夜ごとベッドをともにしていること。 恋心をひた隠し、あくまで体だけと割り切ったふりを続けていたけれど、休暇旅行が二人の関係を一変させて――。 『昼の顔、夜の顔』ほか、シングルマザーが常夏の島で新たな自分を見つける『プライベート・バカンス』、未亡人と無骨な保安官の禁断愛を描いた『誰にも言わないで』の3編を収録。 *本書は、MIRA文庫から既に配信されている『彼女たちの麗しき恋事情』を改題した新装版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-~こんな刺激、初めて! 官能オトナ女子ノベル~ 極上エロティック&官能ロマンスレーベル【エロティカ・ラブロ】からお贈りするのは、 超売れっ子絵師、蝶野飛沫氏の美麗イラストが表紙を飾る、超絶エロティック短編集! センセーショナルな傑作3編を収録。 『2人の戦士と乙女の激しすぎる夜~淫欲の呪いがとけるまで~』 黒い妖精に“欲望”という呪いをかけられた美しい貴族の養女ミラ。 狂おしい身体の疼きに悶え苦しんでいたある日、 美貌の戦士ジェラードとアランが現れる。 友情以上の深い関係にある2人も、同じ黒い妖精に呪いをかけられていた。 ジェラードがミラを四つん這いにさせ、アランが甘く淫らに奉仕する。 連日連夜、淫欲に耽るうち…?! 『ご主人様の甘い手ほどき~禁断のメイド~』 2週間前、モリーはアッシュフォード・ホールのメイドに雇われた。 美しい容貌の主アッシュフォード卿は、堕天使さながら 気に入らないことがあれば使用人たちを容赦なく怒鳴りつけ、激しく叱責する。 ある日、図書室ではしごのてっぺんに立ち、本の埃取りをしていたモリーは、物音に気づいて振り返った。 ご主人様のブルーの目がモリーを見上げていた。 はしごの一番下の段に乗ったご主人様の手が、スカートの下を這い上ってくる。 逃げるべきなのはわかっていた。でも…相手はご主人様よ。 「旦那様、失礼いたしました。あとで戻ってまいります」 「だめだ」ブルーの瞳がきらりと光る。 「まだアッシュフォード・ホールへの歓迎のもてなしがすんでいない」 そう言うとアッシュフォード卿ははしごを上りながら、モリーの真っ白なふくらはぎから太腿へと指を――。 『溺愛調教』 彼との約束を破った私に待っていた、熱いお仕置き―― ある夏の夜、テスは“物騒だから窓は必ず閉めて寝ろよ”というドルーの言いつけに背いた。 思いのほか怒った彼はテスを激しく奪い、気絶しそうなほどのオーガズムを与えたあと、 なんと彼女の尻に平手を振り下ろしたのだ。容赦なく、何度も。 驚き、抗うテスだったが、焼けつくような痛みはやがて熱い疼きとなって溢れ出し、 いつしか彼女は懇願していた。「お願い、やめないで……」
-
-★二人は住む世界がまったく違う。どんなに惹かれあっても、禁じられた恋なのだ。★サラ・ヨーダーはアーミッシュ。厳格な掟のもとに、今も信仰と独特な暮らし方を守る共同体の一員だ。五年前に若くして夫を亡くしたサラは、父と弟と三人で、慎ましく平和なアーミッシュの生活を営んできた。ところが二ヵ月前、彼女は卑劣なレイプ犯に襲われた。屈辱と苦悩から救ってくれたのは、家族と仲間たちだった。しかし、一人の検事ブレント・マッケイドが訪ねてきたその日から、サラの中で、何もかもが揺らぎ始めた。心の一番深いところにあるプライド、勇気、自立心……。事件の証人として法廷に立つことを強く求めるブレントによって、サラは新しい自分が目覚めつつあるのを知る。だが、アーミッシュの掟では法廷に立って犯人を告発することは許されない。さらに、苦しい状況の中、まったく住む世界が違う二人のあいだに、止めて止まらない禁じられた恋の炎が燃え上がった。
-
4.0シンデレラの魔法はいつかは消えてしまうもの――NYタイムズNo.1作家マヤ・バンクス 熱く切ないロマンス、待望の文庫化! ウエイトレスのケリーは仕事先のカフェでライアンと出会った。裕福な家の出で会社経営者のライアンとは住む世界が違ったが、二人は瞬く間に恋に落ち2カ月後には婚約。幸せの絶頂にいたケリーだが、その幸せは儚いものだった――ライアンの弟に暴行されかけ、〝彼女が誘ってきた〟という弟の嘘を信じたライアンに手酷く捨てられたのだ。あれから半年、ライアンの子を宿しながら町の食堂で働くケリーのもとに彼が再び現れ――
-
-ボスへの恋心を封印した秘書が、突然、花嫁に――? ルテニア国王ジェイクの秘書として働くアンディは、3年分の恋心を胸に隠し、辞表を提出した―― 今、辞めなきゃ。彼が結婚してしまう前に。 華やかな美貌の令嬢たちの誰かを、彼は花嫁に選ぶ……。 いったい、どうなってるんだ? ジェイクはいぶかった。 秘書がいきなり辞表を出したと思ったら、転んで頭を打った衝撃でまさかぼくを恋人だと思い込むとは! 優秀な秘書を失うのは国家にとっての損失。ならばこれを利用しようか。 宮殿で開いた記者会見の席上で、ジェイクは高らかに宣言した。 「ぼくが選んだ花嫁は……秘書のアンディだ」 ■大人気のボス&秘書テーマの珠玉作! 記憶喪失となったヒロインは、片想い中のボスを自分の恋人だと思い込んでしまい……!?ジェニファー・ルイスが得意とする、ドラマティックなプロットとピュアなヒロイン像に心を揺さぶられます。 *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-エマ・ダーシー自身が最もお気に入りの、不朽のシークレットベビー物語! 8カ月前、ニーナは恋人ジャックに別れを告げた。ジャックの子供嫌いが原因でいさかいになった末の決断だった――そのときすでにおなかには小さな命が宿っていたけれど、彼女はそれを隠したまま、独りで産み育てるつもりでいた。ニーナ自身、幼い頃に両親に疎まれてつらい思いをしたので、我が子には絶対に同じ気持ちを味わわせたくなかったのだ。いよいよ出産の時を迎え、無事にかわいらしい女の子を産んだ彼女に、衝撃の再会が待っていた。なぜ産婦人科医院にジャックがいるの?!たまたま友人の出産祝いで訪れていた彼も驚いた様子だったが、事情を察した彼から驚愕の一言が。「できるだけ早く結婚式を挙げたい」 ■愛するジャックが子供嫌いでさえなければ……。8カ月間、彼を忘れようとしてきた努力が、再会の瞬間、水の泡になったことで思わずトイレで涙するニーナ。彼がにわかに良き父親になれるとは信じがたく……。名作家エマ・ダーシーが最もお気に入りだった作品です! *本書は、ハーレクインSP文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-最愛の息子の父親が、ハンサムな王様だったなんて! ステラが赤ん坊のニッキーとふたりで暮らす家に、ある日、端整な顔立ちの男性が現れ、信じ難い事実を告げた。その男性はモンマジョール国王ヴァスコ・モントーヤで、ステラが精子バンクを利用して出産した赤ん坊の父親だという。初めステラは、ニッキーを奪われることを警戒したが、ドナーには親権がないと再確認し、ほっと胸をなでおろす。安堵したのもつかのま、翌日ステラは突然、職を失った。途方にくれているところへ、ヴァスコがふたたび現れ、ステラの窮状を知ると、王宮に来ないかと親切にも誘ってくれた。だが、実は……ヴァスコにはひそかな企みがあったのだ! ■兄亡き後、世継ぎが欲しい独身主義の国王ヒーローは、ヒロインとその赤ん坊を手に入れるため、自国の宮殿へと連れていこうとしますが……。斬新かつ軽妙なプロットが魅力のJ・ルイスが描く華麗なロマンスをお楽しみください。一気読み間違いなしの名作です! *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-幸せだった。身分違いとなじられても。最愛の夫の子を産めない体と知るまでは。 暴君の父から逃れ、異国で働き始めた貧しい育ちのベッカ。仕事先でハンサムな富豪ヴァンと嵐のような恋におち、周囲の猛反対を押し切って、駆け落ち同然に結婚した。だが母が病に倒れたとの報せを受け故郷に帰った折、なんと自身が子供を産めない病と知る。ああ、私は夫に何も与えてあげられない……。夫を愛するがゆえ事実を告げられぬまま、ベッカは別れを切り出し、家を出た。4年後、ベッカは母の形見を取りに新婚時代を過ごした家を訪れた。ヴァンの留守を狙って。ところが、そこになぜか彼が現れ……。 ■裕福な彼の一族になじめず孤独な日々の中で、夫だけが心の支えだったのに、ヒロインを待ち受けていた運命はあまりに皮肉なものでした。永遠の別離前に、夫への愛は募るばかりで……。巧みなプロットで人気沸騰中、ダニー・コリンズが綴る、夫婦の愛の物語。
-
-リオは11歳で天涯孤独となり、牧場主のサムに引き取られた。その後も、酒癖の悪かった亡き父の醜聞を十字架のように背負い、人々に白い目を向けられるなか、サムだけは彼女の味方だった。なのに、その息子ケインはいつもリオを厄介者扱いした。彼女が密かに彼を愛していることなど気づきもせずに。今、唯一の理解者だったサムが病のため死を目前にしている。恩人との別れを考えるだけでリオは胸を締めつけられた。しかもケインが跡を継げば、わたしは追い出される運命……。そう覚悟したリオを、ケインはある晩抱きすくめ、唇を奪った。激しい情熱、そして不可解な怒りと、軽蔑を瞳に宿して。 ■冬来りなば春遠からじ――たとえ今が不幸であっても、耐え忍べばやがて幸せはやってくる。つらい境遇に生きるヒロインを描かせたら随一のスーザン・フォックスの名作をお贈りします。美しい大人の女性に成長したリオに冷たく接する、ケインの本音は……? *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-富豪の公爵は寡黙で冷ややか。私の初恋は一夜で終わってしまうの? 公爵位を持つジャンはホテル王の富豪で、女性の噂が絶えない。イタリアで最も結婚相手に望ましい男性とみなされているものの、愛など信じない彼は贅沢なデートと体だけの交際に終始している。なのに恩義あるロマノ家の娘アリアナが気になるのはなぜだろう?アリアナは一家の昔からの友人ジャンのことを頼りにしていた。急逝した父の葬儀で優しく抱きしめてくれたジャンの腕の中で、アリアナは自覚する。25歳まで純潔をずっと守っていたのは、彼に捧げるためだったのだと。一夜だけでも彼と結ばれたら……。 ■無垢なヒロインのピュアな恋物語を厳選してお贈りする《純潔のシンデレラ》。今回は、実力派作家キャロル・マリネッリの作品をお届けします。好評を博した『富豪の妻は愛も知らず』で脇を固めていた二人――ジャンとアリアナのドラマティックな物語です。
-
-~こんな刺激、初めて! 官能オトナ女子ノベル~ 極上エロティック&官能ロマンスレーベル【エロティカ・ラブロ】からお贈りするのは、 超絶センセーショナル・エロティック短編! 『3人の男爵の甘すぎる誘惑~強引な手ほ どきに酔わされて~』『絶倫御曹司は幼妻を溺愛したい』『蜜愛の新妻は、氷の貴公子に溺 愛される』の傑作3編を収録。 『3人の男爵の甘すぎる誘惑~強引な手ほどきに酔わされて~』 彼女が迷い込んだその家には、3人の男爵が世を倦んで暮らしていた。 だがその朝3人はちょうど森へ散歩に出かけており、家はもぬけの殻……。 彼女は家の奥に寝室を見つけ、男らしい香りが染みついた枕に顔を埋めると、眠りに落ちた。 目覚めたとき、3人の逞しい男たちに顔を覗き込まれていた。 「もしやこの女が……?」「そうだ、そうに違いない」「伯爵もなかなか乙な贈り物を」 3人は彼女の服を玉葱の皮でも剥ぐかのようにむしり取ると、さっさと裸で仰向けになり、 屹立したモノの上に彼女をのせた。「な、何をするの! こんなの……か、硬すぎるわ!」 もう1人が彼女の前にまわり、口を開かせる。「こ、これはまだ柔らかすぎるわ……」 そして3人目が後ろから貫く。彼女は喘いだ。「あん、いい……。これは、ちょうどいいわ」 『絶倫御曹司は幼妻を溺愛したい』 リリー・サンドリッジは、夫亡き後、数々の愛人と浮き名を流す美貌の公爵未亡人。 ある日、彼女のもとを1人の青年が訪れる。名前はアーサー。 彼はうやうやしく名刺を差し出すと、仰天の申し出をした。 「僕にセックスを教えてほしいんです」 リリーが一笑に付すと、彼は真剣な面持ちで言った。 「僕はいずれ妻を娶らなければいけない。けれど僕のモノは大きすぎて、きっと新妻を驚かせてしまう―― 処女を怖がらせることなく愛し合う方法を、僕に伝授してほしいのです」 リリーは言葉を失った。はじめは、それほどまでの彼の持ち物について。 そして無垢な青年の、未来の妻への優しさに。気がつくとリリーは頷いていた。 乙女が、初夜の恍惚のなか、もう夫なしでは生きていけないと思うほどの技量を彼に授けよう。 その代わり、私は若くみずみずしくそそり立つモノから溢れる樹液を、 一滴残らず搾りとり、味わいたい。口でも、身体の奥深くでも……。 『蜜愛の新妻は、氷の貴公子に溺愛される』 がっしりとした体躯に厳めしい顔つきをしたチャールズ・アトウッド卿と、黒髪の美しいレディ・イモージェン。 ひと目で激しく惹かれ合ったふたりは新婚2カ月。毎夜飽くことなく互いを貪り合っていた。 ところがある日、アレックスという美青年の出現にチャールズは顔色を変える。 愛する夫の異変を瞬時に察知したイモージェンが彼を問いただすと、衝撃の告白が――。 なんとふたりは、結婚前まで愛人関係にあったというではないか! 人目を忍んで男同士の愛欲に溺れ、ときには女性をベッドで共有することもあったという。 妻の愛を失うのではないかと恐れるチャールズに、イモージェンは瞳を妖しく濡らして意外な提案をした。 「あなたとアレックスで、わたくしを共有してください」
-
-愛した人の企みは、再び愛させ、そして捨てること。 ヘレナが生まれて初めて恋に落ちた相手は、テオだった。誰よりもハンサムで、快活で、大胆不敵なギリシアの大富豪。彼は結婚するまでヘレナの純潔を守ることを堅く誓い、二人はともにその夜を待ち焦がれた――。だが挙式前日、ヘレナは婚約指輪を外し、テオに永遠の別れを告げた。テオが実は、彼女を虐げた父親と同類の男だと知ったからだ。3年後、常に華やかな女性とゴシップ欄を賑わせているテオが、なんと仕事のクライアントとして、再びヘレナの前に現れる。呆然とするヘレナに彼が囁く。君は僕に初夜の借りがある、と。 ■セクシーなロマンスを描いて人気急上昇中のミシェル・スマートによる、ギリシア富豪との再会ものです。一瞬たりとも忘れたことのない男性の突然の登場に動揺するヒロインと、それを楽しむかのようなヒーロー。ヒートアップする愛の攻防をお楽しみください。
-
-~こんな刺激、初めて! 官能オトナ女子ノベル~ 極上エロティック&官能ロマンスレーベル【エロティカ・ラブロ】からお贈りするのは、 超絶センセーショナル・エロティック短編! 『王子様は無垢なマーメイドを淫らに愛したい』『強引なボスと極上イケメンに溺愛されて困っています』の傑作2編を収録。 1.『王子様は無垢なマーメイドを淫らに愛したい』 NYの闇の帝王キングズリー・エッジが所有する、秘密の会員制高級ナイトクラブ〈ファゾムズ〉。 酒を飲みくつろぐ男たちを囲むように据え置かれた巨大な水槽の中で、 銀の鱗のタトゥーをきらめかせた全裸の美しい少女たち――マンハッタン・マーメイド――が優雅に泳いでいる。 彼女たちはキングズリーによって庇護され、高給を支払われ、豪華なアパートメントをあてがわれる。 “キングズリーのマーメイドは処女でなければならない”という、たったひとつの条件のもとに。 処女を失う――それはマーメイドが人間の女になるとき。即ち、〈ファゾムズ〉を去るとき。 NYきっての若手弁護士デレク・プリンスは、そんなマーメイドたちの中でもひときわ美しいジーニアに恋をした。 彼女のどこに触れても、キスをしてもいい。狂いそうなフェラチオをされることも許されている。 欲望に猛る彼のモノを、ジーニアの処女に突き立てさえしなければ。 だがデレクは、ジーニアの最初で最後の男になりたいという想いを、次第に抑えられなくなっていく――! 2.『強引なボスと極上イケメンに溺愛されて困っています』 私は今夜、秘密の夢を叶える。 ジョーとウォーカーという、2人の美しい男たちとの三つ巴の饗宴を。 若く美しいゲイのカップルに同時に愛されるなんて初めて。 私はどうすればいいの? 服を脱ぎはじめる? どちらかにキスをする? そんな不安も束の間、やがて2人は私が夢見ていた以上のプレイを披露してくれた。 ベッドに仰向けになったウォーカーは、快感にのけぞる私を羽交い締めにし、 脚を極限まで開いてオシリを責めてくる。 あらわになったもうひとつの秘所に、ジョーが自分のものを奥深くまで突き立てる。 ああ、私の中で男たちが蠢くのがわかる。脚の間で2人の睾丸がぶつかり合う音が響く。 私は恍惚の極みに突き上げられながら、ただひたすら嬌声をあげていた。
-
-~こんな刺激、初めて! 官能オトナ女子ノベル~ 極上エロティック&官能ロマンスレーベル【エロティカ・ラブロ】からお贈りするのは、 超絶センセーショナル・エロティック短編! 『3人の男爵の甘すぎる誘惑~強引な手ほどきに酔わされて~』『蜜愛の新妻は、氷の貴公子に溺愛される』『いけない舞踏会~秘蜜の恋人は愛撫の手を止めない~』の傑作3編を収録。 1.『3人の男爵の甘すぎる誘惑~強引な手ほどきに酔わされて~』 彼女が迷い込んだその家には、3人の男爵が世を倦んで暮らしていた。 だがその朝3人はちょうど森へ散歩に出かけており、家はもぬけの殻……。 おとぎばなしに語られているとおり、彼女は家の奥に寝室を見つけ、 男らしい香りが染みついた枕に顔を埋めると、眠りに落ちた。 目覚めたとき、彼女は3人の逞しい男たちに顔を覗き込まれていた。 「もしやこの女が……?」「そうだ、そうに違いない」「伯爵もなかなか乙な贈り物を」 3人は彼女の服を玉葱の皮でも剥ぐかのようにむしり取ると、さっさと裸で仰向けになり、 屹立したモノの上に彼女をのせた。「な、何をするの! こんなの……か、硬すぎるわ!」 もう1人が彼女の前にまわり、口を開かせる。「こ、これはまだ柔らかすぎるわ……」 そして3人目が後ろから貫く。彼女は喘いだ。「あん、いい……。これは、ちょうどいいわ」 2.『蜜愛の新妻は、氷の貴公子に溺愛される』 がっしりとした体躯に厳めしい顔つきをしたチャールズ・アトウッド卿と、黒髪の美しいレディ・イモージェン。 ひと目で激しく惹かれ合ったふたりは新婚2カ月だが、毎夜飽くことなく互いを貪り合っていた。そんなある日、アレックス・ランバートという痩躯の美しい青年の出現にチャールズは顔色を変える。愛する夫の異変を瞬時に察知したイモージェンは彼を問いただし、結婚前までふたりが愛人関係にあったという衝撃の告白を受けた。人目を忍んで男同士の愛欲に溺れ、ときには女性をベッドで共有することもあったという。妻の愛を失うのではないかと恐れるチャールズに、イモージェンは瞳を妖しく濡らして意外な提案をした。「あなたとアレックスで、わたくしを共有してください」 3.『いけない舞踏会~秘蜜の恋人は愛撫の手を止めない~』 若き伯爵未亡人アナ・フォン・エスリンは、ここ2年ほど独り寝をかこつ暮らしだった。 まさに熟れた果実ともいうべき身体をもてあましているのは、 ひとえにジェームズ・マッキアナンという憎らしい男のせいだ。 爵位も持たないくせに、科学技術者としてのし上がり、王室からも一目置かれる男。 彼は本気でアナを妻にと望み、舞踏会で、晩餐会で、彼女と顔を合わせる度に、 誘惑の触手で絡めとろうとする。二人の身分差などおかまいなしに。 そんな彼の傲慢さがいやでたまらないのに、ほかの男では満足できない。 悶々とするアナに、いとこのロバートが“君がいちばん欲しがっているもの”を贈ってくれた。 それは究極の愛の技巧を持った“理想の愛人”――。 ただし、目隠しをしていなければ会えない、謎の愛人だった。
-
-~こんな刺激、初めて! 官能オトナ女子ノベル~ 極上エロティック&官能ロマンスレーベル【エロティカ・ラブロ】からお贈りするのは、 超絶センセーショナル・エロティック短編! 『うぶなメイドは侯爵様に抗えない~』 『イケメンの異常な執着愛に溺れそうです』の傑作2編を収録。 ①『うぶなメイドは侯爵様に抗えない』 ご主人様、どうか私を罰してください――イギリスの由緒正しき侯爵邸でメイドをしているローズは、雇い主の侯爵の私室でビデオテープの山を見つけた。 誘惑に駆られて再生したそのテープには、普段はクールで貴族然とした侯爵自身が女性の尻を平手で打つ、衝撃的なセックスシーンが映っていた! 以来、ローズは屋敷に誰もいないときを見計らっては部屋に忍び込み、そのビデオを見るようになった――まだ自覚すらしていない、ほのかな憧れと欲望を内に秘めて。 そしてある日、突然帰宅した侯爵に見つかったとき……。 ②『イケメンの異常な執着愛に溺れそうです』 私がトレーナーを務めるジムに、がっしりした体躯の客がやってきた。威圧的なオーラを放つ男だ。 「はじめまして、マイケル。ガビーよ。さあ、腕立て伏せを始めて」 腕立て伏せをする彼を見ながら、淫らな妄想に耽る。ああ、彼を縛りつけて思うままにセックスをしたい。 そのとき、急に彼が顔を上げ、私の太腿の内側を舐め上げた。 激しい快感に息をのんだが、なんとか平静を装った。「指示どおりにしないなら帰ってちょうだい!」 “続きは今夜だ”――去り際に残した言葉どおり、その夜マイケルは、ビーチへ向かう道で私を待ち伏せしていた。 目が合ったとたん膝から力が抜け、まるで催眠術にかかったように、私は彼にされるがままになった。 ブラをずらして胸をまさぐり乳首を舐め回す一方で、彼は指をスカートの中へ、そして下着の中へと入れてくる。 「ああ、いい」恍惚感にまぶたを半ば閉じ、私はぼんやりと闇を見つめた。 歩いていた男たちが足を止め、私たちを見に集まってきた。 「俺が君とヤるところを見せつけてやろう」彼は剥ぎ取ったレースのTバックを、男たちに向かって投げつけた。
-
-おなかを痛めた赤ん坊に愛を注ぎたい。でも、貧しい私に母の資格はないの? ウエディングプランナーのポピーは、姉夫婦を失った悲しみをこらえ、みんなが幸せな顔をしている結婚式で仕事に精を出していた。そのとき、彼女はハンサムなギリシア人男性からダンスに誘われる。さらに星月夜の下で唇も奪われ、彼にすっかり夢中になってしまう。ダンスが終わって、男性の名前がアポロだと聞くまでは。一度も姿を見せたことのない、亡き義兄の裕福な弟がなぜ私のもとに?「君のおなかの子はドラコス家の一員だ。僕がもらう」泣きそうになりながら、ポピーは自分の大きなおなかに腕を回した。子どもができなかった姉は、ポピーに代理出産を頼んでいた。姉との最後の絆は絶対に渡したくない。かなわぬ恋は忘れるのよ……。 ■お待たせしました! I-2602『ギリシア富豪の完璧な人生』の関連作をお届けします。ヒーローのようなお金持ちでなくても、子どもは愛情深く育てると決めたヒロイン。ところが赤ちゃんもヒロインも手に入れたいヒーローは、彼女を壮麗な屋敷に引きとめ……。
-
-母になりたいと夢見るシンデレラ。タイムリミットは刻一刻と迫り……。 「兄さん、リズは赤ちゃんを産まなきゃならないの。一刻も早く」親友が兄のクエンティンにそう伝えたばかりに、リズはどぎまぎした。体の不調が原因で、子供を望むなら急がなければならないのだが、相手がいないため人工授精を考えているのだ。しかも大富豪のクエンティンは、リズが18歳で初めて会った日から、その男らしい魅力に心奪われ、密かに恋してきた相手。でも彼はリズのことを、堅苦しく“エリザベス”と呼び、11年たった今もなお、リズは彼の前では緊張し、びくびくしてしまう。そんな彼女に、クエンティンは冷静に、事務的に、無感情に告げた。「君は僕と結婚しなければならない。伝統的な方法で子供を作ろう」 ■愛に包まれた家庭を夢見るリズと、愛に冷淡な大富豪クエンティン。彼は孫を早く見たいと願う両親のため、経済的援助と引き換えに、リズに子供を産ませようと考えます。でも、彼がリズの前でクールにふるまうのには訳があって……。心弾むシンデレラ・ストーリー! *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・ディザイア傑作選となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-腕に抱く愛し子は、異国の想い人の忘れ形見。 トーリは異国で山賊にさらわれ、小屋に閉じこめられた。明日をも知れぬ身を嘆き、絶望しかけるが、同じくさらわれてきたアッシュと名乗る男性に励まされ、その輝く黒い瞳と野性的なたくましさに魅了されて、気づけば命の残り火を燃やし尽くすように体を重ねていた。翌朝、銃声で彼の死を悟ったトーリは命からがら逃げだし、故郷へ帰りついた──身ごもっているとも知らずに。15カ月後、トーリは訪ねてきた異国の貴人を見て仰天する。アッシュ!? 彼女の愛息と同じ黒い瞳がみつめていた。 ■愛らしいヒロインと心にしみる作品で人気のアニー・ウエスト。今作も感涙必至の感動作に仕上がっています。明日なき命を覚悟し、名前しかわからない男性と一夜の契りを結んだヒロイン。奇跡の小さな天使に導かれ、思いがけない運命の扉が開きます。
-
-平凡な店員にすぎない私が、富と権力を誇る王様の妃に? 30も半ばを過ぎたからには、世継ぎをもうけなければならぬ。黒い瞳の王オマールは世界中から才色兼備の女性20人を選び、パリの豪邸に招待した。愛の存在など信じていない彼は、義務のためだけの花嫁選びを慣習に従って行おうと決めたのだ。26歳でバージンのエリザベスは壮麗な舞踏場で愕然とした。たぐいまれな美貌や才能を誇る女性たちが居並んでいる。双子の姉の身代わりでこんな場所に来たけれど、似合わぬドレスを着た冴えない私が王の興味を引くわけないわ!だが恥辱に震える彼女を熱く見つめていたのはオマールで……。 ■“大スター作家ペニー・ジョーダンの再来”との呼び声も高い作家ジェニー・ルーカスが描く夢のようなロマンスをお届けします。思いがけず異国の王に見初められ、光り輝く王宮に招かれたヒロインの運命は? 最後までハラハラドキドキの展開にご注目ください!
-
-情熱と戸惑いの口づけは、もどかしい愛の萌芽……。 サブリナが働く巨大企業の新社長フリンは、彼女とは旧知の仲。彼が結婚してしまってからは疎遠になっていたが、昔は一緒に街を歩いたり、身の回りの世話を焼いたりしたものだった。それが恋心だと、サブリナは自分でも気づいていなかったけれど。今、トップに君臨する重圧で、かつては屈託がなかったフリンが非情な仕事人間に変わっていくのを、彼女は見ていられなかった。そんな折、重役の提案でフリンが休暇をとることになり、彼が仕事をしないよう、サブリナが見張り役を命じられる。迎えた休暇初日、青天の霹靂ともいうべき事態が起こる――ふだん黒縁眼鏡に隠れている彼女の美しさに気づいたフリンが、初めて見る熱っぽい表情で、唇に迫ってきて……。 ■フリンが悪妻との離婚を経て、学生時代に親友と交わした“独身の誓い”を最近復活させたばかりだと知るサブリナ。たとえ彼と過ごす時間がめくるめくものになろうと、それは休暇が明ければ消えるうたかたの恋……。ニューヨーク編集部絶賛の新進作家が魅せます。
-
-さようなら、憧れのボス。私はもうあなたのメイドじゃないの。 巨大企業のCEOセバスチャンの秘書ミッシーは、出張で同行したラスベガスに着くやいなや、退職届を出した。今日は30歳の誕生日。この4年間、尊大なセバスチャンに朝から晩までこき使われ、休日さえも返上して働きづめだった。でもそれももう終わり。ミッシーは眼鏡を外し、三つ編みをほどき、セクシーなドレスを身につけて、カジノのルーレットへ繰りだした。するとそこへボスが現れた。目の奥には初めて見る炎が燃えている。ミッシーは彼に賭を挑んだ──あなたが勝てば仕事に戻る。でも私が勝ったら、密かに憧れていたあなたと一夜を過ごしたいと。勝利したミッシーは彼に身を捧げるが、やがて体に異変が現れ……。 ■『ナニーの秘密の宝物』で日本デビューを飾って以来、次々と話題作を出し続けているキャット・シールド。地味な秘書の大胆な変身も楽しめる、ボスと秘書の情感豊かなロマンスをお楽しみください。
-
-名ばかりの結婚なのに、初夜に結ばれて……。 カリブ海の島にあるリゾートホテルで働くブリアンは、ボスのゲイブから不意にプロポーズされ、思わず息をのんだ。黒髪と青い目のボスに愛される夢がついにかなうの?だが詳しい話を聞いて、ブリアンはひどく動揺した。ニューヨークの富豪一族の一員であると判明したゲイブは、祖父から遺産相続の条件として結婚を言い渡されたという。さらに彼は別れた妻が残した赤ん坊の母親を必要としていたので、信頼できるブリアンが選ばれたというわけなのだ。人知れず失望した彼女に、ゲイブは冷徹に言い放った!「この結婚は契約に基づいたビジネスだから体の関係は含まれない」 ■J・ロックは『消えた花嫁と忘れじの愛』で記憶喪失に陥った悲運のヒロインをドラマティックに描きました。この作品では、彼女の夫の弟として顔を見せていたゲイブがヒーローをつとめます。名門マクニール一族の男性と契約結婚したブリアンの運命は……?
-
-メアリーは夫ダニエルと生後3カ月の愛娘ホープを事故で亡くし、この6年、ずっと悲しみと孤独から抜け出せずにいた。ある日、ふと入った古道具店でにわかにめまいを感じて気を失い、目覚めると、6年前の事故直前の世界に戻っていた。なりふり構わず、メアリーは身を挺して愛する夫と娘の命を救った。夢か現実かもわからぬまま、ただこの時が続けばいいと願うが、気づけばもといた店にまた戻っており、彼女は現実に打ちのめされる。だが帰ろうとしたそのとき、幼い少女と男性の姿が目に飛びこんできた。なんとそれは、愛してやまないダニエルと、6歳になったホープだった! ■涙の感動作で読み手の心を癒やしつづける偉大な作家、シャロン・サラの名作をお贈りします。“あなたに永遠の約束を”と刻まれた美しいアンティークの指輪に指を通した瞬間、不思議なできごとが起こり……。後悔、夢、そして希望が描かれた、深い愛の物語です。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-美しい御曹司にかなわぬ恋をした。ドレスを着てもお姫様にはなれないのに。 フラッシュは生活費のために溶接というきつい仕事をこなしながら、2年前から副社長のイアンに片想いをしていた。富と権力に恵まれた彼は、大学も出ていない私の手の届く人じゃない。たとえ半年前、二人で夢のような一夜を過ごしていたとしてもだ。その証拠にイアンは翌日、てのひらを返すように私をあっさり捨てた。パーティの夜、背伸びしてドレスを身にまとい、彼に会いに行ったら、入口で警備員に追い返された屈辱は、いまも忘れられない。耐えきれなくなったフラッシュは、ついに会社を辞めると彼に告げた。するとこれまで無関心だったイアンから、突然自宅へ招待される。最後に私をもてあそぶ気? それでも彼女の心は自然と浮き立って……。 ■数々の賞を受賞してきた実力派、T・ライスがハーレクイン・ディザイアに初登場です! ヒーローの人生の伴侶にはなれないと知っているヒロインは、彼と一緒にいたい一心からベッドだけの相手に甘んじようとしますが、その願いも拒絶されてしまいます……。
-
4.0住みこみのナニーにすぎない私が、特権階級の大富豪に愛されることはない。 ある日、テイトはしばらく音信不通の姉キャリーに突然呼び出された。ところが出向いた店に姉の姿はなく、女の赤ちゃんが残されていた。なんてことなの! また、わが子を置き去りにするなんて……。4年前、キャリーは大富豪のリンク・バランタインと婚約し、彼の息子を産んだものの、結婚式の直前に逃げ出したのだった。テイトは途方に暮れ、息子を引きとって育てているリンクに連絡した。そして赤ちゃんとともに彼の豪邸を訪れて事情を説明したところ、思いもかけなかった話を持ちかけられる。「僕の息子には今すぐナニーが必要だ。赤ん坊と一緒に面倒をみてくれ」子供を見捨てられないテイトは彼と同じ屋根の下で暮らすほかなく……。■人気急上昇中の作家ジョス・ウッドの新作をお届けします。姉が置き去りにした赤ちゃんを抱えて途方に暮れるテイトは、やむなくリンクの豪邸で暮らし始めますが、超セクシーな彼に魅了され……。本作は『なくした記憶と愛しい天使』の関連作になっています。
-
-かりそめの夫は億万長者のプレイボーイ。決して愛してはいけない人なのに……。 行動に愛が伴わない男性にさんざん傷つけられてきたキャットは、ひとりで生きていこうと決意し、高級レストランでの仕事に就いた。しかし案内係に昇進した今でも経済的には苦しく、唯一の親族であるおばの治療費の工面に頭を悩ませている。ある夜、店の上得意客ジョナスに借り物のドレスを台無しにされ、彼女は青ざめた。こんな高価なドレスの代金なんて払えない……。すると、CEOとして不動産デベロッパーを率いるジョナスが提案した。「僕の妻でいる間、ひと月ごとに50万ドル支払おう」3カ月以内に結婚しなければ会社の相続権を失ってしまうらしい。ベッドは共にしない純粋な契約結婚という条件で、彼女は同意したが……。 ■『なくした記憶と愛しい天使』でデビューしたジョス・ウッドは『独身富豪の天使を抱いて』で筆力を示し、ディザイアの期待の星となりました。待望の新作は、魅惑の億万長者のかりそめの花嫁となったヒロインの物語。貧しくとも凛とした彼女にご声援を!
-
-彼が欲しいのは、形だけの花嫁。愛されないと、最初からわかっていたのに。 「結婚しよう」ある日突然、オフィスでボスにそう言われて、モーリーンはあっけにとられた。黒い髪と巨万の富を持つ、冷たい青い瞳の大富豪、ザンダー。だが、プロポーズは愛ゆえではない。幼い娘を亡き妻の両親に奪われないよう、家庭環境を整えるため。彼の心はいまだに亡くなった奥さまのもの……。胸の痛みを抑えて、モーリーンは承諾した。でも、これで私の抱えている労働ビザの延長問題も解決する。少しの間、幸せな夫婦を演じて離婚するだけ。けれども、情熱の一夜を経て、彼への思いは深まるばかりで……。 ■RITA賞受賞歴を持つUSAトゥデイのベストセラー作家、キャサリン・マン。今作でも、彼女の得意とする、けなげなヒロインとゴージャスなヒーローが織りなす、都会的でセクシーなロマンスをお楽しみください。
-
4.0ずっとひとり寂しく生きてきた。恋は贅沢と、自分に固く禁じて。 トリッシュが大富豪ネイトの屋敷でナニーとして働くことになったのは、彼女だけが彼の姪である赤ん坊を泣きやませたからだった。破格の報酬とすてきな部屋、毎日出されるおいしいごちそうに、貧しい生活しか知らないトリッシュは驚くしかなかった。しかも、敏腕実業家として名高い億万長者のネイトは、世間の女性から理想的な結婚相手と騒がれるほどセクシーな男性だ。けれどいくら彼と同じ家で暮らし、同じ時間を過ごしても、私は1カ月後には出ていく臨時のナニーにすぎない。携帯電話も持っていなかった貧乏学生の私を、お金持ちの彼は哀れんだだけ。恋をするなんて間違っているわ……。■人気沸騰中、サラ・M・アンダーソンの2016年度のRITA賞受賞作! 彼女の持ち味であるドラマチックな展開はそのままに、恋を背を向けて生きてきたヒロインのせつなさも楽しめる1作です。
-
-いとしいおなかの子の父親は、裏切りを恐れ誰も愛さない億万長者。 砂漠の国バジュールの王宮で働くキラは、億万長者タレクを接待するうち自信とパワーにあふれた彼の魅力に屈し、一夜を共にしてしまう。だが、その代償は大きかった。タレクからの連絡はとだえ、やがて妊娠がわかったのだ。彼に話す? 一人で産み育てる?決心がつかず思い悩むキラ。そこへ突然現れたタレクに、キプロスへの出張にアシスタントとして同行してほしいと依頼される。もし彼に愛人扱いされたりしたら……。でも、おなかの子のために父親がどんな人物か知る必要がある。キラは不安を抱えながら、タレクと共にギリシアの島へと旅立った。■クリスティ・ゴールドの話題作『幻のシークと無垢な愛人』、『シークとの許されぬ結婚』、『シークと純真なナニー』の関連作をお贈りします。億万長者タレクの出自に隠された秘密にご注目を!
-
3.0彼にとって、すべては単なるゲーム。 厳格な家庭で育った会計士のコンスタンスは、ある日、財務調査のため訪れたカジノ王のオフィスでハンサムな魅惑のCEO、ジョン・フェアウェザーと出会う。黒い瞳をきらめかせて彼に微笑みかけられた瞬間、男性に免疫のないコンスタンスはどぎまぎするあまり、顔を赤らめた。こんなすてきな人が、冴えない私に魅力を振りまくのはなぜ?はじめは警戒した彼女だったが、ジョンの誠実な態度に心を許し、いつしか身も心も奪われていった。ところが、調査が終わりに近づいたとき、コンスタンスは不正会計の証拠を見つけてしまい……?! ■奥手なコンスタンスが出会った初めての恋。けれど、夢の日々の終わりには、残酷な現実が待ち受けていました。セクシーなだけでなく、優しく誠実だったはずのジョン――彼の真実の姿とは?
-
-一生に一度、情熱的な恋をしたい……。切なる願いは、砂塵のごとく散った。 砂漠の国に生まれ、厳格な父に従順な娘になるべく育てられたダニーは、父が選んだ年輩の見合い相手を見て絶望のどん底に落ちた。ふと脳裏によぎったのは、行きつけの古書店で声をかけてくれた知的でハンサムな実業家、クエーサー。彼からオアシスでのデートに誘われたのに、父や世間の目をはばかり、心とは裏腹に断ってしまったのだ。あんなにも心ときめく人には、もう会えないかもしれない。そう思い直したダニーは彼と出かけ、やがて熱い恋に身を投じた。だが、幸せをつかんだと思った矢先、非情な運命が彼女を襲う――なんと彼の兄は、土地を巡って父と争う年来の仇敵だったのだ! ■ジェニファー・ルイスのヒット作、D-1426『砂上の恋』、D-1603『ボスは誘惑禁止』の関連作をお贈りします。砂漠の国に生まれた美しき3兄弟の末弟クエーサー。みずからの魅力を熟知した傲慢なプレイボーイの彼に、身も心も捧げたダニーでしたが……?
-
5.0関係は1度きり。誰も愛さない。それが彼のルール。 ジュリアはセクシーな取引先のホテルオーナー、キャメロンの虜になり、別れたあとは2度と会わない約束で、夢のような甘い週末を過ごした。しかしその後、予想外の事態に陥る。どうしよう。まさか妊娠するなんて。ジュリアは彼にメールした。電話がほしい、と。だが、連絡はなかった。スイートルームの主寝室に入ったキャメロンは、驚いて足を止めた。ベッドの上にはピンクのランジェリー。いったい、どういうことだ……?やがてバスルームから現れたのは、かつて1度だけ関係を持ったジュリア。つまり彼女は、養母が非婚主義のぼくを心配して送り込んだ花嫁候補か!「君にまた会えて嬉しいよ」おずおずと微笑む彼女にキスをしたそのとき、赤ん坊の泣き声が聞こえて――?! ■2014年下半期ベストロマンス大賞8位に入賞したケイト・カーライルの、D-1659『秘書とハンサムな悪魔』に続く養子3兄弟の物語をお贈りします。結婚を頑なに拒む魅惑の大富豪は自分に息子がいると知って……? 続くブランドンの恋も、どうぞお読み逃しなく!
-
-めくるめく一夜、パンドラの箱は開いた。 サマンサは結婚してすぐ、年の離れた大富豪の夫を失い、婚外子を家族に迎えたがっていた亡夫のため、彼の息子かもしれないルイス・デュラックに会いにニューオリンズへ向かった。けれど、一日中歩き回ってようやく辿り着いた家の主は、不在。憔悴しきって街で倒れかけたとき、ハンサムなレストランのオーナーに優しく声をかけられ、はからずもサマンサは一夜の恋におちてしまう。夫を亡くしてまもないというのに、なんてことを……。眠る彼を残して真夜中にベッドを抜けだしたサマンサ。ところが、翌朝再びルイスの家を訪ね、衝撃を受ける。昨夜、情熱を分かち合った男性――彼こそがルイスだったのだ! ■D-1638『ボスとの秘密の関係』、D-1652『甘美な交換条件』に続く関連作です。出会ったばかりの男性にひと目で惹かれ、一夜限りの恋におちる。それだけでも罪深いのに、まさか彼が亡き夫の忘れ形見かもしれないなんて……。J・ルイスが描く傑作“禁断愛”!
-
-要求された一夜の情事――これは使命か、禁断の果実か。 ニューヨークの大企業に勤めるスザンナは、ある仕事のため異国へ飛んだ。社長の命で、彼の婚外子とおぼしき実業家に会い、血のつながりを証明するためにDNAを提供してもらうのだ。見ず知らずの相手にそんな依頼をするのは気が引けるが、余命幾ばくもない社長の頼みを断ることなどできない。当の実業家アマード・アルバレスの地所に到着したスザンナは、出迎えに現れた彼のあまりに魅力的な姿に、思わず息をのんだ。ああ、今からこの人の人生を180度変えてしまうかもしれないなんて……。彼女が意を決して用件を伝えると、アマードが驚くべき条件を口にした。「君が僕とひと晩、ベッドで過ごすなら」■大人気作家J・ルイスによる『ボスとの秘密の関係』(D-1638)の関連作をお贈りします。女性なら誰もが憧れる理想的でセクシーな誘惑シーンが楽しめるだけでなく、繊細に描かれる心情描写には思わず目頭が熱くなります。美しい珠玉作をぜひご堪能ください。
-
-これは秘密を守るためのキス。 彼を好きになってはだめ……。 ベラは、ハードキャッスル社の悪事を白日のもとにさらすため偽名を使ってそこで働き、ひそかに証拠集めをしている。ある日オフィスに、黒髪のモデル並みの容姿の男性が現れた。ドミニク・ディ・バリ――社長の婚外子で、後継者と噂される人物だ。彼に命じられ会社を案内したあと、ベラは警戒しつつも食事を共にした。別れ際、ドミニクは黒い瞳を輝かせ……ベラの唇を奪った。気をつけて。正体を知られたら一巻の終わりよ。ところがその夜、よりにもよって証拠書類のコピー中に彼が再び現れた。どうしよう? 慌てるベラにドミニクは言った。「何をしているんだ?」まるでベラを弄ぶかのように、黒い瞳を光らせて。■傲慢なヒーロー像とスリリングな展開で読者を虜にするジェニファー・ルイス。オフィスが舞台の本作では、ヒロインをからかうセクシーすぎるイタリア人ヒーローから目が離せません!
-
3.5グローリーは、職場の上司で王族のヴィンチェンツォと激しい恋に落ち、夢のような日々を過ごした。なのに、君はつかのまの愛人にすぎないと屈辱的な言葉を投げつけられ、彼の人生から蹴りだされてしまう。想いを断ち切れぬまま6年がたったとき、一通のメールが届いた。“君の家族の罪を告発する”――送信者はなんとヴィンチェンツォだった。動揺を抑え、ヴィンチェンツォを訪ねたグローリーに彼は冷たく言った。不正を働いた家族を投獄されたくなければ交換条件をのめ、と。「1年だけ、ぼくの妻として暮らすんだ」それはつまり、妃になれということ?■人気絶頂オリヴィア・ゲイツのミニシリーズ3部作〈愛を拒むプリンス〉がスタート! “人生の最大の幸福は結婚”との信条をもつ王に、結婚を命じられた愛を知らないプリンスたちは、幸せをつかむことができるのでしょうか?
-
2.5ホワイトハウスで広報を担当するカーラは、身を引き裂かれるような思いで恋人マックスと別れる決意をした――それは、妊娠に気づいたから。独身を謳歌するハンサムなテレビリポーターの彼は、結婚恐怖症のうえ大の子供嫌い。もし妊娠を知らせたら卒倒しかねない。だから絶対隠し通さなくては。そんな折り、大統領の隠し子発覚騒動が持ちあがり、調査を始めたカーラは行く先々でマックスと顔を合わせることになる。困るのは、そのたび彼がよりを戻そうと巧みに誘惑を仕掛けてくること。やがて妊娠を隠しきれなくなったカーラがしかたなく、お腹の子の父親は彼ではないと嘘をつくと……。
-
-ニューヨーク近郊の豪邸で家政婦として働くアニーは、ハンサムで紳士的な主、シンクレアにひそかに恋をしていた。屋根裏部屋で捜し物をしていたある日、豪華なドレスを見つけ、シンクレアに勧められるまま、それを身にまとうと、彼の目に欲望の炎がともった。「君がこれほど美しかったとは」アニーは生まれて初めて、めくるめく情熱を知った。けれどその直後、シンクレアのよそよそしい態度に気づいてアニーは落胆する――身分違いの恋が、実るはずはないのね。ところが、チャンスは思いがけない形でやってきた。シンクレアの花嫁候補の女性の代役で、急遽、アニーが舞踏会に出席することになったのだ!■斬新なプロットと、映画さながらの迫力ある描写で読者を魅了するジェニファー・ルイス。新3部作〈ドラモンド家の幸運の杯〉は、災いを消し去り幸運をもたらすという一族に伝わる伝説の杯を捜す大富豪3兄弟の恋物語です。
-
-巨万の富を持つ石油会社社長、エランの秘書として雇われたサラは、初出勤して早々、社長室に呼び出された。彫りが深く傲慢そうな顔。全身から放たれる危険なオーラ。エランの漆黒の瞳に見つめられた瞬間、サラの体を電流が駆け抜けた。ところが開口一番、彼はサラを解雇すると言い放った。「僕は多忙な男だ。愚かな女の子たちの妄想につき合っている暇はない」サラが彼に色仕掛けで迫ろうとしている――それが解雇の理由だった。なんて理不尽なの!? やっと母の借金を返すめどがついたと思ったのに。サラの必死の懇願に、エランはやがて言った。彼に身を投げ出すことなく、1カ月職務を全うしたら解雇は撤回すると。私は絶対のぼせあがったりしないわ。そう心に誓うサラだったが……?!
-
4.0きっと幸せになれると信じていたのに。ラニは母の故国ラヒリの王の求婚を受け、王妃となった。貧しい村娘に訪れた幸運を、周囲の誰もが羨んだが、冷酷な王がラニを愛する日はこなかった。ラニは孤独に耐え、王妃の役割を演じ続けた……。5年後、国王が急死し、葬儀のため王の弟アルン・ジャヒールが帰国した。ラヒリの法律に従い、世界的に有名なこの魅惑のプレイーボーイと、ラニは結婚することになる。アルン・ジャヒールに見つめられた瞬間、ラニの体を今まで感じたこともない熱い渇望が駆け巡った。■ジェニファー・ルイスのロイヤル3部作〈王宮のスキャンダル〉――3人のプリンスたちが波瀾を乗り越え、真実の愛をつかみとる情熱の物語です。
-
-仮面舞踏会に出席したジルは、仮面をつけたフィアンセを追って湖畔のコテージに駆け込んだ。なかに入るなり、無言で強く抱きすくめられ、気の遠くなるような熱い口づけを受ける。最近冷たかった彼の愛情を確認できたように思えて、ジルは胸を高鳴らせ、暗闇を利用して奔放に愛を交わした。その後ひとり自宅に戻ると、保安官代理が待ち受けていた。驚いたことに、先ほどフィアンセが他殺体で発見されたと告げ、さらにジルを疑ってアリバイまで要求してくる。それなら、わたしが愛を交わした人物はいったい誰なの?■謎が謎を呼ぶ本格派ミステリー登場! 北米では人気作家の地位を確立したB・J・ダニエルズの実力がいかんなく発揮されています。
-
3.0「どこかでお会いしましたか?」愛しい男性の心ない言葉を聞いた瞬間、ブライアニーは屈辱のあまり、彼の頬を平手打ちしていた。5カ月前、島を購入したいと訪れた会社社長のラファエルと彼女はまたたく間に恋におち、夢のような時を過ごした。だが、契約書を手に本社に戻ったはずの彼から、その後連絡はなかった。まさか、ラファエルは島を手に入れるために私を誘惑しただけ?妊娠に気づいた彼女は、必死に悪い想像を打ち消し、彼を待ち続けた。そして、やっと意を決して彼に会いに来たのに……。続くラファエルの告白に、ブライアニーは耳を疑った。「事故の後遺症で、君についての記憶をなくしたのかもしれない」■人気絶頂マヤ・バンクスが描くミニシリーズ4部作、〈誘惑された花嫁〉がスタート!魅惑の大富豪たちの恋とその代償は――?
-
-アンブリアの王妃の秘書を務めているケイラは、城内でマックス・アラジェンと再会したとき息をのんだ。30年近く前に城を追われた王家の6人兄妹のうち、最後まで行方不明だったプリンスが先日見つかったとは聞いていた。でも、まさかその人物がマックスだったなんて!2年ほど前のあの悲劇的な夜、一度だけ肌を重ねたあと、マックスはぷっつりと消息を絶っていたのだ。相変わらず彼は罪深いほどの魅力を放ち、破天荒な言動で周囲の人々をきりきり舞いさせている。ケイラはできるだけマックスと距離を置こうとするが、王妃から彼の教育係を命じられ、茫然とした。■『愛を忘れたプリンス』に続き、〈夢の国アンブリア〉の続編をお贈りします。いよいよ最終話となる本作では、これまでの主人公たちも登場し、物語に花を添えています。
-
3.0パーティ会場に現れた美貌の女性に、チェイスの目は釘付けになった。2カ月前、たちまち惹かれ、一夜をともにした忘れられない女性――彼女が悪名高き〈ワース産業〉経営者の愛娘、エマだったとは。パーティガールと噂の彼女にとってあの情熱の夜は、遊びにすぎなかったのだろうか?求め合う衝動に翻弄され、二人はふたたびベッドをともにする。翌朝、具合が悪そうなエマの様子にぴんときて、チェイスは薬局へ走った。案の定、妊娠検査薬の判定は“陽性”。エマが身ごもっているのはぼくの子なのか?チェイスはある考えのもと、さっそくエマにプロポーズするが……。■人気作家の競作でお贈りするミニシリーズ〈恋する億万長者〉。大富豪たちが織り成す華麗なる恋模様をお楽しみください。
-
-たった一度だけなら、甘い駆け引きに興じてみたい。エリート一家の中で一人浮いた存在のソフィは、家族に認められたいと思うあまり、みんなの使い走りになっていた。今回姉に頼まれたのは、大物実業家ロレンゾのオフィスの整理だ。ソフィはてきぱきと仕事をこなしたが、ひとつだけ困ったことがあった。ロレンゾは貧困層からのし上がった自由奔放な男性で、シャツも着ずに裏庭でバスケットボールに興じたり、裸でソファに寝転がったまま仕事をしたりするのだ。お堅いソフィがどぎまぎしているのを知って、彼は故意に肉体美を見せつけている気がする。ソフィは決心した。一度だけ、奔放になってみるのも悪くないかも。次の朝、彼女はいちばん上のボタンを開けて出勤した。■『キスを盗んだ億万長者』の関連作をお届けします。次第に大胆さを増していくお互いへの誘惑。その行き着く先は……。セクシーなボスと、かわいらしいヒロインのロマンスをお楽しみください。
-
-私立探偵のジョーは、夫キャムの命を脅かす脅迫状を受け取った。会社経営者であり発明家でもある夫を、何者かが狙っている。ジョーはキャムに危険が及ばぬよう、極秘に捜査を進めるが、倉庫街で一人の男を尾行中、胸を撃たれてしまう。「キャム、助けて……」ジョーは息絶える寸前、携帯電話越しに彼女を呼ぶキャムの叫びを聞いた。天国の入口で、いまは亡き元夫スキップのなつかしい声がした。「きみにはまだ、やるべきことが残っている」そうよ……わたしはキャムを助けなければいけない。スキップによって地上に戻されたとき、ジョーはまだ知らなかった。死してなお妻を愛する元夫も、幽霊の姿で追ってきたことを。■事件の解決を目指すジョーを守ろうとする夫と亡夫。夫婦と幽霊の奇妙な三角関係の行く末と、脅迫状の犯人は? 意外な結末まで目が離せません。
-
-偏屈な恋人と二年つき合ったあげくに振られた写真家のドミニクは、再び自由な自分を見つけて自信を取り戻すため、昔から憧れていた土地、ワイオミングへやってきた。カメラを携え、宿泊している牧場の敷地へ散歩に出かけたところ、太陽に照りつけられ、汗に光る男の背中を見つける。ドミニクは思わずシャッターを切り、そのセクシーさに息をのんだ。男は振り返ってドミニクの全身を眺めまわすと、にやりと笑った。「君も写真に撮りたくなるほどホットだよ」何かがドミニクの全身に音をたてて戻ってくる。男は続けた。「さて、ホットな二人としては、何をしようか?」■最高にセクシーで、熱いハートを持つチャンス三兄弟の登場です。ヴィッキー・L・トンプソンによる〈ラスト・チャンスへようこそ〉は、次男の獣医ニックとドミニクのロマンスで幕を開けます。3カ月連続で刊行いたしますので、どうぞご期待ください!
-
3.0突然、ニューヨークまで訪ねてきたジェイソンを前に、ローレンは思わず、ふくらみかけた腹部に手をやった。仕事仲間だったジェイソンとベッドをともにしたのは、四カ月前。既に彼は、転職してサンフランシスコへ行くことが決まっていたため、そのあとはお互い、別々の道を歩むはずだった。だから、妊娠が発覚してもジェイソンには連絡せずにいたのだが、どうやら友人の一人が彼に知らせてしまったらしい。「ぼくと婚約して、サンフランシスコに来てくれないか?」子供のためだけに結婚するなんて――ローレンが断ると、ジェイソンはある提案を持ちかけてきた。■今月より六カ月にわたってお届けする〈ラブ&ビジネス〉第一話です。サンフランシスコを拠点にした大手広告代理店〈マドックス・コミュニケーションズ〉。そこで働く社員たちの恋模様を描きます。洗練された街で生まれる、小粋なロマンスをお楽しみください。
-
-景観設計士のシーリアは、元恋人サリムが住む砂漠の国へと赴いた。まさかサリムから仕事を依頼されるとは、夢にも思わなかった。彼と出会ったのは、ともにアメリカの大学にいたころ。やがて愛し合い、身も心も捧げたシーリアに、彼は無情なほど一方的に別れを告げ、国へ帰っていったのだ。その後、四年前に偶然ビジネスの場で顔を合わせ、再燃した情熱に身を委ねたが、またもあっさり捨てられた。それでもシーリアがこの地を訪れたのには、ある理由があった。ずっと言えずにいた秘密を、サリムに明かさなくてはいけない。再会した一夜に子供を身ごもり、そして密かに産んだことを。
-
-ルーシーは、内気だけれど腕のいいシェフとして、高級スキーリゾートのロッジを切り盛りしていた。今日は男性ばかりのお金持ちのご一行が到着予定だが、名簿に一人、匿名の人物がいる。しかもボディガードつきだ。よほど高い地位にある人なのね……要求が高すぎなければいいけれど。一抹の不安を感じながらも、ルーシーはディナーの用意に勤しんだ。その夜。あろうことか、ルーシーは大失態を演じた。一人の客と目を合わせた瞬間、料理を床にぶちまけてしまったのだ!黒髪に浅黒い肌の男性が、王のごとき威厳をたたえた目で睨んでいる。ああ、彼が匿名の人物だ。わたしはきっとくびにされてしまう……。■なんとか汚名返上しようと必死のルーシーを見つめ、謎の客は何か別のことを考えているようです。熱くセクシーなロマンスで人気のスーザン・スティーヴンスが描く、砂漠のシンデレラストーリーです。
-
4.0やさしい男性と結ばれて幸せな家庭を築く。それが、かつてのペギー・ジョーの夢だった。だが現実は苛酷で、最近ではストーカーに悩まされる日々だ。そんな彼女のもとに、腕利きのボディガードがやってきた。甘い言葉、誘うような微笑み。ジャック・パーカーはまさに~女性を愛しては去る~プレイボーイの典型だ。そして、わたしが大嫌いなタイプ……。彼の熱いまなざしに、ペギー・ジョーの胸は千々に乱れた。わたしの心を奪わないで。むなしい夢など見させないで。「きみだって考えられなくなる。ぼくのベッドに入ってしまえば」自信満々のせりふを聞いた瞬間、全身がうずき、彼女は敗北を悟った。★究極のプレイボーイがヒロインの凍りついた心を溶かす日はくるのでしょうか?★
-
-「なぜ僕をそんなに嫌うんだ?」そう尋ねるジェシー・キングを、ベラは思い切りにらみつけた。ジェシーは三カ月前にモーガン・ビーチの町に越してきた実業家だ。ジェシーがやってきて、モーガン・ビーチは一変した。うらぶれたメインストリートの店は買収されて近代的に改装され、町は活気づき、住民はみな喜んでいる――ベラをのぞいて。ベラは“利益が第一”というジェシーの考え方が気に入らなかった。でもジェシーにつらく当たるいちばんの理由は、別にある。彼は本当に私のことを覚えていないのだろうか……。三年前の砂浜での一夜を思い返し、ベラは一人胸を痛めた。■昨年刊行してご好評をいただいたモーリーン・チャイルドの三部作〈キング家の花嫁〉の続編を三カ月連続でお届けします。プレイボーイと一夜を過ごし、翌日に捨てられたベラ。その彼が三年後、町に越してきて……。来月はジェシーの兄ジャスティスの登場です。
-
-「辞めさせていただきます」テッサはとうとう心を決め、ボスであるカスピア国王子セバスチャンに辞職の意を告げた。五年ものあいだ、セバスチャンにひそかに憧れながら、ニューヨーク支部の秘書として従順に務めてきた。雑用や彼のデート相手からの電話に応対するばかりでなく、そろそろ自分のために新しい人生を始めるときだ。セバスチャンは何かと理由をつけて引き止めようとしたが、テッサの熱意に負けたらしく、ついにこう言った。辞める前にカスピアへ同行し、会議の準備をしてほしい、と。美しい海の国には興味があったので、最後ならばとテッサは了承する。のちにその判断を後悔することになるとは思わずに。
-
-情報分析官としてCIAに勤めるグレイスは上層部に逆らったばかりに中東の無法地帯へ赴くことになった。そしてヘリで視察中に銃撃に遭い、とらわれてしまう。幽閉された洞窟で、瀕死のパイロットの介抱をしながら、彼女の脳裏をよぎるのは、唯一愛した男性ランドンの面影だった。一度きりでいい。死ぬ前にひと目ランドンに会いたい。あきらめたはずなのに、封印してきた恋心はつのるばかりだ。その夜、肩を揺さぶられて彼女が目を覚ますと、眼帯をつけた屈強な男がかたわらにいた。救出のため、軍に送りこまれてきた精鋭の兵士だろう。でも面影が……。まさか!?グレイスは息をのんだ。★リンダ・ハワードもその実力を絶賛するゲイル・ウィルソン。元CIAエージェントたちをホットに描いた人気ミニシリーズ『孤高の鷲』の最新作を先月から二カ月連続でお届けしています。★
-
-エムのTVプロデューサー生命は、危機に瀕していた。手がけた番組が立て続けに三本とも失敗。もうあとはない。それでもなんとか上司に泣きつき、エムは最後のチャンスを得た。だがそれは、彼女にとって最大の難関だった。料理番組の制作?鍋の空炊きしかできない、この私が?あとは主役……ジェイコブ・ヒル。人気急上昇の天才シェフを口説き落とせたら、番組の成功は約束されたも同然だけれど。偵察のため彼の店を訪れたエムは、あまりの衝撃で凍りついた。艶やかな黒髪に、底知れぬ黒い瞳。ミステリアスなシェフがまるで素材を吟味するかのように、彼女の全身に目を走らせていた。★2月刊『週末のファンタジー』、4月刊『摩天楼に抱かれて』、5月刊『マンハッタンの恋人』の関連作品をお届けします。ジェイコブの秘められた過去を知ったエムは?恋の行方は急展開!★
-
4.0両親亡きあと過保護な兄に大切に育てられ、アリシアは二十六歳まで、男性経験もなく過ごしてきた。そんなアリシアにもようやく、デートを重ねる相手が現れる。彼の名はリック・ジョーンズ。出会って間もないため詳しい素性はわからず、友人に聞いても誰も彼のことを知らないけれど、とてもハンサムで裕福で思いやりがある、最高の男性だ。純潔を捧げるなら、相手はリックしかいないわ――いつしかアリシアはそう夢見るようになった。リックがある嘘をついていることなど、もちろん知らずに。■〈華麗なる紳士たち:悩める富豪〉五話目の本作は、これまでヒーローたちと敵対してきたアレックスの妹、アリシアの登場です。来月お届けする最終話は、アレックスの物語。描くのは人気ベテラン作家のデイ・ラクレアです。ご期待ください!
-
5.0ストーカーと化した元恋人から逃げるため、アンナはラスベガス行きの飛行機を待っていた。そこでひょんなことから、コナー・スターンという男性と知り合う。機内でも隣の席になった二人はまたたく間に惹かれあい、幸せいっぱいのまま、ラスベガスのチャペルで電撃結婚した。だがハネムーンも最後の夜、アンナは偶然コナーの名刺を見てしまう。行方不明者の捜索を専門とする、総合警備会社の経営者……牧場主だと名乗っていたのに、なぜ?まさか彼は、元恋人に雇われた探偵なの?嘘をつかれたショックと恐怖に襲われ、アンナは逃げ出した。おなかにコナーの子がいるとわかったのは、ほどなくしてのことだった。■「きみに言えない言葉」の関連作です。兄に頼まれ、幼い頃から行方不明となっているある女性を捜していたコナー。ようやく見つけたところたちまち恋に落ち、勢いこんで結婚したのですが……。切ない恋をご堪能ください。
-
-国王が急逝した環太平洋の小島ラヒリ王国。しきたりでは残された王妃ラニは、王の弟と結婚しなくてはならない。国王との結婚でさえ自分の意志を踏みにじられたものだったのに今度はその弟となんて…。義弟アルンはハリウッドで映画監督をしていてゴシップ誌をにぎわす世界的プレイボーイだ。急遽帰国した彼も乗り気でなく、冷たく罵られる。しかし、戯れにされた強引なキスはラニの身体を熱帯の暑さにも似た欲望で貫く。彼に言えない秘密をもったまま縁談は進み…!?※この作品はオリジナル版に着色したものとなります。
-
-テッサは秘書。マンハッタンの高級アパートメント<パークアベニュー>に住む本物の王子セバスチャンに、もう5年も仕えてきた。いつしか彼に恋するようになったけれど、身分違いの不毛な恋はもうやめなくちゃ! そう決心して辞表を提出したのに、王子は辞める前のひと仕事として母国カスピアに同行し、会議の準備をしてほしいと言う。美しい海の国カスピアに興味があり、テッサは最後ならばと了承するが、まさかそれが波乱の幕開けになるとは思いもしなかった…!※この作品はオリジナル版に着色したものとなります。
-
-【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!アメリカ育ちのダニーは、若すぎる結婚に失敗し、故郷である砂漠の国オマーンで厳格な父のもと籠の鳥のような暮らしを余儀なくされていた。唯一の楽しみは、こっそりと古書店に出かけることだった。ある日、そこで息をのむほど美しい実業家のクエーサーと知りあった。やさしく、時に強引な彼の魅力にときめきを覚え逢瀬を重ねるが、彼の一族が長年の宿敵だったと知り絶望する。絶対的な存在の父を裏切ることはできない。ふたりが結ばれる未来は閉ざされて…!?
-
-年の離れた亡き夫の願いをかなえるためにニューオーリンズを訪れたサマンサ。そこで知りあったレストランのオーナー、ルイスに強く惹かれ、一夜の関係を結んでしまう。夫を亡くしたばかりなのに私はなんてことを…。しかも、その相手ルイスこそ彼女の捜していた、亡き夫の婚外子だったのだ! 義理とはいえ親子で関係を持ってしまうなんて。愛と理性の間でサマンサは煩悶する。ニューヨークに戻った彼女を待っていたのはスキャンダルに飢えた人々と、愛の疑惑…!?
-
-大企業に勤めるスザンナは、社長の命を受け彼の婚外子だというアマードに会いに行くことになった。親子関係の証明にDNAを提供してもらうためだ。余命幾ばくもない社長の頼みを断ることなどできない。出迎えに現れたアマードのあまりに魅力的な姿に、彼女は思わず息をのんだ。ああ、今からこの人の人生を180度変えてしまうかもしれないなんて。彼女が意を決して用件を伝えると、アマードが驚くべき条件を口にした。「君が僕とひと晩、ベッドで過ごすなら…」
-
4.3アメリカ一の大富豪ハードキャッスル氏が莫大な財産を譲る後継者を探している。そう連絡を受けたのはドミニク・ディ・バリ。幼い彼と母を追い出した父からなんて何も受け取りたくはない。ずっと復讐を願っていたはずだが、父の余命が3か月と聞いて戸惑う自分に気がつく。会社を見てまわるドミニクは、ベラという研究員と出会い、どうしようもなく気になりデートに誘う。ベラは心臓が破裂しそうだった。実は彼女も復讐のため、偽名を使って会社に忍びこんでいたのだ!
-
3.4真面目で厳格な会計士コンスタンスは財務調査のため、黒い噂の絶えないカジノを訪れた。私に見抜けない不正はないわ。そう思っていた彼女にカジノのCEOジョン・フェアウェザーは人のいい笑顔を向け「君は可愛いよ」と唇を奪ってきた! 私に魅力を感じる男性なんているわけないのに…その気にさせられるか試しているの!? 戸惑いながらもジョンの奔放な振る舞いに翻弄され次第に彼に惹かれていくコンスタンス。調査対象者と恋をすればすべてを失うとわかっていながら…。
-
-【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!世界有数の石油会社に就職が決まり、未来を夢みるサラ。ところがCEOでサラのボスにあたる男性が別室で、秘書は年配の女性のはずだと怒鳴る声が聞こえる。すべての若い女性は自分を誘惑すると思っているらしい。なんて自信過剰で傲慢なの? しかし面会したサラは驚愕した。エキゾチックな美しさに逞しい肉体を持つ彼は、まさにミスター・パーフェクトだった。惑わされずに仕事に専念すると誓ったサラだが、気持ちは揺らいでしまう。この恋は絶対に秘密だわ…。
-
-「どこかで会いましたか?」愛しい男性の心ない言葉――ブライアニーは屈辱のあまり彼の頬を打っていた。5カ月前、彼女は島を購入したいと訪れたリゾート開発会社社長、ラファエル・デ・ルカと恋に落ち、濃密な時を過ごした。だが契約書を手に本社に戻った彼から、その後連絡がない。まさか、ラファエルは島を手に入れるためだけに私を誘惑したの?妊娠に気づいた彼女は必死に悪い予感を打ち消し、彼を待った。そして、ついに意を決して彼に会いに来たのだが……。続くラファエルの告白に、ブライアニーは言葉を失った。「事故の後遺症で、君についての記憶をなくしたのかもしれない」 ■運命を感じ情熱的に愛し合った男性の子を妊娠したのに、彼と連絡が取れない……女性なら誰だって絶望のどん底に突き落とされてしまいますよね。しかも彼は記憶喪失で……。ホットなロマンスで大人気、M・バンクスの4部作〈誘惑された花嫁〉をお贈りします。 *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-アメリカ育ちのダニーは、若すぎる結婚に失敗し、故郷である砂漠の国オマーンで厳格な父のもと籠の鳥のような暮らしを余儀なくされていた。唯一の楽しみは、こっそりと古書店に出かけることだった。ある日、そこで息をのむほど美しい実業家のクエーサーと知りあった。やさしく、時に強引な彼の魅力にときめきを覚え逢瀬を重ねるが、彼の一族が長年の宿敵だったと知り絶望する。絶対的な存在の父を裏切ることはできない。ふたりが結ばれる未来は閉ざされて…!?
-
-新聞記者ジャスミンは、ダンフォース家の特だね記事を書こうと、彼らの友人ウェズリーの出したごみをあさっていた。ところがウェズリーに見つかり、大事なロケットを落としたのにも気づかず、あわてて逃げ出した。拾ったロケットを手がかりにジャスミンの素性を知り、ウェズリーは激怒した。家族同然のダンフォース家の周りを嗅ぎ回るなんて許せない。なんとかして阻止しなくては。そのとき、ウェズリーの頭に名案が浮かんだ。
-
4.0アリシアは26歳になってもバージンなことに焦っていた。原因は、両親を亡くしてから親代わりになって育ててくれた過保護な兄の存在。なんとしても、兄が納得する完璧な男性を見つけなくてはいけない。そんなアリシアの前に、ついに運命の王子様リック・ジョーンズが現れた! ハンサムで裕福で、何より思いやりがあるリックは、純潔を捧げるにはこの上なくふさわしい相手。すっかりリックに夢中になってしまったアリシア。彼がある嘘をついていることも知らずに…。
-
4.0世界有数の石油会社に就職が決まり、未来を夢みるサラ。ところがCEOでサラのボスにあたる男性が別室で、秘書は年配の女性のはずだと怒鳴る声が聞こえる。すべての若い女性は自分を誘惑すると思っているらしい。なんて自信過剰で傲慢なの? しかし面会したサラは驚愕した。エキゾチックな美しさに逞しい肉体を持つ彼は、まさにミスター・パーフェクトだった。惑わされずに仕事に専念すると誓ったサラだが、気持ちは揺らいでしまう。この恋は絶対に秘密だわ…。
-
4.5いつだって私は壁の花。私なんかに白馬の王子様は用がないの。地味で冴えない令嬢ブレーは、仕方なく出席したパーティーでひとり物思いにふけっていた。そこに、父親が男性をつれて来る。ギャビン・スペンサー。大手広告会社の稼ぎ頭で、溌剌とした男性だ。なんてハンサムなの! 息をのむほど魅力的な彼からダンスを申し込まれ、戸惑うブレー。でも素敵なギャビンと夢のような時間を過ごし、ブレーは自分の心が浮き立つのを感じていた。彼の思惑は知らぬまま…。
-
-罪なほど甘美なキスを交わした夜。あの瞬間に二人の運命は始まった。■時計の針が午前零時ちょうどを指したとき、新年を迎えるパーティーの会場で、助産師のジョアンナは見知らぬ男性にキスされた。彼の神秘的な魅力の虜になり、知らず知らずのうちに、彼女は大胆に応えていた。しかし耳元で新年の挨拶をささやかれたとたん、はっと我に返り、自分の犯した過ちに気づいてその場を逃げ出した。数日後、仕事で病院を訪れたジョアンナは、予期せぬ再会に息をのんだ。あの夜の謎めいた男性が診療衣に身を包み、何食わぬ顔で彼女の前に立っていたのだ!
-
3.0父の突然の訃報と軽蔑のまなざし――それが彼との冷戦のはじまりだった。■彼が戸口に立って名乗った瞬間、アナの興奮は一気に頂点に達した。ギャレット・ホールデンといえば、一代で巨万の富を築いた億万長者ということを知らない者はいない。アナは、この血のつながらない兄のことを父ロビンからよく聞いていて、いつか会いたいと思っていた。会えた喜びも束の間、彼の口からこぼれ落ちたのは、ロビンが死んだという知らせだった。しかも葬儀はすでに終わっていた。あまりの衝撃と悲しみに呆然自失している彼女に、義兄は軽蔑の念を込めた視線を向け、言い放った。「ロビンの次は僕をたらし込むつもりか?」アナは悟った――自分が老人の財産を狙った悪女だと思われていることを。
-
5.0仕事で砂漠の国を訪れた景観設計師のシーリアを待っていたのは、かつての恋人シーク・サリム。まさか4年前に突然別れを告げられた彼からの依頼だったなんて…。戸惑うシーリアだったが、サリムの圧倒的な熱にとらわれ、仕事を引き受ける。ふたりは砂漠に埋もれた古代都市(ロストシティ)をリゾート地にする事業を進めるが、以前と変わらぬサリムの魅力にシーリアは苦しんだ。さらに彼女はまだ告げていないことがあった。秘かに産んだ彼との子供の存在を。
-
4.2【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】「僕は君の息子の父親だ」ステラが赤ん坊のニッキーと暮らす家にすごい迫力のハンサムな男性が現れて、信じがたい事実を告げる。彼はステラが精子バンクを利用して出産した子のドナーだというのだ。さらに驚くことにモンマジョール王国のヴァスコ国王だと名乗る。つまり、ニッキーが王位継承者ということ!? 驚いて彼を追い出した翌日、ステラは突然職場を解雇されてしまう。途方に暮れているところにヴァスコが現れて1か月、王国に来て仕事をしないかと誘われ…!?
-
4.6【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】NYで活躍する若き実業家ジェイクは故国ルテニアに呼び戻され、国王に即位することになった。秘書アンディをともない、国を立てなおして3年、閣僚たちに“来月の独立記念日までの結婚”を求められる。有力者の令嬢のなかから未来の王妃を選ぶ憂鬱なパーティーの夜、秘書アンディがなんと事故で記憶喪失に! 優秀だが堅物の彼女がまるで別人のように無邪気でかわいらしい女性になる。ふたりきりでいるところを記者に撮られ、思わず彼は言った。「彼女が僕の花嫁だ」
-
4.3国王が急逝した環太平洋の小島ラヒリ王国。しきたりでは残された王妃ラニは、王の弟と結婚しなくてはならない。国王との結婚でさえ自分の意志を踏みにじられたものだったのに今度はその弟となんて…。義弟アルンはハリウッドで映画監督をしていてゴシップ誌をにぎわす世界的プレイボーイだ。急遽帰国した彼も乗り気でなく、冷たく罵られる。しかし、戯れにされた強引なキスはラニの身体を熱帯の暑さにも似た欲望で貫く。彼に言えない秘密をもったまま縁談は進み…!?
-
3.0どんなに才能あふれる男性であっても、ボスに惚れたことはない。それが有能な秘書セリー・ランキンの誇りだった。だが最近、その自負は揺らぎ始めている。二カ月前にビクトリア朝様式の古いアパートメントに越してから、ずっと不思議な夢を見るのだ――新しいボス、ニックの夢を。昼間のクールな彼とは違い、夢の中のニックは甘く優しい。セリーは思わず惹かれながらも、自分に言い聞かせた。これはただの夢よ。ボスを好きになんてなるはずがない。しかしそんなセリーの心情をよそに、夢の中の出来事が実際に起こり始め……。
-
4.0テッサは秘書。マンハッタンの高級アパートメント<パークアベニュー>に住む本物の王子セバスチャンに、もう5年も仕えてきた。いつしか彼に恋するようになったけれど、身分違いの不毛な恋はもうやめなくちゃ!そう決心して辞表を提出したのに、王子は辞める前のひと仕事として母国カスピアに同行し、会議の準備をしてほしいと言う。美しい海の国カスピアに興味があり、テッサは最後ならばと了承するが、まさかそれが波乱の幕開けになるとは思いもしなかった…!
-
4.0友人の出産祝いで産婦人科医院を訪れたジャックは、そこで思いがけず、かつての恋人ニーナと鉢合わせした。8カ月前、ジャックの子供嫌いが原因で二人は諍いになり、口論の末、ニーナは彼のもとを去っていったのだ。忘れられずにいた最愛の人を前にしてジャックは呆然とするが、一方のニーナは何も言わず、怯えた様子で彼の脇を過ぎていく。なぜニーナがこんな場所に? しかも、入院患者の服を着て。まさか……ある可能性が頭をよぎり、彼はニーナを追いかけた。一度は失ってしまった大切なものを、その手に取り戻すため。
-
-★水辺の隠れ家で重ねた二人きりの時間。それは甘美なまでの夢? それとも……。★アケイラはFBI捜査官。偶然訪れたホテルで、喉をかき切られて殺されている女性を発見した。現場となった部屋に入ろうとしたとき、背後に男の気配を感じる。この部屋に泊まっていた男、クロード・ラフィットに違いない。アケイラは容疑者を確保しようと銃を構えて振り返った。ところが、逆に人質にとられて男の逃亡を許してしまうことに!今、アケイラは車のトランクの中で、激しい揺れに耐えていた。押しこめられたときには、思いがけない男の優しさにとまどった。その触れ方はアケイラに忘れたはずの情熱を思い出させた。ああ、彼はいったい、私をどうするつもりなの?
-
-アンジェリカは早くに両親を亡くし、懸命に弟を育ててきた。その唯一の家族まで失った彼女に泣く肩を貸したのは、弟の会社の重役、ライリー・フォーチュンだった。ある夜、彼女は慰められるままに彼とベッドをともにしてしまう。翌朝目覚めると、ライリーは跡形もなく消え去っていた――彼女のおなかに命を残して。ところが三カ月後、それまで連絡一つよこさなかった彼が、アンジェリカの仕事場へ突然やってきて、驚くべき申し出をした。「僕たちは結婚しなければならない。できるだけ早く」★
-
3.06年前に最愛の夫と娘を事故で失って以来、メアリーは運命を呪い、まるで抜け殻のように生きてきた。そんなある日、ふと立ち寄ったアンティークショップで彼女は不思議と心ひかれるブルートパーズの指輪に出合う。何かに導かれるようにして指にはめると、突然世界が回りだし、意識が急速に遠のいていった……。気がつくと目の前には、事故に遭う直前の家族の姿があった。夢でも現実でもかまわない――夫と娘を救わなければ。わが身の危険も顧みず、とっさにメアリーは駆けだした。
-
-インテリア・デザイナーのリズは大きな危機に直面していた。仕事が軌道に乗り始めた矢先に大きなトラブルに見舞われ、早急に夫となる男性を探さなければならなくなったのだ。しかし、仕事一途で生きてきたリズに親しい男性などいない。途方に暮れるリズに、意外な人物が助けの手を差し伸べた。クエンティン・ホイッタカー。親友の兄で、大企業の経営最高責任者でもある彼は、リズが長年片思いしている相手だった。思わず胸をときめかせる彼女に、クエンティンは冷たく告げた。お互いの利益のために取り引きをしよう、と。■“億万長者との恋物語”――リッチで傲慢なヒーローの華やかな輝きと、隠れた素顔の魅力を描いた、ゴージャスな恋物語です。
-
4.0酒癖の悪い父が亡くなり、牧場主サムに引き取られてからも、リオは父の噂を十字架のように背負い、人々に蔑まれて成長した。今、唯一の理解者だったサムが心臓を患い、死を目前にしている。サムの息子ケインが牧場を継げば、わたしは追い出されるだろう。ケインもまた、いつもわたしを厄介者のように扱い、身寄りのない哀れな女だと言わんばかりの態度をとるのだ――わたしがひそかに彼を愛していることに気づきもせず。だがある夏の晩、ケインは突然リオを抱きすくめ、唇を奪った。激しい情熱、そして不可解な怒りと軽蔑を瞳に宿して。
-
-夢ならどうか、覚めないで…。 6年前に最愛の夫と娘を事故で失って以来、メアリーは運命を呪い、まるで抜け殻のように生きてきた。そんなある日、ふと立ち寄ったアンティークショップで不思議と心ひかれるブルートパーズの指輪に出合う。何かに導かれるようにして指にはめると、突然世界が回りだし、意識が急速に遠のいていった……。気がつくと目の前には、事故に遭う直前の家族の姿があった。夢でも現実でもかまわない――夫と娘を救わなければ。わが身の危険も顧みず、とっさにメアリーは駆けだした。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
5.0友人の出産祝いで産婦人科医院を訪れたジャックは、そこで思いがけず、かつての恋人ニーナと鉢合わせした。8カ月前、ジャックの子供嫌いが原因で二人は諍いになり、口論の末、ニーナは彼のもとを去っていったのだ。ニーナは何も言わず、怯えた様子で彼の脇を過ぎていく。なぜニーナがこんな場所に? しかも、入院患者の服を着て。まさか――ある可能性が頭をよぎり、彼はニーナを追いかけた。思ったとおり、彼女はその病院で彼の子を産んだばかりだった!だが、よりを戻そうと持ちかけた彼を、ニーナは拒絶して……。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-スカートを脱がせる。 淫らなTバックがあらわになる。 ぼくは人差し指を下へずらし…。 アムステルダムへ向かう列車で、セクシーなブロンドの青年が向かいに座った。 彼――チャドとの会話は弾んだが、何事もなく駅で別れた。当然だった。私には夫がいる。 翌朝、散歩中に財布をすられたことに気づいてホテルに戻ろうとしたとき、私の財布を手にチャドが現れた。 いたずらのお詫びにコーヒーをおごると誘われ、カフェに入った。 「あの……」彼は照れくさそうに言った。「すごく惹かれてるんだ。モーガン、もっとあなたが見たい。意味わかるよね」 夫を裏切る気はなかった。「話をするだけなら問題ないわ」 「それなら、もしも一緒にあなたの部屋に行ったら、僕があなたをどんなふうにファックするか、詳しく話してもいい?」 心臓が早鐘を打ちはじめた。肉体的な関係には進まないのだ。あと数分くらい……。「いいわよ、チャド」 「僕はあなたを壁に押しつけ、両手で顔をはさむ。それから舌であなたの唇を開き、じっくりとキスをする」 私は彼の目を見た。欲望の波が体の奥深くからこみ上げてくる。 「あなたの喉に歯を立てたいと言ったら?」低く甘い囁きに、私は催眠術にかかったようになって……。
-
-「ローブを脱げ。早く」 手錠をかけられ、顔をベッドに押しつけられて…。 ある晩、クラブへ出かけたシャーロットは、泥酔して意識を失い、床で眠りこんでしまった。 目を覚ましたとき、目の前にはハンサムという言葉では表せない、セクシーなオーラを放つ男性の姿が。 クラブのオーナー、キングズリー・エッジだった。 「おれの家に来ないか? 朝食とシャワーの用意がある。それから……商談について話したい」 迷った末、ついていった彼女にもちかけられた“商談”―― それは、女性を力ずくで奪うことに快楽を見出す、さる裕福な顧客と主従契約を結ぶこと。 彼は変態プレイを好む顧客たちにぴったりの相手を仲介しているのだという。 「変態プレイの経験なんてあるわけないでしょう!」 キングズリーは彼女を頭から爪先まで眺め、危険な笑みをひらめかせて言った。 調教は1カ月間。彼自身が行うと。 「君が知る必要のあることは、すべておれが教える。立ちなさい」 命じられて無意識に立ち上がった次の瞬間、彼はベッドサイドテーブルの引き出しから、手錠を取り出し――
-
-「奥さん、オナニーしてるってこと?」 「熱にうかされてる。自分じゃどうしようもない」 ヘイルが仕事でひと月近くも留守にして家に戻ると、妻が熱を出して眠っていた。 驚いたことに、彼女は眠ったままヘイルの名をつぶやきながら、毛布の下で自分の体を愛撫しはじめた。 妻が親指で自らの胸にそっと力を加えるのを見つめるうち、ヘイルの口が乾いてきた。 顎が上がり、ネグリジェのひだ飾りの上に、なめらかな首があらわになる。 妻が体の中央で、手の届くかぎり下のほうへ手を伸ばす。 上掛けの下で指がひくひくと動くのがわかった。 ヘイルの全身の血が騒ぎだす。妻は欲情しているのだ。 「ヘイル」彼女の動きのリズムが乱れ、呼吸も乱れた。 妻はおれの夢を見ている。おれを求めている。 ヘイルは座り直した――急な鬱血で太さと長さを増したもののために余地を作り……。
-
-「下着をおろし、脚を開きなさい。 四つん這いになるんだ」 冷夏のせいで花売りの仕事を失い、17歳のエマはリグズ家でメイドに雇われた。 外出と帰宅、食事を出すときにお見かけする旦那様は、深いブルーの瞳のハンサムな方だった。 ある日の午後、書斎の床をはいていたとき、旦那様が入ってきた。 「こんにちは、旦那様」わたしは挨拶し、仕事を続けた。 「やあ……エマ……」旦那様は心ここにあらずといった様子で、カーテンを閉めるよう言いつけた。 そして言った。「下着を下ろして、脚を開きなさい」 エマは耳を疑った。けれど……旦那様の言いつけは絶対だ。 「きみの秘部はさぞ美しいだろう」旦那様が穏やかな声で言う。 一方の手を太腿に這わせ、もう一方で股間を愛撫する。 やがて旦那様の指が、うずく割れ目の上に移って、ぬるぬるに濡れたひだのあいだに差しこまれ……。 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『旦那様の歪んだ溺愛~メイドは甘い愛撫に翻弄される~』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
-
-「今、ぼくにフェラチオしたくてたまらないでしょう?」 キャリアウーマンのデルタは、仕事と他人のために尽くすことで欲望を昇華しているが、 ときには盛りのついた中年女の本能むきだしで、出会い系サイトで不毛な男漁りをする。 だがその日、待ち合わせの喫茶店に現れたコナーは、夢に出てきてほしいと願うようなハンサムな大学院生だった。 「あなたみたいにセクシーな人……初めて会いました」 彼がテーブルの下でデルタのスカートの中にてのひらを押しつけ、じわじわと股間に近づけてくる――卑猥な言葉とともに。 デルタはとめどなく湧き上がる渇望を感じて、彼にむしゃぶりつきたくなった。 二人はタクシーを拾い、コナーのアパートメントへ。 来客をもてなそうとキッチンに向かいかけた彼を、デルタが引き留める。 「飲み物はいらないわ。いるのはあなただけ」 ツイードのズボンのファスナーを下ろし、彼のものを両手でなでさすると、喉の奥へ深々と受け入れ……。
-
-会議室に響くのは、バイブレーターの振動と喘ぎ声、 そして重役たちがごくりと唾をのむ音だけ。 ザーラは社内でプレゼンがうまいと評判だった。 堅物のお偉方を前にしたら誰だって萎縮しそうなものだけど、ザーラは違う。 プレゼン30分前になると、ザーラは社屋の4階にある誰も使わない化粧室に入り、鍵をかける。 大きな鏡に映る自身の目をまっすぐに見つめながら、ブラウスのボタンを外していく。 オカズは会議室のCEOや取引先の男たち。 バイブをあてがい、卑猥なショーを披露するザーラを、 彼らは股間をぱんぱんに膨らませながら見ている――そんな妄想の中で彼女は達する。 オーガズムという強力なドーピングは、プレゼンを成功させるための秘密の儀式だった。 頬の火照りや、にじみ出る“満たされオーラ”が消えないうちに会議室に行かなきゃ―― ところがザーラは、化粧室を飛び出したところで見も知らぬ男性とぶつかってしまう。 まさかこの人、ずっとここにいたの……? わたしの声を、聞いていた……?
-
-「きみのような肉付きのいい尻が好きだ。 ぴしゃりと叩ける立派な尻が」 私のいとこは、おしとやかで優しくて美人。 いつも挑発的なドレスを着ている私とは全然タイプが違う。でも私たちは仲良しだった。 彼女は郊外に邸宅を構える若き大富豪と結婚したのだけど、この夫が少々問題で、 訪ねてきた私を、ぶしつけなまでにあからさまな目で見つめてきたり、 めざとく私をキッチンまで追ってきて、コーナーに追いつめて身体に触れ、 私としたいというとんでもないプレイについて卑猥に囁いてきたりする。 「おまえとディープでハードなア〇ルがしたいんだ。妻は物足りない」 これには私もカチンときた。いとこの悪口を言って、私と不貞を働きたいだなんて。 そのとき私は、いつかいとこが恥ずかしげに打ち明けた、夫に言えない願望を思い出した。 ふーん……。ここは私がひと肌脱いで、2人の願望を同時に叶えてあげようかしら。
-
-彼の指がヒップの柔らかな肉に食い込み、 私は猛烈に突かれながらカウチにしがみついた。 裕福な夫は事故で全身麻痺となり、勃たなくなった。 それにより若妻の“夫婦生活”は一変した。 夫は毎週のようにどこからか若い男を見つけてきて、妻にあてがうようになった。 見目麗しくたくましい肉体を持ち、妻が求めるだけ応じられるスタミナの持ち主を。 夫が彼らにいくら払っているのかは知らない。 彼らと名前を交換することも、次に会う約束をすることも決してない。 妻はいつもの部屋に彼らを迎え、鏡張りの部屋で汗と吐息と愛液にまみれる。 鏡の向こうでは、動けない夫が、情事に乱れる妻を一心不乱に見つめている。 その日、愛人No.17との行為が終わったとき、いつもと何かが違った。 鏡の向こうの夫にこの気持ちを気取られるわけにはいかないけれど、 彼だけは、このまま行かせたくない……。妻は初めて「もう一度、して」とねだった。